広報よこはま都筑区版 2020(令和2)年3月号 テキストデータ 5ページ ふるさとにぎわい面 ●ここからはじまる認知症支援 認知症サポーターになろう! ◆認知症サポーターとは??  認知症になっても住み慣れた地域で安心して暮らせるまちづくりを目指し、認知症について正しく理解し、偏見を持たず認知症の人や家族を温かく見守る応援者です。身近に認知症かなと思う人がいたらそっと見守り、手助けをします。 ◆サポーターになるには? 認知症サポーター養成講座を受講します。区では、毎年小中学校や金融機関、企業や 地域など、さまざまな場所で認知症サポーター養成講座を開催しています。 ◆認知症サポーター養成講座  講座では講話や寸劇、グループワークなど受講者に合わせた方法で、認知症のことや 認知症の人、その家族の気持ちと接し方などを学ぶことができます。 [講座内容(例)] ・認知症とは ・認知症の人の気持ちと接し方 ・認知症の人と家族の気持ち ・認知症の人を支える仕組みと相談窓口 ・認知症サポーターとしてできること など [講師]  講座の講師役は認知症キャラバン・メイトが行います。認知症キャラバン・メイトは 研修を受けた地域の人がボランティアで行い、区や地域ケアプラザなどと協力し講座を開催しています。 「皆さんに分かりやすくお伝えできるよう、私たちキャラバン・メイトも勉強しながら、頑張っています。」 キャラバン・メイト 樋口(ひぐち)さん ■講座受講者の声 ・認知症の家族がいます。これからはゆっくり話そうと思いました。(区内中学生) ・窓口で困っているお年寄りへの接し方のヒントになりました。(区内金融機関職員) *講座を受講すると、認知症の人やその家族を応援する「目印」として、オレンジリングをお渡しします。 ■認知症サポーター養成講座を受けたい場合  認知症サポーター養成講座を受けたい場合は、横浜市認知症サポーターキャラバン事務局(認定NPO法人市民セクターよこはま)のホームページをご覧ください。また、受講場所の提供とまとまった人数を集めていただける場合は出張講座も行っています(無料)。 出前講座をご希望の場合は、高齢支援担当までご相談ください。 認知症サポーター(応援者)が増えれば、認知症の人に優しい地域になっていきます ◆コラム 認知症と認知症の人への対応  認知症は、誰もがかかる可能性のある脳の病気です。 いろいろな原因で脳の細胞が死んでしまったり、働きが悪くなったためにさまざまな障害が起こり、生活するうえで支障が出ている状態(およそ6か月以上継続)のことです。 例えば… 認知症によるもの忘れの場合→体験のすべてを忘れる 単なるもの忘れの場合→体験の一部を忘れる  認知症の人は何も分からない人ではありません。  特に初期症状のときには、自分の変化に気づき、認知症の症状を自覚しています。 必要な補助をしながら、その人ができることをサポートしていくことが大切です。 〈3つの心得〉 ・驚かせない 声をかけるときは相手の視野に入ってから ・急がせない せかさずに、相手のペースに合わせましょう ・自尊心を傷つけない 相手の気持ちを受け止めて ◆認知症に関する相談窓口 高齢支援担当またはお住まいの近くの地域包括支援センター(地域ケアプラザ)へ 高齢支援担当(2階21番窓口)  電話 948-2306  ファクス 948-2490 中川地域ケアプラザ(中川一丁目1-1)  電話 910-1512   ファクス 910-1513 葛が谷地域ケアプラザ(葛が谷16-3) 電話 943-5951   ファクス 943-5961 加賀原地域ケアプラザ(加賀原一丁目22-32)  電話 944-4641   ファクス 944-4642 東山田地域ケアプラザ(東山田町270)    電話 590-3788   ファクス 592-5913 新栄地域ケアプラザ(新栄町19-19)    電話 592-5265   ファクス 595-3321 問合せ 高齢支援担当 電話 948-2306 ファクス 948-2490