歯みがきアドバイス

むし歯や歯周病の最大の原因は、”歯垢（プラーク）”で、
食べものや飲みものに含まれる糖分を栄養にして生産・増殖する細菌の塊です。
ネバネバした物質で、口をゆすいでも取れません。
そのため、歯みがきをすることが大切です。 毎日のお手入れ方法を見直してみませんか？

余計な力が入らず、細かく動かすことができます。
手に力が入らない方は、握りこむように持ちましょう。

図のように、歯に合わせて歯ブラシの向きを変えましょう。

毛先が広がらず、軽くしなる程度を目安に動かしましょう。

歯１～２本分（５～10mm程度）を10往復程度こするように動かします。

歯垢（プラーク）は歯と歯の間にも溜まりますが、
歯ブラシだけで落とせるのは全体の約６割程度と言われています。
自分の歯の状態に合った歯間ブラシやデンタルフロスを使いましょう。

自分ではみがいているつもりでも、意外とみがき残しはあるものです。
洗面所の鏡だと見えにくい場合は手鏡を用意しましょう。

歯ブラシを長く使っていると毛先が開いて清掃効率が落ちてしまいます。
また、毛先が開いていなくても使っていくうちに雑菌が繁殖しやすくなります。
１か月に１度、あるいは毛先を後ろ側から見て開いていたら交換しましょう。
※１～２週間で毛先が開いてしまう場合は、毛先が柔らかいものを使っていたり、
　みがく力が強い可能性があります。
　歯ブラシのかたさやみがく強さを見直しましょう。

歯みがきは、実は意外と難しいもの。
歯垢（プラーク）が残ったままの状態では、むし歯や歯周病が進んでしまう場合や、
唾液中の血液やカルシウムと結合して歯石になる場合があります。
毎日の歯みがきと併せて、歯科医院で定期的にチェックを受けましょう。