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2―2「暮らしの環境」づくりプラン(生活環境のまちづくり方針)

最終更新日 2024年1月12日

まちづくりの視点

活発な市民活動と支えあいにより良好な地域コミュニティがつくられ、安全で快適な暮らしがある

 緑区の住宅地は、昭和30年代から団地開発などにより急速に広がりを見せ、今なお住宅開発が進んでいます。それにともない人口も増加の一途をたどり、現在約17万8千人の人々が緑区で生活しています。
 しかしながら、その暮らしを支える生活環境にはいくつかの問題があります。
 1つめは、既にまちとして成熟している既成市街地の問題です。このような市街地では、木造住宅が密集し、道路が狭あいでオープンスペースが少ないため災害時に危険な住宅地や、建物の建て方や土地の利用方法がばらばらでまち並みがそろっていないところ、住宅と工場が混在しつつあるところなどがあります。また、老朽化した団地の建て替えやバリアフリー化も問題となっています。
 2つめは、交通環境の問題です。従前からの幅員の狭い道路が主要な生活道路となっているために、一部の道路に交通が集中し、渋滞が頻発していたり、十分な歩行者空間が確保されていないために、安心して歩けない状況にあったりしています。また、公共交通のサービス充実や交通施設のバリアフリー化も求められています。
 3つめは、様々な市民活動を行う環境の問題です。福祉活動や文化活動、環境活動をはじめとして多岐にわたる市民活動の拠点となる施設は、計画されていたものについては整備がおおむね終了しましたが、多様化するニーズ・活動に対応したより細かな支援体制が求められています。
 このような問題を解決しながら、安全で快適な住環境を実現し、次世代へと住み継いでいく魅力あふれるまちにしていきます。
 生活環境の充実のためには、そこで暮らす区民一人ひとりのまちづくりに対する意識の向上は欠かせません。自然豊かな緑区の環境にふさわしい区民の暮らしを実現し、地域住民のつながりを深めていきます。

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このページへのお問合せ

緑区総務部区政推進課 まちづくり調整担当

電話:045-930-2217

電話:045-930-2217

ファクス:045-930-2209

メールアドレス:md-kikaku@city.yokohama.jp

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