(表面) 第4期栄区地域福祉保健計画 さかえ・つながるプラン 計画期間:令和3年度〜7年度 概要版 第4期 さかえ・つながるプラン(栄区地域福祉保健計画)とは? 誰もが安心して自分らしく健やかに暮らせる地域社会の実現を目指し、地域住民、関係団体、事業者、公的機関等が福祉保健などの地域の課題解決に協働して取り組み、身近な地域の支え合いの仕組みづくりを進める計画です。(社会福祉法第107条に定められています。) さかえ・つながるプランは、支える側・支えられる側という関係を超えて、栄区のすべての皆さん、活動団体、区社会福祉協議会、地域ケアプラザ、区役所が連携・協力して進める計画です。 データでみる栄区はこんな地域です(グラフは省略します。) 総人口の推移と高齢者人口(65〜74歳・75歳以上)の推移 栄区の人口は令和3年3月1日現在120,514人で、最近5年間に1,641人減少しています。65歳〜74歳の人口は最近5年間で 2,372人減少し、75歳以上人口は3,271人増加しています。 平均寿命・健康寿命 栄区の平均寿命、健康寿命はいずれも女性の方が男性よりも長くなっていますが、平均寿命と健康寿命の差は男性の方が女性より短くなっています。 (中面) 第4期 さかえ・つながるプランを知って、できることから取り組もう! 第4期さかえ・つながるプラン策定まで 栄区では、第3期さかえ・つながるプラン(以下、プランという。)の計画期間において、区全体や各地域で7つの分野別テーマにより取組を進めてきました。 一方で、取組を進める中で、様々な課題が見えてきました。 第4期プランは、第3期プランにおける成果や今後に向けた課題を踏まえ、策定を行いました。 第3期の成果と第4期に向けた課題 課題 1 身近な場で誰もが気軽に参加できる風土づくり 子育て、高齢者、多世代を対象としたサロンや居場所づくりが進みました。その中で、担い手の確保や新しい方が参加しやすい環境・仕組みづくりが課題です。 あらゆる世代に地域を知ってもらうきっかけをつくり、それぞれの趣味、特技、関心ごとを生かし、誰もが気軽に参加できる風土づくりが望まれます。 課題2 お互いさまで孤立を防ぐ地域づくり 住民同士の顔の見える関係づくりや、災害時要援護者支援の仕組みづくり、自治会・ 町内会訪問等による地区内の情報交換が進められています。認知症の方、障害のある方、生活に困っている方、子育て中の方など、様々な方が地域で生活していることを理解しあい、「お互いさま」の地域を目指すことが必要です。 課題3 気づきを共有し、つなげる仕組づくり 多様化する地域課題の解決に向けて、地域内での情報共有・関係者間の連携など、横断的な取組が求められています。地域の困りごと、良いところに気づきあい、関係者でその気づきを共有し、解決に向けて、必要な機関や組織等につなげられるような仕組みづくりが必要です。 第4期さかえ・つながるプランの内容 − 基本理念 −みんなが支えあい安全・安心を感じるまち さかえ 第4期もこれまでの基本理念を引き継ぎ、取組をすすめていきます。 目指すまちの姿(目標) 1誰もが身近な地域でいきいき暮らせるまちに 誰もが社会とのつながりの中で暮らし、様々な活躍・参加の機会を得て、生きがいを持って地域で暮らせるまちを目指します。 取組の視点 1−1 社会とつながりいきいきと暮らす 1−2 健やかに暮らす 1−3 地域で自分らしく暮らす 区民の皆さんや関係団体・機関、地域ケアプラザ・社会福祉協議会・区役所の取り組むこと(一例) 1-1 社会とつながりいきいきと暮らす ■地域活動や趣味活動を通じた仲間づくりや生きがいづくりを進めます。 ■意欲と能力が発揮できるあらゆる場づくりを地域・関係団体と協力して進めます。 ■取組例 趣味、特技、経験を活かせる機会づくり  ?パソコンを使った編集作業・ちらし作成 ?アウトドア知識を生かした防災対策  ?犬の散歩を通じた防犯パトロール ?中学生への職業講話 ?子育て、介護の経験を生かしたサポート 2お互いさまで支えあうまちに 地域では、子育て中の方、認知症の方、障害のある方、生活に困っている方など、様々な方が暮らしていることを理解し、支える側、支えられる側を分けることなく、「お互いさま」の関係で支えあうまちを目指します。 取組の視点 2−1 見守り、支えあう 2−2 地域の安全・安心を支えあう 区民の皆さんや関係団体・機関、地域ケアプラザ・社会福祉協議会・区役所の取り組むこと(一例) 2-1 見守り、支えあう ■交流・居場所づくりを通して地域での支えあいを進めます。 ■日ごろからのお互いさまの関係づくりを進めます。 ■取組例 見守り活動の推進 ?あいさつ運動 ?登下校見守り等の実施 ?ちょこっとボランティアの活動 3様々なつながりがあり情報が行きとどくまちに 地域の中の団体同士のつながりを深めるとともに、地区を超えたつながりや施設や企業など、様々な主体がつながり、お互いを知り合い、連携できるまちを目指します。 取組の視点 3−1 情報が届き、つながる 3−2 様々な団体・主体がつながる    区民の皆さんや関係団体・機関、地域ケアプラザ・社会福祉協議会・区役所の取り組むこと(一例) 3-1 情報が届き、つながる ■必要な情報が広く共有できるよう、様々な手段を使って発信していきます。 ■情報を必要とする人や自ら情報をとれない人へ、必要な情報が届くよう、情報の発信、共有の手段や内容について工夫します。 ■取組例 情報発信の工夫 ?広報誌、掲示板等による発信 ?SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)による発信 ?活動団体間交流会による情報交換など (裏面) 第4期さかえ・つながるプランの構成 当プランは区計画と地区別計画で構成されています。 区計画 区の特性に応じた、区民に身近な中心的計画 地区別計画 地区の課題に対応するため、地区が主体となり、区・区社協・地域ケアプラザと協働して策定・推進する計画 地区別計画 「地区別計画」は連合町内会エリアを基本に7つの地区で策定しています。 各地区が意見交換をしながら、福祉保健の課題や目標を設定し、課題解決のために地域で取り組む内容をまとめました。 豊田地区 みんなで声かけ・見守り・支えあう… 誰もが安全で安心して暮らせるまち豊田 ■みんなが集い交流できる居場所を充実させよう ■障害児者が安心して暮らせるまちづくりを進めよう ■あいさつを通して気軽に声かけあえるまちづくりを目指そう ■子どもは地域みんなで愛しみ育てよう ■運動、栄養、社会参加の観点から健康寿命を延ばそう ■地域に情報を広く届け、活用しよう ■日頃から災害時に備える意識を高めよう 笠間地区 〜顔のみえる関係づくり〜” お互いに支えあっている まちづくり” ■支えあい  @交流の場、仲間づくり、健康づくり、社会参加を通じて、困りごとを相談しやすい環境づくりができている  A 住民の多様性(性別、障がい、認知症、国籍等)を認め合い、お互いさまの関係ができている ■防犯・防災 Bすべての住民が防犯防災に関心を持ち、人材の育成ができている C世代間の連携が進み、イベントを通じてつながりができている ■広報・情報発信 D情報が行き届き、つながりができている 小菅ケ谷地区 みんなでつくる ふるさと 小菅ケ谷 ■地域の中でつながろう ■地域で子育てを応援しよう ■健やかな心と体を育てよう ■災害時に備えた平常時からの要援護者支援に取り組もう 本郷中央地区 さらに「顔の見える関係づくり〜世代間(タテ)・隣近所(ヨコ)のつながり」 ■高齢社会を支えあうつながり  ■子育てを通した地域のつながり ■災害時にも動ける日常的なつながり  ■すべての人が安心安全に暮らせるつながり 本郷第三地区 顔のみえるまちづくり 〜お互いの配慮によって支えあおう〜 ■誰もがあいさつできるまちにしよう ■高齢者が孤立しない、孤立させないまちにしよう ■子育て世代が安心して暮らせるまちにしよう ■災害に強いまちにしよう ■認知症・障がいのある方も安心して暮らせるまちにしよう そして、障がいの意味を改めて考えてみよう ■身近なことからボランティアに参加しよう ■情報をいきわたらせよう 上郷西地区 思いやり、ぬくもり、そして活力あるまちへ ■お互いを支えあうまちに ■みんなが主役の明るいまちに ■いきいきと健康で暮らせるまちに 上郷東地区 上東の3つの愛?みんなで見守りあい、支えあい、安全・安心な地域のつながりあい ■地域での見守り・支え合い活動等の充実 ■地域とつながる機会の拡大 ■連合町会・各種団体との協力・連携 地区別計画の詳細は各地区リーフレット又は計画冊子をご覧ください。 栄区役所福祉保健課  〒247-0005 栄区桂町303-19 電話:045-894-6962 FAX:045-895-1759 E-mail:sa-fukuhoplan@city.yokohama.jp 栄区社会福祉協議会 〒247-0005 栄区桂町279-29 電話:045-894-8521 FAX:045-892-8974 E-mail:office@sakaeku-shakyo.jp 令和3年10 月発行