広報よこはま都筑区版 2025(令和7)年4月号 テキストデータ 6ページ 特集2 ●災害時に、助けが必要な人がいます! 身近な地域の中には、自分だけで避難することや、必要な情報を集めることが難しい人がいます。 自分や家族で“そなえ”をしておくとともに、地域において日ごろから顔の見える関係を築くことが大切です。 ◆助けが必要な人って、どんな人だろう? ◇高齢者や障害者など、避難に時間がかかったり、一人では移動が難しい人がいます。 ◇内臓機能に障害があるなど、外見からはわかりにくい人がいます。 ◇妊産婦は、赤ちゃんへの影響も踏まえた配慮が必要です。 ◇日本語の理解が十分でない人は、必要な情報を得にくいです。 災害時にはケガなどにより、だれもが助けを必要とする可能性があります。 ◆もしもにそなえる3つのポイント ■自らの身を守るため (1)自分や家族のそなえ 自分の身を守るために、本人や家族などによる事前準備が大切です。 □緊急時に必要となる情報を1枚にまとめて持ち歩こう □必要な生活用品を確認しておこう 例:耳の不自由な人 ・補聴器の電池 ・筆談用メモ、笛など 例:目の不自由な人 ・白杖(はくじょう) ・携帯ラジオなど □避難所、避難経路、家族等との連絡方法を確認しておこう □必要な支援を周りの人と共有しておこう 詳しい情報は二次元コードから 地域ぐるみで災害対策 災害時要援護者支援ガイド ■協力して助け合うため (2)地域でのささえあい お互いに顔見知りであれば、いざという時の声かけや、助け合いがしやすくなります。 地域には災害時に助けが必要な人をはじめ、さまざまな事情のある人が住んでいることを理解し、声をかけあえる関係をつくることが大切です。 □日頃からコミュニケーションをとることを心がけよう □地域に助けが必要な人が住んでいるか、気にかけよう <関係づくりのきっかけはありませんか?> あいさつ、回覧板のお届け、町内会の行事など ◇地域でも取り組んでいます! 自治会町内会やマンション管理組合などで、独自に、災害時に支援が必要な人(要援護者)の把握や、見守り・訪問活動を行っているところもあります。 活動のヒントは二次元コードから! ■実際に参加してみよう! (3)地域の行事や防災訓練 活動に参加することで、お互いを知る第一歩となります。また、訓練をとおして災害時の具体的な行動を意識することができます。 □地域情報を確認してみよう ◇歩け歩け大会(川和地区) 「皆で楽しく歩いて避難経路を確認!」 ◇合同防災訓練(茅ケ崎南MGCRS地区) 「消火器を使ってみよう!」 問合せ 事業企画担当 電話 948-2345 ファクス 948-2354 防災担当 電話 948-2212 ファクス 948-2208