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ノロウイルス対策について

最終更新日 2019年2月28日

ノロウイルス対策

ノロウイルスとは

  • ノロウイルスは、乳幼児から高齢者まであらゆる年齢の人に急性胃腸炎を起こすウイルスです。
  • 下痢や嘔吐など風邪のような症状があり、1~2日で回復しますが抵抗力が弱い乳幼児や高齢者では重篤になることがあります。
  • ノロウイルス患者の治療に効果のある薬剤や有効なワクチンは今のところありません。自覚症状がなくなってからも1週間から1ヶ月間ウイルスの排泄が続くことがあります。

ノロウイルスはどこから感染するか

感染ルート模式図

ノロウイルス対策には何をすればよいか

加熱

•85℃1分以上の加熱でノロウイルスの感染力は失われます。
•ウイルスは中腸腺に蓄積されます。カキは中心部まで十分に加熱!
•食材や、調理器具、布巾など加熱できるものは加熱で対策!!

手洗い

•調理の前や、トイレの後、汚れたものを触った後は手を良く洗いましょう!!
•ノロウイルスにはアルコールや逆性石鹸が効きにくいため洗い流すことが重要です。

                  手洗い部分

         手の洗い方

嘔吐物処理方法

ノロウイルスには、エタノールや逆性石鹸は効きにくいため次亜塩素酸ナトリウムを使います。

  • 調理器具は洗剤で十分に洗浄し、0.02%次亜塩素酸ナトリウムで浸すように拭きましょう。
  • 糞便や嘔吐物を片付けるときには、処理に使用したペーパータオル等は0.1%、処理後の床は0.02%の次亜塩素酸ナトリウムで消毒しましょう。
嘔吐物処理方法
  希釈濃度(使用時の濃度)
  0.02% 0.1%
製品の
塩素濃度
1% 50倍:
水1リットル+原液20ミリリットル
50倍:
水1リットル+原液110ミリリットル
6% 300倍:
水1リットル+原液3.3ミリリットル
60倍:
水1リットル+原液17ミリリットル
12% 600倍:
水1リットル+原液1.7ミリリットル
120倍:
水1リットル+原液8.4ミリリットル

•ノロウイルスなどによる嘔吐があった場合に、そこから感染を拡大させてしまう可能性があります。適切な嘔吐物処理方法を身につけ、感染拡大防止に努めましょう。

実践で学ぶ嘔吐物処理

従事者の健康管理

  • 下痢や嘔吐の症状がある場合には、食品を直接取り扱う作業は避け、他の人への感染を防ぎましょう。
  • 糞便や嘔吐物を片付ける時には、使い捨て手袋やマスクを使い、使用後は密封して処分することで二次感染を予防しましょう。

感染症情報

このページへのお問合せ

保土ケ谷区福祉保健課健康づくり係

電話:045-334-6344

電話:045-334-6344

ファクス:045-333-6309

メールアドレス:ho-kenkou@city.yokohama.jp

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