広報よこはま都筑区版 2022(令和4)年9月号 テキストデータ 保存版 災害への備えと避難行動 4ページ ●ペットの防災対策  大切なペットの命を守れるのは飼い主だけです。避難所にはペット用の備蓄はありません。また、ペットにとって避難所は快適な環境とは限りません。大規模災害が発生した際、ペットと一緒に避難できるよう日頃から対策を考えて備えておきましょう。 ・災害が起きたら、犬はどうするの? ・ペット手帳があるみたい。ホームページをみてみよう ・普段から準備しておくことが大切だよ ◆地震発生時  被害状況に応じて判断し対応しましょう。  (1)自宅にとどまる(在宅避難)  (2)ペットを自宅に残して地域防災拠点へ避難  (3)ペットを預けて避難   あらかじめ預け先に相談しておきましょう。  (4)ペットと一緒に避難(同行避難)  ペットの受入れのルールが決まっていない地域防災拠点もあります。受入可能な場合は、飼い主が協力してペットへの苦情や危害の発生を防ぎましょう。 ◇ペット同行避難とは?  災害発生時に地域防災拠点などの避難所へペットとともに避難することを言います。避難所では人の避難場所とペットの一時飼育場所は分かれています。「ペット同行避難」は避難行動を示す言葉であり、避難所内で飼い主がペットと同室で過ごすことではありません。  また、動物が苦手な人やアレルギーの人に配慮する必要があります。 ◆日頃からできる備え  (1)飼い主の明示   首輪や鑑札(犬の場合)、迷子札、マイクロチップを装着しましょう。  (2)しつけ   避難場所でのトラブル防止のため基本的なしつけをしておきましょう。   例→キャリーバッグやケージに慣らす、不必要に吠えないようにする  (3)健康管理   狂犬病予防接種、ワクチン、ダニやノミの駆除などを日頃から実施しましょう。  (4)備蓄   最低5日分(できれば7日分)の物資を準備しましょう。   例→フード、水、ペットシーツ、薬、ふん尿処理用具、キャリーバッグやゲージ、リード  (5)家具等の転倒防止措置 ◆風水害時の対策 (Check!)  雨風がひどくなってからのペットを連れての避難(ペットの同行避難)は、非常に困難であることが予想されます。台風などの風水害は、事前に進路や規模が予測できます。ペットが慣れている親戚・知人、動物病院、民間団体の施設など、安心できるペットの一時預け先を確保しておきましょう。 ◆ぜひ、お越しください!わが家のペット防災展 公募によるペットのための防災アイデア作品を展示します。 日時 9月21日(水)13時 ~27日(火)15時 場所 区総合庁舎1階区民ホール ◆ペット防災講演会 「飼い主さんと考えるペット防災対策」 日時 9月23日(祝・金)10時30分~11時45分 場所 区役所6階大会議室 講師 牛久保東ペットクリニック 田中(たなか)先生 申込み 環境衛生係へ事前に申込み 詳しくは「横浜市 ペット防災」で検索 問合せ 環境衛生係 電話 948-2358 ファクス 948-2388