広報よこはま都筑区版 2018(平成30)年9月号 保存版 テキストデータ 2・3ページ 【避難】 ●避難する場所を知っていますか? 自宅が倒壊や火災によって危険なときは、避難場所まで避難しましょう。 「知って備える!地震発生後 避難の流れ」 ◆地震発生直後の対応〈地震三原則〉 (1)その場にあった身の安全   慌てずに、まずは身の安全を確保し、揺れが収まるまで様子を見ましょう。 (2)素早く火の始末   火を使っているときは、揺れが収まってから落ち着いて火の始末を。出火したときでも落ち着いて消火しましょう。 (3)隣近所の助け合い   隣近所の安否を確認しましょう。被災時には、近隣との協力関係が不可欠です。 ◆避難するその前に ・自宅にとどまるのが原則です  揺れが収まり安全が確保できたら、まずは自宅とその周辺を点検しましょう。  自宅建物に火災や倒壊の危険がないときは、無理に避難する必要はありません。  まずは落ち着いて、避難する必要があるかどうか、状況に応じて判断しましょう。 ◆安全を確保し、様子をみましょう ・地域で事前に取り決め いっとき避難場所  一時的に避難して様子を見るための場所です。  隣近所の安否確認の場、次の避難場所へ移動するまでの中継地点となる場所です。あらかじめ、地域や隣近所でどこをいっとき避難場所にするか決めておきましょう。 ・大火災を避ける 広域避難場所  地震に伴う大火災が発生し、延焼拡大したときに、熱や煙から逃れるための場所です。  〈区内広域避難場所〉  ・勝田団地 ・川和高校・都田公園一帯 ・かしの木台ハイツ一帯 ・横浜国際プール一帯  ・山崎公園一帯 ・葛が谷公園一帯 ・茅ケ崎公園一帯 ◆自宅に帰れないときは、地域で共同生活 ・自宅に戻れなくなったら、地域みんなで協力して運営 地域防災拠点(区内の市立小中学校のうち27か所)  家屋の倒壊などで自宅にとどまれない人が、一定期間避難生活を送る場所で、市内1か所でも震度5強以上の地震を観測した場合に開設します。避難者同士で力を合わせて運営する共同生活の場で、区内の市立小中学校のうち27か所を指定しています。  地域防災拠点には、防災備蓄庫を設置し、避難者が一時的に生活するための最低限の食料・水を備蓄するとともに、救助活動に必要な資機材などを整備しています。  その他、安否情報や地域の被害情報などの収集・伝達場所にもなります。  ※自身が避難する地域防災拠点がどこになっているか確認しておきましょう。 〈地域防災拠点の主な役割〉 (1)避難所 (2)最低限の水と食料の備蓄場所 (3)安否情報・被害情報・救援物資情報の収集・伝達場所 *自宅に居住でき、避難の必要がない被災者(在宅被災生活者)も地域防災拠点で物資や情報が得られます。 *地域防災拠点では、地域の皆さんが中心となって組織する地域防災拠点運営委員会によって訓練が実施されています。 ぜひ訓練に参加して、防災資機材の使い方や、避難生活のルールなどを身につけましょう。 ・高齢・障害などにより特別な配慮が必要な場合 福祉避難所(2018年4月に「特別避難場所」から名称が変わりました!)  地域防災拠点での避難生活に特別な配慮を必要とする要援護者のうち、自宅や地域防災拠点での生活が難しい人のための避難所です。発災直後から必ず開設されるものではなく、施設数に限りがあるため、専門職などの判断を元に優先度を付け、区役所が誰をどの施設で受け入れるかを決定します。 ●職場など外出先で地震が起きたら…(帰宅困難者対策)  鉄道などを使って通勤通学している人は、外出先で地震が起きたら通勤通学先にとどまり、様子を見ましょう。余震による落下物などで死傷する恐れもあり、無理な帰宅は大変危険です。また、家族との安否確認手段について家庭でよく話し合っておき、安心して待機できるよう備えておくことも大切です。 〈職場などへの備蓄例〉・ラジオ ・食料 ・飲料水 ・スニーカー ・トイレパック  など ●災害時の要援護者支援 ・高齢者、障害児・者などの災害時要援護者の支援については、地域の「声かけ・見守り」のネットワークが特に重要です。日頃から要援護者の状況に気を配り、地域で見守りましょう。 ・災害時には、負傷などにより、誰もが他者の助けを必要とする要援護者になる可能性があります。常日頃から、隣近所で助け合える関係づくりを心がけましょう。 ●風水害から身を守るために  近年全国各地で集中豪雨や台風による河川の氾濫や土砂崩れなどの被害が発生しています。  あらかじめ、ハザードマップなどを活用して居住する地域や自宅の浸水・土砂災害などの危険性を確認し、避難経路を検討しておきましょう。また、テレビやラジオなどから得られる気象情報・避難情報をこまめに確認し、危険が迫る前に早めに避難を開始しましょう。 ※各種ハザードマップを区役所で配布しているほか、横浜市のホームページで確認することができます。 問合せ 庶務係 電話948-2212 ファクス948-2208