広報よこはま都筑区版 平成29年1月号 テキストデータ 6・7ページ 特集 「自助」・「共助」の取組で地域の防災・減災力を強化しよう! 大きな災害に備えるには、自分で自分の身を守る「自助」と、隣近所などの地域で助け合う 「共助」がとても重要です。今回の特集では、家でできる「自助」と地域での「共助」の取組をご紹介します。 問合せ 庶務係 電話948-2212 FAX948-2208 事業企画係 電話948-2344 FAX948-2354 自分で自分の身を守る 自助 災害発生時、避難所へ行かずに自宅で生活を続ける場合に備えて、食料品や日用品を少し多めに備えておきましょう ●日常生活で使いながら補充していく備蓄法 ローリングストック 「ローリングストック」とは、これまでのように災害用として食料品や日用品を備蓄しておくのではなく、普段から余裕をもってこれらを多めに購入し、日常生活で使いながら補充をしていくことで、いざという時のために備えるという考え方です。 長期保存に向かないものも取り入れることができ、気づいた時には期限を過ぎて使えないという無駄を無くせます。 日頃から、家族で災害が起きたときのこと(連絡方法、集合場所)を話し合っておきましょう! ●災害時に特に必要なもの〜家族構成を考えて備蓄をしておくことが大切です〜 ・カセットコンロ&ガスボンベ・懐中電灯・充電式ラジオ・予備電池 ・常備薬&おくすり手帳・トイレパック(1人1日5個が目安) こちらも忘れずに! ・高齢者…やわらかい食品(おかゆなど)、補聴器用電池、入れ歯洗浄剤 ・乳幼児…粉ミルク、おしりふき、離乳食、おむつ ・女性…生理用品 など ●都筑区防災・減災講演会 地震や風水害等の大規模災害へのそなえ〜日頃からの自助・共助〜 企業、自治体などの防災・危機管理アドバイザーとして活躍されている山村氏による講演と、地域の活動発表を行います。ぜひお越しください。 講師 山村 武彦 氏(防災システム研究所 所長) 日時 2月13日(月)14時〜15時30分(13時30分開場) 会場 ハウスクエア横浜(中川一丁目4-1) 定員 300人(先着順) 申込み  行事名・住所・氏名(ふりがな)・電話番号・年齢・希望人数・手話通訳を希望する場合は「手話通訳希望」を明記しメールかファクスかハガキ ※1月31日までに区役所から連絡がなければ聴講可能です。 問合せ  総務課庶務係 電話948-2212 FAX948-2208 Eメールtz-bousai@city.yokohama.jp 地域で助け合う 共助 災害時要援護者支援事業「つづき そなえ」ご存知ですか?あなたのまちの取組は? ●災害時要援護者支援事業「つづき そなえ」の基本的な考え方 ・日頃から、災害時要援護者と地域の人々との顔と顔の見える関係をつくり、災害に強い地域力を高めること。 ・連合自治会町内会ごとに、地域のつながりをいかした災害時要援護者支援の取組を進めること。 地域の取組例 お知らせ(広報紙の作成・配布)→把握(要援護者の把握、名簿の作成※、要援護者マップの作成)→訪問(要援護者の訪問、防災グッズの配布)→つながり・ネットワークづくり(要援護者支援ボランティアの募集、防災無線によるネットワークづくり) ※連合自治会町内会に対し、要望に応じて区の保有する要援護者名簿の提供を行っています。 ●災害時に支援が必要になる人は? 例えば… ・高齢者…一人暮らしの人、日中一人暮らしの人、高齢者のみの世帯(ご夫婦など)、寝たきりの人、認知症の人…など ・障害者…身体障害のある人、知的障害のある人、精神障害のある人…など ・妊産婦 ・乳幼児 ・外国人 …など 詳しくは「つづき そなえ」検索 ●共助の活動拠点となる「いっとき避難場所」と「地域防災拠点」の例 くわしくは「都筑区 避難」検索 ・地震発生 ↓ ・(原則)自宅にとどまる 自宅建物に火災や倒壊の危険がないときは、むやみに移動を開始しないことが大切です。 ↓ 自宅にとどまれない場合 ・いっとき避難場所 自治会や町内会などで選定した小さな公園や集会所といった、一時的に避難する場所です。隣近所の安否を確認します。 ↓ 自宅にとどまれない場合 ・地域防災拠点(区内27拠点) 市内で震度5強以上の地震を観測した場合に開設します。一定期間、避難生活を送る場所であり、安否情報の収集・伝達や物資の配布をする場所です。自宅で被災生活を送る人も、情報や物資が得られます。