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上手に「休養」とれていますか??

最終更新日 2019年8月23日

休養

 「休養」は疲労やストレスと関連があり、次の様な2つの側面があります。

  1. 「休む」 
       仕事や活動によって生じた心身の疲労を回復し、元の活力ある状態にもどす
  2. 「養う」 
       明日に向かっての鋭気を養い、身体的、精神的、社会的な健康能力を高める

  まずは、疲労が強い時にはしっかり睡眠をとり、心身の疲労を回復し、活力をとりもどす必要があります。
 ただ単に、ごろごろして過ごすだけでは真の「休養」とはならないことがあります。
  

積極的休養の例のイラスト

  • リラックスしたり、自分を見つめたりする時間を1日の中につくる
  • 趣味やスポーツ、ボランティア活動などで週休を積極的に過ごす
  • 長い休暇で、家族の関係や心身を調整し、将来への準備をする


上記の様な過ごし方が真の休養につながることがあります。
 ➡これを「積極的休養」と言います。

  まずは、心身の疲労を回復した上で、「積極的休養」を意識し、うまく利用することで効果的な「休養」をとることができます。

 

睡眠

 心身の疲労回復に必要な睡眠。皆さんは質の良い「睡眠」をとることができていますか?
 現代生活はシフトワークや長時間通勤・受験勉強・インターネットやゲームをしての夜型生活など、睡眠不足や睡眠障害の危険で一杯です。睡眠不足による産業事故、慢性不眠によるうつ病や生活習慣病の悪化など、睡眠問題を放置すると日中の心身の調子にも支障をもたらします。
 私たちの健康に欠かせない睡眠に注目してみましょう。

 

質の良い睡眠をとる工夫をしましょう!

生活スケジュールや生活習慣を見直し、質の良い睡眠を確保しましょう。

 

毎朝同じ時刻に起床し、太陽の光を浴びる

朝起きたイラスト

 眠気は「太陽の光」を浴びてから14~16時間後に出現します。
スムーズに眠るためには、朝の「太陽の光」を浴びる時間が重要です。

夜間に明るい光を浴びすぎない様にする

夜寝ながらスマホをいじるイラスト

 夜間に強い光を浴びると、自律神経の興奮やメラトニン(入眠を促すホルモン)の分泌が妨げられ、眠りにくくなります。
寝床に入る1時間前には、パソコン・スマートフォン・テレビを控えて部屋の明かりを少し暗くすることで、眠る準備に入ります。

運動習慣をつける (夕方に30分程度)

ウォーキングのイラスト

 体の深部体温が低下することで眠気がおどずれます。そのため、体温が上昇している夕方にウォーキングなどの軽い運動を行うことで体温を上げ、その後汗で体温が低下することにより入眠しやすくなります。

入浴は40℃前後のぬるま湯で入る

入浴のイラスト

  人は眠りにつく4時間ほど前から手先や足先から熱を放散し入眠の準備をしているため、ぬるめのお湯につかることで体温の下降とともに入眠しやすくなります。逆に入眠直前の入浴や熱すぎるお湯(42℃以上)は眠気を妨げてしまいます。

カフェインは寝る4~5時間前から控える

 「カフェイン」には覚醒作用があります。その作用は、摂取から30分で発現し、4~5時間持続すると言われています。また、カフェインには利尿作用もあるため、尿意で目が覚める原因ともなります。

 

たばこは就寝の1時間前から控える

 たばこに含まれる「ニコチン」は、その量によって交感神経系の働きを活発にし、覚醒作用をもたらします。その作用は、吸入直後から発現し、数時間持続します。

 

早めの診察を受ける

受診をしているイラスト

  眠れない日が休日も含めて2週間以上続いたり、意欲がわかないなどの症状が続いたりする場合は、精神科や心療内科など専門医に診察してもらいましょう。

健康づくりのための睡眠指針2014~睡眠12箇条~

 厚生労働省は睡眠の質を高めるため「健康づくりのための睡眠指針2014~睡眠12箇条~」を策定しました。

<睡眠12箇条>

  1.  良い睡眠で、からだもこころも健康に
  2.  適度な運動、しっかり朝食、ねむりとめざめのメリハリを
  3.  良い睡眠は、生活習慣病予防につながります
  4.  睡眠による休養感は、こころの健康に重要です
  5.  年齢や季節に応じて、ひるまの眠気で困らない程度の睡眠を
  6.  良い睡眠のためには、環境づくりも重要です
  7.  若年世代は夜更かし避けて、体内時計のリズムを保つ
  8.  勤労世代は良い睡眠で疲労回復・能率アップを
  9.  熟年世代は朝晩メリハリ、ひるまに適度な運動で良い睡眠
  10.  眠くなってから寝床に入り、起きる時刻は遅らせない
  11.  いつもと違う睡眠には、要注意
  12.  眠れない、その苦しみをかかえずに、専門家に相談を

 厚生労働省ホームページ 睡眠対策(外部サイト) 
 

新生活時は注意!!

 新生活を始める時など、環境が変わった場合には、疲労やストレスが溜まりやすく、特に質の良い「休養」が必要です。
睡眠を含む生活習慣全般を今一度見つめてください。
 ポイントはこちら

 

 質の良い休養をとり、是非毎日をいきいきとお過ごしください。

 

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その他の健康情報についてもぜひご覧ください。( 健康づくりのページへ)

このページへのお問合せ

保土ケ谷区福祉保健課健康づくり係

電話:045‐334‐6344

電話:045‐334‐6344

ファクス:045‐333-6309

メールアドレス:ho-kenkou@city.yokohama.jp

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