広報よこはま都筑区版 2019(平成31)年1月号 テキストデータ 12ページ  都筑区トピックス ●第7回 『図説 都筑の歴史』編さん委員会だより *区制25周年に向けて『図説 都筑の歴史』編さん中!!  『図説 都筑の歴史』は都筑区が25年目を迎える今年11月に刊行します。  区の歴史に詳しい専門家や、都筑区でまちづくり活動や散策ガイドなどをしている区民団体代表者で構成される編さん委員や、横浜市ふるさと歴史財団の職員などにご協力いただき、調査・執筆を進め、現在、原稿の編集作業を行っています。  『図説 都筑の歴史』は、原始から現代にかけて全六章で構成される予定です。今年は一足早く各章の見どころ・読みどころのポイントをご紹介します。 ◆序章  都筑は横浜の桃源郷でした。なだらかな丘に入り組む谷(やと)、豊かな湧水と暖かな日差しにあふれ、古くから多くの人々が住んでいました。20世紀後半から道路や鉄道が整備され、東京を支える街(ニュータウン)へと大きく変貌(へんぼう)しました。建設に際して先人たちの足跡が多数見つかり、発掘・記録化されて未来への遺産となりました。この時代に生きる私たちは、汗の結晶を後世に語り継いでいきたいです。 (編さん委員 坂本 彰(さかもと あきら)氏) ◆第1章 原始  人々は変化する自然環境に対応して生きてきました。氷河期の末から火山灰地で獣を追い、温暖化で侵入した海や、発達した森に住む動植物の狩猟・採集生活を長く続けてきました。2000年前の稲作到来以後は丘にムラや畑を作り、川辺の水田を耕しました。地域社会が成立して格差が生まれ、広範な交易はヤマト政権との関わりを示し、古墳築造が進んだのです。多数の横穴墓は谷開発の進展を物語っています。 (編さん委員 坂本 彰 氏)  『図説 都筑の歴史』では、遺跡発掘から見えてくる原始・古代の人々の生活など、多くの図版とともに分かりやすく解説されています。  『図説 都筑の歴史』の刊行をお楽しみに! ■『図説 都筑の歴史』刊行プレイベント第5弾 講演会「港北ニュータウンの成り立ちから見た現在」 講師:室田 昌子(むろた まさこ)氏(東京都市大学環境学部教授) 募集については、8ページの都筑図書館からのお知らせをご覧ください。 問合せ 区民活動係  電話 948-2238 ファクス 948-2239 ●つづきウォーク&フェスタ開催報告  11月23日に、青少年の体験の場、世代間交流、健康増進を目的としたイベント「つづきウォーク&フェスタ」が開催されました。  当日は、雲一つない青空のもと、約500人の参加者が、牛久保公園、横浜国際プール、徳生公園、都筑民家園などをめぐる約7キロコースを、秋の紅葉を楽しみながらウォークラリーを行いました。すきっぷ広場では、中高生による吹奏楽・ダンスの披露が行われ、日頃の練習の成果を存分に発揮してくれました。当日の運営には、中学生ボランティアも大活躍。都筑の魅力が伝わる1日となりました。 ●イベントカレンダーに掲載する記事を募集します 広報よこはま都筑区版2019年5月号に、5月11日~2020年5月10日に行われる区内イベントを掲載します。掲載にはいくつか要件がありますので、掲載を希望する場合は、2月15日までに広報相談係(電話948-2223)へご連絡ください。