8 広報よこはま 2022(令和4)年 1月号 / 戸塚区版 
広報よこはま 2022(令和4)年 1月号 / 戸塚区版 9

防災 虎の巻! 
備え方も進歩する。新年のスタートに減災知識をバージョンアップ!
あなたの知識をバージョンアップ!!
日本全国で毎年のように発生している地震や台風の被害。最低3日分、できれば5~7日分の備蓄食などは準備できていますよね!
さあ、次のステップは減災の取組につながる「知識」です!知っておくことで必ずあなたを助けてくれます。新年の初めに、減災知識をバージョンアップしましょう!

あなたの知識をバージョンアップ!!
「避難」とは「難」を「避ける」こと。避難所に行くことだけが避難じゃない!
【地震のとき】
自宅に被害がない(住める)
避難所には行く必要がない→
自宅が倒壊(住めない)
近隣の友人や親戚宅または避難所→
在宅避難
分散避難
【風水害のとき】
←避難所には行く必要がない  いいえ
←はい  建物が頑丈またはマンション居住で2階以上に居ることで安全が確保できる←はい
←いいえ ←安全→
浸水や土砂災害の危険がない近隣の友人や親戚宅または避難所
ハザードマップ上で自宅が
浸水区域
または
土砂災害区域
ハザードマップの確認はこちら▶︎

避難所の違いを確認
地 震
風水害 ここでは、大型台風の場合のみ説明しています。その他の風水害は別に定めています。

「市内のどこか」で震度5強以上を観測した場合
開設条件
特別警報クラスの大型台風が襲来する場合
※公共交通機関が計画運休を行う規模の台風をいいます。

地域防災拠点(35か所の小中学校)が開設
「防災・区民マップ」で確認▶ 
※区役所9階91番窓口、東戸塚行政サービスコーナーで配布 または区ホームページでご確認ください
避難所
事前指定された避難所を開設(12の小中学校、地区センター)
川上小学校、上矢部小学校、矢部小学校、倉田小学校、南戸塚小学校、汲沢小学校、大正中学校、東俣野小学校、豊田中学校、小雀小学校、東戸塚地区センター、舞岡地区センター

開設されている避難所を確認できる「横浜市防災情報ポータル」
地震や風水害で開設している避難所情報のほか、避難所の混雑状況もわかります。
また、横浜市からの緊急情報や気象情報なども確認できます。

地域の皆さんを中心に開設・運営
※避難者はお客様ではありません。震災時は全員が被災者です。避難所運営にご協力をお願いします。
開設・運営者
区役所職員が開設・運営

配布あり(ただし、発災初期は避難所にあるもののみで対応)
避難所には家が倒壊し、自宅に住めなくなった人などを対象に1人2食を想定した備蓄しかありません。
配給物資
原則なし
避難所で必要となる食料などの物資は各自でお持ちください。

「地震と風水害で開設する避難所が違うのはなぜ?」
地域防災拠点の中には、洪水やがけ崩れが起こると体育館に被害がでる場所もあり、このような場所は風水害時の避難所として指定しません。地震で避難中のときに台風が来たときは、状況に応じて一時的に、学校の上階などに避難します。

「風水害時に開設する避難場所」
がけ崩れ、洪水の発生危険がある場合に開設する避難所が確認できます。また、大型台風時以外の避難所開設条件も確認できます。

参加無料 とつか減災フェア開催!
第1弾 臨場感あふれる発災シーン
「防災」をテーマにしたオンライン型アトラクションイベント
日時・期間 2月12日(土)9時、11時、13時30分(各約80分)※内容は各回同じ
対象・定員 区内在住:先着各150人
※小学3年生以下は保護者と一緒の参加をおすすめします
※Zoomが使用できるパソコン、タブレットをご用意ください
 (通信環境の安定したインターネット接続が必要です)
申込み 1月15日10時から予約フォームで申込み
問合せ 申込について:㈱フラップゼロアルファ(電話番号06-7174-3804)
 イベントについて:区役所庶務係(電話番号866-8307 ファクス番号881-0241)
▲イベントの詳細や予約フォームはこちらから

第2弾  
第1弾“学び”×第2弾“体感”親子で減災について楽しく学んじゃおう‼
日時・期間 2月13日(日) 10時~15時   会場  区役所3階
※新型コロナウイルス感染症の影響により、中止または内容が変更がされる場合があります。

助けて〜部屋が浸水してる〜
最新技術のAR(拡張現実)が体験できる!!

AEDで心肺蘇生を体験してみよう!
見ているだけでは助からない。大切
な命を救うのはあなただ!
子ども防火服を着て、君も消防士に!
かっこいい消防士の仲間入りだ!

謎解きゲーム
正解者には素敵なプレゼントが!
防災探偵になりきって隠された謎を暴け!
災害から大切な人を守れるのは君だけだ!

備蓄食を試食しよう!
保存パンと水缶をセットで‼
来庁者全員にプレゼント

その他のイベント
●避難所体験コーナー 「震災時の避難所を再現!?」
●災害時便利グッズ発見コーナー 「災害時に活用できるものばかり!」
●備蓄品確認コーナー 「年代や性別によって必要なものはこんなに違う!」
プレゼント
●自宅周辺のオリジナルハザードマップ配布コーナー
●風水害時の避難行動計画(マイタイムライン)作成コーナー

問合せ 区役所庶務係(電話番号866-8307 ファクス番号881-0241)


あなたの知識をバージョンアップ!!
「知らない」と「知っている」では、災害時の生活が大違い!
日常生活の中にも減災につながるものがたくさんあります。家庭で日常的に使っているものが、災害時には防災グッズに変わります!

ラップが防災グッズに変化
↓
【水の節約】 皿に敷けば洗い物を出さないから貴重な水も節水できます。
【防寒】 寒いときは服の上から巻くことで保温効果があります。
【包帯】 傷口を保護したガーゼの上から巻くと包帯の代わりにもなります。
【腕の固定】 添え木を固定したり、三角巾のように吊ることもできます。
※あくまでも応急処置です。早めに医療機関で診てもらいましょう。

食用油で明かりの確保
停電時に活用できる簡易的なランプです。
ランタンなどが無い場合や、電池の節約としても使えます。
 用意するもの
●ティッシュペーパー
 (キッチンペーパーも可)
●食用油
●アルミホイル
●安定した耐熱性ガラスなどの容器
 作り方
①ティッシュペーパーでこよりを作る。
②端から1cm付近をアルミホイルで軽く巻き付け、アルミホイルの両端を容器の外に出して固定。
③食用油をティッシュペーパーにしみ込ませ、容器に少し溜まるまで油を注ぎ、着火すれば完成。

周りに燃えやすいものを置かないでね
火から離れるときは必ず消してね

この他にも、新聞紙、ポリ袋、ペットボトルなどを活用すれば…
トイレパック
ポリ袋×新聞紙
ランタン
ライト×ポリ袋 ライト×ペットボトル
便利グッズの確認はこちらから▶︎
出典:東京防災、もしもマニュアル