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健康トリビア「歯科・口腔保健の間」

歯科・口腔保健に関する健康トリビアです。「トリビア(trivia)」とは「雑学的な事柄や知識、豆知識」です。こちらに掲載されている情報は、厚生労働省などの公的機関の情報を参考に、保土ケ谷福祉保健センター専門職が監修しています。

最終更新日 2020年9月30日

歯科・口腔保健に関するトリビアはこちらです

1 歯周病の事がギネスブックに載っているってホント?

ギネスブックをイメージしたイラストです

本当です。
2001年のギネスブックに、「世界で最も患者の多い病気は歯周病である。地球上を見渡してもこの病気に冒されていない人間は数えるほどしかいない。」と掲載されました。でも、歯周病は予防が出来る病気でもあります。歯周病の初期はほとんど症状が現われないので、若いうちからの定期的な歯科受診が重要です。

2 歯ブラシだけで磨いても、歯面の6割程度しか磨けないってほんと?

デンタルフロスの例

本当です。
歯垢を落とすためには、歯ブラシの毛先を歯の面に直角に当てて、細かく動かし、掻き落すことが必要です。しかし、歯と歯の間の面に歯ブラシの毛先を直角に当てることは出来ないので、デンタルフロス、歯間ブラシなどの補助用具を使うことが必要です。歯のすべての面の歯垢を落とすことを目指しましょう!

3 歯垢1g中には、100,000,000,000(1千億)個の細菌が繁殖しているってホント?!

虫歯菌

本当です。
歯垢はお口の中のむし歯菌が砂糖を利用して作った多糖体が歯の面に付着し、その中で細菌が繁殖して作られます。歯垢の中の細菌は、時間とともに繁殖し、酸で歯を溶かしたり、毒素を出したり、むし歯、歯周病の原因になりますし、水で溶けないので、うがいで落とすことは出来ません。口の中の病気の予防のためには、歯垢を作らせない砂糖接種のコントロールと、付いてしまった歯垢を掻き落す効果的なブラッシングが重要です。

4 口の中には700種類も細菌が住みついているってホント?

虫歯菌のイメージ

本当です。
お口の中には口腔内常在菌と言って、大人の場合で400~700種類もの細菌が住み着いていて、食べたり飲んだりすると繁殖し、きちんと歯磨きが出来ると数を減らすことが出来ますが、0にすることは出来ません。むし歯や歯周病もそれらの細菌が原因で起こります。いつも歯磨きで菌の少ない状態を維持することが、口の中の病気の予防に重要です。

5 歯ブラシは毎月交換した方がいいってホント?

本当です。
歯垢は歯ブラシの毛先で掻き落す必要があります。毛が開いた歯ブラシは毛先が使えなくなり、歯垢を落とす力が低下しますから早めに交換し、すぐ毛が開いてしまう場合は、歯みがきの力が強すぎる可能性がありますから力加減も調整してください。毛が開かなくても、毎日使うものなので先端が摩耗していきます。おおむね1か月くらいで交換しましょう。

ぜひ、こちらもご覧ください。

このページへのお問合せ

保土ケ谷区福祉保健課健康づくり係

電話:045‐334‐6344

電話:045‐334‐6344

ファクス:045‐333-6309

メールアドレス:ho-kenkou@city.yokohama.jp

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