第5期都筑区地域福祉保健計画 「つづき あい」概要版
2026年度から2030年度まで
おもてびょうしには、多様な人々や考え方が重なり合い、支え合っている様子を、カラフルでやわらかな水彩画のタッチで表現しています。
また、都筑区のマスコットキャラクター「つづき あい」と、都筑区地域福祉保健計画キャラクター「つづちゃん」が寄り添う姿も描かれたデザインとなっています。
この計画が目指すこと
私たちが生活する地域には、一人ひとりが異なる背景や考えを持ちながら、様々な暮らしが広がって
います。一見、穏やかに毎日を過ごしているように見えても、実は困りごとを抱え、孤立している人がいるかもしれません。こうした課題は、誰か1人や1つの団体だけの力で解決できるものではありません。
そこで、みんなが力を合わせ、課題解決に取り組み、安心して暮らせるまちを目指すための方向性を
示すのが「地域福祉保健計画」です。
都筑区では、この計画をより身近に感じてもらえるように、愛称を「つづき あい」としています。
<この計画を一緒に進めている、都筑区社会福祉協議会のキャラクター「ゆいピー」が「計画を見ていこう!と声をかけるイラストが描かれています。>
わたしたちの目指す都筑区
「つづき あい」で目指す、みんなでつくる都筑区の姿をイメージしたイラストを掲載しています。子どもたちや区民意見募集等でいただいたアイディアをもとに作成しました。
イラストには、緑道、チューリップと桜並木、つづきまもる君、観覧車、はたけ、商業施設など、都筑区らしいまちの景色を表現しています。その景色の中に、20の場面が配置されています。あなたの暮らしと重なるところはありますか?
【場面1】
犬の散歩をしながら、地域の人に子どもたちが元気よく挨拶している様子が描かれています。
地域の人が犬の散歩をしながら子どもを見守り、元気よく挨拶し合う様子が描かれています。
【場面2】
ジャージを着た学生と中高年の住民が、緑道で清掃や手入れを一緒におこなっている様子が描かれています。
緑道で、学生と住民が一緒に清掃や手入れをしている様子が描かれています。
【場面3】
盆踊りを、子ども・高齢者・障害のある人・外国の方など、多様な人たちが一緒に楽しんでいる様子が描かれています。
【場面4】
多様な人たちがボッチャを楽しんでいる様子が描かれています。車いすの人や子どもなど、誰もが参加できる雰囲気が表現されています。
車いすの人や子どもなど多様な人たちが参加し、ボッチャを楽しんでいる様子が描かれています。
【場面5】
赤ちゃん訪問員が子どものいる家庭を訪問し、親が「最近引っ越してきたんです」、訪問員が「困ったことがあったらいつでも相談してくださいね」と話している様子が描かれています。
【場面6】
障害のある人と地域の人たちが一緒に農作業をしている様子が描かれ「農業を通じてつながりが広がっていくといいね」と話している様子が描かれています。
【場面7】
掲示板に貼られたチラシが「やさしい日本語」で書かれており、それを見ながら外国のかたと高齢者が一緒に「やさしい言葉だとみんなが分かっていいね」と会話している様子が描かれています。
【場面8】
ガイドボランティアが視覚障害のある方と一緒に外出している様子が描かれています。家の前では母親が優しく見送り、「見守ってくれる人がいると心強い」と安心している様子が表現されています。吹き出しで「見守ってくれる人がいると心強い」と書かれています。
【場面9】
ウォーキング中の住民が、困っている様子の親子に「何かお手伝いをしましょうか」と声をかけている場面が描かれています。
【場面10】
制服を着た学生、車いすに乗っている子ども、外国の人など、さまざまな立場の人たちが一緒に防災訓練に参加している様子が描かれています。
【場面11】
地域食堂で、食事を楽しむ人も、ボランティアとして活動する人も、笑顔で過ごし、「話ができる人がいるとほっとする」と話している様子が描かれています。
【場面12】
仕切のある相談ブースで、個別相談に乗っている様子が描かれています。
【場面13】
マスクを着用した人や、ヘルプマークを付けた人などが、「素敵な作品だね」「自分の趣味が活かせて嬉しい」と会話し、だれもが自分の好きなことを発表したり展示できたりする機会の様子が描かれています。
【場面14】
保健活動推進員、食生活等改善推進員、白衣を着た医療関係者が、健康に関する啓発イベントを行っている様子が描かれています。
【場面15】
大きな荷物を持って歩く高齢者に、大学生が「重たいものは持ちますよ」と声をかけている様子が描かれ高齢者は「助かるよ。自分のことはできるだけ自分でやるよ」と話している様子が描かれています。
【場面16】
自治会館で多世代の住民が集まり、話し合っている様子が描かれています。
【場面17】
ベンチに座って、1人でゆったりと過ごす人の様子と「のんびり1人で過ごす時間も大切」とのコメントが書かれています。
【場面18】
ゴミ出しの際に近所の人が、カーテンが閉まったままの家を気にかけている様子が描かれています。
「最近、顔を見ていない。心配だな」と心の中で思っており、地域での見守りの場面が表現されています。
【場面19】
玄関先で住民同士が挨拶や何気ない会話をしている様子が描かれています。
【場面20】
みんなで体操をしている様子が描かれています。仕事へ向かう途中の人が制服のまま参加していたり、座りながら体操している人がいたりと、さまざまな参加の形が表現されています。
ヘルプマークは援助や配慮が必要なことを周囲に知らせるための目印です。
都筑区には、「住む」「働く」「訪れる」「交流する」など、多様なかかわり方がある区です。2025年1月1日時点では、平均年齢が市内で3番目に若い区ですが、今後は急激に高齢化が進むことが推計され、全世代の健康づくりや地域・社会参加を通じたつながりづくりがますます重要となっています。
【人口】
2025年12月1日時点の人口は約21万4千人で、18区中7位です。今後人口は減少し、2035年以降、高齢化率が横浜市平均を超える予想です。
【世帯】
2025年12月1日時点で、1世帯あたりの人数が多く、18区中1位です。今後、夫婦のみの世帯が増える見込みです。
【人の動き】
2024年中では、0歳から14歳および30歳以上の転入者割合が、市平均と比べて多い状況です。
【健康】
平均寿命、平均自立期間が長いです。
平均自立期間とは、日常生活に介護を要しない期間の平均です。
【経済活動】
農業、工業、商業が盛んです。
農家戸数は2020年2月1日時点で18区中1位、製造業事業所数は2021年6月1日時点で18区中2位、商店数は2021年6月1日時点で18区中4位です。
【多文化共生】
2025年11月末時点で、86か国の方が生活しています。
誰が対象の計画?
都筑区で生活している人、関わるすべての人が対象です。
それぞれの立場でできることを実践しながら、みんなで進めていきます。
住んでいる人、学びに来ている人、活動する人など、みんなで進める計画です。
計画の種類は?
「つづき あい」には、区計画と地区別計画があります。
区計画は、区役所・区社会福祉協議会(以下、区社協という)・地域ケアプラザが、地域の皆さん、活動する団体や組織とともに進める計画です。都筑区内全域が対象です。
地区別計画は、地区の特性に応じた課題に対して、地区が主体となって進める計画です。都筑区を15のエリアに分けて策定しています。
区計画は地区別計画の策定・推進の支援を、地区別計画は地区では課題解決困難な課題を区計画につなげる役割があります。
この冊子は区計画です。
計画の期間は?
第5期都筑区地域福祉保健計画の計画期間は、2026年度(令和8年度)から 2030 年度(令和 12 年度)までの5年間です。
基本理念は、「誰もが安心を実感しながら 健やかに住み続けられるまち つづきあいを目指して」です。
目指す姿は、基本理念の達成に向けた地域の具体的な像として3つ整理しています。
目指す姿1は「であいが広がり、つながる機会がたくさんある」で、キーワードは「であい」です。
目指す姿2は「ささえあい、健やかに生活できる」で、キーワードは「ささえあい」です。
目指す姿3は「多様性が尊重され、その人らしく生活できる」で、キーワードは「わかちあい」です。
第5期計画のポイントは、4つにあります。
1つめは、「多くの人が身近な地域活動に関心を持ち、気軽に参加できる環境づくり」です。
・活動に関心がある人と活動団体をつなぐコーディネート力を強化します。
・地域活動者が少なく、負担が大きい現状があります。多様な人・団体の参入やデジタル化によって、活動が十分に継続できるような工夫を行います。
2つめは、「誰も取り残さない地域づくり」です。
・困りごとを表出することが難しい人に、周囲が気付き、支援機関などにつなぐことができるよう、福祉保健の情報発信や見守りの目を増やしていきます。
・孤立予防、生きがいづくりのために、日常生活の中にある居場所の継続・創出に取り組みます。
3つめは、「多様性の尊重」です。
・誰もが尊重され、自分らしく生活できる環境づくりを進めます。
・立場や背景で区切らず、お互いを知る機会や、様々な人が交流できる場を継続し、ささえあいの気持ちを育んでいきます。
4つめは、「様々な人や組織との協働」です。
・大規模商業施設や学校、NPO法人、地元企業等が数多くある都筑区の強みを生かして、福祉保健活動のすそ野を広げます。
背景・課題
・地域で活動する人の固定化や減少により、負担が増加し、活動の継続が難しくなっている場合があります。
・また、価値観やつながりの多様化で、身近な地域での人と人とのつながりが希薄化しているとの声も聞かれます。
・しかし、困りごとがあっても、自分や家族だけでは解決できない時があります。災害などの緊急時はもとより、日常生活の中でも、共助によるささえあいが重要です。
区役所・区社協・地域ケアプラザが地域に関わる皆さんと取り組んでいくこと
(1)多くの人が気軽に参加できるきっかけづくりを進めます。
(2)地域で活動する団体や住民同士の交流の場をつくります。
(3)地域の身近なささえあい活動を進めている団体を支援します。
(4)多くの人や団体と地域がつながりをもてるよう、コーディネートに力を入れます。
(5)地域活動を応援する法人・商店・企業などとの連携を進めます。
(6)多くの人に情報が伝わるよう、工夫して発信します。
具体的な取組として、誰もが楽しめる音楽コンサートや多世代参加のパン作りなどが取り組まれています。
目指す姿1「であいが広がり、つながる機会がたくさんある」の達成に向けて、あなたが出来そうなことは何でしょう?あなたの一歩で地域はもっと良くなります。
背景・課題
・本人自身や家族に困り感がなく、相談できることに気が付かない結果、適切な相談につながらず、様々な課題が深刻化・複雑化することがあります。
・周囲の人が困りごとに気が付いても、1人では行動できず、抱えてしまう場合もあります。
・1人でも健康づくり・介護予防の取組は実施できますが、つながりをつくることで、より心身の健康に
効果があります。実際に、身近な活動を通じて、顔の見える関係が作られ、安心や生きがいにつながっています。
区役所・区社協・地域ケアプラザが地域に関わる皆さんと取り組んでいくこと
(1)日頃からのささえあいの大切さを広めます。
(2)身近な地域における居場所づくりを推進します。
(3)適切な相談先を案内するために、各団体が相互に役割や機能を充分に把握します。
(4)地域ケアプラザなど、身近な地域での相談先を引き続き周知します。
(5)身近な地域での健康づくり・介護予防に取り組みます。
(6)福祉保健に関する情報を地域と共有し、住民の気づきを大切にしながら、様々な困りごとを地域とともに解決していきます。
(7)分野やテーマごとのネットワークを通じて、各種機関同士の連携や、課題解決に取り組みます。
具体的な取組として、身近なからだの相談会や地域ボランティアによる小中学生への朝食提供などが取り組まれています。
目指す姿2「ささえあい、健やかに生活できる」の達成に向けて、あなたが出来そうなことは何でしょう?誰かのちょっとした困りごとに、あなたの一言が力になります。
背景・課題
・誰もが自分らしく暮らしていくためには、それぞれが優先していること・大切に思っていること等を
お互いに認め合い、尊重し合える意識を高めていくことが大切です。
・様々な立場や背景のある人に対する偏見や差別があることで、本人が生きづらさを感じたり、当たり前に暮らすことが難しくなっていたりする人がいます。
区役所・区社協・地域ケアプラザが地域に関わる皆さんと取り組んでいくこと
(1)様々な人が立場や背景を超えて交流する場をつくります。
(2)「人はみんな違って当たり前」を理解するための講座や研修を開催します。
(3)自らの意思が反映された生活を送ることができるよう支援します。
(4)誰もがやりたいことを実現でき、自分らしく活躍できる環境を整えます。
具体的な取組として、福祉教育、障害者・高齢者の作品展などが取り組まれています。
目指す姿3「多様性が尊重され、その人らしく生活できる」の達成に向けて、あなたが出来そうなことは何でしょう?あなたらしい答えで構いません。
第5期都筑区地域福祉保健計画「つづき あい」に対するお問い合わせ先は、2か所あります。
・都筑区役所 福祉保健課事業企画担当
電話番号は045-948-2344、ファックス番号は045-948-2354、メールアドレスはtz-tifuku@city.yokohama.lg.jpです。
・社会福祉法人 横浜市都筑区社会福祉協議会
電話番号は045-943-4058、ファックス番号は045-943-1863、メールアドレスはinfo@tuzuki-shakyo.jpです。