まちの防災知恵袋(要援護者支援)
最終更新日 2019年1月24日
区民協働による防災のまちづくりをすすめます
大地震などの災害時に高齢者や障害者などの要援護者を救援するためには、ご近所など地域での助け合いが最も頼りになります。瀬谷区では、要援護者が安全に避難できるよう、平成17年度から「災害時要援護者支援事業」を実施しています。
防災まちづくり大賞受賞!!
平成19年1月29日、総務省消防庁主催の「第11回防災まちづくり大賞」に瀬谷地区連合町内会自治会連絡会の活動が選ばれました。
「災害時要援護者支援事業」とは?
「災害時要援護者支援事業」は、まち歩きによる防災マップの作成、防災支えあいカードの普及、資材・労力等防災資源の発掘・管理等とそれらの地域の知恵をまとめた「まちの防災知恵袋」の作成を目的としています。平常時からのこうした取組みによって、災害時の情報伝達や安否確認、救出救護、避難誘導などを円滑に実施することが期待できます。
地域での具体的な取組みとは?
具体的には、まず、自治会町内会を単位に、週末の一日(午前・午後2時間ずつ)を使って、まち歩きによる防災マップの作成から始めます。
午前中には、本事業の説明や過去の災害での教訓、まち歩きの方法に関する専門家(コンサルタント)の講義を受けた後、1時間程度まち歩き(まちの点検)を行います。
午後には、まち歩きを通じて気付いた災害時の被害イメージや防災資源について参加者全員で意見交換しながら、防災マップをまとめます。
最後に、「まちの防災知恵袋作成の手引き」をもとに、皆さんの地域における要援護者を支援するための課題や方策について、色々とアイデアを出し合います。
さらに活動すると・・・?
次に、こうした防災マップづくりを通じて、要援護者支援の大切さを御理解いただいた後、徐々に、防災支えあいカードの普及から防災資源(発災時に役立つもの・ひと)の発掘・管理、さらには、平常時からのコミュニケーションや関係づくりへと活動を展開していただき、いつまでも安心・安全なまちづくりを皆さんと区役所の協働によってすすめていきたいと考えています。
区の拠点担当の職員一同がんばりますので、みなさんも是非ふるってご参加ください。
まちの防災知恵袋作成の手引き(平成20年3月版)
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