地下鉄車両の紹介
最終更新日 2023年5月25日
ブルーライン
1000形車両
市営地下鉄最初の車両です。当初は1編成3両で製造しました。最終的に全14編成84両製造しました。平成18年12月に第1編成3両(1番最初に製造された車両)を除き廃車となりました。第1編成は新羽車両基地で保存されています。
2000形車両
新横浜、戸塚延伸にあわせて製造されました2000形は、関東の地下鉄車両としては初めての冷房車両であります。オールステンレス車両で1000形よりも耐久性を高めました。また、回生車両でありますので、1000形に比べ省エネ化を図りました。1000形と同様に平成18年12月を最後に全9編成54両廃車となりました。
3000A形車両(3000形1次車)
3000A形はあざみ野線延伸にあわせて全8編成48両が製造されました。VVVF(可変電圧可変周波数)制御装置を搭載し、2000形以上に省エネ化を図りました。また、列車制御管理装置を搭載し、車両の電気機器の制御・管理をコンピュータで一元化することによりメンテナンスが容易となりました。
3000N形車両(3000形2次車)
湘南台線延伸にあわせて、3000A形車両をベースに全7編成42両を製造しました。基本性能は3000A形車両とほぼ同様ですが、お客様サービス向上を図るため、車内案内表示器にニュース、コマーシャル放送を行うようにしました。また、お客様により快適にご乗車いただけるように座席幅を広げ、大型袖仕切りを設置等細かい部分を改良しております。
3000R形車両(3000形3次車)
1000形車両の廃止に伴い、全14編成84両を製造しました。従来車両よりバリアフリー化を進め、全車両に『車いす・ベビーカー』スペースを設置し、ホームと床面との段差を少なくしています。また、吊革の高さを2種類にし、座席シートをバケット化する等お客様に快適にご乗車いただけるような構造としております。
3000S形車両(3000形4次車)
2000形車両の廃止に伴い、全8編成48両を製造しました。車体部分は3000R形と同様ですが、廃車した2000形の部品を一部に使用(台車、自動列車制御装置、補助電源装置、ブレーキ装置等)することによりコストダウンに努めました。
3000V形車両(3000形5次車)
3000A形の更新に伴う先行製造車両として、平成29年3月に全1編成6両を製造しました。10000形2次車のバリアフリー設備を踏襲し、ブルーライン車両としては初めてのLCD型車内案内表示器を設置し、今までのイメージと異なり客室内は青を基調としたカラーリングを施しております。また、高効率な制御装置や電動機及びLED客室灯を採用し、省エネルギー化の推進やPQモニタリング台車の採用による監視機能など、走行安全性を強化しています。
4000形車両
『海辺の先進的な都会感』をコンセプトに、凛とした佇まいとスピード感を感じさせるデザインとしました。機能面では、バリアフリーや快適性の向上に加え、防犯カメラの導入など安全性も向上しました。3000A形に代わる車両として令和4年5月から運行を開始しています。
【4000形車両紹介ページ】 ブルーライン新型車両「4000形」について
グリーンライン
10000形車両(1次車)
平成20年3月に開業しました市営地下鉄グリーンライン(地下鉄4号線)用の車両として全15編成60両を製造しました。最大の特徴はグリーンラインの路線特徴である急勾配、急曲線を走行できるリニア車両であることです。また小型車両であるため隧道断面積も小さく建設費のコストダウンが図れました。車内は3000R形車両と同等のバリアフリー化に努めさらに市営地下鉄としては初めてのLCD型車内案内表示器を側引戸上部に2面設け、お客様サービスの向上に努めております。
10000形車両(2次車)
グリーンラインはおかげさまでお客様のご利用が着実に増え、15編成では対応ができなくなったことに伴い、2編成増備いたしました。(10000形2次車)本車両は基本設計は1次車と同様ですが、更なる省エネ・バリアフリー化を目指し、車内案内表示器の4か国語化、側開戸に戸開予告灯及び黄色の帯テープ設置、照明のLED化等を行いました。