ここから本文です。
看護部の紹介
最終更新日 2024年10月8日
看護部長よりメッセージ
副病院長兼看護部長
認定看護管理者
野中麻紀
当院は、超急性期から回復期まで、安全で質の高い専門医療を同一施設内で一貫・連続して提供する、という開設当初からのコンセプトがあります。
そのうえで「私たちは、その人らしさを大切にした看護を実践し、市民の「いのち」と「くらし」を支えます」という看護部理念のもと、24時間365日、患者さん個々に寄り添った看護を実践しています。患者さんのニーズを捉え、対応できるよう、看護師一人ひとりが専門職として幅広い知識や、確かな技術を身につけていくとともに、倫理的感性を持ちながら、安心・安全な看護サービスを提供できるよう、日々学び、成長し続ける看護部組織でありたいと思います。そして、多職種連携、地域医療機関との連携を図り、地域の方たちの拠り所となれるよう、地域包括ケアシステムの一翼を担って参ります。
看護部理念と看護部方針
看護部理念
私たちは、その人らしさを大切にした看護を実践し、市民の「いのち」と「くらし」を支えます。
看護部方針
- 市民のいのちと健康を守り、生活の再構築を積極的に支援します。
- 医療に求められる安全・公平・自尊の欲求を満たすサービスの提供に努めます。
- 看護実践活動と研究の活発化を図り、看護の専門性の追求と確立を目指します。
- 看護部門の立場から積極的に病院経営に参画します。
- 看護ケアにとどまらず、総合的ケアサービスの推進を図ります。
看護体制
人員配置基準
10:1(一般病棟)
看護方式
パートナーシップ・ナーシング・システム®(PNS)
部署紹介
5F | |||
---|---|---|---|
4F | |||
3F | |||
2F | |||
1F | |||
B1F |
「残された機能を最大限に活かし、その人らしく生きること」
「療養の場から生活の場へ」をモットーに多職種で連携しながら支援します。
回復期リハビリテーション病棟は、在宅復帰を目指す脳卒中、脊椎脊髄疾患や骨折等の患者さんを対象としています。患者さんの全ての日常生活動作の向上とセルフケア能力を引き出すリハビリテーション看護の視点から関わり、患者さんの意思や意欲を大切にしながら、その人らしい生活を目標にご家族と共に退院後の生活を見据えて看護を実践しています。社会復帰を目指してリハビリテーション科医師、多職種との協働により、重症患者(日常機能評価10点以上)の80%近くが改善しています。また、90%近い、高い水準の在宅復帰率を維持しています。訓練や生活場面での関わりを通して「できるADL」を「しているADL」に拡大し、生活の再構築を行って在宅や社会への復帰につなげています。介護福祉士、看護補助者及び多職種(医師、薬剤師、栄養士、リハビリテーションセラピスト、医療ソーシャルワーカーなど)とチームを組み、活発な情報交換や意見交換を行いながら患者とご家族の支援を行っています。
緊急入院を24時間受け入れ、安心・安全な看護を実施します。
患者さん・ご家族の4東病棟に入院してよかったと思える病棟を目指します。
急性期一般病棟で、主に脳神経内科、脳神経外科の患者さん、そのほかCOVID-19患者さんの受け入れも行っています。
対象疾患は脳梗塞、脳内出血、くも膜下出血などの脳血管疾患、ALSやパーキンソン病をはじめとする神経難病、めまい、頭痛、てんかん、COVID-19などで、急性期症状の精査・加療目的での入院、レスパイト入院の受け入れ、HCU・SCUの後方ベッドとしての役割を担っています。
急性期以降の療養先について、患者さんや、ご家族の希望を踏まえて関連職種と連携し調整しています。在宅療養を希望している神経難病患者さん等については、介護指導など地域の在宅サービス関連職種や地域連携総合相談室のスタッフと連携して、ご家族も含めたケアを行っています。
COVID-19患者さんは病棟内をゾーニングした上で受け入れていますが、病棟内に陰圧個室2床を有していて、空気感染予防策が必要な患者さんの受け入れにも対応しています。脳卒中や脊椎脊髄疾患の患者さんがCOVID-19陽性となった場合の受け入れも行っていて、隔離期間中のADL低下が懸念される患者さんについては、リハビリテーション部と連携し、ADL向上のための看護ケアを行っています。
患者さん・ご家族に合わせた退院支援・調整をします。
多職種や地域との連携を推進します。
「その人らしさ」を支える看護を実践します。
地域包括ケア病棟として、主に急性期の治療を終えた患者さんのリハビリテーションや退院調整を行っています。また、横浜市難病患者一時入院事業の対象病棟としてレスパイト入院の受け入れを実施しています。リハビリテーションと共にセルフケア能力の向上を支援し、在宅での生活・社会復帰に向け、他部門・多職種と連携をとりチームとして患者さん・ご家族への支援を行っています。退院後の自立を想定し、「その人らしさ」を支える看護を実践しています。
迅速な治療に繋がるよう、微細な病状の変化を逃さず、専門性を発揮した看護を実践します!
患者さん、ご家族の気持ちに寄り添い、入院時から退院後の生活を見据えた支援を行います!
脳梗塞、脳出血、くも膜下出血の発症直後から急性期の患者さんを対象とし、脳卒中の専門病棟として24時間365日緊急入院を受け入れ、外科的・内科的治療と血管内治療を行っています。
突然の発症に伴う患者さん、ご家族の不安な気持ちに配慮しながら、病状の管理を密に行い合併症や二次障害を予防するためのケアに努めています。また、入院初期からベッドサイドでのリハビリテーションを取り入れ、身体機能の維持、生活リズムを整え、社会復帰を見据えた次のステップへの移行がより早く実現できるよう、多職種によるチーム医療を行っています。
患者さんの気持ちに寄り添い、笑顔で元気よく、 「できない」ではなく「どうしたらできるか」、 いつも前向きに考え、実践しています。
整形外科領域の周手術期の患者さんを主な対象としています。
頸椎症性脊髄症、脊柱管狭窄症、側弯症、脊髄腫瘍などの脊椎脊髄疾患や変形性膝関節症、大腿骨特発性骨頭壊死など膝関節疾患の周手術期の患者さんを対象に、術前訓練から術後の全身管理、離床に向けた援助、生活を見据えた生活指導、神経ブロックや内服による疼痛コントロール、セラピストと連携した機能の維持・回復を目的にリハビリテーションを行うとともに、治療後に痛みやしびれが続くこともあり、患者さんの声に耳を傾け精神面の支援を行うことも大切にした看護を実践しています。
急性期の全身管理から退院支援・調整まで幅広く患者さんの個別性を大切にした看護を提供し、 患者さんや家族がこの病棟に入院してよかったと思える病棟を目指します。
主に脳神経外科の患者さんを対象にしています。
外科領域では、出血性疾患と虚血性発作の再発予防のための脳血管再建術の周手術期の患者さんを、血管内治療領域では脳動脈溜や動脈狭窄症などの血管内治療を受ける患者さんを対象にしています。
周手術期の看護をはじめ、急性期の全身管理と、異常の早期発見・合併症予防に配慮ながら、早期からリハビリテーションを実施しています。
退院支援・調整では患者さん・ご家族と共に、多職種と連携を図りながら患者さん中心の看護を実践しています。
患者さんの回復促進を目指し、患者さんやご家族に寄り添い、 優しく丁寧な看護をチームワークで提供します。
脳血管疾患の発症直後、脳外科や整形外科の術後管理、および、血管内治療後の全身管理と、呼吸・循環管理が必要な患者さんを受け入れています。
生命の危機的状況にある患者さんに対し、的確なフィジカルアセスメント能力、病状変化に迅速に対応できる看護判断能力、人工呼吸器など生命維持装置に関する知識・技術など日々学習を重ね専門性の高い看護を提供しています。
また、脳血管疾患では発症直後からのセラピストと協働しベッドサイドリハビリテーションを行い、合併症や二次障害の予防に努めています。
ICUでは患者さんの心身のストレスを最小限にできるよう配慮し、患者さんを支える家族へのケア、経済的サポートなど医師、コメディカルと協働し看護を提供しています。
「マスクの下にも笑顔を忘れずに」をモットーに、 患者さんが安心して手術が受けられるように、 そして一日も早く健康を回復して社会復帰できるように手術に携わっています。
脳神経外科、整形外科の手術を行っています。
脳神経外科は、主にくも膜下出血・脳出血を対象とし、脳血管疾患発症後の緊急外科的治療にも対応しています。
整形外科では、脊椎管狭窄症や脊髄腫瘍、側弯症、変形性膝関節症などの膝関節疾患や骨折などを対象とし、顕微鏡下の微細な手術、バイオクリーンルームを使用したインストゥルメンテーション手術も行っています。
患者さんが安心して安全・安楽に手術を受けることができるよう術前・術中・術後の手術看護を実践しています。
救命治療から在宅支援まで、幅広い看護を良いチームワークで実践します。
患者さんの立場を理解し、きめ細やかな配慮ができる看護を提供します。
各科の外来診療、画像検査、血管造影および救急外来など幅広い分野を担当しています。
疾患の特性から、患者さんの多くは機能障害を抱えながら在宅での療養生活を送られています。
患者さん・ご家族が安心して在宅療養を継続できるよう、地域のソーシャルワーカー、訪問看護ステーションなどと連携し、患者さんがその人らしい生活ができるよう支援しています。看護外来では、慢性疾患看護専門看護師による在宅支援や生活相談を実施しています。
また、診察の待ち時間短縮や安全で快適な外来環境の整備など患者さんに寄り添ったサービスの提供を推進しています。
入院決定時から退院まで、患者さんが安心して過ごせるように支援します。
院内外の多職種、地域との連携を推進します。
入院前支援では、入院生活や入院中にどのような治療経過を経るのかイメージし、安心して入院医療が受けられるよう支援を行っています。
退院支援・調整では、病状や患者さんとご家族の生活状況に合わせた支援を行い、医療依存度の高い場合でも在宅で生活できるよう支援しています。
入院前から退院まで、院内多職種との調整・連携を図るとともに、地域の医療機関、訪問看護ステーション、介護事業所などとも連携し、地域包括ケアシステムの推進をしています。
このページへのお問合せ
横浜市立脳卒中・神経脊椎センター看護部
電話:045-753-2500(代表)
電話:045-753-2500(代表)
ファクス:045-753-2859(代表)
ページID:183-069-425