一般質問から 12月10日の本会議(第3日)において、市政全般に関する方針や事業などについて、各会派を代表して8人の議員が「一般質問」を行いました。その中から13項目を抜粋して掲載します。 【自民党】5問 ●横浜国際プールの周辺地域の魅力向上 ●地域防災拠点におけるペット防災 ●GREEN×EXPO 2027開催後の農業振興地区 ●高速鉄道3号線の延伸 ●AI時代における読書活動推進の意義 【公明党】2問 ●上瀬谷のまちづくり ●防犯対策の強化 【立憲党】2問 ●個人版ふるさと納税 ●動物園における循環型社会に向けた取組 【維新会】1問 ●D24H(災害時保健医療福祉活動支援システム) 【国民主】1問 ●こどもホスピスへの取組支援 【共産党】1問 ●新たな中期計画素案 【長谷川】1問 ●デジタル時代における子どもたちの成長を支えるICT教育 まちづくり 上瀬谷のまちづくり 公明党 (問) 上瀬谷地区では、米軍基地跡地を活用した広域防災拠点整備や郊外部の活性化拠点づくりが進み、海軍道路の桜並木を継承した平和の象徴となる新たな名所づくりにも取り組んでいます。我が党は、桜を国境を越えた交流の架け橋として活用する意義を提唱してきました。改めて上瀬谷から平和を発信していくべきと考えます。 (答) 接収により長きにわたり土地利用が制限されてきた上瀬谷から、平和のメッセージを発信していくことは、大変意義深いと考えています。平和的利用の象徴として生まれ変わる上瀬谷を舞台に行われるGREEN×EXPO 2027において、国内外から訪れる多くの方々に、グリーンな社会に向けた技術や取組に加えて、上瀬谷の歴史や平和のメッセージを伝えていくとともに、EXPO後のまちづくりにも継承していきます。 政策 個人版ふるさと納税 立憲党 (問) 市は5年度からふるさと納税の取組を強化し、市内企業の魅力を生かした返礼品開発により、6年度には約5万8千件・約29億円の御寄附をいただきました。一方で、市は、制度本来の目的である「横浜を応援したい」という思いに応える仕組みとして、応援したい事業を指定して寄附でき、寄附の活用状況などを写真付きで紹介する「ふるさと納税独自サイト」を構築しています。この独自サイトを更に活用して、全国はもとより、市民にも寄附を通じた応援の輪を広げていくべきと考えます。 (答) 新たな中期計画では、横浜に関わる方々と計画の理念や戦略・政策等を共有し、多様な主体の連携により、共に横浜の未来に向かっていくことをうたっています。「市独自サイト」等を通じ、各事業の背景や意義などを分かりやすくお伝えすることで、市民や全国の皆様に応援いただけるよう努め、寄せられた御寄附を市政の推進に活用していきます。 政策 新たな中期計画素案 共産党 (問) 行政の役割は、市民の暮らしを守ることであり、それこそが最大の責務です。新たな中期計画においても、市民の暮らしを守ることを柱とすべきと考えます。 (答) 新たな計画では、戦略「市民生活の安心・安全と横浜の持続的な成長・発展」を掲げ、「毎日の安心・安全」「防災・減災」「医療・保健」「こども・子育て」「高齢・長寿」「障害児・者」など、14の政策群に総合的に取り組んでいきます。基礎自治体として、市民生活の安心・安全に、引き続き、しっかり対応していきます。 防犯 防犯対策の強化 公明党 (問) 我が党は防犯灯や防犯カメラ等の防犯対策の強化を継続要望し、7年第1回定例会では防犯条例の制定と防犯計画の改定を求め、市長は、行政と地域が一体となる条例制定と実効性ある計画の改定を行うと答弁されました。策定中の中期計画では毎日の安心・安全を政策群の一つとし、防犯対策の推進が掲げられている点を高く評価していますが、条例の制定及び計画の策定の方向性について伺います。 (答) 犯罪情勢や社会の変化に対応するため、市の責務を明確化した防犯条例を制定し、条例に基づき体系的な防犯対策を進める防犯計画を策定します。防犯計画には、先端技術の活用による暗がり解消と、安心・安全を実感できる見守りを盛り込むなど、市民、地域、事業者、そして行政が一丸となって、安心で安全なまちを実現していきます。 まちづくり 横浜国際プールの周辺地域の魅力向上 自民党 (問) 横浜国際プールは老朽化により再整備を行うことが検討され、7年3月には事業計画が公表されました。計画には、北山田駅からのアクセス改善として斜行モノレール導入が盛り込まれ、地元の長年の悲願が実現に向け動き出しています。周辺には歴史ある山田富士公園があり地域イベントも盛んですが、樹林地や施設の老朽化が課題です。再整備を契機として周辺地域の魅力向上につながるような取組も併せて行うべきと考えます。 (答) 再整備に当たっては、施設のリニューアルだけでなく、周辺施設と連携し、地域と一体となったまちの魅力向上、この視点が重要です。隣接する山田富士公園については、樹林地の手入れを行うことで、公園を訪れる方々がより快適に過ごせるようにするなどの取組を進めていきます。 写真キャプション:山田富士公園 防災 地域防災拠点におけるペット防災 自民党 (問) 避難所運営ゲーム「HUG」(※)は、カードと図面を使い、災害時の避難所運営を疑似体験する図上訓練で、現実的課題の理解に有効です。先日ペット対策に特化したHUGに参加しましたが、拠点ごとにペット受け入れ体制に差があると対策が進んでいる拠点に負担が集中する懸念があります。全拠点でペット対策に特化したHUGを活用した図上訓練を実施すべきと考えます。 (答) 飼い主が安心して避難するために、身近な地域防災拠点でペットを受け入れられるよう、地震防災戦略において、11年度までに全ての拠点にペットの一時飼育場所を設けることを目標としています。その実現に向けて、避難所運営ゲームを活用した、図上訓練の実施を拡大していきます。 用語解説 HUG(ハグ)(文中の(※)で表示) Hinanjo(避難所)、Unei(運営)、Game(ゲーム)の頭文字。避難所の図面と、避難者や状況が記載されたカードを使い、対応方法を話し合うことで、実践的な避難所運営力を養うことを目的とする訓練