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令和5年度第1回 フラットガーデン

最終更新日 2024年5月2日

令和6年3月13日(水曜日)開催

緑区内で活動する団体と緑区長が、活動内容や活動を通じて得られた地域活動の課題などについて意見交換を行う緑区「ふれ愛トーク」。

令和6年3月13日に、一般社団法人フラットガーデンの皆さんにお話を伺いました。

フラットガーデンの概要

 平成30年より、高齢者、障害児・者、外国籍の方、若者や子どもなどの多様な方々の交流や居場所を提供する活動を行っています。主な活動として、多世代交流カフェ「レモンの庭」では介護予防プログラムとしてニットカフェや健康麻雀などを開催。また、食に関するさまざまなワークショップやイベントを通して多世代のつながりを作り、食の大切さや楽しさを共有する「よこはま餃子プロジェクト」のほか、アートイベント、手話イベント、フリーマーケット等を実施しています。

意見交換

  • 松岡代表理事

 高齢者も子どもも障害のある人も交流でき、同じ地域の一員として助け合う場として、地域ケアプラザや区社会福祉協議会の後押しもあって、フラットガーデンを立ち上げることができました。いろんな分野で活動している人が参加してくれて今の形になっています。
 ここはいつ来てもよくて、やりたいことができる、その人が自分らしくいられるコミュニティを目指しています。たとえば、高齢者には健康マージャンが人気ですが、新しいことにチャレンジして楽しむことのきっかけづくりを私たちはやっています。最近では、ウクライナから避難してきた女の子が、好きなことを安心してできる場所として通ってくれて、ほかの参加者の方にウクライナの写真などを見せて話をするなど国際交流も生まれています。

  • 阿久津理事
 もともと編み物をするグループで活動していましたが、手話通訳の仕事を行っていたこともあり、障害のある方や高齢者の方などと何かできないかと団体の立ち上げに参加しました。
 編み物をしながら交流する「ニットカフェ」では高齢の方も子連れの方も参加しています。そのほかにろう者(デフ)の方が出店する「デフマーケット」を行っています。ろう者も耳が聞こえる人も大勢集まって、手話に興味はなくても、障害のある人が楽しそうにしている様子を地域に知ってもらうことも、社会を変えるきっかけになると思います。
 「レモンの庭」は、「誰でも自由に好きなものを」という雰囲気が楽しいようで、多くの方が来てくれます。
  • 朝川さん(ニットカフェスタッフ)
 編み物を通じフラットガーデンのスタッフとして参加しています。趣味の編み物を通じて何かいろいろな新しいことに誘ってもらえて、たくさん刺激をもらって、こちらから発信していくような活動を楽しみながらできることをうれしく思っています。
  • 岸本さん
 子どもは子どもだけ、障害者は障害者だけ、高齢者は高齢者だけが集まるのではなく、いろんな人がいるということを子どもたちにも伝えられるような活動に共感して参加しています。
 子どもが小さいときは、同じ子育て中の保護者との交流が多くても、だんだん子の成長とともに交流がなくなってしまうのですが、フラットガーデンは子育ての相談や悩みを聞いてもらい、共有し合える場です。スタッフとして大変とかそういうことはなくて、楽しいし自分にプラスになることがとても多いです。
  • 佐藤区長
 区役所としてもっと地域活動を盛り上げていきたいと思っています。そのためには、活動の現場で貴重なお話を伺って、私たちが支援できるところは支援していきたいと感じています。もっといろんな人や場所と出会えて、実はそんな活動があるんだと知ることが大事だと思いますが、今回、人とのつながりを広げる活動についてのアイデアをもらえて、とても有意義でした。

このページへのお問合せ

緑区総務部区政推進課

電話:045-930-2220

電話:045-930-2220

ファクス:045-930-2225

メールアドレス:md-kusei@city.yokohama.jp

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