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II 栄区のまちづくりの目標と将来像
最終更新日 2019年2月1日
栄区プランでは、区民、事業者、行政が一体となって取り組んでいくためのまちづくりの基本理念を次のように表現します。
次世代に継承する緑豊かな生活文化都市
この基本理念には、円海山やいたち川を始めとした豊かな自然環境、静かで落ち着いた生活環境、そして、これまで培われてきた区民の多様な文化活動などを、未来を担うべき次世代に伝えるとともに、だれもがこのまちに愛着を持ち、暮らし続けたいと思えるような、魅力あふれる栄区にしたいとの願いが込められています。
この基本理念を実現するために、次の4つのまちづくりの目標を設定しました。
- 目標1:自然に囲まれた生活ができるまちづくり
- 緑、水環境の保全・整備や、緑地、公園、河川等のネットワーク化により、いつまでも自然に囲まれた生活ができるまちを目指します。
- 目標2:利便性と安全性の高い道路・交通体系の整備
- 幹線道路の整備、バス路線の再編、歩行者空間の確保などにより、利便性と安全性の高い道路・交通体系の整備を目指します。
- 目標3:快適性の高い住環境の形成
- 地域ごとの特性を生かし、快適で利便性の高い住環境の形成により、いつまでも住み続けられるまちを目指します。
- 目標4:地域による支えあいのあるまちづくり
- 身近な地域コミュニティ施設や福祉施設の充実と、区民の自主的な活動の推進により、区民が互いに支えあうまちを目指します。
前述の目標を実現するためには、その基礎となる明確な都市構造を整える必要があります。
ここでは、将来的に区の骨格を形成する「緑と水のネットワーク」、「道路・交通ネットワーク」、「土地利用」の考え方についてまとめます。
1)緑と水のネットワークの考え方
- ア:緑と水の拠点の整備
- 大規模な緑地や良好な水辺空間など、地域の自然環境にとって重要な場所については、区の緑と水の拠点として位置づけ、保全・整備をはかります。
- イ:緑と水のネットワークの形成
- 区の外周部などの緑地の連なりといたち川、柏尾川を始めとした河川を軸として、野鳥や小動物の移動経路を確保するとともに、区民の散策・レクリエーションのためのプロムナード等の整備により、区全域における緑と水のネットワークの形成をはかります。
図II-1緑と水のネットワーク図
2)道路・交通ネットワークの考え方
- ア:幹線道路ネットワークの整備
- 環状3号線、環状4号線を東西の軸、舞岡上郷線、横浜鎌倉線、桂町戸塚遠藤線、下永谷大船線等を南北の軸として整備を進めます。
また、通過交通を分散し、栄区内から各方面へのアクセスを向上させる横浜環状南線、横浜湘南道路、横浜藤沢線や、区南東部から区の中心部を直結する上郷公田線の整備を促進し、幹線道路ネットワークの形成をはかります。 - イ:バスの利便性の向上
- 幹線道路の整備等により、バスの定時運行の促進をはかるとともに、高齢化社会に対応するため、小型バスによるきめ細かいバス路線の導入やバス路線の再編を検討し、利用しやすいバス路線の充実をはかります。
- ウ:交通結節点の機能強化
- バス路線の充実に合わせて、本郷台駅のターミナルとしての機能強化等をはかります。
地域拠点として位置づけられる大船駅は、北口改札口の開設のほか、自由通路や北口広場等の整備を進めます。 (画像:89KB)
図II-2道路交通ネットワーク図
栄区の土地利用は、現況の土地利用を維持・継承していくことを基本としつつ、状況に応じて適正な土地利用を誘導していくものとします。
特に、大規模な土地利用転換が行われる場合や、市街化調整区域の幹線道路周辺等において、人口や産業の動向から都市的土地利用を行う必要が生じた場合は、地域の特性や周囲の環境に配慮した土地利用及び計画的なまちづくりを誘導します。
1)住居系土地利用
低層住宅を中心とした住宅地では、現在の良好な住環境を維持・改善しながら、引き続き戸建て住宅主体の土地利用をはかります。
中高層住宅を中心とした住宅地では、中高層住宅と低層住宅とが調和した土地利用をはかります。
幹線道路沿道の土地利用については、店舗や事業所などを中心として、戸建て住宅や集合住宅との共存をはかります。
2)商業・業務系土地利用
本郷台駅周辺、大船駅周辺、環状4号線の沿道の一部では、地域の特性を活かした商業・業務機能の集積をはかるとともに、中高層住宅などとの共存をはかります。
3)工業系土地利用
工業地域においては、工場の操業環境の保全をはかるとともに、工場の移転等による土地利用の転換に際しては、周辺環境との調和をはかります。
4)自然系土地利用
区東部を中心としたまとまりのある緑地などについては、市民の森や緑地保全地区などの緑地保全施策により積極的な保全をはかり、自然とふれあえる場としての活用を進めます。
また、区西部の農業振興地域や農業専用地区については、良好な農地として振興をはかるとともに、必要に応じた再編を誘導します。
(画像:84KB)
図II-3土地利用方針図
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