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生ごみを手軽にリサイクル 土壌混合法

最終更新日 2018年11月12日

土壌混合法とは

生ごみと土を混ぜ、生ごみを土の中の微生物の力で分解し、土を栄養分豊かなものに変える方法です。

メリット

  • 場所をとらない。
    庭が無くてもプランター4個分のスペースさえあればできます。
  • 簡単な方法でだれでもできる。
    特別な作業や道具・薬品は必要ありません。
  • できた土を園芸に使える。
  • できた土の用途に困らない。
    できた土は再び生ごみと混ぜる土に使えるので、土が増えて困ることはありません。
  • 環境にやさしい。
    生ごみをごみとして出さず、自宅で手軽にリサイクルできます。

準備するもの

  • 生ごみ
  • プランター

手順

土壌混合法は、生ごみを微生物の力により分解するので、微生物の働きやすい環境を整えることが重要です。具体的には水分量の調節、酸素の供給に気をつけながら作業を進めます。

1.小さく刻んだ生ごみと土を混ぜる。

生ごみは小さいほど分解が早い。(2から3cmが目安)

土壌混合法1

写真:生ごみと土を混ぜたところ
握って湿り気を感じる程度、土まんじゅうができるくらいの水分に

ポイント:水分量の調節

2.生ごみと土を混ぜたものをプランターの一方に寄せる。

土壌混合法2

3.生ごみが隠れるように、上から土をかぶせる。

生ごみが見えないようしっかり土をかけることで、虫やにおいをシャットアウト

土壌混合法3

4.プランターがいっぱいになったら全体をかきまぜる。

土壌混合法4

  • その後はときどきかきまぜる(週に1回が目安)頻繁にかきまぜたほうが分解が早い。
    ポイント:酸素の供給
  • かきまぜた時に乾きすぎの場合は水を加え、水分が多い場合には乾いた土を入れて混ぜる。
    ポイント:水分量の調節

5.ほかのプランターで同じように続ける。

4個のプランターがいっぱいになるころ、最初のプランターは完成しています。

よくある質問

Q1:土壌混合法に向かない生ごみはありますか。
A1:大量の廃食油(少しなら可)、貝がら・たまねぎの皮

Q2:はじめはどんな土で始めればいいですか。
A2:花を植えた後のいらなくなった土などなんでもよいです。

Q3:プランターはどんなところに置きますか。
A3:水分50%を維持することが大切なので、直射日光が当たらず、雨の降りこまないところ(軒下など)に置いてください。

Q4:分解中のプランターの中がびしょびしょです。
A4:乾いた土を入れるか、プランターから出して日光に当て、水分50%に戻してください。

Q5:土も生ごみも乾燥していつまでも形が残っています。
A5:水分が不足しています。水を入れてかきまぜて水分50%に戻してください。

Q6:ハエやウジ、においが心配です。
A6:生ごみを隠すようにしっかりと土をかぶせれば心配いりません。

Q7:どの位でできあがりますか。
A7:夏は1週間から10日、冬は3週間から4週間です。

Q8:土が増えて困ることはないですか。
A8:できあがった土は植物を育てるほか、また最初の混ぜる土として循環して使えますので、土が増えて困ることはありません。

土の分析

市販されている黒土に生ごみを30日間投入して出来上がったものを、専門機関に依頼して分析。その結果、出来上がった土は、花と野菜を育てるのに良い土と判明しました。詳しくは、地域振興課資源化推進担当までお問い合わせください。 (平成21年12月実施)

講習会

地域振興課資源化推進担当では講習会を行っています。お気軽にお問い合わせください。

このページへのお問合せ

旭区総務部地域振興課

電話:045-954-6095

電話:045-954-6095

ファクス:045-955-3341

メールアドレス:as-chishin@city.yokohama.jp

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