第2章 統計データや区民意識調査から見た都筑区 【都筑区の統計データ】 ◇都筑区の年齢3区分別人口構成比の将来推計 15歳未満の人口が多いことが特徴ですが、第3期計画期間中に65歳以上の人口が15歳未満の人口を逆転します。 高齢者問題も課題となってきます。 ◇横浜市の平均寿命と健康寿命 平均寿命と健康寿命の差は、男女とも10年程あります。健康的な生活を長く送り続けられるよう、健康寿命を伸ばし、平均寿命との差を縮める取組が大切になってきます。 健康寿命とは 「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」のことです。 【平成27年度区民意識調査結果】 ◇日頃の近所づきあいの程度  過去の調査結果と比較すると、「お互い困ったときには助け合っている」「お互い訪問し合っている」の割合は低下し、「あいさつをする程度」の関係が増えてきています。 ◇安心して子育てができる環境づくりのために自分自身が取り組めそうなこと 「日常の声かけ」や「通学路等の見守り」などは多くの方が挙げているものの、関わり方が深い取組になるにつれて割合が下がっていく様子がうかがえます。 ◇高齢者人口の増加予測を受け、今後必要と考える支援や取組  独居や高齢者のみの世帯となった場合の見守りや健康の維持管理など、4割を超える項目が複数あることが特徴的です。  また、無回答の方が少ないことから、高齢化に対する区民の方々の関心の高さがうかがえます。 ◇健康づくりで取り組んでいること  上位3項目でも、取り組んでいる方は約半数という結果でした。バランスの良い食事や日常生活での運動、定期的な健康診断の受診等は健康づくりのために重要なことであり、取り組んでいる方を増やしていくことが必要です。 ◇今後、地域で重要度が高いと考える活動  防災や防犯は、毎年度実施している横浜市民意識調査における「市政への要望」でも毎回上位に挙げられる項目です。それに次いで社会福祉や子育て等に関する活動が上位に入っていることが特徴的です。特に、「社会福祉に関する活動」は上位2項目と変わらない割合になっており、区民の方にとって関心の高い大切な分野になっていることがわかります。一方で、無回答の方が非常に多いことも特徴的です。