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福祉避難所(特別避難場所)について
最終更新日 2024年4月25日
横浜市では、大規模災害が発生した時に地域防災拠点や自宅での避難生活が困難な方のため、市内の社会福祉施設などと協定を締結して、特別避難場所として位置付けてきました。
平成30年4月から、全国でも広く使われている「福祉避難所」に名称を改めます。
1 福祉避難所(特別避難場所)とは
大規模災害によって甚大な被害が発生し、自宅で生活できなくなってしまった場合、市内の小・中学校などの地域防災拠点で避難生活を送ることになります。
高齢者、障害児・者、妊産婦、乳幼児などの要援護者のうち、体育館などでの避難生活に支障がある方には、各地域防災拠点で要援護者向けのスペースを確保することになっていますが、地域防災拠点での避難生活が難しいと判断された方を受け入れるための二次的な避難所が「福祉避難所」です。
2 福祉避難所への避難
地域防災拠点や自宅での生活を維持することが困難で、特別な配慮を必要とする方が対象です。
専門職(保健師)などが、本人の状況や要介護認定の有無などを確認し、福祉避難所への避難の必要性を判断します。
- 福祉避難所が必要な機能や役割を果たすため、対象と判断されない方は避難することはできません。
- 福祉避難所は、災害発生直後から必ず開設されるものではありません。
- 地域防災拠点からの移動は、本人・家族などによる移動が原則です。
3 対象施設
区役所と協定を締結している社会福祉施設などが対象です。(高齢者施設、障害者施設、地域ケアプラザなど)
4 Q&A
Q:福祉避難所ってどんな施設?どんな設備や支援があるの?
A:区役所と協定を締結している、高齢者施設や障害者施設、地域ケアプラザなどの社会福祉施設です。
施設がバリアフリー化されているなど、要援護者が生活しやすい環境で、施設の状況に応じて可能な範囲で支援を受けることができます。
福祉避難所であっても、周囲の避難者と協力して、助け合いながら避難生活を送っていただくことになります。
Q:福祉避難所はいつ開設されるの?誰が避難できるの?
A:福祉避難所は、災害発生直後から必ず開設されるものではありません。
安全が確認出来て、運営準備が整った施設から、順次区役所が開設を要請します。
限られた資源を有効に活用するためにも、被災後の要援護者の状況を見きわめ、優先度の高い方から避難していただく必要があります。
Q:福祉避難所の受入れの基準は?誰がどうやって決めるの?
A:福祉避難所となる施設には限りがあるため、対象となる要援護者全員を一度に受け入れることは困難です。
地域防災拠点に避難している方の中から(あるいは地域防災拠点に集められた要援護者の情報から)、より支援の必要性が高い人を専門職(保健師)などが判断します。
専門職などの判断を基に、誰をどの福祉避難所で受け入れるかを区役所が決定します。
5 協定締結施設
施設種別 | 名称 | 所在地 |
---|---|---|
地域ケアプラザ | 横浜市二ツ橋地域ケアプラザ | 瀬谷区二ツ橋町83-4 |
横浜市二ツ橋第二地域ケアプラザ | 瀬谷区二ツ橋町469 | |
横浜市阿久和地域ケアプラザ | 瀬谷区阿久和南2-9-2 | |
横浜市中屋敷地域ケアプラザ | 瀬谷区中屋敷2-18-6 | |
横浜市下瀬谷地域ケアプラザ | 瀬谷区下瀬谷2-44-6 | |
特別養護老人ホーム ※1 | ゆうあいの郷 | 瀬谷区宮沢3-25-1 |
みなみの苑 | 瀬谷区阿久和南3-28-3 | |
ひだまり館 | 瀬谷区二ツ橋町283-1 | |
スプリングガーデン瀬谷 | 瀬谷区下瀬谷1-27-25 | |
ファミリーイン瀬谷 | 瀬谷区中屋敷3-11-1 | |
ラペ瀬谷 | 瀬谷区目黒町21-10 | |
愛成苑 | 瀬谷区瀬谷町4131-16 | |
軽費老人ホーム | 東野園 | 瀬谷区東野台26 |
睦荘 | 瀬谷区阿久和東3-55-1 | |
介護老人保健施設 | 宮沢の里 はなもも苑 | 瀬谷区宮沢4-13-1 |
葵の園・ヨコハマ瀬谷 | 瀬谷区阿久和西3-51-6 | |
恵の杜 | 瀬谷区阿久和南3-29-1 | |
ハートフル瀬谷 | 瀬谷区中屋敷2-2-1 | |
老人福祉センター | 横浜市瀬谷和楽荘 | 瀬谷区瀬谷3-18-1 |
障害児・者関連施設 | せや活動ホーム 太陽(本館) | 瀬谷区三ツ境78-12 |
せや活動ホーム 太陽(別館) | 瀬谷区相沢2-18-3 | |
せや福祉ホーム | 瀬谷区相沢6-10-2 | |
横浜市多機能型拠点「こまち」 | 瀬谷区二ツ橋町489-45 | |
特別支援学校 | 県立三ツ境支援学校 | 瀬谷区二ツ橋町468 |
地区センター ※2 | 瀬谷地区センター | 瀬谷区瀬谷3-18-1 |
阿久和地区センター | 瀬谷区阿久和南2-9-2 | |
中屋敷地区センター | 瀬谷区中屋敷2-18-6 |
※1 大模災害時、介護保険の要介護認定を受けている方のうち、地域防災拠点や自宅での生活が困難であり、施設職員による介助が必要な方を対象に、特別養護老人ホームなどで緊急入所による受入れを行うこともあります。
※2 他の福祉避難所のスペースが不足した場合に、拡充スペースとして使用します。
6 関連リンク
地域ぐるみで災害対策-災害時要援護者支援ガイド-(健康福祉局福祉保健課のページ)
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