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つづき 水と緑の守り人

連載6 育てます!緑の守り人 ―港北ニュータウン緑の会

最終更新日 2019年3月12日

つづき 水と緑の守り人 連載6 育てます!緑の守り人 ―港北ニュータウン緑の会
区内の自然を守っている市民の活動を紹介します。全7回。

自然保護団体の連携組織から 人材育成の「学校」へ

区内に数多く存在する公園愛護会や自然保護活動を行う市民団体を結ぶ組織として、平成4年に「港北ニュータウン緑の会」が設立されました。
「港北ニュータウンを1つの公園と見なす大きな視点で、個々の団体が連携して保全にあたれば、素晴らしい緑の街になるだろう」との思いから、
それまでけやきが丘団地の森林愛護会や鴨池公園愛護会の代表を歴任してきた永田和宏さんが呼び掛けました。
植栽管理の知識・技術とマンパワーを共有でき、さまざまな試みが可能になりました。
山崎公園(中川四丁目)や徳生公園(南山田一丁目)では生い茂る竹を根から取り除いて雑木林に変身させ、
烏山(からすやま)公園(中川二丁目)や鴨池公園(荏田東三丁目、荏田南一丁目)では雑木林の根を残して切り落とし、
15~20年で元の雑木林に再生させる「萌芽更新」を行いました。
平成10年には同会のメンバーで大塚・歳勝土(さいかちど)遺跡公園(大棚西)愛護会を結成。日々の公園の見回りから手入れ、
「タケノコ掘り大会」などのイベントも開催しています。
平成12年ごろから個々の団体の活動を支援する形は縮小し、平成15年には「知識・技術を伝える学校のような組織にしよう」と方向転換。
「雑木林塾」や「チェーンソー講習会」を、ベテラン会員が講師となり会員向けに開催するようになりました。自然保護のボランティアは大半がその道の素人。
道具の使用方法と管理に始まり、高木の剪定、竹垣作りなども伝授していきます。
「けがをせず、いかに安全に活動していくかを伝えるのが一番の目的。木を切り倒す時は周りに大声で知らせる、2人1組で作業する、
チェーンソーの振動による手の痺れを避けるため連続使用は10分まで、などのルールが大事なんです」と永田さん。
さらに「自然保護ボランティアは少なくないですが、その指導者はなかなか出てこない。リーダーとなる人材も育成していきたいです」。
現在は主に大塚・歳勝土遺跡公園を舞台に活動しています。

自然が好きで、ほっておけない そんなリーダー育てたい

岐阜県は飛騨地方の山間で育った永田さん。子どもの時から自宅周辺の山の管理を手伝っていたといいます。
「里山を見るとほっとします。荒れている姿を見ると、自分が何とかしなければと駆り立てられます」。実は永田さんの本職は、金属工学が専門の大学教授。
35歳から始めた自然保護活動には、教鞭・研究の傍ら休日を充ててきました。
「たとえ仕事でめいることがあっても、山仕事をするととてもいい気分転換ができます。ぜひ働き盛りの若い人たちに勧めたいです」。
同会のメンバーは平均65歳。20年近い会の活動を経て、気づいたらみな高齢化していたといいます。
しかし、メンバー最高齢の84歳の男性は、さっそうとチェーンソーを使いこなし、とても身軽。「体の鍛錬になるし、やってみると楽しいですよ」。
緩やかな人間関係が長続きの秘訣といいます。年会費は1,000円。「緑の会で知識・技術を習得し、区内の自然を守るリーダーになりませんか?」

定例活動/毎月第4日曜日午前9時から午後1時ごろまで。大塚・歳勝土遺跡公園の環濠集落遺跡入り口付近に集合。
会長・永田和宏さん TEL(941)7255。ホームページは「港北ニュータウン緑の会」で検索(外部サイト)

●主な活動や代表について

竹林間伐作業

雑木林塾の高木剪定実習

●竹林間伐作業。秋から春にかけ公園全体で1,000本取り除きます。今日は3時間、7人で50本を切り倒しました。「大人が両手を広げたほどの間隔で生えているのが一番美しいといわれます」●「雑木林塾」の高木剪定実習。落ちないよう、安全第一で。

定例活動での草刈り

代表の永田さん

●定例活動での草刈り。手にしているのは刈払機。「塾」では実習も。●代表の永田さん。バンダナがトレードマーク。鴨池公園愛護会の初代代表も務めました。「山の男」に見えますが、実は理系の大学教授!

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