広報よこはま都筑区版 2018(平成30)年9月号 テキストデータ 6・7ページ 特集 ご存知ですか??土木事務所のこと  土木事務所では、道路や街路樹、公園や緑道、水路や下水道など、さまざまな公共施設や構造物を管理しています。今回の特集では、そんな土木事務所の業務を紹介します。 ●点検(受付)  〈日常点検・維持管理〉  ・パトロール車や徒歩による道路点検  ・公園内の樹木や遊具の定期点検  ・下水道や水路の維持管理  ・通学路の安全施設の補修 など  〈区民の皆さまから〉  ・「道路に穴が開いている」  ・「街路樹の枝が私有地にはみ出している」  ・「公園や緑道の照明が消えている」など  →現地の住所(公園名)や詳しい状況のほか、お名前やご連絡先を伺います。  *「樹木が枯れている」「枝が落ちてきそう」「樹木を腐らせるキノコ(ベッコウダケ、コフキタケ)が生えている」「遊具が故障している」などを発見したら、ご連絡ください。 ●現場確認 担当職員が直接現場を確認 ・道路に穴 ・街路樹の越境枝 ●施工 状況に応じて施工 ・道路の穴うめ ・枝の剪定 ●災害対応 ・大雨・台風  大雨警報が発令されると、直ちに配備体制に入ります。必要な緊急対応を行うため、事務所に詰めた職員は区内のパトロールや災害の情報収集を実施します。  また、なるべく被害を軽減できるよう、通常時から次のような取組を行っています。 (1)道路の集水ます(降った雨を集めて下水に流す施設)、水路のスクリーン(水路のごみを集める施設)の清掃 (2)雨水調整池・遊水地などの維持管理 ・地震  大きな地震の発生に備え、地域防災拠点を中心に災害用トイレ(ハマッコトイレ)を整備しています。地震発生後には以下の対応を行います。 (1)区内へ救助活動人員や物資などの緊急輸送を円滑かつ確実に行うため、幹線道路などを優先的に復旧 (2)下水道管の点検、復旧 ・大雪   幹線道路や駅前などの除雪作業を行います。 ●都筑区ならではの取組 ・緑道再整備事業  延長15㎞におよぶ緑道網は、都筑区の大きな魅力の一つです。整備から30年が経過し、木々が成長し風格を増す一方、暗がりが増えて間伐が必要な場所や、大規模な補修が必要な場所も増えています。  そこで、土木事務所では緑道の再整備に取り組んでいます。緑道の魅力である石畳やせせらぎを大切にしながら、誰もが安心して利用できるよう改修を進めています。再整備は長期に及ぶことから、皆さまから寄せられたご意見をもとに基本方針となる「(仮称)緑道再整備ガイドライン」の策定についても並行して進めています。 ・自転車と歩行者が安全に暮らせるまちにするために  区では、自転車・歩行者の安全を確保して快適で安心して暮らせるまちづくりを進めるため、「グリーンマトリックス※をいかした自転車・歩行者安全事業」に取り組んでいます。駅周辺の重点地区での自転車歩行者専用道路や緑道の安全対策にご協力ください。 ※グリーンマトリックス…公園や自転車歩行者専用道路、民有の保存緑地などによる緑地のネットワーク。歩車分離による安全なまちづくりや、景観・生物生息環境として役立っています。 〈自転車歩行者専用道路では…〉  自転車は歩行者優先を前提にゆっくり通行してください。 〈緑道では…〉  自転車から降りて押し歩きしてください。迂回路がなく、緑道通行が避けられない区間は、歩行者優先を前提として、通路を拡幅するなどの安全対策をした上で、自転車通行可能な推奨ルートに設定します。安全対策が終わった場所は、自転車通行が可能になります。  「都筑区 自転車 推奨ルート」検索 ●地域の皆さまと一緒に  地域の自治会町内会をはじめ、数多くのボランティアが、道路や公園・緑道、水辺・親水施設の清掃・美化活動などに取り組んでくださっています。 ・公園愛護会(151団体)  公園や緑道の清掃や草刈り、花植え、堆肥つくり、利用マナー啓発など、さまざまな取組をしています。 ・水辺愛護会(3団体)  江川や浄念寺川のせせらぎ緑道など、身近な水辺・親水施設の日々の清掃や草刈り、サクラやチューリップなどを育てることで、訪れた人々の目を楽しませています。 ・ハマロード・サポーター(47団体)  道路の清掃・美化活動に携わっています。区でよく見られる、駅へと続く道に置かれた花いっぱいの花壇の多くも、ハマロード・サポーターの手によるものです。 *公園や道路などで見かける、黄緑色のビブスや帽子を身に着けて活動している人たちは、きっと愛護会やハマロード・サポーターの人々です! 問合せ 都筑土木事務所 電話942-0606 ファクス942-0809