広報よこはま都筑区版 2018(平成30)年4月号 テキストデータ 6・7ページ 特集 未来につながるまちづくり 「平成30年度 都筑区個性ある区づくり推進費」予算を編成しました。  この特集では、都筑区が地域の特性を生かして取り組む主な事業を紹介します。  都筑区は、15歳未満の年少人口の割合が18区で最も高く、平均年齢も最も若い活気のあるまちです。一方で、65歳以上の高齢者人口が将来に向かって増え続けることが見込まれます。そのため、子ども・子育てへの支援に加えて、自発的な健康づくりの支援やシニア世代が生き生きと活躍できる取組が必要です。また、区民活動の担い手育成や女性の活躍支援も求められています。  さらに、農業や区内中小製造業の優れた技術力、緑豊かな環境など区ならではの魅力を生かし、第7回アフリカ開発会議および東京2020オリンピック・パラリンピックなどのビッグイベントを、地域のつながりを深めるチャンスとし、積極的に取り組みます。  また、区民の皆さんの安全を守る防災対策については、自助・共助による災害への備えを強化しながら継続していきます。  これらの現状を踏まえ、「人づくり」・「つながりづくり」・「魅力づくり」の3つの視点を重視し、予算を編成しました。  区民の皆さんが日々を心豊かに過ごし、ずっと住み続けたいと思えるふるさとづくりを目指していきます。 「個性ある区づくり推進費」とは?  区役所が地域の身近な課題に応じた取組を行ったり、区庁舎・区民利用施設の運営などに使うための経費です。 ○いきいきと健やかに暮らせるまちづくり 2480万円(8事業) ・地域の子育て力アップ事業 866万円  地域・学校・団体・区役所が連携し、子育て支援のネットワーク化や地域活動の活性化を図り、子育て世代と地域の交流を進めます。妊娠期から小・中学生までの切れ目のない子育て支援を地域ぐるみで進めていきます。 ・つづき健康づくりサポート事業 176万円  区民の皆さんの自主的な健康づくりを支援するため、「都筑区健康アクション」に基づき区役所が一丸となって、保健活動推進員や食生活等改善推進員(ヘルスメイト)、民間企業との協働により、生活習慣病・がんの予防、食育の推進を中心とした健康啓発を行います。  ●子育て支援者事業会場での食事相談の実施 など ・シニア☆スター活躍応援事業 189万円  高齢者が住み慣れた地域で、その心身の状態に応じて自立意欲を保ち、互いに支え合い、安心して暮らし続けることができるまちを目指します。そのために介護予防・認知症予防などに取り組むリーダーを育成し、地域で身近な活動の場が増えるよう支援します。 ○活力とにぎわいあふれるまちづくり 2338万円(9事業) ・つづき“縁”ジン事業  ~人づくり・つながりづくり・女性が輝くまちづくり~ 265万円  区民活動センターと区民利用施設が協力し、地域や社会のさまざまな課題解決に取り組む区民や団体を発掘・育成していきます。市民活動・生涯学習を広めることで、区民が自主的につながり、生きがいを持って暮らせるまちを目指します。  また、区内の女性が存分に力を発揮し、より一層地域社会が豊かになるために必要な事業を、区内の女性と一緒に考え、作り上げます。  ●区民活動センターの利用促進 など ・メイドインつづき推進事業 498万円  区内の製造業の持つ高度なものづくり技術や独創的な製品、区内で採れた新鮮な都筑野菜などの「メイドインつづき」をPRすることにより、販路開拓や地産地消につながる支援を実施します。  ●展示会出展等の支援、事業PRイベントの実施 など ・国際交流・多文化共生事業  ~第7回アフリカ開発会議横浜開催で広がるアフリカ交流~ 140万円  ボツワナ共和国やアンゴラ共和国などとの交流実績を生かして、第7回アフリカ開 発会議横浜開催に向けて機運を醸成します。また、外国人の皆さんも安心して暮らし、活動できるまちづくりを推進します。  ●アフリカの芸術と食文化の体験事業の実施 など ・未来につなぐオリンピック・パラリンピック事業 70万円  東京2020オリンピック・パラリンピックの開催に向け、機運醸成を図ります。都筑区では、横浜国際プールがオリンピック英国代表チームの事前キャンプ地となるため、「ホストタウン」として、スポーツはもとより、文化芸術や国際理解の分野で、まちのにぎわいを創出します。 ○安心して暮らせるまちづくり 1725万円(4事業) ・災害にそなえる自助・共助の推進事業 194万円  防災・減災講演会や地域防災拠点運営委員向けの研修会などを開催します。さらに、「災害時要援護者支援事業(つづき そなえ)」により、地域での支えあいの活動を支援することで、自助・共助を推進し、地域防災力の向上を図ります。     ●災害時に役立つ正しい手洗い等の啓発 など ○共感と信頼の区役所づくり 2339万円(2事業) ・広報・広聴事業 1252万円  区民の皆さんに積極的に区の情報を提供し区民生活の利便性を高め、区行政への理解を深めます。また「市民の声」事業などの広聴事業により多様化する区民ニーズや地域の課題を把握しながら運営を図ります。 ○豊かな環境をいかしたまちづくり 1267万円(4事業) ・つづき水と緑の魅力アップ推進事業 222万円  環境創造局と連携し、区内の貴重な緑地の保全や農地の活用を進めます。さらに、第33回全国都市緑化よこはまフェアの開催をきっかけに、拡充展開した「都筑区花いっぱい運動」を引き続き行い、担い手を増やすためのPRを実施します。 また、「都筑区水と緑の散策マップ」を活用し、区内の環境資源の魅力を伝えるとともに、マップの更新や利用者の増加に向けたPRを行います。  ●農業専用地区内の沿道への花植え、「早渕川・老馬谷ガーデン」のイベントの実施 など 平成30年度に区内で実施される道路・防災・交通などの主な事業については、6月号で紹介します。 「平成30年度 都筑区個性ある区づくり推進費」予算の資料は、予算調整係(5階53番窓口)やホームページでご案内しています。 問合せ 予算調整係 電話948-2213 ファクス948-2208 ホームページhttp://www.city.yokohama.lg.jp/tsuzuki/soumu/yosan/yosan.html 「都筑区 予算」検索