令和元年度：TEAMドルフィン（11月22日実施）

令和元年１１月２２日（金曜日）１０時３０分～１２時、区役所３階特別会議室

TEAMドルフィンのみなさん

子育て中の親子が気軽に集まれる場所づくりをし、楽しく子育て出来る環境を提供していくことを目的に、２０１９年４月より活動を開始。主に幼児～学童期の子供及び子育て中の親を対象としたイベントや活動を行っている。

　TEAMドルフィンは瀬谷で行う個人事業の集合体です。
　普段は各自、得意分野で活動し、TEAMドルフィンのイベント等には全員で集まり、協力しながら活動しています。

　チョークアートとはオイルパステルというクレヨンに似た画材を使用し、指で描くぬくもりアートです。TEAMドルフィンのイベント等のチラシデザインを担当するほか、未就学園児親子を対象としたチョークアート体験イベントも行っています。
　一年程前にチョークアートの体験教室に参加し、技法を学びたいと思ったのがチョークアートを始めたきっかけです。技法を学ぶためにチョークアートのプロコースに通い、プロ資格を取得しました。学んだ技法や描くことの楽しさを自分だけで留めず、地域の皆さんに知っていただきたいという思いから活動しています。
　今後は、子育て支援の場や児童施設、親子サークル等で親子向けのチョークアート体験を開催するほか、ご高齢の方や、障害をお持ちの方などにもチョークアートの楽しさを知っていただけるように活動していきたいと思います。

　ゴスベロリンというゴスペルサークルをあいりん幼稚園で行っており、主に幼稚園のイベントや地域向けのイベントに参加しています。12名で活動しており、今後は外部のイベントでも活動していきたいと考えています。10月の「おやこみゅ☆ハロウィンパーティ‼︎」でもゴスペルを披露し、とても好評でした。

　音遊びと読み聞かせをミックスしたもので、地域民生委員さん主催の子育て支援活動、瀬谷図書館主催の休日読み聞かせ会などの団体さんからゲストとしてよばれ活動しています。また、シニアを対象とした音楽療法活動も行っています。

　子供にはなるべく外で遊んでほしいという思いから、近所の公園で外遊びをしています。まず初めに近所の友達を誘い、そこからまた友達を誘ってもらい、人数を増やしています。天気を考慮しながら計画を立て、月１～２回は開催するようにしており、未就園児の親子が中心に参加しています。子供同士で遊んでいるのを見守りながら子供とどのように遊ぶか考えるのが子育ての醍醐味だなと感じています。友達と一緒に遊ぶことで楽しさも倍増し、親同士の悩みも共有できるので、こういう場は必要だなと感じています。
　以前、区内の公園で支援者さんが開催していた「公園で遊ぼう会」が２年前になくなり、公園で遊べる機会を自分で作ろうと思い、独自で始めました。瀬谷市民の森をただ歩くというイベントもやっています。実際に歩くと色々な発見があり、友達と歩くことで子供も楽しんでいます。

　バッチフラワーレメディとは約80年の歴史を持つ、英国発祥のアイテムです。⽇本ではあまり馴染みがないですが、緊張を和らげるアイテムとして英国では当たり前のように使われています。寝不⾜気味でネガティブ思考になっているお⺟さんなどに使っていただくなどしています。バッチフラワーレメディは全部で38種類あり、それぞれ感情とリンクしています。飲んだり塗ったりできるもので、使うことで変化を感じることが出来ますが、変化のプロセスを知ったり、⼀覧表を眺めたりするだけでも、⾃分が今どのような状態なのか考え、視点の切り替えをすることが出来ます。
　TEAMドルフィンとしては今後、バッチフラワーレメディの講座があり、より分かりやすくご案内していく予定です。

　お母さんが子育てをそれぞれのペースで、健やかに楽しむお手伝いをしたいと思い、メンバーそれぞれが活動しています。地域に根差した活動というのはすぐに出来るものではないですが、こうした団体に所属することで、地域活動に繋げる可能性を秘めていると感じます。専業主婦のお母さんや働くお母さんなどの多様なニーズに応えることは難しいですが、こうした活動がお母さんの孤立や一人で悩むことを防ぎ、仲間づくりに繋がると思います。
　メンバーそれぞれの知識やスキルをTEAMドルフィンに還元していきたいと思います。お母さんが笑顔で健康で過ごし、その笑顔が子供たちに降りかかると子供たちも元気に過ごせると思います。

　本日はどうもありがとうございました。皆さんの色々な活動を知ることができ、大変勉強になりました。行政には人も時間もお金も限りがあるため、限られた範囲の中で、きめ細かくサポートすることは難しいです。そうした部分を皆様にフォローしていただくことで元気で温かい地域づくりに繋がると考えます。瀬谷区は地域に愛着を持たれている方が多く、良い雰囲気を感じています。それは皆様が色々な場所で様々な活動されているおかげです。
　先日の「せやまるタウンカレッジ」のように、行政は地域の核となるような方を作り出すような事業はしておりますが、それからは皆様がされているような地域活動が、さらに広がっていくことが大切だと感じています。皆様の要望に全て応えられるわけではありませんが、気づいたことは行政にどんどん言っていただければと思います。本日は非常に勉強になりました。引き続き頑張っていただければと思います。ありがとうございました。