広報よこはま都筑区版 2018(平成30)年4月号 テキストデータ 5ページ ふるさとにぎわい面 みんなでつくる文化芸術活動拠点 みんなが主役! 都筑の区民文化センター ~施設整備の基本的な方向性がまとまりました~  地域の身近な文化芸術活動の拠点「区民文化センター」を、市営地下鉄センター北駅前に、民間事業者による土地活用の中で整備する予定です。  昨年7月以降、地域の代表者や区民団体代表などからなる委員会が、区民の皆さんから寄せられたたくさんのアイデアを確認しながら検討を進め、施設整備の基本的な方向性を「基本構想」としてまとめましたので、その概要を紹介します。 ※委員会から「基本構想」として提言を受けた内容であり、確定した施設の内容(仕様等)ではありません。 ●区民文化センターとは  地域に根差した個性ある文化の創造に寄与するために、条例に基づき設置される施設です。標準的な機能としては、ホール・ギャラリー・音楽ルーム(リハーサル室)・練習室・会議室などを備え、延床面積は3000㎡程度となっています。多彩な分野の公演・ワークショップなどの実施、区民が取り組みたい文化活動に対する専門的な相談・アドバイス、施設の貸出しなどを行います。 ・開館までのスケジュール  29年度  基本構想  30年度  土地活用事業者の公募  30年度~ 事業者決定、設計、工事  35年度  開館(予定) ※土地活用事業者の事業スケジュールなどにより、開館時期が前後する可能性があります。 ・予定地  センター北駅から徒歩3分、「都筑の文化 夢スタジオ」があった土地に整備する予定です。 「区民文化センターは身近な文化施設です。「基本構想」には、皆さんの多様な文化活動に対応できるよう、施設の設計理念を明記しました。区民の皆さんの力でにぎわいのあるエントランスホールが演出できれば素晴らしいと思います。そう、区民文化センターの主役は区民の皆さんなのですから。」 間瀬(ませ)委員長 「区民の皆さん誰もが主役になれるように、ということを念頭に、施設運営のあり方や建物上の工夫を考えました。区民の皆さんが中心となって文化を生み出し、創り上げていく喜び・つなげていく喜びを大切に、あらゆる人が集える場所になることを願っています。」 村田(むらた)副委員長 ●都筑区の区民文化センターの基本的な方向性(基本構想) 多様性に対応できる柔軟性を大切に、区民文化センターに期待される基本的役割を果たしながら、都筑に根差した個性ある文化の創造を目指します。  施設運営・管理の考え方  ・区民の個性を尊重し、区民の多様で、多彩な活動に呼応し、区民の誰もが利用しやすい運営・管理を行います。  ・指定管理者制度を導入し、専門性・公平性を確保します。また、運営には、区民が主体的にかかわれる仕組みを取り入れます。  施設構成(建物)の考え方、設計理念  ・区民の多様で、多彩な活動、また、将来のニーズにも対応できるよう、施設を柔軟に活用できる仕様とします。  ・各諸室が相互に補完しあい、場合によっては、その機能を拡張できる諸室とします。  ・子どもを含むすべての利用者が安心、安全かつ快適に利用できるようにします。  開放感があり、多彩な区民活動が展開されるエントランスホール  ・ミニコンサートや作品展示など、区民が多様に使える、つながれるオープンなフリースペース  ・できる限り、広いスペースを確保  生きた情報が行き交う情報コーナー  ・文化団体などが情報を入手し、発信できるスペースを備える  舞台を多目的に使える、高機能・高性能なメインホール  ・多目的な演目に対応でき(可動プロセニアム形式)、可動式音響反射板を備える  ・客席数(300席程度)に対して、できる限り広く、奥行きのある舞台を確保  発表の場としても使えるリハーサル室・音楽ルーム    分割・合体ができ発表・創作と多目的に使えるギャラリー・ワークショップルーム  ワークショップや講演会にも使える多機能会議室  防音仕様の個室スタジオ    区民やスタッフが協働できる事務室 区民文化センターの基本構想や整備の状況についての詳細は「都筑区 区民文化センター」検索 問合せ 企画調整係 電話948-2227 ファクス948-2399