地球温暖化対策による脱炭素社会の実現に向けて（令和３年７月８日）

　近年、台風や集中豪雨などによる水害が各地で発生していますが、こうした異常気象の原因の一つは地球温暖化であると言われています。
　そこで今回は、区で取り組んでいる温暖化対策に向けた取組を一部ご紹介します。

　瀬谷区では、６月17日に第15回環境行動推進協議会を開催しました。
　この協議会は、地域で活動される区民の皆様、日々環境行動に取り組んでいただいている団体や事業者の皆様と区役所が一体となって、瀬谷区の温暖化対策の推進を図るために設置しているものです。コロナ下で短時間での開催となりましたが、特に今年度は、取り組んだ内容をSDGs※の目標に紐付けることで、一つひとつの行動が地球環境のためにどのように役立つか会員同士で共有をしました。

　また、７月からは、区民の皆様に節電を呼びかける「瀬谷区節電サマーチャレンジ！」を実施しています。一人ひとりができる節電は小さなことかもしれませんが、皆様が取り組むことで、大きな節電効果を生むことになります。各ご家庭で、この夏の電気使用量を前年同月より減らすことを目標に、節電に取り組んでみませんか。チャレンジを達成した方には、抽選で当たる素敵な景品もご用意しています。

　そのほかに、ごみの減量化、資源化による温暖化対策に向けた取組も行っています。
　瀬谷区では「瀬谷区民のごみ出しマナー３か条」による、ごみの分別の徹底、生ごみの水切り、手つかず食品の削減などをお願いしています。さらに、ワンウェイプラスチックの削減に向けた啓発や、フードドライブへの食料品提供の受付なども実施しています。

　瀬谷区は、自然に恵まれた地域です。この環境を次の世代につなげていくために、区役所でも区民の皆さまが身近で気軽に取り組むことができる温暖化防止行動の提案と情報発信を行い、温暖化による異常気象や生態系の破壊の防止につなげていきたいと考えております。

令和３年７月８日
瀬谷区長 植木 八千代

※SDGs (持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals))とは
2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。