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災害時のペット対策 準備できていますか
災害時、大切なペットを守れるのは飼い主です。いざというときに備えて、日ごろから準備をしておきましょう。
最終更新日 2024年7月12日
飼い主の皆さんが日頃から行える備えを前後編の動画で配信しています
前編(1.飼い主の明示 2.しつけ)、後編(3.動物用避難用品の確保 4.健康管理 5.ペットの一時預け先の確保)共に是非ご視聴ください。
災害時のペット対策 日頃から飼い主の明示やしつけをしよう(飼い主編・前編)
災害時のペット対策 日頃から動物用避難用品を準備しよう 他(飼い主編・後編)
● 風水害の場合~飼い主の方へ~ 台風などの風水害は、事前に進路や規模が予測できることから、避難が必要になった際に速やかに避難できるよう事前に準備をしておくことが大切です
1 ペットの同行避難について
風水害時の避難場所におけるペットの一時飼育場所は、人の避難スペースとは分離した場所になります。
飼育場所へは飼い主の方にご用意いただいたケージを置いていただきます。
屋根付きの場所であっても、状況により雨風のあたる可能性がありますので、ご了承ください。
また、一時飼育に必要なケージ以外の物品(水、ペットフードなど)も必要に応じご用意ください。
* 避難所で受け入れ可能なペットは犬、猫、その他小動物(小鳥、ウサギ、ハムスターなど)です。
* 特定動物(危険な動物)や特定外来生物に指定された動物等は安全管理上、避難所での受け入れはできません。
2 日ごろの備え
災害の規模や避難場所によって、風水害の避難場所(ペットの一時飼育場所)は決してペットにとって最良の場所とは限りません。
また、雨風がひどくなってからペットを連れての避難(同行避難)は、非常に困難であることが予想されます。
これらのことから、災害時に向けた備えの中でも、特にペットの一時預け先の確保や避難行動計画を立てておくことが重要です。
3 ペットの一時預け先の確保
災害が発生してから一時預け先を探すことは非常に困難なため、事前に調整しておきましょう。
<ペットの一時預け先の例>
① ペットが慣れている親戚・知人
② 動物病院
③ ペットホテル・民間団体の施設 など
● 震災の場合~飼い主の方へ~ 突然起こる災害に備えて、日ごろから対策を考えておきましょう
1 ペットには飼い主の明示をしましょう
災害時にはペットと離れ離れになってしまうことがあります。
犬鑑札や狂犬病予防注射済票(犬の場合)、迷子札などを首輪などにつけたり、マイクロチップを装着するなど、飼い主がわかるようにしておきましょう。
2 しつけをしましょう
ペットと一緒に避難した際、周囲に迷惑をかけないためにも、基本的なしつけをしておきましょう。
① 日ごろから、ケージやキャリーバックに慣らしておく。
② 人や他の動物との接触に慣らしておく。
③ 決められた場所で排泄できるようにする。
④ むやみに噛んだり、吠えないようにする。
3 健康管理をしましょう
狂犬病予防注射(犬の場合)、病気予防のためのワクチン接種、ダニやノミの駆除など、日ごろからペットの健康管理に注意しましょう。
また、ペット手帳などに、ワクチンの接種歴、服薬履歴などをメモしておきましょう。
4 ペット用の防災備蓄用品を準備しましょう
〇 フード、水、薬(5日以上)
〇 予備の首輪やリード
〇 トイレ用品(ペットシーツ、新聞紙、トイレットペーパー)
〇 おもちゃ、ブラシ、ウエットティッシュ
〇 ペット手帳
〇 ケージやキャリーケース
5 ペットの一時預け先を探しておきましょう
突然知らない場所に預けられるとペットには大きなストレスになります。
親戚や知人、動物病院やペットホテル、ペットショップなど日ごろからペットが安心できる預け先を探してきましょう。
● 震災の場合~自治会・町内会の方へ~
過去の大規模災害発生時には、ペットを連れた被災者が避難場所へ避難してきた例が多数ありました。
災害発生時には大きな混乱が生じないように、ペットの一時飼育場所の設定や受入れのルールを作るなど、平常時から備えておきましょう。
区役所生活衛生課では、各地域防災拠点でのルールづくりなどの支援を行っています。
<ペットの一時飼育場所開設運営マニュアル>
地域の実情にあわせて修正し、ご活用ください。
このページへのお問合せ
都筑区福祉保健センター生活衛生課環境衛生係
電話:045-948-2358
電話:045-948-2358
ファクス:045-948-2388
メールアドレス:tz-kankyo@city.yokohama.jp
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