はじめに 栄区長 松永 朋美 このたび、令和8年度から12年度までを計画期間とする「第5期栄区地域福祉保健計画」を策定いたしました。 本計画は「みんなが支えあい安全・安心を感じるまち さかえ」を基本理念とし、地域の皆様と区役所、区社会福祉協議会、地域ケアプラザなどが連携して進める活動や取組を「区計画」「地区別計画」としてまとめたものです。地域の皆様が真剣な話し合いを重ねて策定された「地区別計画」には、それぞれの地区の「5年後に目指したいまちの姿」への熱い想いが込められています。 本計画の策定にあたり、貴重なご意見をお寄せいただいた地域の皆様、関係団体や施設など多くの方々に心より感謝申し上げます。 栄区は、令和8年11月に区制40周年を迎えます。 区制40周年を記念するキャッチフレーズ「つながる ひろがる さかえる」には、「栄区の自然や先人たちに感謝をしながら、大好きな栄区への想いや地域のつながりをより深め、そのつながりが未来に向けてひろがっていくことで、栄区らしくこの先もさかえていこう」という想いが込められています。この想いはまさに、「地域のつながりによる支えあいを広げる計画」である本計画に通じるものです。 今後も皆様とともにこの計画を育み、「誰もが身近な地域でいきいき暮らせる」「お互いさまで支えあい、日々の幸せを感じる」「様々なつながりがあり情報が行きとどく」まちづくりを目指してまいります。引き続きご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。 栄区社会福祉協議会 会長 田中 健次 さかえ・つながるプランの第5期計画(区計画・地区別計画)が、各地区地域住民をはじめ各機関・団体の皆様のご尽力により無事完成いたしました。関わっていただいた全ての皆様に、この場をお借りして感謝を申しあげます。誠にありがとうございました。 本計画では「伝わる計画」を意識して、第4期よりも文章を控えめにし、地域の取組の写真など、画像を積極的に活用することで視認性を高めました。 特に、地区別計画は、それぞれの地区がどのようなまちを目指して活動していくのか、これまでの計画以上に地域住民の皆様へ伝わっていく内容になったと思います。 さかえ・つながるプランも策定から4期20年が経過する中で、各地域においても様々な活動が生まれ、新たなつながりも育まれてきました。 コロナ禍では様々な活動が制約され、人と人とのつながりが断たれかけましたが、一方で、地域における「つながり」の大切さを私たちが改めて気づくきっかけになったと思います。 生活を豊かにし、健康に生きていくためには「地域の中でのつながり」がとても大切で、かけがいのないものであると再認識しました。 第5期計画の推進を通じて、栄区民が少しでも日々の幸せ、安全・安心を感じられるまちになるよう、皆様と力を合わせて地域づくりを進めていきたいと思います。 INDEX 01 栄区地域福祉保健計画とは? (1)計画策定の趣旨  P1 (2)計画策定の根拠  P1 (3)計画の構成    P1 (4)計画の期間    P1 02 さかえ・つながるプランとは?  P2 03 計画の進め方   P3 04 第5期策定にあたって (1)第4期計画の振り返りと第5期計画への課題   P4 (2)栄区の皆さんの声   P5 (3)栄区を取りまく状況  P6 ・コラム 栄区は、認知症になっても安心して暮らせるまちを目指します   P6 ・コラム 産学官民が連携した健康づくりの取組 〜栄区健康づくり推進会議〜 P7 ・コラム 孤立を防ぎ、地域のネットワークを作るための取組  P7 ・コラム 地域活動とデジタル化  P7 05 区計画 (1)基本理念と目標  P8 目指すまちの姿(目標)1  P9 “誰もが身近な地域でいきいき暮らせるまちに” ・コラム 〜歯とお口の健康は、健康を保つ基礎〜   P12 ・コラム “本当の障害はどこにあるんだろう?”?障害を社会モデルで考えてみよう〜   P14 目指すまちの姿(目標)2    P15 “お互いさまで支えあい、日々の幸せを感じるまちに” ・コラム 在宅避難は地域の支えとともに  P17 ・コラム 日常のつながりが、非常時の力になる ?災害時要援護者と地域の絆? P18 ・コラム 地域のデジタル活用って!?  P20 目指すまちの姿(目標)3  P21 “様々なつながりがあり情報が行きとどくまちに” ・コラム 「伝わる情報」の届け方〜さかえPR局〜  P22 06 地区別計画 地区別計画とは P25 豊田地区 P26 笠間地区 P30 小菅ケ谷地区 P34 本郷中央地区 P38 本郷第三地区 P42 上郷西地区 P46 上郷東地区 P50 07 計画の位置づけと策定の経過 (1)他の分野別計画との関係性 P54 (2)策定の経過 P55 (3)計画の取組状況の振り返り P55 08 団体・委員紹介 (1)地域で活動する団体など P56 (2)委員名簿(栄区地域福祉保健推進会議) P57 その他 栄区の状況(データ集) P58 ・コラム 教えて豊田先生 〜何だか難しく感じてしまう、地域福祉保健計画のこと〜 P63 (P.1) 01 栄区地域福祉保健計画とは? 1 計画策定の趣旨 栄区地域福祉保健計画は、栄区で暮らし、学び、働く全ての人が安心して自分らしく健やかに暮らせる地域社会の実現を目指し、地域住民、関係団体、事業者、公的機関などが福祉保健などの地域の課題解決に協働して取り組み、身近な地域の支えあいの仕組みづくりを進める計画です。 2 計画策定の根拠 社会福祉法第107条に基づき、「市町村地域福祉計画」を策定するよう努めることとされています。法的には地域福祉計画ですが、横浜市では「地域福祉」に、健康に関することや予防的観点など「地域保健」の視点もいれて、「横浜市地域福祉保健計画」として策定・推進しています。 また、栄区社会福祉協議会が定めていた「栄区地域福祉活動計画」と一本化して策定することにより、区と区社協の取組を一体的に推進しています。 3 計画の構成 栄区地域福祉保健計画は、区計画と地区別計画で構成されています。 区計画 区の特性や課題に応じ、栄区全体の取組の方向性を示し、区域全体で進めていく計画 連動し支えあう関係 地区別計画 地域の皆さんが生活の中で感じている困りごとなどに対して、地域が主体となり進めていく計画 区・地区それぞれの特徴をとらえ、きめ細かく計画を策定しています 4 計画の期間   栄区地域福祉保健計画は、5年ごとに見直しをしながら取組を進めています。 (年度) H17〜H21  第1期計画 H22〜H27  第2期計画 H28〜R2   第3期計画 R3〜7 第4期計画 R8〜12 第5期計画 (P.2) 02 さかえ・つながるプランとは? さかえ・つながるプランは、栄区地域福祉保健計画の愛称です。 地域のつながりによる支えあいを広げる計画です 地域のすべての人で取り組みます  皆で目指す姿を共有し、一緒に取り組むための道しるべです さかえ・つながるプランが目指すのは… (マンガ) さかえ・つながるプランが目指すのは・・・ 1「最近、ちょっとしたことが大変になってきたなぁ・・・」「一人暮らしだし、頼れる人もいないのよね・・・」 2「荷物、よかったら持ちましょうか?いつもの散歩のついでなので、気にしないでください」「すごく助かるわ、ありがとう」 3〇〇町内会掲示板 電球のとりかえ お買い物の手伝いなど ちょこっとボランティア募集中!さかえ・つながるプラン  「これって・・・あの時のこと?さかえ・つながるプランって何かしら?」 4「さかえ・つながるプランは、地域のみんなでつながり、支えあう仕組みを考えるものなんです!」「いざという時に一人で不安だったけど・・・こんな計画があるのね。もっと知りたいわ」 5別の日 地域の会議にて 「子育て中、孤独を感じることがあります」「高齢者の見守りがもっと必要だね」「災害時には地域のつながりが大事!」「みんなの声が集まってる!」 6「みんなの声が支えあいの取組につながっているのね」移動販売 防災訓練 7「ちょっとの声かけやお互い様の助けあいが広がっていくのね」 8「私も自分の生活の中でできることからはじめてみよう!」 (P.3) 03 計画の進め方 栄区に関わる全ての人・関係団体・事業者・公的機関が一緒に進めていきます。 分野を越えた幅広い主体がそれぞれの立場でできることでつながりあい、地域の皆さんの声などを共有しあうことにより、きめ細かく取組を進めていくことができます。   (イラスト) みんなが支えあい安全・安心を感じるまちさかえ 民生委員・児童委員 地元商店街 企業 自治会町内会 地区社協 地域住民 医療機関 公共施設 警察・消防 福祉施設 NPO法人 ボランティア 小・中学校 高校、大学 事務局 区役所 地域ケアプラザ 区社会福祉協議会 区役所 区役所は、地域福祉保健の総合的な第一線の機関として、区域全体を下支えしていく役割を担います。 また、福祉保健に関わる部署のみならず全ての部署が、福祉保健課題に対応するまちづくりや、つながりづくりのために連携して取組を進めます。 地域ケアプラザ 地域ケアプラザは、誰もが住み慣れた地域で健康で安心して暮らせるよう、地域の身近な福祉保健活動の拠点として、様々な取組を行い地域支援の中核的な役割を担います。 また、地域包括支援センター機能を併設し、介護予防や総合相談を実施しています。 (二次元コード) 区社協 区社会福祉協議会は「誰もが安心して自分らしく暮らせる地域社会をみんなでつくりだす」という活動理念のもと、地域住民や様々な団体・施設・関係機関とともに福祉のまちづくりを進めます。 (二次元コード) (P.4) 04  第5期策定にあたって これまでの課題や地域・関係機関・事業者の皆さんの声、栄区を取りまく状況などを踏まえ、第5期計画を策定しました。 1 第4期計画の振り返りと第5期計画への課題 第4期計画では、目指すまちの姿(目標)に沿って、地域の皆さんと関係機関などが取組を進めました。第4期策定期間から計画推進の前半は、新型コロナウイルス感染症の拡大により地域での話しあいやイベントなど、対面による交流が休止または縮小を余儀なくされる状況となりました。その中でも地域の皆さんの工夫により、新しい生活様式にあわせた取組が進められ、地域の絆や、人と人とのつながりの大切さを改めて認識する機会となりました。 (表) 第4期計画 目指すまちの姿(目標) 主な取組と成果 第5期への課題 第4期計画 目指すまちの姿(目標) →@誰もが身近な地域でいきいき暮らせるまちに 主な取組と成果    →趣味や特技を活かした地域活動を通して、仲間づくりや生きがいづくりが進みました →地域の高齢者の集まりの場で出前講座を実施するなど、健康について学ぶ機会を様々な場でつくりました →移動販売など、地域の中での新しい仕組みづくりに取り組みました 第5期への課題 →地域社会への関わりのハードルをさらに下げ、多様な人が担い手として参加できる場づくりが必要 →若いうちから、健康への意識を高めること、教育を通し健康の大切さを伝えることが必要 →障害当事者を地域で身近に感じることで相互理解を進め、お互いを認めあうことが必要 第4期計画 目指すまちの姿(目標) →Aお互いさまで支えあうまちに 主な取組と成果 →コロナ禍を経て顔をあわせる機会やつながりの大切さが再認識されました →日常のちょっとした困りごとを地域の支えあいで解決する取組を進めました →災害時にも助けあえるよう、日ごろからの顔の見える関係づくりに取り組みました 第5期への課題 →一人で抱え込まないためには、人とのつながりや安心できる地域での居場所が必要 →地域を取りまく環境が変化していく中では、デジタルを活用した新たなつながりづくりなども必要 →能登半島地震を機に、より要援護者支援の取組の必要性が高まっている。更なる普及・啓発が必要 第4期計画 目指すまちの姿(目標) →B様々なつながりがあり情報が行きとどくまちに 主な取組と成果 →ウェブ会議での話し合いの場づくりや、SNSなどを活用した情報発信など新しい生活様式の中で様々な工夫がなされました →同じような取組を進めている団体同士がつながる機会をつくりました 第5期への課題 →地域に暮らす様々な方に向けた情報発信については、相手への気配りをもった「伝わる」情報発信が必要 →情報があふれる現代においては、「ここを見れば情報がとれる」など情報の一元化が求められる (P.5) 2 栄区の皆さんの声 思っていること 期待していること 必要としていること “できる範囲で”“できる時間に”“できることで”地域に関わる場をつくっていく 子どもも大人も笑顔で助けあえるまちにしたい 障害者理解は、支援者や当事者という垣根を越えて、ただ一緒に楽しむ心地よい空間で、時を重ねることで育まれていく 子どもの成長を地域で一緒に喜ぶことが大切 (地域の皆さんの声) ・人と人とのつながりが、おのずとゆるやかな見守りになり、まち全体に広がってほしい ・地域の活動者が限られた人だけになっている。もっと多くの人に参加してもらいたい ・あいさつをすることは大事。見守りだけでなくまちの活性化につながる ・時代にあわせた情報発信で、多様な情報に触れる機会があると良い (関係団体の皆さんの声) ・障害があっても、地域の中で達成感や向上心を感じて暮らせる地域になると良い ・子どもや高齢者、障害者が自ら居場所をつくるのは困難であり、地域の支援が不可欠 ・認知症になっても地域活動に参加し続けるためには周囲の理解がとても大切 (子どもたちの声) ・自分から近所の人にあいさつをしたい ・大人と一緒に地域のお祭りのお手伝いをしたい ・自分で楽しそうな地域のイベントに参加して周りの人に教えたい ・子どもとお年寄りでいいところをほめあいたい ・子ども同士、大人同士がけんかやいじめをしない ・いつ行っても遊べる場所がほしい (支援機関の皆さんの声) ・コロナの影響もあり子育て中の親同士のつながりが減っているのでは ・制度の狭間の問題に地域の関係機関が分野を越えて取り組む必要がある ・災害時の助けあいの仕組み、子どもたちも含めた日頃からの取組が必要 (P.6) 3 栄区を取りまく状況 現在、栄区の地域福祉保健を取りまく環境は大きく変化しています。少子高齢化や人口減少に伴い、福祉・保健の担い手が不足する一方で、区民の価値観やライフスタイルは多様化し、従来の支援の枠組みでは対応が難しいケースが増加しています。 また、「8050問題※」やひきこもり、ダブルケア※、ヤングケアラー※など、複数の分野にまたがる複合的・複雑な生活課題を抱える人々への対応が個人や家庭だけではなく、地域社会全体に求められています。 さらに、地域における住民同士のつながりが希薄化する中で、社会的孤立の問題も深刻化しており、年齢を問わない孤立への支援が必要とされています。 加えて、いわゆる「2040年問題」として、現役世代の急減が予測されており、社会の活力の維持・向上が大きな課題となっています。これに対応するためには、多様な働き方を踏まえた社会参加の促進、健康寿命※の延伸を目指した取組が不可欠です。 ※ 8050問題 80代の親が50代の子どもの生活を支え続けるなど、高齢の親と中高年の子が共に孤立し、経済・生活困窮に陥る状況 ※ ダブルケア 子育てと親などの介護を同時に担う状況 ※ ヤングケアラー 本来大人が担うはずの家族の介護や世話を、日常的に行っている子どもや若者のこと ※ 健康寿命 健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間のこと 栄区の人口構成 人口(年齢4区分別)の推移と将来推計、高齢化率 出典:横浜市将来人口推計より作成 コラム 栄区は、認知症になっても安心して暮らせるまちを目指します 高齢化が進むにつれて、認知症とともに生活をしていく人も多くなっています。 栄区では、認知症の人が地域の一員として自分らしく暮らし続けられる「共生社会」の実現を目指し、「チームオレンジ」の活動を、認知症の本人や家族、地域、団体、企業、関係機関などと協力して進めています。 具体的な取組としては、物忘れなどで買い物に不安がある方が、自分のペースで選び、安心して買い物できる取組であるスローショッピングや、認知症の人も含めた誰もが安心して過ごせる「認知症カフェ」のように、認知症の人自身も得意なことを活かしてメンバーとして参加し、支える側にもなることで、地域のつながりや理解が深まります。 栄区は、誰もが役割を持ち、支えあえる地域づくりを進めています。 スローショッピング(桂台) ボランティア、自治会町内会、イトーヨーカドー桂台店、ライフコートさかえ(特別養護老人ホーム)などが協力して行っています。 ひつじカフェ(笠間) 認知症の当事者の方も得意なことで役割をもって参加しています。 (P.7) コラム 産学官民が連携した健康づくりの取組〜栄区健康づくり推進会議〜 栄区では、令和5年度に「栄区健康づくり推進会議」を立ち上げました。 栄区医師会をはじめとした関係機関、保健活動推進員、食生活等改善推進員などの関係団体、スーパーマーケットなど、19団体の関係者が集まり、健康寿命の延伸を目標に健康課題の解決方策を検討し、健康に関心の薄い人や健康づくりに取り組めない状況にある人も含めたアプローチに力を入れています。 具体的には、区役所・関係機関が、病気の早期発見の啓発の一環で、横浜市特定健診やがん検診のチラシ配架、のぼり旗の掲出を実施しています。 今後も、誰もが身近な地域で健やかな生活を送ることができるよう、産学官民が連携し、健康づくりの推進に取り組んでいきます。 移動販売会場での推定野菜摂取量測定 スーパーでの健康測定会 栄区健康づくり推進会議 検索 コラム 孤立を防ぎ、地域のネットワークを作るための取組 仕事、住まい、お金のやりくり…誰もが生活の不安や困りごとを抱える可能性があります。しかし、福祉の担い手不足や区民のライフスタイルの多様化により、複雑な困りごとが増えています。 例えば、「ひきこもり」「8050問題」も、ご家族からは「外出してほしい」「親亡き後はどうしよう」などの声が聞かれますが、ひきこもり状態にある本人にとっては、家族からの期待や不安が、高いハードルになることもあります。 これらの課題を解決する、誰にでも有効な方法はありません。背景や理由、気持ちは人により様々です。本人に寄り添って周囲が見方や関わり方を変えながら、方法を探していくことで、実際に状況が少しずつ変化していくことがあります。 栄区生活支援課生活困窮者支援担当では、「ひきこもり」「8050問題」の相談をお受けしています。また、支援機関同士のネットワークづくりのための「区レベルセーフティネット会議」を開催しています。解決が難しい課題を皆で考えることで、区民も支援者も孤立しない、誰もが住みやすい地域の実現を目指して取り組んでいきます。 横浜市 生活困窮者 自立支援制度 コラム 地域活動とデジタル化 第4期地域福祉保健計画を進める中で、特に大きな課題としてあがっていたのが「担い手不足」です。 栄区では人口減少に伴い地域活動を担う人材も減少しています。 人手不足解消に向け、社会全体で注目されているのがデジタル技術の活用です。 地域活動においても便利な道具としてデジタルツールを導入することで、限られた担い手でも効率的に活動が進められます。情報発信や事務・会議の効率化が進めば現役世代も地域活動に参加しやすくなり、より効果的な取組が期待できます。 ITが苦手な方にも配慮しながらデジタル化を進めることで、誰もが参加しやすい未来の地域活動を目指していきます。 (P.8) 05 区計画 1 基本理念と目標 これまで栄区で積み重ねてきた福祉保健活動を基盤として、地域で行われている様々な活動を加え、栄区一体となって取り組んでいくという考えのもと基本理念を策定しています。第5期計画では、第3期からの基本理念「みんなが支えあい安全・安心を感じるまち さかえ」を計画期間を問わない普遍的なものとして継承し、より暮らしやすい地域を目指します。 基本理念 みんなが支えあい安全・安心を感じるまち さかえ 目指すまちの姿 目標1 誰もが身近な地域でいきいき暮らせるまちに 取組の視点 1 地域社会とつながりいきいきと暮らす 2 どの世代も健やかに暮らす 3 お互いの配慮によって認めあい、自分らしく暮らす 目標2 お互いさまで支えあい、日々の幸せを感じるまちに 取組の視点 1 誰もがともに見守り、支えあう 2 地域の安全・安心を支えあう 3 デジタルの活用が進む 目標3 様々なつながりがあり情報が行きとどくまちに 取組の視点 1 情報がとどき、つながる 2 様々な団体・主体がつながる 第5期計画では、この地域に暮らす誰もが、様々なつながりの中で安心し、幸せを感じられるよう、目標2に【日々の幸せを感じる】という文言を追加しているよ。 また、取組の視点では、(目標1)【地域社会】【どの世代も】【お互いの配慮によって認めあい】(目標2)【誰もがともに】【デジタルの活用】という文言が追加されたよ! (P.9) 目指すまちの姿 目標1 誰もが身近な地域でいきいき暮らせるまちに 地域に関わる誰もが身近な地域のつながりの中で、活躍・参加の機会を得て、自分らしく生きがいをもって健やかに暮らせるまちを目指します。また、当事者の声を共有したり、お互いに思いやる関係を大切に小さな配慮を双方向に積み重ねるなど、わかりあえる機会の充実を目指します。 視点1 地域社会とつながりいきいきと暮らす まちを目指して… 行動目標1 自分らしさを活かせる地域づくりを進めます ポイント 誰もが無理をせず、「ありのままの自分」で活動できる地域づくりが求められています。 まずは自分の地域を知るということも大切! →取組例 ・日常的な地域活動の大切さや必要性の発信 ・地域の魅力を活かした取組や活動の場づくり ・地域活動や趣味活動を通じた仲間づくり ・参加しやすい内容・場所・時間の工夫 行動目標2 多世代のつながりを育みながら、地域社会の変化にあわせた多様な居場所を作ります ポイント 社会の変化に柔軟に対応した多様な居場所づくりや、子どもから高齢者まで多世代で一緒に集える居場所づくりが求められています。 →取組例 ・空き家、空き店舗、自宅開放、オンラインなどの活用 ・新しい人が参加しやすいよう参加方法などの工夫 ・多世代で交流できる場の提供 行動目標3 一人ひとりの「できること」が地域を支える力になるよう、地域の活動者を増やします ポイント ささやかなことでも、地域では大きな力に。 誰もが地域の担い手として活躍できます。子どもたちも、地域の中で主体的に関わりを! →取組例 ・興味のあること、好きなことを地域活動につなげるための講座の開催やコーディネート ・趣味を活かしたボランティア活動への参加 ・担い手が参加しやすいよう受け入れ方の工夫 ・学校と連携した、子どもたちが活躍できる場づくり (P.10) 栄区ではこんな取組も始まっています 取組1 自分らしさを活かせる地域づくり  ありのままの自分でいられる地域に 認知症になっても、役割を持っていきいきと活動できる場 注文をまちがえるかもしれないカフェ(豊田地区) 個人宅のお庭を開放し美しい花や緑を地域でシェア 毎年5月中旬に開催される「オープンガーデン」(区政推進課) 取組2 多世代、交流の場など多様な居場所づくり  柔軟な発想で多様な居場所を 子どもから大人、高齢者まで世代を越えて集えるサロン 世代交流サロンひだまり(小菅ケ谷地区) 文化に合わせた食事や学習を通した多国籍交流 ともしびカフェぽけっと「ひろば」(あーすぷらざ) 取組3 地域の活動者を増やす取組  みんなで地域を支えよう 中学生が高齢者向けの体操リーフレットを作成して地域に貢献! 「なかよし体操」のリーフレット(上郷西地区) 特技を活かした地域デビュー セカンドライフの充実を目的とした地域デビューきっかけ講座 (P.11) 目指すまちの姿 目標1 誰もが身近な地域でいきいき暮らせるまちに 視点2 どの世代も健やかに暮らす まちを目指して… 行動目標1 若い世代から健康づくりの意識が高まる取組を進めます ポイント 地域全体で若い世代の健康づくりを応援することは、未来の安全・安心な暮らしを支える大切な取組です。「どの世代も」健康に! →取組例 ・青少年期以降(働き・子育て世代など)への啓発 ・子どもや保護者向けの健康づくりに関する講座、イベントの実施  ・こころの健康づくりの啓発  ・職場などの健康診断・がん検診・特定健診の受診勧奨 ・区内事業所における健康経営※の取組促進 ※健康経営とは…従業員への健康保持・増進の取組が、企業の収益性を高める投資であると捉え、戦略的に実践すること。横浜市では健康経営を進める市内事業者を認証しています。 行動目標2 健康寿命の4つの柱(運動、口腔、栄養、社会参加)の取組を進めます ポイント 健康寿命の延伸を目指した取組を地域ぐるみで進めることが、全ての世代が安心して暮らせる元気なまちづくりにつながります。 →取組例 ・イベント、サロンなどにおける健康チェック ・オーラルフレイル※予防講座の実施 ・介護予防講座、認知症の予防及び理解促進のための啓発 ・人との交流、外出の機会創出を促進 ※ オーラルフレイルとは…加齢とともに起こるお口の機能低下のことで、そのはじまりは、「ささいな衰え」です。 行動目標3 多様なライフスタイルや価値観にあった健康づくりの機会を作ります ポイント 多様なライフスタイルに対応して、誰もが無理なく参加できるよう、柔軟に取り組むことが大切! →取組例 ・休息や睡眠などメンタルヘルスに関する講座の実施や啓発 ・デジタル技術を活用した情報発信 ・一人でも仲間同士でも取り組める健康づくりの機会 ・夜間や仕事をしながらでも参加できるオンラインセミナーの開催 (P.12) 栄区ではこんな取組も始まっています 取組1 若い世代から健康づくり 保健活動推進員による乳がん予防、早期発見・治療の啓発 若いうちから取り組もう! 地域ケアプラザまつりでの健康測定会 (豊田地区) 取組2 健康寿命を伸ばす取組 無理のない範囲で、楽しく社会参加 健康寿命をのばそう! 趣味を活かしたつながりづくり (各地区) 取組3 多様なライフスタイルや価値観にあった健康づくり 誰でも参加できるように お買い物ついでに健康づくり 移動販売会場で推定野菜摂取量測定 (上郷西ケ谷団地ほか) 親子で朝ごはんのバランスチェック 食生活等改善推進員(ヘルスメイト)による食育啓発 (各地区) 仕事終わりに健康づくり ナイトYOGA (桂台地域ケアプラザ) コラム 〜歯とお口の健康は、健康を保つ基礎〜 年齢に関係なく健康に影響する“歯周病” 歯周病は、歯を失う原因第1位の感染症です。 若い世代でもかかります。 Q なぜ、どの年齢でも健康に影響するのか? A 下図のような様々な全身の病気に影響があるためです。 歯周病と全身の関わり 呼吸器疾患(誤嚥性肺炎) 心臓・血液系疾患 感染性心内膜症など 早産・低体重児出産 糖尿病 さらに歯を失うと、オーラルフレイル (お口の虚弱)になるリスクも上がります。 詳しくはこちら (QRコード) Q 歯周病にかかっている人はどのくらい? A 横浜市民40歳以上における歯周病の状況 65.3%が歯周炎にかかっています 約5人中3人 半分以上もなっているんだ! ぼくも気をつけなきゃ… <歯周病の原因> プラーク(歯垢)と歯石 プラーク(歯垢)→そのまま放置すると 歯石 <歯周病の予防方法> 自宅での ☆歯みがき ☆フロス・歯間ブラシ   +  歯科医院での★歯科検診(年1回以上) ★クリーニング ★歯磨き指導 (P.13) 目指す街の姿 目標1 誰もが身近な地域で生き生き暮らせる街に 視点3  お互いの配慮によって認め合い、自分らしく暮らす まちを目指して… 行動目標1 思いやりの気持ちを持ち、お互いを理解し、尊重し合う意識を高めます ポイント 誰もが違いに関わらず尊重されるためには、まず相手の障害を含めた個性や状況を理解しようとする気持ちで「お互いに思いやり、行動すること」(配慮)が大切です。 →取組例 ・一人ひとりの個性を知り、理解する機会づくり ・思いやりの気持ちを育む福祉教育や一般向けの研修の実施 ・企業や商店、施設などへ向けた社会モデルの考え方や合理的配慮の理解促進と実践できる場づくり 行動目標2 誰もが孤立せず、自分らしく暮らせる地域づくりを進めます ポイント 孤立を防ぐためには、人と人とのつながりを感じられる場や安心して過ごせる居場所が必要です。こうした居場所は地域で暮らす誰にとっても大切です。 →取組例 ・課題を抱えた孤立しがちな人が参加しやすい場づくり ・当事者同士で悩みや喜びを共有し、相互に学ぶなど、支えあうことのできる場づくり ・子育て中の親子の孤立や虐待防止のための取組 ・外出支援に関する取組 行動目標3 一人ひとりの想いを尊重する意思決定支援の取組を進めます ポイント 人生の最後まで自分らしく生きるためには、居場所など環境の整備だけでなく、一人ひとりの意思が尊重される仕組みづくりも欠かせません。 →取組例 ・自分で意思決定ができる間に備えることができる仕組みづくり ・意思決定するための制度などについて本人や家族への普及啓発 ・人生の最後まで自分らしく過ごすための本人・家族・支援者へのサポート (P.14) 栄区ではこんな取組も始まっています 取組1 お互いを理解し、尊重しあう   まずは相手を知るところから 障害の有無に関わらず誰もが参加できる共生型のイベント パラフェスタ?さかえ (高齢・障害支援課) 楽しい体験を通じた認知症の啓発 認知症啓発ワークショップ (本郷台駅前地域ケアプラザ) 取組2 孤立せず、自分らしく暮らせる地域づくり  一人にならない!一人にさせない! 認知症の人、家族、域の皆さんが参加できるカフェで気軽に交流 ひつじカフェ(笠間地区) 園に通っていなくても、園庭遊びや育児相談で子育て中のつながりづくり 保育園での子育て支援事業 (こども家庭支援課) 取組3 意思決定支援の取組  みんなの想いを大事に 人生を振り返り、これから先の生き方を考えるきっかけの一つに 「SAKAEライフノート」 (高齢・障害支援課) 同じ地域で暮らす人がいるからこそ、どう暮らしたいかという想いが出てくる 後見的支援室「とんぼ」 コラム “本当の障害はどこにあるんだろう?” 〜障害を社会モデルで考えてみよう〜  車椅子の女性が、階段のあるレストランに入れず困っている場面があります。この時、困っている原因はどこにあるのでしょうか。  「歩けない」という本人の身体的な状態に原因があると考えるのが、障害の「個人モデル」の考え方です。一方で、「階段があるために入れない」と、社会の側に原因があるとするのが「社会モデル」の考え方です。  社会モデルでは、階段をスロープにするなど、社会の側の配慮や工夫によって障害を取り除くことができると考えます。地域に思いやりがあふれ、バリアフリーの場所が増えれば、障害がなくなり、誰もが安心して外出できるようになります。  地域福祉とは、こうした身近な困りごとに気づき、みんなで支えあう仕組みを作ることです。  誰もが安心して暮らせる社会を目指すために、こうした視点はとても大切です。 (P.15) 目指す街の姿 目標2 お互いさまで支えあい、日々の幸せを感じるまちに地域には様々な人が暮らしていることを理解し、支える側・支えられる側で分かれることなく、「お互いさま」の関係で支えあうことが大切です。誰もが無理のない形で役割を持ち、日々の小さな幸せを感じあえるまちを目指します。 視点1  誰もがともに見守り、支えあう まちを目指して… 行動目標1 地域に暮らす人々、関係機関、企業など誰もがともに思いあえる関係づくりを進めます ポイント 地域に暮らす人だけでなく、企業や関係機関など様々な主体が関わりあい、見守りや支えあいの輪を広げることが大切です。 →取組例 ・多様性が理解され、認めあえる地域になるよう啓発や研修の実施 ・地域で活動する人々が意見や情報交換をできる場(交流会)づくり ・様々な担い手が支援の必要な人を理解し、地域目線で関わることのできる場づくり 行動目標2 日常の中での「気づき」を見守りにつなげる仕組みを作ります ポイント 毎日の生活の中で、「あれ?どうしたのかな?」と気がつくことができる見守りの 仕組みが大切です。 →取組例 ・普段の生活の中でご近所さんの「(ちょっとした)気付き」をゆるやかな見守りにつなげる仕組み ・周囲のちょっとした変化(異変)に気づき、それを支援者・機関へつなげることの重要性を伝える啓発 行動目標3 互いに支えあえる場所や仕組みづくりを進めます ポイント 困っている時、大変な時は“お互いさま”という気持ちで支えあえることが大切です。 →取組例 ・高齢者や子育て世代など同じ状況の人が集える教室やサロンの実施 ・日常生活のちょっとした困りごとを地域の支えあいで解決する取組 行動目標4 見守り、支えあいが継続できるよう、人材の育成を進めます  ポイント 地域で活動する担い手のすそ野を広げることに加え、講習などを通した人材の育成も求められています。 →取組例 ・講習や研修を通じた見守り人材の育成 ・企業、支援機関などと連携した人材育成 (P.16) 栄区ではこんな取組も始まっています 取組1 見守りの輪を広げる関係づくり “誰もが安心のまち”をともに支える店舗や事業所を登録 栄区認知症サポート企業 (高齢・障害支援課) 詳しくはこちら (QRコード) 取組2 日常生活の中での見守り  ゆるやかな見守りが大事・ 誰でもできるようゆるやかに見守るためのポイントをまとめました 「ご近所みまもりシート」 (飯島団地) 取組3 支えあえる仕組みづくり  困ったときはお互いさま ちょっとした困りごとを地域のボランティア活動で解決! ボランティアによる家具の転倒防止 (ボランティア いでたち) 取組4 人材の育成  取組が続けられるように 自殺のサインに気づき適切な対応のできる人材を増やすため講座を開催 ゲートキーパー養成研修 (高齢・障害支援課) (P.17) 目指す街の姿 目標2 お互いさまで支えあい、日々の幸せを感じるまちに 視点2  地域の安全・安心を支えあう まちを目指して… 行動目標1 日頃からの顔の見える関係づくりを通して、災害時にも助けあえる地域づくりを進めます ポイント いざという時だけでなく、日頃からの声かけや見守りなど日常の積み重ねが災害時に命を守り、不安をやわらげる大切な力になります。平時からのつながりを深めましょう。 →取組例 ・災害時要援護者の把握 ・取組事例の共有による普及・啓発 ・福祉施設や企業などの参画による地域ぐるみでの避難訓練の実施 ・近所で声をかけあい助けあえる関係づくり  行動目標2 日常生活の中で防犯意識を高める取組を進めます ポイント 地域のつながりや声かけが、防犯に強い地域を作ります。 →取組例 ・防犯パトロールや学援隊パトロールによる見守り ・特殊詐欺防止などの出前講座の実施 ・買い物や通院など日常生活の中での普及・啓発 ・近所で声をかけあえる関係づくり コラム 在宅避難は地域の支えとともに  近所=近助なんだね! 災害時、避難所に行かず自宅で過ごす「在宅避難」は、住み慣れた環境で安心して過ごせる選択肢として注目されています。高齢者や持病のある方、小さなお子さんがいるご家庭にとっては特に有効です。 一方で在宅避難には、日頃からの備えに加え、状況に応じた支援や情報共有などが必要となる場面もあり自助・共助の力が欠かせません。そのためには、地域の中でのつながりや日頃からの顔の見える関係づくりを通じて助けあうことが、災害時の安全・安心を支える大きな力となります。 互いに声をかけあい、支えあう関係づくりが、安心して在宅避難を行うための基盤となります。 (P.18) 栄区ではこんな取組も始まっています 取組1 日頃からの関係づくり  日頃からのつながりが災害時にも役立つ 芋煮会も視点を変えれば防災炊き出し訓練に! 芋煮会と防災訓練(長尾台町内会) 子どもから大人まで楽しめる色々な防災体験 タッチ―キャラバン(本郷第三地区) 取組2  日常生活の中で防犯意識を高める取組  “気をつけようね”と声をかけあって あいさつを通じた、日頃からの関係づくり 地域と学校が一緒に行うあいさつ運動 (こども家庭支援課) 犬の散歩時間を活用した地域の見守りとマナー啓発 わんわんパトロール(生活衛生課) コラム 日常のつながりが、非常時の力になる 〜災害時要援護者と地域の絆〜 高齢者、障害者、乳幼児、外国人など、災害時に自力で避難することが難しい人たちは「災害時要援護者」と呼ばれます。 顔を知っている、名前を知っている、暮らしを少しだけ知っている。 そうした関係があると、災害時に「○○さん、大丈夫ですか?」と声をかけることができます。 栄区でも、要援護者の情報を共有した支援者による避難誘導訓練や、自治会町内会や民生委員などが連携した日常的な見守り活動による安否確認の取組などを通じて、非常時の支援体制を整えています。 このような取組は、災害時の安全を高めるだけでなく、地域全体の安心感を育てるものです。 「誰かが見ていてくれる」「困ったときは助けてもらえる」。そう思える地域は、災害に強いだけでなく、日々の暮らしも豊かになります。 災害への備えは、ハード面だけではなく、人と人との関係づくりからも始まります。 ・安否確認訓練に活用できるマグネット ・要援護者の避難支援につながるバンダナ 災害時要援護者について(栄区HP) (二次元コード) (P.19) 目指す街の姿 目標2 お互いさまで支えあい、日々の幸せを感じるまちに 視点3 デジタルの活用が進む まちを目指して… 行動目標1 誰一人取り残されない、人にやさしいデジタル化の取組を進めます ポイント デジタル媒体の活用が得意でない人にも配慮するなど、思いやりを忘れずに、日々の幸せにつながるデジタル化を進めます。 →取組例 ・シニア向けスマホ教室などのデジタル講座の開催 ・大学生などを講師とした多世代交流を含む啓発 ・デジタルとアナログを併用した取組 行動目標2  地域のニーズや状況にあわせた、デジタル技術を活用した「つながり」づくりを進めます ポイント 対面だと気軽に会えない人とも、デジタル技術の活用によってつながることができるようになるなど、人と人との距離を縮める取組を進めます。 →取組例 ・ウェブ会議を使った交流 ・SNSなどによる地域の魅力の発信 ・外出が困難な人も人とつながることができる取組 ・同じ悩みを抱える人同士がつながることのできる取組 行動目標3 担い手の負担を軽減し、柔軟で持続可能な地域活動に向け、デジタルの力を活用します ポイント デジタル技術を活用することによって、地域で活動する人の負担感が軽減することを目指します。 →取組例 ・デジタルツールに関する講座の開催 ・負担軽減のための活動記録などのデジタル化 ・AIなどを活用した議事録や広報紙などの作成 (P.20) 栄区ではこんな取組も始まっています 取組1 人にやさしいデジタル化   誰でもできるように思いやりが大事 学生ボランティアなどによるスマホ相談会  スマホ講座(各地区) 取組2 デジタル技術によるつながりづくり  デジタルの力でつながろう 遠くに行かなくても、動画で参加できる  本郷台ハッピージム(本郷台駅前市街地住宅自治会) 取組3 デジタルの力を活用した負担軽減  上手に使って負担軽減しよう! 紙ではなく電子申請による報告で、負担軽減! 民生委員活動記録のデジタル化 (福祉保健課) コラム  地域のデジタル活用って!? 地域での「デジタル技術の活用」って言われてもイメージがわかなくて… そうだね…例えば、回覧板をデジタル化してスマホで見ることができるようにしている地域もあるみたい! でも、地域には高齢者も多くて、デジタルより紙の方が見やすいんじゃないかな… 例えばデジタル版にすると、字を拡大して大きくしたり、音声で読みあげたりすることもできるので、高齢者に優しい一面もあるんだよ でも難しそうだし、デジタルっていうだけでハードルが… 地域でスマホやデジタルの活用講座を開催するところも増えているよ。地域のつながりの中で、みんなでわいわい楽しみながら覚えられると、意外と簡単に感じることもあるかも! 何事も、最初の一歩が肝心ということか!できることから始めてみようかな うん!無理せず、できることからやってみましょう!! 自治会町内会DXについてはこちら  (二次元コード) (P.21) 目指す街の姿 目標3 様々なつながりがあり情報が行きとどくまちに 複数の分野にまたがる複合化・複雑化した生活課題を抱える人たちが増えています。地域を越えたつながりや区内施設・企業など様々な主体がつながり、お互いを理解しあい、地域課題を共有し、連携することで必要な人に必要な支援が届くまちを目指します。 視点1 情報がとどき、つながる まちを目指して… 行動目標1 「伝える」から「伝わる」情報発信を進めます ポイント “情報を届けたい人に本当に伝わっているかな”など、相手の立場に立った発信の工夫が大切です。 →取組例 ・紙媒体、デジタル媒体などを組み合わせた効果的な方法による発信 ・幅広い世代や様々な生活様式にあわせた情報発信 ・自ら情報を得ることが難しい相手にも伝わる発信の工夫 行動目標2 誰もが生活の中で必要な情報にすぐアクセスできる仕組みを整えます ポイント 情報があふれる現代で、誰もが必要な情報にたどりつくためには、“ここを見れば情報がとれる”“この人に聞けばわかる”というような環境づくりが大切です。 →取組例 ・地域SNS活用の促進による情報発信 ・毎日の散歩や買い物などの生活動線の中で情報を取得できる仕組みづくり ・必要な情報を1つにまとめて誰でもすぐに見られるようにする仕組みづくり 栄区の情報発信 栄区ウェブページ  (二次元コード) 栄区公式LINE  (二次元コード) 栄区自治会町内会HP  (二次元コード) 栄区社会福祉協議会HP  (二次元コード) (P.22) 栄区ではこんな取組も始まっています 取組1 「伝える」から「伝わる」情報発信   こうしたら伝わるんだね! 若い人にも身近な動画配信を使った「伝わる」発信 FM戸塚と協働した地域行事のYouTube配信(上郷西地区) デジタル媒体と掲示板を併用した情報発信 地域の情報発信(湘南ハイツ自治会) 取組2 必要な情報にすぐアクセスできる仕組み  気軽に身近に情報がとれる! 地区別計画の取組もホームページで発信し、情報を得やすい仕組みに 本郷第三地区支えあいネットワークのホームページ(本郷第三地区) 区内の子育て情報を集約し発信 ホームページによる情報の一元化(地域子育て支援拠点にこりんく) コラム 「伝わる情報」の届け方〜さかえPR局〜 さかえPR局は広報特化型のボランティア団体です。 栄区では、ボランティアなどの担い手不足が課題となっている今、周知方法は紙ベースだけでなくSNSなどのデジタル情報、ICTを活用した周知も必要とされています。 一方で、団体ごとに周知しようとしても、マンパワーやICTスキル、周知ツールなどが不足しており、効果的な広報が行なえていない現状がありました。 そこでさかえPR局は、地域の活動団体から依頼を受けて、栄区の魅力やボランティア活動のPRをSNSなどで発信し、広報支援などを行ってきました。 「栄区のことをもっと知ってもらいたい!知りたい!」の想いのもと、これからも様々なPR方法を活用し、情報を発信していきます。 (P.23) 目指す街の姿 目標3 様々なつながりがあり情報が行きとどくまちに 視点2 様々な団体・主体がつながる まちを目指して… 行動目標1 地域・分野を越えたつながりを広げます ポイント 様々な活動を行っている団体が協力しあうことによって、お互いのスキルや知識を共有でき、さらに活動の幅が広がります。 →取組例 ・異なる分野の活動団体などのつながりづくり ・同じ分野で地域を越えた活動団体などのつながりづくり ・福祉保健分野以外の多業種とのつながりづくり 行動目標2 それぞれの特徴を活かした、更なる課題解決の取組を進めます ポイント 異なる分野だからこそ、それぞれの強みを活かした新たな課題解決ができます。 →取組例 ・企業や商店、施設の強みを活かした社会貢献 ・見守りやコミュニティ創出のための移動販売の運営 行動目標3 関係機関が連携し、必要な取組を継続します ポイント 関係機関の連携により、小さなつながりを継続して今の取組を育てていくことが重要です。 →取組例 ・既存のネットワークを活用した、持続可能な取組の推進 ・既存の連携体制の維持・強化による必要な支援の提供 (P.24) 栄区ではこんな取組も始まっています 取組1 地域・分野を越えたつながり  活動の幅が広がるよ! 支援のネットワークづくりのための会議開催や学校などとの連携も 区レベルセーフティネット会議 区内高校とコラボした啓発用ばんそうこうケース 近隣エリアに留まらず区域で「困り事」をみんなで解決 子育て支援団体連絡会 取組2 それぞれの特徴を活かした更なる課題解決 新たな課題もみんなで解決! 地元企業が所有する車両を地域の取組に活かす! 上郷東地区ふくしほけんまつりでの送迎(セレモホール上郷) 企業が開発したクイズAIを地域で展開 高齢者向けクイズAI(キオクシア) 取組3 関係機関の連携による取組の継続  みんなで力をあわせよう! 今までもこれからもつながりを大切にして必要な支援を! 温泉施設でのフードドライブ(野天湯元 湯快爽快 たや) 地域の代表・医療機関などが集まり災害時の対応を検討 栄区災害医療連絡会議(福祉保健課) (P.25) 06 地区別計画 地区別計画とは 地区別計画は、連合町内会・地区社会福祉協議会エリアを基本とした7つの地区で策定・推進しています。 生活の中での困りごとや地域の課題に対して、地域の方々を中心に取り組む計画です。各地区がアンケート調査や意見交換をしながら課題共有や目標を設定し、地域で取り組む内容をまとめました。 豊田地区 スローガン 誰もが安心・安全・元気に暮らせるまち豊田 笠間地区 スローガン わかりあえる・わかちあえる・和がある街 笠間 小菅ケ谷地区 スローガン みんなでつくる ふるさと 小菅ケ谷 本郷中央地区 スローガン 顔の見える関係づくり 〜世代間(タテ)・隣近所(ヨコ)のつながり〜 本郷第三地区 スローガン 顔のみえるまちづくり 〜お互いを思いやり、理解しあおう〜 上郷西地区 スローガン 次世代と共に歩む大好きなまち 上郷東地区 スローガン 上東の3つの愛 みんなで見守りあい、支えあい、 安全・安心な地域のつながりあい (P.26) 第5期さかえ・つながるプラン(栄区地域福祉保健計画) 豊田地区 計画期間 令和8年度から12年度 地域が主役となり、誰もが幸せに暮らせるまちをみんなで目指すための計画です。 スローガン 誰もが安心・安全・元気に暮らせるまち豊田 飯島お手伝い隊による高齢世帯の草刈り支援 みんなの居場所「たまり場とよだ」 ボッチャを通しての多世代交流 豊田地区の概要 区の北西に位置しており、約5kuと区内で一番大きな地区です。長尾台町、田谷町、金井町、飯島町、長沼町、本郷台の6つのまちで構成されています。 区内で一番人口の多い地区です。 「豊田」という地名は地区の間に流れる柏尾川によって豊かな田んぼが多く、その周辺に集落ができ、栄えたことからきています。田谷の洞窟や長尾砦跡(鎌倉時代、鎌倉扇ケ谷の上杉氏の家臣であった長尾氏の館のあったところ)なども残る歴史ある地域です。 【特徴】JR東海道線や柏尾川に沿って東側は主に住宅が多い地区、西側は工場地帯となっており、農地が多く残っている地区もあります。また、田谷エリアに横浜環状南線と横浜湘南道路の栄インターチェンジ・ジャンクション(仮称)を建設中です。 (図) 町名別年齢構成 (P.27) 豊田地区の目標と主な取組内容 テーマ1 みんなが主役になれる元気なまち 目標(将来像) ・誰もが健康を通じた多世代交流がさかんなまち ・誰もが様々な活動により、担い手が育つまち 取組内容 ・子どもと大人が連携した企画・運営のイベントを実施する ・地域の居場所の企画・運営に取り組む ・地域活動を通して地域愛を育む ・ウォーキング・ボッチャなどスポーツを通した多世代の交流を実施する 中学生によるボランティア活動 仲間と健康づくりウォーキング 誰もが参加しやすい交流の場 (P.28) テーマ2 孤立せず、情報が届く安心なまち 目標(将来像) ・誰もが多様な情報を受け取れるまち ・誰もが顔の見える関係を育み、防犯・防災に取り組むまち 取組内容 ・様々な世代が地域活動に関われるよう「豊田ボランティアの会(仮)」などマッチングできる仕組みを充実する(「とよだボランティアポイント(仮)」を作る) ・人と人のつながりを大事にした情報周知の方法を考える ・住民の防災に対する意識の向上への取組を実施する 登校時のあいさつ運動 多世代の交流の場「社協ふれあいの集い」 各町内会自治会での防災訓練 広報紙「ふれあい豊田」による地域情報発信 第5期策定の経過 地区別懇談会 ↓ 飯島団地集会所 飯島町内会館 本郷台自治会館 長沼町内会館 千秀センター 豊田地区センター ↓ テーマ別懇談会 つながり ひと 防災 ↓ 第5期計画策定 豊田地区別計画は「誰もが安心・安全・元気に暮らせるまち豊田」を目指した計画です。 豊田地区地域支えあい連絡会は計画策定に向け豊田地区6カ所に出向き、皆さまの率直な意見をいただきました。そこで寄せられた多くの貴重な意見を集約すべく3つのテーマに絞り、テーマ別懇談会を3回実施しました。テーマは「ひと」、「つながり」、「防災」です。 それぞれ自由闊達な意見が出され、活気ある集まりとなりました。あらためて皆様の地区への愛と熱い思いを感じ取ることができました。これらの皆様の意見を踏まえ、第5期地域福祉保健計画を進めていきます。 (P.29) (図) 計画の取組主体・推進母体 見守り・健康づくりネットワーク委員会 ・高齢者に関する課題全般の検討 ・見守り体制の構築、移動・買物に関する課題検討 ・健康づくり(運動・口腔・栄養・社会参加)に関する状況確認と取組についての検討 子ども・あいさつネットワーク委員会 ・未就学児やその親、学齢期の子ども支援に関する状況確認、課題検討 ・あいさつ運動に関する状況確認や課題検討、推進 障がい児者支援委員会COCOMIMI 誰もが生きやすい地域に ・障がい児者支援に関する状況確認、課題検討 第4期までの歩み 第4期計画では、「目指すまちの姿(目標)」に沿って、地域の皆様と関係機関が協力して取組を進めました。 計画の前半は、新型コロナウイルス感染症の拡大により、地域での話し合いやイベントなど、対面での交流が休止または縮小せざるを得ない状況となりました。 そのような中でも、地域の皆様の工夫によって新しい生活様式に合わせた活動が進められました。これにより、地域の絆や人と人とのつながりの大切さを改めて認識する機会となりました。 具体的な取組としては、 ・豊田 夏ボラ体験 ・健康講座・ウォーキング講座 ・障がい理解啓発活動 ・登校時のあいさつ運動 ・見守り啓発活動      などが行われました。 データでみる栄区(栄区統計要覧)  横浜市栄区  (二次元コード) ヨコハマ地域活動・サービス検索ナビ 身近な地域活動を紹介します 横浜市(二次元コード) (P.30) 第5期さかえ・つながるプラン(栄区地域福祉保健計画) 笠間地区 計画期間 令和8年度から12年度 地域が主役となり、誰もが幸せに暮らせるまちをみんなで目指すための計画です。 スローガン わかりあえる・わかちあえる・和がある街 笠間 〜新しい街〜(駅近の街) グランシップ JR大船駅笠間口 再開発により大きく変貌したJR大船駅笠間口周辺 〜自然の有る街〜(いたち川) カワセミ 野鳥の群れ 四季折々の花が咲き、多くの生き物が生息するいたち川 〜伝統を守る街〜(青木神社、鹿島神社) 笠間地区の鎮守様として静かに歴史を刻む2つの神社 青木神社(茅の輪) 宮神輿(笠間の街を渡御します) 鹿島神社(例大祭) 笠間地区の概要 笠間地区は鎌倉市に隣接し、JR大船駅笠間口周辺は再開発により建設された、中高層マンション、大規模商業施設、工場が立ち並び活気にあふれています。 一方、栄区のシンボルリバーである“いたち川”が流れています。 また、当地区には長い歴史を持つ神社(青木神社、鹿島神社)が在り、鎮守様として今も地域の人々に敬拝され、例大祭、歳旦祭等の神事が斎行されています。 (P.31) 笠間地区の目標と主な取組内容 テーマ1 「高齢者・障がい者へ寄り添いのある街」 目標(将来像) @お互いに見守りあえる地域(遠くの親戚より身近な知人) A誰もが自分の地域のことに関心を持ち、助け合っている地域 【 取組内容 】 ・月に1回以上参加出来る居場所をつくり誰もが主役になれ、人と人との結びつきを深める ・身近なサロンなど地域を越えた交流の場の充実 ・週1回の移動販売を通して日常生活の見守りを進める ・地域の福祉施設と年間を通し交流する ・より良い見守りを充実する為の研修を実施する 敬老の集い 移動販売 サロン(詐欺への対策) テーマ2 「災害へ備えのある街」(地域防災) 目標(将来像) @地域全体の防災に関する意識が高く、日常より災害に対する備えが出来ている A災害に対し地域全体で対応出来る仕組みが構築されている B顔の見える関係の確立 【 取組内容 】 ・地域防災拠点の有り方の検討 ・防災への意識付けを目的に研修会、防災施策・訓練の実施 ・地域の企業、団体(地域ケアプラザ、区社協)、学校を含む笠間版防災組織構築の検討 ・要援護者のより良い避難支援体制の検討 ・デジタルデバイスを活用した情報網の充実化 研修会(防災への備え) 地域防災拠点訓練 (P.32) テーマ3 「子どもの健全な育成と、支え見守る街」 目標(将来像) @1人1人の子どもが元気で楽しく自分らしく過ごせる街 A子ども達が困りごとを抱えひとりぼっちにならない街 B子育てを見守り、ぬくもりある家族の実現を応援する 【 取組内容 】 ・子ども参加のイベントの企画と子どもスタッフとしての育成 ・家族や子どもの困りごとに寄り添い気軽に相談出来る場をつくる ・あいさつは顔見知りになる第一歩 ・学校、保育園と交流、懇談し課題を共有し、解決に努める ・自然豊かな地域、心豊かな子育てを守るため、美化活動を推進する ペアクイズラリー かさまデイキャンプ 子どもプール(水あそびしょ!) テーマ4 「安全安心な街づくり」 目標(将来像) @全ての住民が安全安心して暮らすことが出来る街づくり A通学路の安全対策 【 取組内容 】 ・各町内会自治会独自の防犯活動(パトロール等)の実施 ・近隣住宅からの草木被害への対策(空き家法では対処出来ない分野への取組) ・世代間の交流を深めるイベント、情報交換の場(サロン等)の充実化 ・通学路の安全対策への取組 ・広報紙(笠間かわら版)等によりタイムリーに各種情報を届ける 笠間かわら版 夜間パトロール 研修会(認知症への対応) (P.33) 第4期までの歩み テーマ 通学路の安全確保 成果笠間跨線橋(ぐるぐる橋)袂の無料駐輪場からバイクを駐車禁止とした(令和3年から令和6年 完) 笠間十字路の安全確保 通学時間1時間限定で、笠間十字路から青木神社方向への進入を禁止し、通学路の安全確保拡充(令和6年1月?令和7年10月実施) テーマ 小中学生対象とした新年の書き初め展を開催 成果 栄書道協会のご支援により新年書き初め展の開催、多くの小中学生から作品の応募をいただく(令和6年1月から毎年実施) テーマ 各種イベント(盆踊り大会 ペアクイズラリー等) 成果 イベントの計画・実施(令和6年から再開)  ◆第5期に向け残された課題 残された課題 旧公務員宿舎の取り壊し促進と歩道拡幅の実施  実施目標 令和10年度を目途に推進 残された課題 ルリエ前歩道のバリアフリー化の実施 実施目標 令和8年度を目途に推進 残された課題 担い手の育成 実施目標 第5期を目途に推進 つなプラ 取組・推進体制 笠間連合では“つなプラ”を主事業として位置づけ社協と連携して推進する 主な取組内容 1・笠間連合所属の16町内会自治会・関係団体と情報の共有 2・区長との意見交換会を通し行政と情報の共有 3・区役所担当課・警察署、その他関係機関と情報の共有 データでみる栄区(栄区統計要覧) 横浜市栄区  (二次元コード) ヨコハマ地域活動・サービス検索ナビ 身近な地域活動を紹介します 横浜市  (二次元コード) (P.34) 第5期さかえ・つながるプラン(栄区地域福祉保健計画) 小菅ケ谷地区 計画期間 令和8年度から12年度 地域が主役となり、誰もが幸せに暮らせるまちをみんなで目指すための計画です。 スローガン みんなでつくる ふるさと 小菅ケ谷 西本郷小学校、のぼり旗の活用 小山台小学校のあいさつ運動に参加 本郷台小学校へ、のぼり旗の贈呈 本郷台駅前広場のお祭り 小菅ケ谷地区の概要 小菅ケ谷地区は、小菅ケ谷一から四丁目、小山台一から二丁目、小菅ケ谷町、鍛冶ケ谷町と飯島町および桂町の一部から構成されています。本郷台駅周辺には、区民文化センターリリス、県立地球市民かながわプラザ(あーすぷらざ)、複合施設SAKAESTA等の施設があり、栄区の文化ゾーンを形成しています。医療機関、区役所、消防署、店舗なども徒歩圏にあり、暮らしやすい地域です。また、公園や広場などの集える場所が多く、いたち川沿いには遊歩道が整備され、住民同士の交流や運動の機会に恵まれています。地域活動や近所づきあいの多い地域ですが、若いうちから近隣とつながりを持つことが大切です。 (P.34) 小菅ケ谷地区の目標と主な取組内容 テーマ1 地域の中でつながり続けよう 目標(将来像) ・あいさつ運動を軸に多世代がつながっている ・他者理解が進み、気軽に声をかけあえる ・新しい住民に「小菅ケ谷に住んでよかった」と思ってもらえるよう、Welcome to Kosugaya! という雰囲気のあるまちになっている 取組内容 ・事業を通じ、様々な団体とつながりをつくる ・「学校と地域の懇談会」を開催する ・「中学校生徒会との懇談会」を開催する ・他者との違いを理解し、認め合う ・お互いの思いやりで心のバリアフリーを進める ・つながるプランニュースやwebを活用し、情報発信する ・つながるマップ高齢者編を更新する ・施設や店舗と連携し、消費者被害を未然に防ぐ つながるプラン推進会議 つながるプランニュース さかえ・つながるフォーラム出展 学校と地域の懇談会 つながるプラン意見交換会 テーマ2 地域で子育てを応援しよう 目標(将来像) ・子どもたちが楽しく暮らせるようなまちになっている ・あたたかな見守りと子どもが気軽に参加できる居場所があり、子育てしやすいまちになっている 取組内容 ・学校との連携(地域共生)を進める ・地域で子どもたちを見守る ・入園前、保育園・幼稚園の親子向けに情報発信する ・地域活動や行事で学校とのつながりを深める ・多世代がつながり、子育てできる場づくりを進める ・「世代交流サロンひだまり」等、既にある集いの場の活用を進める ・つながるマップ子育て編を活用したスタンプラリーを発展継続させる つながるマップ 子育て編  「公園・名所たんけん」スタンプラリー (P.36) テーマ3 健やかな心と体を育てよう 目標(将来像) ・運動、栄養、社会参加、口腔ケアを意識した健康づくりに取り組んでいる ・心の健康や認知症への理解が進んでいる 取組内容 ・ラジオ体操を活用した健康づくりを発展させる ・移動販売等を活用した食環境づくりを進める ・保健活動推進員、スポーツ推進委員等と連携して事業を推進する ・認知症の方や家族にやさしいまちづくりを進める(チームオレンジ等との連携) ・あいさつ運動や声掛けを通じて、心の安らぎを広げる ・お困りの方がいたら、必要に応じて専門機関につなぐ 「地域で気にしあえる関係性の種をまこう!」研修 ラジオ体操講習会 テーマ4 災害に強いまちをつくろう 目標(将来像) ・誰もが災害対策を考え、日ごろから備えを進めている ・身近な地域で支え合う関係が広まっている 取組内容 ・在宅避難の知識、備え(自助)の意識をさらに高める ・町ぐるみで火災を防ぐ意識を高める ・地域の防災力を高めるため、学校と連携する(合同防災訓練、炊き出し訓練など) ・要援護者と知り合い、理解し、緩やかな見守りや近隣とのつながりを強める 「社会モデルで考える要援護者支援」研修 要援護者体験・避難誘導研修 地域防災研修 (P.37) 計画の取組主体・推進母体 推進母体:第5期小菅ヶ谷つながるプラン推進会議 【自治会・町内会】 小菅ヶ谷町内会・小菅ヶ谷睦会町内会・春日町町内会・小菅ケ谷五月会・大船富士見台自治会・本郷台駅前市街地住宅自治会・市営小菅ヶ谷住宅自治会・市営本郷台住宅自治会・市営小菅ヶ谷第二住宅自治会・小菅ヶ谷第一町内会・本郷台中央自治会・東武本郷台自治会・小菅ヶ谷西谷戸町内会(以上、小菅ヶ谷連合町内会自治会)、小山台町内会(連合未加入) 【各種団体】 小菅ヶ谷地区社会福祉協議会・民生委員児童委員協議会・スポーツ推進委員連絡協議会・青少年指導員連絡協議会・保健活動推進員会・消費生活推進員の会・環境事業推進委員連絡協議会・防犯指導員・栄区スポーツ協会・子ども会連絡協議会・シニアクラブ連合会・連合婦人部・いきいき小菅ヶ谷事務局・栄消防団第三分団・けやきロード本郷台駅前商店会・本郷台駅前アーケード商店街協同組合 【ボランティア団体】 いちご会・実菅会・たまり場こすがや・花みずきの会・世代交流サロンひだまり・ぬくもりこすがや・ルピナス・親子カフェにじいろ・いたちカフェ・大船ルーテル保育園・小山台つながる会・とうぶ支え合いの会・とうぶ花みずきの会・いろどりキッチン 【支援機関】 栄区役所・栄区社会福祉協議会・栄区生活支援センター・横浜市小菅ケ谷地域ケアプラザ・横浜市本郷台駅前地域ケアプラザ 第4期までの歩み テーマ @地域の中でつながろう 取組(成果) あいさつ運動の啓発ツールとして、のぼり旗を作成。学校との連携を深め、地域と学校が共に取り組むあいさつ運動を推進中。 課題 あいさつ運動等を軸に、さらに多世代がつながり、そのつながりを絶やさずに発展させること、人が変わっても続く仕組みづくりが必要。 テーマA地域で子育てを応援しよう 取組(成果) つながるマップ子育て編を更新、発行。周知啓発を目的として自治会や学校と連携し、スタンプラリーを実施。 課題 地域が子育てを応援していることをさらに周知する必要がある。 テーマB健やかな心と体を育てよう 取組(成果) ラジオ体操、体操教室についての実態調査を実施。ラジオ体操の普及啓発に向けて、講習会を企画運営。 課題 ラジオ体操を通じた健康づくりをさらに発展させたい。障害のある方、認知症の方やその家族にやさしいまちづくりへの意識醸成にも取り組みたい。 テーマC災害時に備えた平常時からの要援護者支援に取り組もう 取組(成果) 要援護者支援についてのアンケートを実施。当事者の方を講師に招き、講座を開催。防災センターにて要援護者避難体験研修実施。 課題 個人情報保護の壁や住宅形態の違いから取り組みの難しいテーマではあるが、向こう三軒両隣でできることから要援護者支援について考えなければならない。 データでみる栄区(栄区統計要覧) 横浜市栄区  (二次元コード) ヨコハマ地域活動・サービス検索ナビ 身近な地域活動を紹介します 横浜市  (二次元コード) (P.38) 第5期さかえ・つながるプラン(栄区地域福祉保健計画) 本郷中央地区 計画期間 令和8年度から12年度 地域が主役となり、誰もが幸せに暮らせるまちをみんなで目指すための計画です。 スローガン 顔の見える関係づくり 世代間(タテ)・隣近所(ヨコ)のつながり 本郷中央のつどい(旧・敬老のつどい):世代の垣根を越えて長寿を祝います ミニリンピック:町内会自治会や障害者支援施設など、こどもからおとなまで交流できる地区最大のスポーツイベント いたち川周辺:栄区のシンボル、いたち川で遊ぼう 荒井沢市民の森:里山の原風景が残る憩いの場 ばすっぴー:自治会と地域の福祉施設(ライフコートさかえ)が協働して実施しているコミュニティバス 移動販売:自宅の傍にお店が来てくれます 本郷中央地区の概要 本郷台、港南台の2駅を最寄り駅とし、バス利用により大船駅を利用することもできます。南側の荒井沢市民の森など豊かな自然が残されており、丘陵地の住宅地では地区計画や建築協定により住環境が保全されています。また、北端の区役所近辺には公共施設が点在し利便性が高い地区となっています。13の町内会自治会で構成され、約7,000世帯が加入する規模が大きな地区です。  利便性の良いエリアも多い一方で、高齢化が進む中で買い物に困難を感じるエリアもあり、様々な取組みが行われています。 (P.39) 本郷中央地区の目標と主な取組内容 テーマ1 高齢社会を支えあうつながり 目標(将来像) ・高齢者がいきいきと地域で過ごすことができる。 取組内容 ・健康長寿(フレイル予防)のために、「運動」「栄養」「口腔」「社会参加」の啓発・普及を行う。 ・身の回りの困りごとを知り、地域で見守る。 ・スマートフォンを活用できるようにする。 お口からはじまる幸せ講座 荒井沢の展望台 ぶらり栄マップ作成のためのウォーキング 御嶽神社 テーマ2 子育てを通した地域のつながり 目標(将来像)・取組内容 ・地域の人と関わりをもちながら、だれもが安心して子育てができる居場所づくりを行う。 ・こどもを取りまく様々な課題への理解を深め、普及啓発を行う。 協働福祉講座「発達障害児の特性と理解?地域の中でできること?」 本郷中央地区こどもフェス 子育て世代への情報発信 (P.40) テーマ3 災害時にも助けあえる日常的なつながり 目標(将来像) ・災害時要援護者や災害弱者も含めた災害に強い地域をつくる。 取組内容 ・防災活動の好事例の共有。 ・安否確認訓練等を通じて、隣近所とのつながりを深める。 ・各町内会自治会の特性に合わせた防災施策・ノウハウを共有する方法の検討。 地域防災フォーラム:各町内会自治会が取り組む防災活動の意見交換 地域の防災訓練 テーマ4 障害のある方も安心安全に暮らせるつながり 目標(将来像) ・障害者やその家族が安心して地域で暮らすことができる。 取組内容 ・障害者やその家族が悩みを相談できる場の紹介。 ・障害者支援施設の紹介と障害者の暮らしについての情報発信。 ・障害当事者団体の会などを活用した交流の場づくり。 本郷中央地区障害関係施設ネットワークと協力作成しているイベントカレンダー 障害者への理解と啓発講座「障害を社会モデルで考えてみよう」〜視覚障害者の誘導体験〜 広島の原爆慰霊碑ゆかりの石に刻まれた言葉は、横浜・訪問の家「朋」で、命の尊さと平和を伝えています (P.41) 取組・推進体制の紹介 本郷中央地区支えあい連絡会 ↓ 幹事会 ↓ 高齢社会部会 高齢社会を支えあうつながり 子育て部会 子育てを通じた地域のつながり 地域防災部会 災害時にも助けあえる日常的なつながり 障害者支援部会 障害のある方も安心安全に暮らせるつながり 本郷中央地区支えあい連絡会の構成 コープ野村湘南本郷台自治会 地区環境事業推進委員連絡協議会 コープ野村本郷台自治会 地区民生委員児童委員協議会 フローラ桂台自治会 地区社会福祉協議会 朝日平和台自治会 地区青少年指導員協議会 桂台団地自治会 地区スポーツ推進委員連絡協議会 公田町団地自治会 地区保健活動推進員会 公田ハイツ自治会 地区シニアクラブ連合会 椎郷台町内会 栄消防団(第4分団第1班) 湘南ハイツ自治会 栄交通安全協会本郷中央支部 桂公田町会 地区消費生活推進員会 桂台自治会 栄区子ども会連絡協議会 湘南桂台自治会 地区主任児童委員 グリーンテラス本郷台自治会 地区支援チーム:栄区役所、栄区社会福祉協議会、本郷台駅前地域ケアプラザ、桂台地域ケアプラザ   第4期までの歩み テーマ 高齢社会を支えあうつながり 取組(成果)「栄養」「口腔」フレイル予防のための講演会、研修会等を開催。「運動」ぶらり栄マップの作成。「社会参加」いきいき情報シートの改訂、活用の呼びかけ。 課題 ぶらり栄マップを作成するにあたって、トイレの設置場所が少ないことがわかった。 現状を見える化する。 テーマ 子育てを通した地域のつながり 取組(成果) 子育て世代の方が参加できるイベントカレンダーを作成し、にこりんく地区別カレンダーにも掲載。子育て支援者同士で「こどもフェス」を開催。発達障害に関する講座を開催。 課題 自治会や子育て支援団体等に向けた にこりんく地区別カレンダーへの掲載促進。発達障害について学んだことを実践的に反映。こども達にスマートフォン以外の楽しみを地域で提供。 テーマ 災害時にも動ける日常的なつながり 取組(成果) 協働福祉フォーラム開催を通して、災害時要援護者の現状把握と支援、防災活動に関する意見交換と情報共有の場を企画し、防災意識の醸成に努めた。 課題 高齢化等により防災活動への参加・関心が低くなりつつある。住民への情報提供のあり方や関心を持ってもらう工夫を考える必要がある。 テーマ すべての人が安心安全に暮らせるつながり 取組(成果) 生活困窮や障害者の理解と啓発等、協働福祉フォーラムを開催。 本郷中央地区障害関係施設ネットワークのイベントカレンダーを毎月発行。 後見的支援室「とんぼ」のつどう会への参加。 課題 身近にある障害者との交流の場に関する情報を発信する必要がある。 後見的支援室「とんぼ」のつどう会への参加を継続するなど、交流を深める。 データでみる栄区(栄区統計要覧) 横浜市栄区  (二次元コード) ヨコハマ地域活動・サービス検索ナビ 身近な地域活動を紹介します 横浜市  (二次元コード) (P.42) 第5期さかえ・つながるプラン(栄区地域福祉保健計画) 本郷第三地区 計画期間 令和8年度から12年度 地域が主役となり、誰もが幸せに暮らせるまちをみんなで目指すための計画です。 スローガン 顔のみえるまちづくり 〜お互いを思いやり、理解しあおう〜 本郷第三地区の概要  本郷第三地区は、歴史と自然に恵まれた穏やかな地域です。『鍛冶ケ谷市民の森』には横穴墓群と豊かな自然が残され、『本郷ふじやま公園』では江戸時代の「古民家」にふれることができます。他にも『相武国境の碑』など、歴史の足跡も点在しています。  古くから交通の要所として栄えてきた鎌倉街道や環状4号線に囲まれた住宅地には、子育て世代から高齢者まで幅広い世代が暮らし、あたたかなつながりに恵まれています。 ふれあいスポーツまつり 本三支えあいフェスタ 慶寿会 (P.43) 本郷第三地区の目標と主な取組内容 テーマ1 高齢者・障がい者がいきいきと暮らすまちにしよう 目標(将来像) ・助けあい、つながりのあるまちをつくる ・高齢者・障がい者の社会参加の機会を増やす 取組内容 ・「よりそい通信」を活用する ・よこはまシニアボランティアポイントカードを持っている人を増やすための周知をする ・お互いを思いやり、理解しあうために、交流や学習の場を設ける ・スマホを使いこなすために学べる機会を作る 交流紙「よりそい通信」 高齢者見守りに関する地域企業との交流会 よこはまシニアボランティアポイント事務局HP テーマ2 子育て世代と地域が楽しくつながるまちにしよう 目標(将来像) ・世代を超えて参加できるイベントを計画・実施する ・こどもから大人まで幅広い世代に地域の行事を知ってもらう 取組内容  ・地区内の学校と連携して、地域の交流を深める ・防災意識を高めるために、多世代参加の「タッチーキャラバン」の実施をする ・「こどもカレンダー」を定期的に発行して、行事を周知する 情報紙「こどもカレンダー」 防災意識を高めるイベント「タッチーキャラバン」 (P.44) テーマ3 防災意識を高めよう 目標(将来像) ・地域防災拠点と町内会・自治会が連携して、災害時に備える ・防災に関する知識を深める 取組内容 ・災害時に在宅避難者(特に災害時要援護者)にどのようなサポートが提供できるかを検討する ・防災に関しての情報交換や学習の場にサロンを活用する AED講習 起震車体験 テーマ4 情報をいきわたらせよう 目標(将来像) ・多くの人に見てもらえる情報の発信をする ・地域に寄り添う価値ある情報を集めて提供する 取組内容 ・ホームページや広報誌のさらなる活用と充実をはかる ・町内会・自治会、各種団体から広く情報を集める仕組みを作る ・安全な情報受発信方法について学ぶ機会を作る 広報誌「本三みらい」 本三ネットHP (P.45) (図) 本郷第三地区支えあいネットワーク組織図 誰もが安心して自分らしく、健やかに暮らせる地域づくりを目指して、様々な団体が協力しています。 これまでの取り組み 第4期はコロナ禍という逆境の中でしたが、計画に盛り込まれた活動は、絶えることなく地道に進められました。そして、そこで生まれた活動が、今新しい息吹として力強く推進されています。 虻名公園移動販売 俺のカフェ 子どもの居場所 MANA★VIVAなかの 認知症支援「なかまふの会」 データでみる栄区(栄区統計要覧) 横浜市栄区  (二次元コード) ヨコハマ地域活動・サービス検索ナビ -身近な地域活動を紹介します- 横浜市   (二次元コード) (P.46) 第5期さかえ・つながるプラン(栄区地域福祉保健計画) 上郷西地区 計画期間 令和8年度?12年度 地域が主役となり、誰もが幸せに暮らせるまちをみんなで目指すための計画です。 スローガン 次世代と共に歩む大好きなまち 上郷市民の森から見た「ダイヤモンド富士」(2021年3月24日撮影) 上郷西地区の概要 丘陵地帯で災害に強いまちづくりが施され、「上郷市民の森」や「稲荷森水辺広場」などに隣接した、季節の移ろいを感じやすい自然に囲まれた静かな地域です。この地区は昭和40年代から開発された住宅地で住民同士のつながりや信頼関係、地域文化が歴史とともに育まれてきました。7つの自治会町内会が連携(西連合町会)し、地区社協とともに地域の中で「誰がどこに住んでいるのか」「どんな支援が必要か」を把握し合う顔の見える関係性が築かれています。世代を超えた交流も活発に行われています。「夏の盆踊り大会」「秋の大運動会」「新年のどんど焼き&さわやかスポーツ大会」は子どもから高齢者までが参加し、栄区の中でも最大級の規模で行われています。地域の福祉保健に対する取り組みについては、自治会町内会や各種団体、サロンなどのボランティアグループの他、住民のニーズに応じたきめ細かな支えあい活動を行なうためのプロジェクトチーム等が「自分たちのまちは自分たちで支える」という意識を持って行っています。 (P.47) 上郷西地区の目標と主な取組内容 テーマ1 元気な町 目標(将来像) ・みんなで盛り上げよう。楽しい町へ、活気のある町へ。 取組内容 ・夏祭り盆踊り大会を通じて学校や地域企業と交流を深めていく ・秋の大運動会を通じて世代間交流を図り、次世代の担い手を発掘する ・自治会町内会で行われるイベント(餅つき大会・お楽しみ会など)に住民が楽しみながらボランティアにも参加しやすい取組を検討する ・シニアクラブが中心となって地域間交流イベントを実施する 夏祭り盆踊り大会 秋の大運動会 シニアボッチャ大会 テーマ2 安心・安全な町 目標(将来像) ・普段から心がけよう!防犯対策!準備しましょう!防災対策! 取組内容 ・各自治会町内会が連携して防犯パトロールの強化を図っていく ・防犯・防災に対する住民の関心を高めるためのツールを作成 ・行政と連携し地域防災拠点の開設、運営の強化を図る ・災害時要援護者の支援(地区別取組の情報共有、支援者研修の実施) ・安否確認訓練を定期的に行い、近隣住民同士のつながりを深めていく      町内防犯パトロール 防災フェスタ(起震車体験) 安否確認訓練1 安否確認訓練2 (P.48) テーマ3 きれいな町 目標(将来像) ・四季折々の花と緑でいっぱいの町、みんなで町をクリーンに! 取組内容 ・上郷市民の森やいたち川周辺の環境保全の後継者を育成する ・上郷西地区7つの公園愛護会の活動内容を共有し横のつながりを広げる ・「上西さくら祭り(仮称)」の実施 ・各自治会町内会の広報誌で「ゴミ置き場クリーン取組」の事例紹介 ・ちょいサポ活動の担い手の育成 尾月公園の桜 上郷森の会 ちょいサポ活動 テーマ4 優しい町 目標(将来像) ・声を掛け合い、響き合い、繋がりそして支えあい。 取組内容 ・地域で見守り活動(1人住まいの高齢者、認知症の方、児童登校等の見守り) ・障害の「社会モデル」についての考え方を地域に広げる ・三世代交流を積極的に行い、子育て世代の支援の場を広げて行く ・消費者被害(特殊詐欺)未然防止の啓発活動(サロンとの連携強化) ・上西こどもランチ、「ぬくもり」(世代間交流のイベント)の実施 こどもランチ 登校支援(ガイドボランティア) 「ぬくもり」(世代間交流イベントの実施) なかよし体操 (P.49) 推進体制 支えあうまちづくり上郷西 推進プロジェクト代表&事務局 広報チーム 元気な町づくり推進プロジェクト 安心・安全な町づくり推進プロジェクト きれいな町づくり推進プロジェクト 優しい町づくり推進プロジェクト 構成団体 ◆自治会町内会 犬山町会、上之町内会、尾月自治会、亀井町自治会、上郷西ヶ谷団地自治会、上郷西ヶ谷ハイツ自治会、港南台コートハウス自治会 ◆各種団体 地区民生委員児童委員協議会、地区社会福祉協議会、地区スポーツ推進委員連絡協議会、地区青少年指導員協議会、地区保健活動推進員会、環境事業推進委員会連絡協議会、地区シニアクラブ連合会、地区子ども会連絡協議会、地区消費生活推進員の会、(防犯協議会)、(防災委員会) ◆その他 地区ボランティアグループ及び個人 第4期までの歩み ■3つのプロジェクトチームの取組の成果 @見守りプロジェクト     子どもの居場所づくり「上西こどもランチ」の定期開催。障害者支援活動の輪の拡大。  高齢者のフレイル予防の取組(ヘルスメイト出前講座・なかよし体操出前講座)。 Aまちの活性化・交流プロジェクト  世代間交流サロン「ぬくもり」は定期開催し認知度も高まっている。  上郷中学校のあいさつ運動をきっかけに、学校と地域のスポーツ交流会の橋渡しも出来た。 B防犯・防災プロジェクト   近年増加している地震や特殊詐欺について、プロジェクトの取組を強化する必要性から  西連合町会の会長と事務局長が中心となって新たな組織を立ち上げることになった。 ■第5期に向けて残された課題  各プロジェクトが今後各自治会町内会や各種団体と連携し、活動を深めていく。 データでみる栄区(栄区統計要覧)横浜市栄区  (二次元コード) ヨコハマ地域活動・サービス検索ナビ -身近な地域活動を紹介します- 横浜市  (二次元コード)  (P.50) 第5期さかえ・つながるプラン(栄区地域福祉保健計画) 上郷東地区 計画期間 令和8年度〜12年度 地域が主役となり、誰もが幸せに暮らせるまちをみんなで目指すための計画です。 スローガン 上東の3つの愛 みんなで見守りあい、支えあい、安全・安心な地域のつながりあい 東上郷町からの富士山 上郷東地区の概要 上郷東地区は、約50年前の開発当初はすべて上郷町でしたが、現在は新興住宅地が混在する11自治会町内会で構成されています。 鎌倉時代の名残を残す證菩提寺、光明寺など歴史的遺産に恵まれています。緑地が地域の半分以上を占め、瀬上の池、いたち川、古都鎌倉へ続くハイキングコース、横浜自然観察の森など自然にもめぐまれています。 開発当初からまちづくりには積極的で、自治会ごとに野球、サッカー・ダンスなどのスポーツや読書会、コーラスなどの文化的な同好会など盛んに行われてきました。昨今、年月を経るに従い、少子高齢化が急速に進み、これらの活動も新たな見直しの時期に入ってきました。 上郷東地区4,000世帯の住民が、健康福祉、安全などの暮らしで結束してつながり、みんなで取り組んでいける住みよい地域づくりの推進を目指していきます。 (写真) 瀬上の池 昇龍橋 グラウンドゴルフ 夏祭り (P.51) 上郷東地区の目標と主な取組内容 テーマ1 つながりを広げよう 目標(将来像) ・現役世代が、地域に関心を持てるような働きかけの工夫をしよう ・子どもたちの成長を地域で応援しよう、一緒にやっていこう 取組内容 ・夏祭りに、地区別計画啓発のためのブースを出店 ・「ふくしほけんまつり」の開催 ・子どもたちの居場所づくり ・継続的な子育て支援 放課後の子どもたちの居場所づくり 夏祭りに出店「子どもレインボー屋台」 健康測定 ふくしほけんまつり 上東・つながるプラン展示 テーマ2 暮らしの安全と安心を見守り・支えあいでつくりだそう 目標(将来像) ・日頃の防犯・防災への取組の情報交換をしよう ・要援護者支援のための組織づくりを進めよう 取組内容 ・防犯パトロール等をとおして、日頃の防犯意識を高める ・災害時の対応を進める  要援護者の把握、地域防災拠点の役割を知る、在宅避難のすすめ 等 「減災に向けた提言」説明会 町内防犯パトロール 全戸配布で防犯強化 (P.52) テーマ3 地域で共に生きよう 目標(将来像) ・お互いに知りあおう ・私の困りごとを聞いてもらおう ・困りごとを抱える人のことを理解しよう ・交流・居場所づくりに努めよう 取組内容 ・地域の現状を知る ・困りごとを抱えている方や、障害のある方(家族含む)の話をきく ・勉強会・講演会を開催する ・サロンや移動販売等をとおして、地域の人とつながる (写真) 移動販売 親子で学ぶ性教育講座 サロンの風景 地域つながり交流会 第4期までの歩み テーマ 取組(成果) 課題 テーマ   地域での見守り・支えあい活動等の充実 取組(成果) ・交流会の開催・冊子の発行  ・防災に関する提言書の作成と説明会 ・アンケート調査等をとおした地域住民とのつながりの強化 (写真)街のみまもり交流会 課題 計画推進にあたり分科会の形式をとったが、分科会相互の連携が難しい面があった テーマ 地域とつながる機会の拡大 取組(成果) ・夏祭りの屋台出店 ・地域の子どもたちや現役世代との関係づくり 課題 地域に存在する子ども会同士の連携や、多世代の居場所づくりを考えていく必要がある テーマ 連合町会・各種団体との協力・連携 取組(成果) ・区役所・区社協・地域ケアプラザ・地区社協・連合町会等の協力を得て全体会を開催 課題 「つながるプラン」周知のためには、より分かりやすい説明が求められる 計画推進が一部の人だけの関わりになっており、推進体制の一員であることの意識が低い (P.53) (図) 「咲かせよう! 上東・つながるプラン」推進体制図 データでみる栄区(栄区統計要覧) 横浜市栄区  (二次元コード) ヨコハマ地域活動・サービス検索ナビ 〜身近な地域活動を紹介します〜 横浜市  (二次元コード) (P.54) 07 計画の位置づけと策定の経過 1 他の分野別計画との関係性 横浜市では高齢者・障害者・子ども・健康といった福祉保健の分野ごとに、目指す姿や具体的な取組などをまとめた計画を策定・推進しています。 さかえ・つながるプランは“地域”という視点で、分野別計画を横断的につなぐことにより、子どもから 高齢者まで年齢や障害の有無、性別や国籍の違いに関わらず、すべての人の地域生活を支え、安全・安心を感じるまちを目指しています。 色々な計画と連動して 取組を進めているよ (P.55) 2 策定の経過 地域の代表者や福祉・保健・医療団体関係者及び有識者(学識経験者)などで構成された「栄区地域福祉保健推進会議」において、計画の推進や振り返り、評価、策定などについて協議・検討を行いました。 年度 内容(一部抜粋) 令和5年度 地域福祉保健推進会議 第1回:第4期計画振り返り・意見交換(工夫したこと、新しく取り組んだことなど) 第2回:第4期計画振り返り・意見交換(地域福祉保健に関する活動の中で課題に感じていること) さかえ・つながるフォーラム 開催 令和6年度 第1回地域福祉保健推進会議 第4期計画振り返り・意見交換(第5期計画における課題解決に向けて取り組みたいこと) ヒアリングの実施 ■実施対象:地区別計画推進母体、地域福祉保健活動団体、区役所(各部署)など、約60団体 ■調査項目:団体から見た現状の課題、今後取り組みたいこと、発展・拡充したいこと、連携・協力していきたい団体、地福計画の認知度向上について 他 栄区地域福祉保健計画区民アンケートの実施 ※ ■調査対象:住民基本台帳から無作為抽出した栄区内に居住する18歳以上の方3,000人 ■回 収 数:1,405票 第5期計画の基本理念及び目標の方向性(案)に関する意見募集 さかえ・つながるフォーラム 開催 第2回地域福祉保健推進会議 第4期計画振り返り・第5期計画骨子の確定、意見交換(各団体(分野)で取り組んでいることや課題) 令和7年度 地域福祉保健推進会議 第1回:第5期計画の素案について・意見交換(行動目標につながる各団体(分野)の具体的取組について) 第2回:第5期計画の素案確定・意見交換 区民意見募集の実施 (令和7年11月1日 12月5日) 第3回地域福祉保健推進会議 ●第5期計画の策定 さかえ・つながるフォーラム 開催 ●第5期計画の公表 3 計画の取組状況の振り返り 目標に対して、どのような取組を行ったのか、どのような効果があったのかなどの振り返りを年度ごと、中間年度、最終年度にそれぞれ行うことで、今後の活動に活かしていきます。 振り返りは以下の視点で実施します。 振り返りの ポイント ● 地区別計画 ● 区計画 @課題解決の視点  地域にとってどのような良いことが起こったか A住民参画の視点  地域の皆さんで、積極的に取り組めたか B協働の視点  いろいろな人や団体と一緒に取り組めたか  各地区が主体となって、振り返りを実施します。  栄区地域福祉保健推進会議の委員や事務局が中心となって、振り返りを実施します。 (P.56) 08 団体・委員紹介 1 地域で活動する活動団体など 自治会町内会 地域に居住する人々が、身近な問題を解決したり地域の人々との結びつきを深めながら、豊かで住みやすいまちづくりを目指して自主的に運営している民主的な団体です。 地区社会福祉協議会 (地区社協) 地域住民に最も身近な社協として「自分たちの地域は、自分たちで良くしていこう」という想いで組織された任意団体で、それぞれの地域の特性を活かした活動を行っています。 栄区保健活動推進員会 自治会町内会の推薦を受けて市長に委嘱された地域の健康づくり活動の推進役、横浜市の健康施策のパートナーです。地域において生活習慣病の予防などの健康づくり活動や、活動に取り組む環境を支援する役割を担っています。 栄区食生活等改善推進員会 (愛称 ヘルスメイト) 食生活など改善推進員会は「私たちの健康は、私たちの手で」をスローガンに、食生活・運動・休養の健康づくりを地域に普及している団体です。乳幼児から高齢者までの健康づくりや食育の啓発活動を地域と連携し推進しています。 栄区医師会、歯科医師会、 薬剤師会 医師・歯科医師・薬剤師としての地域医療活動に加え、休日急患診療所・訪問看護ステーション・居宅支援センター・在宅医療相談室・在宅歯科医療相談室の業務を行い、地域医療・救急医療・在宅医療・地域福祉・保健衛生に対応しています。 栄区民生委員児童委員 協議会 民生委員・児童委員は厚生労働大臣から委嘱された特別職の地方公務員です。地域の身近な相談相手として、介護や子育てなど福祉に関する様々な相談に応じ、区役所や関係機関を紹介する「つなぎ役」として活動しています。 栄区地域子育て支援拠点 にこりんく 就学前の子どもとその保護者が遊び、交流するスペースの提供、子育て相談、情報の提供などを行う子育て支援拠点です。地域の中での預け・預かりあいをコーディネートする横浜子育てサポートシステムの事務局も担っています。 栄区主任児童委員連絡会 主任児童委員は子どもや子育てに関する支援を専門に担当する民生委員・児童委員です。相談内容に応じて、エリアを担当する民生委員・児童委員や区役所、学校、児童相談所などと連携して支援を行っています。 栄区青少年指導員協議会 青少年指導員は、青少年健全育成を目的として、自治会町内会や学校など地域と連携しながら、青少年の自主活動とその育成活動を推進しています。地域の子どもたちに向けたイベントの企画実施や各地区のパトロールを行っています。 栄区青少年の地域活動拠点 フレンズ☆SAKAE 中高生世代を中心とした青少年が安心して過ごすことのできる居場所です。青少年が同世代の仲間と様々な体験や交流をする場として利用されています。 栄区シニアクラブ連合会 シニアクラブは、高齢者が住み慣れた地域での仲間づくりをとおして、生きがいと健康づくり、生活を豊かにする楽しい活動を行っています。集いの場づくりなどをとおして高齢者相互の支えあい活動を進めています。 基幹相談支援センター 障害のある方や、その家族のための総合相談支援機関です。地域の方や関係機関と連携し、地域づくりに取り組んでいます。 このほかにも地域では、さまざまな団体やグループが活躍しています。行政や 公共の取組だけでなく、身近な場所で活動する自主グループやボランティアの存在も、地域のつながりや支えあいを広げる大切な力になっています。 (P.57) 2 委員名簿(栄区地域福祉保健推進会議)  令和8年2月時点(敬称略) 分野 委員氏名 団体・役職など 地区別計画推進母体 山形 清一 豊田地区地域支えあい連絡会会長  豊田地区社会福祉協議会会長 指田 弘  笠間連合町内会自治会会長 田中 健次 第4期小菅ヶ谷つながるプラン推進会議代表 小菅ヶ谷連合町内会自治会会長 長沼 勳  本郷中央地区支えあい連絡会会長 本郷中央連合町内会自治会副会長 渡邊 すみ江 本郷第三地区支えあいネットワーク代表 本郷第三地区社会福祉協議会会長 田中 義章 支えあうまちづくり上郷西会長 上郷西地区社会福祉協議会会長 芦川 弘  上東・つながるプラン代表 上郷東連合町会会長 保健関係 石井 繁晴 栄区保健活動推進員会会長 金子 英子 栄区食生活等改善推進員会会長 医療関係 内山 智明 栄区医師会会長 大嶋 嘉久 栄区歯科医師会会長 磯村 領  栄区薬剤師会会長 福祉関係 本田 桂子 栄区民生委員児童委員協議会会長 こども・子育て 松本 奈美子 栄区地域子育て支援拠点にこりんく施設長 北野 優子 栄区主任児童委員連絡会代表 青少年 伊藤 元秀 栄区青少年指導員協議会会長 岩堀 まゆみ 栄区青少年の地域活動拠点フレンズ☆SAKAE代表 高齢者 山田 達也 栄区社会福祉協議会高齢者支援分科会会長 湯瀬 洋子 栄区シニアクラブ連合会会長 障害 庄司 晃洋 基幹相談支援センター所長 サポートセンター径所長 三嶋 伸昭 栄区社会福祉協議会当事者団体部会会長 ボランティア関係 佐久間 正夫 栄区社会福祉協議会ボランティア・市民活動団体分科会会長 地域福祉 遠藤 知美 栄区地域ケアプラザ所長会代表(小菅ケ谷地域ケアプラザ 所長) 学識経験者 豊田 宗裕 聖徳大学心理・福祉学部社会福祉学科教授 社会福祉協議会 田中 健次 栄区社会福祉協議会会長 (P.58) その他 栄区の状況(データ集) (図) 年齢階層別人口構成(令和7年9月) ※構成比は少数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。 出典:横浜市統計ポータルサイト (図) 家族類型別世帯数の推移       出典:横浜市将来人口推計より作成 (P.59) データ集 平均寿命・健康寿命(令和3年) (図) 出典:第3期 健康横浜21より作成 栄区の平均寿命、健康寿命はいずれも女性の方が男性よりも長くなっていますが、平均寿命と健康寿命の差は男性の方が女性より短くなっています。 栄区の健康寿命は、「平均自立期間」の値です。平均自立期間とは、「日常生活に介護を要しない期間の平均」のことで、健康寿命の考え方の一つです。 フレイルとは? フレイルとは、年齢を重ねたり、病気になったりすることで、体力や気力、認知機能など、からだとこころの機能(はたらき)が低下し、将来介護が必要になる危険性が高くなっている状態をいいます。 フレイルは、「健康」と「要介護状態」の“中間の状態”であり、早く気づいて予防することで状態の維持・改善が期待できます。また、フレイル予防には、4つの柱(運動・口腔・栄養・社会参加)が大切です。地域では様々な健康づくりやフレイル予防のための活動が行われています! さらに詳しく知りたい方はコチラ? フレイル予防 フレー!フレー!フレイル予防 (二次元コード)   栄区における4つの柱 健康長寿さ・か・え(4つの柱) (二次元コード) (図) 要介護認定者数・要介護認定率の推移(65歳以上) 出典:栄区高齢・障害支援課 (P.60) データ集 (図) 自治会町内会の加入世帯数と加入率の推移 (各年4月1日現在) 出典:栄区地域振興課 (図) 地域の活動にスタッフ・ボランティアとして参加したことがある人の割合(令和6年) 出典:令和6年度栄区地域福祉保健計画区民アンケート調査 (図) 地域活動に参加したいと思う条件(令和6年) 出典:令和6年度栄区地域福祉保健計画区民アンケート調査 (P.61) データ集 災害時に備えた顔の見える関係づくり (図) 災害時に地域での助けあいが上手くいくためには、日頃からお互いを気に掛けあうなど顔の見える関係づくりに取り組むことは必要だと思いますか。 (図) 地域で顔の見える関係づくりを進めるためには何が必要だと思いますか(いくつでも) 出典:令和6年度栄区地域福祉保健計画区民アンケート調査 (P.62) データ集 栄区の子ども達の声 出典:栄区こども家庭支援課   地域の大人たちに見守られていると思いますか 回答内容 全体 小学5年生 中学2年生 回答数 割合 回答数 割合 回答数 割合 そう思う 全体回答数 208 割合 46.0% 小学5年生回答数 136 割合 54.2% 中学2年生回答数 72 割合 35.8% 少しそう思う 全体回答数 189 割合 41.8% 小学5年生回答数 88 割合 35.1% 中学2年生回答数 101 割合 50.2% あまり思わない  全体回答数 46 割合 10.2% 小学5年生回答数 27 割合 10.8% 中学2年生回答数 19 割合 9.5% 思わない 全体回答数  9 割合 2.0% 小学5年生回答数 0 割合 0.0% 中学2年生回答数 9 割合 4.5% 無回答 全体回答数  5 割合     小学5年生回答数 5 割合    中学2年生回答数 0 割合  合計(n) ※無回答除く 全体回答数  452 割合 100.0 小学5年生回答数 251 割合 100.0 中学2年生回答数 201 割合 100.0 見守られていると思う理由(複数回答あり) n=全体 457、小学5年生 256、中学2年生 201 回答内容 全体 小学5年生 中学2年生 回答数 割合 回答数 割合 回答数 割合 あいさつをしてくれる 全体回答数 204 割合 44.6% 小学5年生回答数 92 割合 35.9% 中学2年生回答数 112 割合 55.7% 登下校の見守りをしてくれる 全体回答数 98 割合 21.4% 小学5年生回答数 78 割合 30.5% 中学2年生回答数 20 割合 10.0% 防犯パトロールをしてくれる 全体回答数 41 割合 9.0% 小学5年生回答数 26 割合 10.2% 中学2年生回答数 15 割合 7.5% 話しかけてくれる 全体回答数 39 割合 8.5% 小学5年生回答数 22 割合 8.6% 中学2年生回答数 17 割合 8.5% 関わりがない 全体回答数 36 割合 7.9% 小学5年生回答数 16 割合 6.3% 中学2年生回答数 20 割合 10.0% 無視される 全体回答数 20 割合 4.4% 小学5年生回答数 12 割合 4.7% 中学2年生回答数 8 割合 4.0% 注意される・叱られる 全体回答数 10 割合 2.2% 小学5年生回答数 7 割合 2.7% 中学2年生回答数 3 割合 1.5% その他 全体回答数 16 割合 3.5% 小学5年生回答数 8 割合 3.1% 中学2年生回答数 8 割合 4.0% (図) 地域の福祉保健に関する情報の入手先(令和6年度) 出典:令和6年度栄区地域福祉保健計画区民アンケート調査 データで見る栄区 (二次元コード) 令和6年度栄区地域福祉保健計画区民アンケート調査 (二次元コード) 区民意識調査 (二次元コード) センター統計資料集 (二次元コード) (P.63) コラム 教えて豊田先生 〜何だか難しく感じてしまう、地域福祉保健計画のこと〜 豊田 宗裕 先生 聖徳大学 心理・福祉学部社会福祉学科教授 さかえ・つながるプランの推進委員 計画が策定されると、新しいことをやらなくてはいけないのでしょうか? すでに取り組んでいる活動もあり負担に感じています。 計画を作ったからといって、必ず新しいことを始めなければならないわけではありません。むしろ、今地域で行われている活動を大切にしながら、それを続けやすくするための仕組みを考えるのが目的です。計画は“これまでの取組を見える化し、みんなで共有する地図”のようなもの。また、新しい負担を増やすためではなく、今ある活動を応援し、必要なところを少しずつ改善するためのものなんです。 既存の活動で充足しているなら、それを計画に載せることで『この活動は地域の力として大切にされている』と確認できます。 また、今は課題がなくても、少子高齢化や災害など、将来の変化に備えるために“方向性を示す地図”として計画が必要なんです。 「支えあい」や「つながり」って日々の生活の中で自然に芽生えるんじゃないかな。 計画っていわれると上から押し付けられているような気がしてしまって・・ 『支えあい』は確かに自然に生まれるものです。他者から無理に押し付けても、本当の共感や自発的な行動にはつながりません。 だからこそ、地区別計画は“上から決めるもの”ではなく、地域の声を集めて、みんなで考えた方向性をまとめたものです。 計画として形にすることで、計画を見た人が「こんな活動があるなら参加したい」と思い、協力者が増えるきっかけになります。 活動が「個人の思いや頑張り」だけでなく「地域の仕組み」として残りやすくなります。 計画は「地域の地図」。活動が見える化されることで、他の団体や住民との連携がしやすくなります。 つまり、計画は“自然な支えあいを広げるためのサポート役”であり、地域の思いを大切にしながら、みんなで進むための“地図”なんですよ。 自治会町内会で清掃活動や夏祭りの企画など、地域の活動に参加しています。 でも地域福祉保健計画は、“福祉のこと”だから自分の活動とは関係ないですよね? 一見福祉と関係ないと思える活動も、実は地域福祉保健計画につながっているんですよ。たとえば、清掃活動や夏祭り、防災訓練が人と人が顔を合わせるきっかけになり、見守りや助けあいにつながります。平時からのつながりが、いざという時に不安をやわらげる大きな力になります。 このように、こうした活動は、地域の“つながり”を強くする大切な要素で、計画の目指す『支えあうまち』に直結しています。つまり、計画は“福祉に関することだけ”ではな、“地域の暮らしを守るすべての活動”を応援するものなんです。 計画というからには、数値目標があって、達成できたかどうか評価していく必要があるのでしょうか? 計画というと“数字で達成度を評価する”イメージがありますが、地域福祉保健計画、特に地区別計画では必ずしもそうではありません。『誰もが安心して暮らせる地域』という目標は、数字で完全に測るのは難しいですよね。それはこの計画は“地域の方向性を示すもの”だからです。そのため、評価の方法も、数字だけにこだわる必要はありません。大切なのは“地域でどんな変化が起きているか”をみんなで感じることです。 たとえば、『あいさつを毎日する』『顔見知りが増えた』といった変化も立派な成果です。数字だけで評価するのではなく、地域の声やエピソードを大切にしながら、少しずつ良くしていくのが目的です。 地域福祉保健計画では「プロセスゴール」という考え方が大切です。 目標達成(ゴール)だけでは見えてこない、 途中の過程(プロセス)で「どうやって協力者を増やしていったのか」「どういう風によくなっていったのか」などということを関わった人たちが実感することができれば、仮に目標達成ができていなくても十分に意味のある大切な取組なんですよ。 (裏表紙) 誰もが「自分らしく」いられる栄区へ かつて子どもだった私たちが、地域の温もりに包まれて育ったように? 今度はその温もりを、次の世代へと手渡していく番です。 障害がある人も、高齢者も、子育て中の親も、子どもたちも… 誰もが「特別」ではなく「当たり前」にそこにいて、笑いあえる場所。 それは、誰かが用意するものではなく、私たち一人ひとりの思いやりで育まれるもの。 あいさつが交わされるだけで、まちは少し明るくなる。 見守る目があるだけで、誰かの孤独が少し和らぐ。 そして、一人ひとりのほんの少しの「できること」が、誰かの支えになる。 時代が変わっても、心のつながりは変わらない。 デジタルの力も借りながら、世代や文化を越えて、 「ここにいてよかった」と思える地域を、日々の幸せの積み重ねを みんなでつくっていきましょう。 さかえ・つながるプラン