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栄区「食中毒予防キャンペーン」
最終更新日 2024年8月6日
- 令和6年度「食中毒予防キャンペーン」を開催しました!
- タッチーくんも食中毒予防キャンペーンにお邪魔しました!
- コラム:家庭でも気を付けよう!「食中毒予防の3原則」について
- その他市内でのイベント情報について
令和6年度「食中毒予防キャンペーン」を開催しました!
令和6年7月29日(月曜日)、横浜市栄公会堂(たっちーらんど)にて、栄区食品衛生協会と栄福祉保健センター生活衛生課が共催で令和6年度「食中毒予防キャンペーン」を開催しました!
栄区「食中毒予防キャンペーン」ポスター
タッチーくんも食中毒予防キャンペーンにお邪魔しました!
食中毒予防キャンペーンにやってきたよ!始まってすぐにたくさんの方が入ってきて大盛り上がりだったよ!
イベントに参加したら、まずはじめに食の安全に関するアンケートに答えたよ!食の安全や食品衛生についてどう感じているのか、みんな真剣に答えていたよ!
ほかにもじゃんけんで勝つとおいしそうな野菜の詰め合わせがもらえるコーナーと、おもしろ消しゴムのつかみどりコーナーもあったよ!キャンペーンが終わるころには景品が品切れになるほどの盛り上がりだったよ!
代表的な食中毒について書かれたパネルを見に来たよ!ここ数年の横浜市の食中毒発生件数はアニサキスが第1位、カンピロバクターが第2位なんだって!
とくにアニサキスは家庭でも起こりうる食中毒で、アニサキスが寄生した魚介類を食べると激しい腹痛を引き起こすんだって!怖いなぁ...
アニサキスによる食中毒は、魚を買ったらすぐに内臓を取り除く、目で見て取り除く、-20℃で24時間以上の冷凍や加熱をすることで防ぐことができるんだって!
食中毒に関する啓発動画が流れていたから見てみたよ!
バーベキューや家庭、飲食店でお肉を焼くことがあるけど、お肉を生焼けの状態で食べるとカンピロバクター食中毒になるおそれがあるんだって!食中毒にならないためには、生・半生のお肉は食べない、お肉は中心部までよく火を通す、お肉を切った包丁やまな板はすぐに洗浄・消毒することが大切なんだって!
ぼくも焼肉やバーベキューの時には遠慮せずに言ってみよう!「そのお肉、ちゃんと焼けてる?」
食品衛生のクイズにチャレンジしてみたよ!どの問題も普段からやりがちなことや大丈夫そうなことが書いてあるけど、もしかしたら食中毒の危険が潜んでいるのかなぁ...
ぼくがチャレンジしたのはこんな問題だったよ!みんなは全問正解できるかな?
- 手や調理器具についた細菌やウイルスは、アルコール消毒さえすればすべて死滅する。〇か×か?
- 作り置きしたおかずは、鍋ごと室内に置いておいても大丈夫。〇か×か?
- 飲食店などで提供されているものであれば、中まで火が通っていない鶏肉のメニューも安全である。〇か×か?
(答えはこのページの一番下にあるよ!)
イベントの途中からはピエロも登場したよ!曲に合わせて正しい手洗いのやり方を実践して教えてくれたのがとても分かりやすかったよ!ピエロが帰った後も手洗いのやり方をまねして覚えている方がいっぱいいたよ!ぼくも家に帰ったら洗い残しがないようにしっかり手洗いしようっと!
ほかにもいろんなバルーンパフォーマンスを披露してくれたよ!動物やお花のバルーンアートがとてもかわいかったよ!
最後には食品衛生クイズに参加した方が参加できる抽選会があったよ!景品はうなぎのかば焼きや菓子・海苔の詰め合わせ、商品券など豪華なものばかりだったよ!抽選に当たった方はみんな大喜びで景品を受け取っていてうれしそうだったなぁ。
食中毒予防キャンペーンは毎年同じ時期に開催しているんだって!来年もまた遊びに来たいなぁ~。
コラム:家庭でも気を付けよう!「食中毒予防の3原則」について
食中毒は飲食店だけではなく一般家庭でも起こることがあります。市内の食中毒をゼロにするためには、飲食店の衛生管理だけではなく、皆さま一人ひとりの食中毒予防に対する心がけ・意識づけも大切です。
日々ご家庭で調理する際には「食中毒予防の3原則」を意識して、安全に食を楽しみましょう!
①食中毒菌を「つけない」
- 石けんでしっかり手洗いをする
- 調理器具は肉類、魚介類、野菜類などで使い分けをする
- 調理器具使用後は洗剤で洗浄し、熱湯・塩素系漂白剤で消毒する
②食中毒菌を「ふやさない」
- 自宅で調理した食品・お店でテイクアウトした食品はなるべく早めに食べる
- 室温で食品を長時間放置しない
- 作り置きして数日に分けて食べる食品は容器に小分けにして、冷蔵庫・冷凍庫で保管する
③食中毒菌を「やっつける」
- 食材の中心部を75℃で1分以上しっかり加熱する
その他市内でのイベント情報について
横浜市では、8月1日を「市民食品衛生の日」と定め、食中毒0(ゼロ)を目指しています。
栄区以外の区でも、7月から11月にかけて様々な食品衛生イベントを開催しています。
「食中毒予防キャンペーン」の概要や各区のイベント情報についてはこちら(横浜市ホームページ)をご覧ください。
食品衛生クイズの答えと解説
答え
- ×
- ×
- ×
解説
- 新型コロナウイルスや雑菌の消毒としてアルコール消毒は有効ですが、ノロウイルスにはアルコール消毒は効きません。ノロウイルスは二枚貝が原因となるほか、感染した人が取り扱いした食品が原因となります。調理器具などは十分洗浄した後、次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤)や熱湯などで消毒しましょう。また、手指は正しく十分な手洗いを心がけましょう。(手指の消毒に塩素系薬剤は使用しないでください。)
- カレーなどの煮込み料理やそうざいといった食品を調理後に長時間室温(30~40℃)で保管すると、ウェルシュ菌やセレウス菌、黄色ブドウ球菌といった食中毒菌が爆発的に増殖します。料理を冷蔵庫や冷凍庫で保管すれば細菌の増殖は抑えられますが、大きい鍋のままだと食品全体が完全に冷却されるまで時間がかかってしまい、その間に細菌が増殖してしまいます。作り置きして数日に分けて食べるものは、容器に小分けにしたうえで冷蔵庫や冷凍庫に保管し、なるべく早く冷却しましょう。
- 鶏肉にはカンピロバクターという細菌が多く付着しています。カンピロバクターは家畜の腸内等にいる細菌で、喫食後1~7日(平均2~3日)に下痢、腹痛、発熱等を発症します。「とり刺し」、「とりわさ」や「生焼けの焼鳥」など、生や加熱不足の鶏料理が主な原因食品です。横浜市内で流通されている鶏肉のうち、約4割の鶏肉からカンピロバクターが検出されています(平成30年~令和4年横浜市抜き取り検査結果)。そのため、飲食店で提供されている鶏料理であっても安全とは限りません。中までしっかり火が通っているかよく確認するほか、生や加熱不十分の鶏料理を食べないようにしましょう。
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