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ハチの巣を見つけたら

最終更新日 2021年9月22日

毎年、7月から10月にかけて「ハチが巣を作ったけれどどうしよう」という相談が連日、福祉保健センターに寄せられています。
その時期になると巣が大きくなっている場合が多く、専門業者に駆除を委託するしかなく、相当額の費用がかかります。
4月から6月までの最初の働きバチが羽化するまでの間は、女王バチが1匹で巣作りを行っている時期なので、その間に巣を発見できれば比較的安全に費用も安く駆除が行えます。
なるべく費用負担を少なくするため、4月から7月のうちに巣の作られやすい場所を点検するよう心がけましょう。
※福祉保健センターでは、ハチの駆除や巣の撤去は行っておりませんが、ご自分でハチを駆除する場合の方法や、駆除業者のご案内などのご相談を承っています。

スズメバチの巣
スズメバチの巣(5~6月頃)

女王バチが一匹で作った初期の巣です。お酒のとっくりを逆さにしたような形をしています。この時期は攻撃性がほとんどありません。


スズメバチの巣(8月~)

数百から数千匹の働きバチが住んでいて、9月頃が最も活動が活発になります。巣の大きさは30cm以上になります。ご自分で駆除を行うことは危険ですので駆除業者への依頼をおすすめしています。

アシナガバチの巣
アシナガバチの巣

巣穴がたくさん見えるのが特徴です。
アシナガバチは、スズメバチに比べると攻撃性も低く、注意すればご自分でも駆除ができます。
アシナガバチの駆除方法について

【スズメバチについて】

  • スズメバチは、非常に危険なハチで、刺されるとアレルギー反応によってショック状態を起こすことがあります。
  • 巣をみつけた場合はいたずらをしないでください。振動や衝撃で刺激をすることは絶対にやめましょう。
  • スズメバチは球状の巣を作りますが、戸袋や天井裏に巣を作った場合は巣が見えない場合があります。
  • ハチは寒くなると活動しなくなります。アシナガバチは10月頃、スズメバチでは11月頃になるとほとんど死んでしまいます。これらのハチの巣は1年限りで、次の年に同じ巣を使うことはありません。

【ミツバチの巣分かれ(分封)】


分封

春から夏にかけて、ミツバチの巣にいる半分のハチが女王に連れられて、新しいすみかを求めて旅立ち、巣別れ(分封)を行います。春先、庭木に小さな黄土色のハチが何百匹も集まっていたら、この分封と思われます。これは、新しい巣を決めるまでの仮の宿で、一般的には数日で移動していきます。この状態のミツバチは、たたいたり、はたいたりしなければ人を刺すことはほとんどありませんので、そのまま静観してください。まれに、天井裏や通風口に巣を作ってしまうことがありますがその場合は専門業者に処理を依頼したほうがよいでしょう。


もし、ハチに刺されたら・・・
まずは、姿勢を低くして、なるべく早く巣から遠ざかります。
傷口を流水で流し、患部は氷で冷やします。その後、抗ヒスタミン剤含有のステロイド軟膏を塗っておきます。アンモニアやおしっこは、効き目がありません。
何か所も刺されたり、目に毒液が入ったり、気分が悪くなったりした場合は、すぐに病院で手当てを受けましょう。
※体質によっては、過去に刺されたことがある人が再び刺されると、ショック症状を起こすことが稀にあります。このような場合、すぐに病院で手当を受けないと非常に危険です。

このページへのお問合せ

金沢区福祉保健センター生活衛生課環境衛生係

電話:045-788-7873、045-788-7874

電話:045-788-7873、045-788-7874

ファクス:045-784-4600

メールアドレス:kz-eisei@city.yokohama.jp

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