広報よこはま都筑区版 2019(平成31)年4月号 テキストデータ 6・7ページ 特集 「つながり」「活力と魅力」「安心」を実感できるまち、ふるさと都筑 「平成31年度 都筑区個性ある区づくり推進費」予算を編成しました。  「個性ある区づくり推進費」とは?  区役所が地域の身近な課題に応じて取組を行ったり、区庁舎・区民利用施設の運営などに使うための経費です。 この特集では、都筑区が地域の特性を生かして取り組む主な事業を紹介します。  都筑区では、「つながり」「活力と魅力」「安心」を実感できるまちの実現を目指し、5つの柱に基づき編成しました。  区民の皆さまが「日々を心豊かに過ごし、ずっと住み続けたい」と愛着を持てるよう、地域・団体・企業の皆さまとふるさとづくりに取り組んでまいります。 ●自主企画事業費 1 つながりと協働を育むまち  7事業 3246万円  地域の課題を地域で解決できるよう、自治会町内会をはじめとした地域・団体・企業の交流の場をつくるなど、地域の力やつながりを育みます。また、第3期都筑区地域福祉保健計画「つづき あい」を推進し、人と人とのつながりが実感でき、互いに支え合える地域づくりを地域の多様な主体と協働して進めます。  併せて、共感と信頼の区役所づくりを進め、つながりづくりを支えます。 ◆都筑区地域福祉保健計画「つづき あい」推進事業:338万円  人のつながりを実感し、安心して暮らせる地域づくりを行うため、「自助」「共助」「公助」を組み合わせ、総合的に取組を進めていきます。  *第3期都筑区地域福祉保健計画を推進することで、福祉保健活動(高齢者サロンなど)が進んでいます。 ◆つづき“縁”ジン事業(市民活動・生涯学習支援事業):273万円  市民活動・生涯学習支援における個人のきっかけづくりから、グループ化を支援し、レベルに合った団体支援を行います。また、団体同士や施設同士の情報の共有や連携が進むよう、ネットワーク作りに取り組みます。 2 いきいきと健やかに暮らせるまち  5事業 1787万円  都筑区は年少人口の割合が18区で最も高く、平均年齢が最も若いまちです。子育て世帯に選ばれるまちとして、さらなる子ども・子育てへの支援を図ります。  また、今後早いスピードで進む高齢化を見据え、住み慣れた地域で自分らしく暮らし続けることができるよう、地域包括ケアシステムの構築に向けた取組を進め、地域の参画による各世代に応じた健康づくりを進めます。 ◆妊娠期から学齢期までの切れ目のない子育て支援事業:919万円  地域・学校・関係団体と連携し、子育て支援のネットワークの充実、育児不安を抱える養育者への支援、さまざまな課題を抱えた子どもたちの居場所づくりなどに取り組みます。  *仕事をしている妊婦や夫(パートナー)が参加しやすいように土曜日に両親教室を実施しています。 ◆つづき健康づくりサポート事業:263万円  区民の自主的な健康づくりを支援するため、「都筑区健康アクション!」に基づき庁内連携を進め、保健活動推進員、食生活等改善推進員(ヘルスメイト)、民間企業などとの協働により生活習慣病およびがんの予防、食育の推進を中心とした健康啓発を行います。 3 活力とにぎわい、魅力あふれるまち  7事業 1880万円  地域のにぎわいづくりとふるさと意識の向上を図るため、地域や企業などと協働して、区民まつりを開催します。また、都筑区ならではの都筑野菜、優れた技術を持つ中小製造業、文化、スポーツや商業団体などの地域資源を積極的に活用した取組を進めます。  併せて、第7回アフリカ開発会議や東京2020オリンピック・パラリンピックの機運醸成を図るなど、さらなるにぎわいづくりに取り組みます。 ◆街のにぎわいづくり事業:621万円  ふるさと意識の向上や、異文化交流によるつながりづくりを目的としたイベントを開催することで、まちのにぎわいづくりを目指します。  区制25周年をPRするとともに盛り上げていきます。  また、商店街の魅力を地域に発信し、商店街活性化を図ります。  *区民の皆さまの地域に対する愛着やふるさと意識を醸成していただけるよう「第25回都筑区民まつり」を開催します。 ◆未来につなぐオリンピック・パラリンピック事業:91万円  東京2020オリンピック・パラリンピックの開催に向け、機運醸成を図ります。横浜国際プールが英国代表チームの事前キャンプ地となるため、「ホストタウン」としての取組を通じ、スポーツはもとより、文化芸術や国際理解など幅広い分野で、まちのにぎわいを創出します。 4 安全・安心なまち  4事業 2358万円  住み慣れた地域で誰もが安心して暮らせるまちを目指し、自助・共助による防災の取組や地域の自主防犯組織による防犯活動への支援などを行います。  また、日本各地で発生している地震や豪雨災害により区民の防災・減災への関心が高まっていることを受け、地域や関係機関・団体と連携して震災や風水害に対するさらなる取組を進めます。 ◆災害にそなえる自助・共助の推進事業:329万円  地域防災拠点運営委員向けの研修会および防災・減災講演会などを開催するとともに、「災害時要援護者支援事業(つづき そなえ)」により自助・共助の取組を推進し、地域防災力の向上を図ります。  *避難所開設・運営訓練で、避難者の受付訓練をしています。 ◆危機管理対策推進事業:973万円  大雨や台風による土砂災害や河川の氾濫を想定した風水害対策訓練、地震により負傷者が多数発生したことを想定した災害医療対策訓練などを通じて、関係機関・団体との連携を図ります。これに加えて、区災害対策本部運営訓練を実施し、区本部体制の強化を図ります。  また、災害時に迅速かつ的確な情報発信・収集をするため、緊急時情報伝達システムの運用を進めます。 5 花と緑にあふれ、豊かな環境を育むまち  3事業 858万円  新たな中期4か年計画で示されている「ガーデンシティ横浜」の推進を踏まえ、都筑区においても、花と緑にあふれるまちを目指します。  区の地域資源である公園や緑道などの安全対策に取り組み、区内の魅力ある豊かな環境資源を広く発信していきます。また、環境にやさしいまちを目指し、地球温暖化対策を進めます。 ◆つづき水と緑の魅力アップ推進事業:264万円  環境創造局と連携し、区内の貴重な緑地の保全や農地の活用を進めます。  さらに、「都筑区花いっぱい運動」に取り組むとともに、区内の花と緑の名所を募集・選定・PRすることで、引き続き花や緑を大切にする心を醸成します。  また、「都筑区水と緑の散策マップ」を活用し、区の環境資源の魅力を伝えるとともに、今後のマップの更新および利用者の増加に向けたPRを行います。 ◆ハマロード・サポーター、公園・緑道愛護会等活動推進事業:423万円  身近な道路や公園を清掃、維持管理するボランティア団体や個人に区の状況に応じた支援を行い、活動の活性化を図ります。  *ハマロード・サポーターや公園愛護会など、区民の皆さまの豊かな環境づくりの活動を支援し、一層活性化していきます。 ●温暖化対策プラス事業 市立保育所における温暖化対策啓発事業:806万円  効果的に暑さ対策を行うため、新しい暑さ対策技術である「フラクタル日除け」などを区内市立保育所2園に設置します。また、市立保育所の園庭開放などを活用し、子育て世代と子どもたちを対象とした温暖化対策の啓発を行います。  *フラクタル日除けの下で、暑い日も外で元気に遊びます。 温暖化対策プラス事業…区役所や地域における温暖化対策の取組を推進するための事業。 フラクタル日除け…樹木の葉の並びを人工的に再現した日除け。風をよく通し、熱をとどめにくい仕様となっています。 ●今年は都筑区制25周年の節目の年です  記念式典の開催や、区のこれまでの軌跡を通史的にまとめた「図説 都筑の歴史」の発行など、地域に対する愛着・ふるさと意識を醸成していただけるよう、区制25周年を区民の皆さまと共にお祝いします。  *これまでの広報よこはま都筑区版の記録集を今後発行します。 *平成31年度に都筑区内で実施される道路・防災・交通などの主な事業については、6月号特集面で紹介します。 「平成31年度 都筑区個性ある区づくり推進費」予算の資料は、区役所5階53番窓口やホームページでご案内しています。 問合せ 予算調整係 電話948-2213 ファクス948-2208  「平成31年度 都筑区個性ある区づくり推進費」検索