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区長瓦版 平成26年10月 (区長からのメッセージ)
最終更新日 2018年11月27日
健康寿命日本一を目指し、今日から「ロコモ」予防を!
9月15日の敬老の日に先立ち区内で平成26年度に100歳になられる方に、内閣総理大臣からのお祝い状、銀杯、市長のメッセージ等をお届けに上がりました。区内で100歳を迎えられる方は、49名いらっしゃいます。20年前の平成6年には区内に100歳以上の方は一人もいらっしゃいませんでした。当時は、100歳になれば長寿番付の横綱でした。今は個人情報の関係もあって長寿番付は作成していませんが、仮に作成したとしても、100歳以上の方は区内に100人以上いらっしゃいますので、100歳では幕内にも入らないのではないかと思います。まさに、長寿社会の一面を垣間見た気がします。ご長寿のお祝いに訪問させていただいた方の中には、昔話などいろいろなお話を聞かせていただけるなど、とてもお元気な方もいらっしゃいました。この方のように健康で長生きできれば本当にすばらしいことだと思います。長寿社会になった今、健康で長生きすることが大きなテーマになっています。横浜市では、健康寿命が日本一になることを目指しています。健康寿命とは「病気や介護など健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」のことを言います。横浜市民の平均寿命は、男性80.42歳、女性86.98歳ですが、健康寿命はそれぞれ70.98歳、75.65歳と相当の差があります。
健康寿命と平均寿命の差
健康寿命を延ばすにはロコモ予防が大切だと言われています。ロコモとは、ロコモティブシンドロームの略称で、加齢に伴う筋力の低下や骨・関節の病気などから運動器の障害が起こり「立つ、座る、歩く」などの移動能力が低下する状況のことを言います。
「ロコモ」のことを知っていただくために、9月30日に神奈川区ロコモ予防講演会を開催しました。大口東総合病院整形外科の岡本医師による医学講座や健康運動指導士の高垣氏によるロコモ予防トレーニングやロコモ度テストなど約200人の参加者が熱心に耳を傾けられました。
【岡本医師による医学講座】
【希望者によるロコモ度テスト】
特に、高垣氏による効果的に足の筋力をつけるトレーニングでは、会場の参加者と一緒に楽しく行い、多くの方にロコモ予防トレーニングを身につけていただきました。
【健康運動士高垣氏によるロコモ予防トレーニング】
【会場の参加者も一緒に体を動かしました】
介護認定の原因のうち約4割が、「骨折や転倒」や「高齢による衰弱」などロコモによるものです。
12月11日(木曜日)には、神奈川区役所でロコモ予防トレーニングである「ハマトレ」を紹介し、実技を行う「ハマトレ講座」を開催します。ロコモ予防に興味のある方は、区役所の高齢・障害支援課に是非お申し込みください。
「ハマトレ講座」や「よこはまウォーキングポイント」に参加して、ロコモ予防にしっかりと取り組むことで、生涯元気に歩けるからだづくりをしてみませんか。
平成26年10月
神奈川区長 二宮 智美
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