広報よこはま都筑区版 2020(令和2)年8月号 テキストデータ 12ページ トピックス ●今こそ生活習慣を見直そう!  食生活や運動、休養、喫煙、飲酒などの生活習慣が、病気の発症や進行に関係する「生活習慣病」(肥満、高血圧、脂質異常症、脳卒中、心臓病、糖尿病など)は生活習慣を見直すことで予防や重症化を防ぐことができます。  ちょっと立ち止まって、毎日の生活や健康状態を振り返ってみましょう。 ◆日頃の生活をチェックしてみよう ・定期的に運動している ・バランスよく食べている  野菜たっぷり・塩分ひかえめ! ・十分に休養・睡眠をとれている ・禁煙している ・年1回特定健診を受けている・がん検診を受けている ◆生活習慣病は死因の6割を占めています 「年齢や生活スタイルにあった取組が知りたい!」 「健診結果の見方が知りたい。」 「食事や運動について詳しく知りたい。」 「血圧や血糖値が気になる…。」 「禁煙してみようかな。」 そんな時にはこちらへ→食と生活の健康相談(事前予約制) 栄養士や保健師が食事や生活習慣に関する健康相談を行います。 ※日程など、詳細については直接健康づくり係へお問い合わせください 問合せ 健康づくり係 電話 948-2350 ファクス 948-2354 ●食中毒に気をつけよう! ◆お刺身の寄生虫に注意 魚にはアニサキスという寄生虫が寄生していることがあり、人の体内に入ると激しい腹痛、吐き気を引き起こすことがあります。昨年、全国で発生したアニサキス食中毒は300件以上にのぼり、市内でも19件と1番多く発生した食中毒です。 アニサキスによる食中毒は自宅で調理したお刺身やしめさばでも多く起きています。家庭で生の魚を調理するときは十分に気をつけましょう。 ◆アニサキスってどんな寄生虫? 体長2~3㎝で、白い半透明のひも状の寄生虫です。 サバ、カツオ、サンマ、アジ、イカなど魚介類の内臓付近に寄生しています。 丸い模様のように見えるのがアニサキスです。魚に寄生しているときは、丸まって見える場合があります。 ◆予防するには? ※アニサキスは酢やわさびでは死にません。冷凍または加熱処理が有効です。 ・自宅で刺身やしめさばを調理する際は、冷凍処理された魚を使いましょう。 ・購入時や調理中、食べる前にアニサキスがついていないかよく確認しましょう。見つけたら、その部分は取り除きましょう。 ・新鮮な魚を選び、丸ごと一匹で購入する際は早めに内臓を取り除きましょう。 ◆お肉による食中毒に注意 肉には、カンピロバクターや腸管出血性大腸菌O(オー)157、サルモネラなどさまざまな食中毒菌がいます。これらの菌による食中毒になると腹痛や下痢などが起こり、重症化する場合もあります。 夏場は食中毒菌が活発に活動する時期なので、お肉を調理するときや、食べるときは十分に気をつけましょう。 ◆肉による食中毒を予防するには? ※「とりわさ」や「とりたたき」による食中毒が多く発生しています。お店でも生や半生の鶏肉は食べないようにしましょう。 ・買ったお肉はすぐに冷蔵庫に入れましょう。 ・表示をみて、期限内に食べましょう。 ・お肉は必ず中までしっかり火を通しましょう。 ・生のお肉を触った後は石けんでよく手を洗いましょう。 ・生のお肉が触れた包丁やまな板で他の食材を調理しないようにしましょう。  別の調理器具を使うか、よく洗浄・消毒してから使いましょう。 問合せ 食品衛生係 電話 948-2356 ファクス 948-2388