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政策局シティプロモーション推進室報道課
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最終更新日 2018年11月1日
平成30年10月24日(水曜日)11:00~市庁舎2階応接室
※市長記者会見における質疑内容の要旨を政策局報道担当でとりまとめの上掲載しています。
記者:
高架化により渋滞の解消やアクセス向上などが期待できると思いますが、まちづくりの観点から、今後高架化によって期待できる効果などの見通しを教えてください。
市長:
9か所の踏切が除却されることで地域の皆様の利便性が向上し、高架下の利用などにより経済効果が現れてくるのではないかと思いますし、何よりも安全性が確保されることはとてもありがたく思います。駐輪場や歩道を設置し、さらに街中での交流を盛んにしていきたいと思っています。「ようやく」という感想をお持ちの市民の方もいらっしゃると思いますが、それ以上に、今までよりも便利に安心して過ごせる環境を実感していただけると思います。SDGs未来都市として市が取り組む上でも、生活の中で非常に大事な部分であり、大いに期待しています。
記者:
滝澤社長にお聞きします。高架化までにだいぶ時間がかかったと思いますが、ここに至るまでの経緯をお聞かせください。また、今後利便性がかなり向上することが期待できますが、特急電車が増えたり、アクセス時間が短くなったり、今後具体的にどのような効果が期待できるかお聞かせください。
相模鉄道株式会社 代表取締役社長 滝澤 秀之 様:
16年の長きに渡って工事を行ったことについて、私としても少し長いというのが正直な感想ですが、いたずらに長くなってしまったわけではなく、地元の方々に対する丁寧な説明を心がけて工事をしてきたことや、環境への配慮を充分に検討し、計画に加えて実行してきたことが背景にあると思っています。また、高架化に伴って相鉄の利便性がどう向上するかについて、ダイヤを増便するのではなく、横浜駅までの到着時間が短くなることが鉄道事業における高架化の最大のメリットだと思っています。約1分弱ですが、ラッシュ時間帯に1分弱縮まることは、今後に相互直通運転を控えて、速達性や利便性が高まると思っています。
記者:
当初と比べてどのくらい事業期間が延長になったのか、事業費がどの程度膨らんだのか教えてください。
事務局:
当初の計画では、平成14年度に都市計画決定し、完成は24年度予定でした。当初事業費は379億円でした。現在は33年度完成を目指しており、全体事業費は550億円となっています。
記者:
非常に時間もお金もかかりますが、住民の方々の悲願というか、開かずの踏切解消は強い要望があったと思います。連続立体交差事業を行う意義を改めてお聞かせください。
市長:
(踏切があることで)生活していく上でとても不便であり、事故も怖かったので、踏切の除却により安心安全の確保につながったことが非常に大きいのではないかと思います。また、横浜駅に向かう利便性が高まるということですので、確実に人の流れが良くなってくると思いますし、とても意義があることだと思います。
記者:
相鉄が設置されたことで周辺の住民が増え、それで利便性が必要になってきたという背景があると思います。そうした中で、特にこの1.9kmが非常に危険性が高く、渋滞になっていたのだと思いますが、ここ以外は既に解消されているということなのか、さらにこうした事業を広げていくのかお聞かせください。
相鉄 滝澤 代表取締役社長:
全線を通して最大の渋滞箇所が星川駅から天王町駅間で、横浜市からそうした事業性を含めてご理解をいただき、今日を迎えていると思っています。そのほか、二俣川駅から西谷駅間もこの後に連続立体交差事業の工事に入っていきます。鶴ヶ峰駅の先が駅と踏切が近く、このあたりも渋滞箇所になっています。こちらも横浜市や国のご理解をいただき、次のステップとして解消を図っていきたいと思います。
(質問なし)
記者:
先日、市の景況・経営動向調査が発表され、投資が比較的旺盛だということがわかりましたが、一方で中小企業が非常に人手不足で、人手が足りていないという回答がありました。今後の、特に中小企業の人手不足解消に向けた取組や計画をお聞かせください。
市長:
中小企業は横浜市の(企業)全体の99.6%であり、人手不足は深刻で、後継者不在も課題です。こうした中で、女性やシニアなど多様な人材の潜在力を引き出さなくてはならないと思います。そして、中小企業の皆様の経営基盤安定のためには、生産性の高い設備の導入も行っていかなければならないと思います。これまでも横浜商工会議所など関係団体や企業の皆様から人材確保の厳しい状況を聞いており、設備投資によって人手不足の状況を改善していこうと考えていることもお聞きしています。市では中小企業の皆様の生産設備の導入や工場の新築・増築などにかかる経費の一部を助成する「中小製造業設備投資等助成」の取組を行っていますが、今年度は特に、先端設備にかかる固定資産税を3年間ゼロにする取組により、新たな設備投資を後押ししています。こうした取組を通じて、人手不足の解消になればと考えています。また、商工会議所などを通じて、経済局においても中小企業の皆様の声をお聞きし、来年度に向けてそうしたことなどを検討し、新たにご支援できることがあれば(行っていきたい)と考えています。
記者:
今週土曜日に開かれるラグビーのブレディスローカップについて、市ではこれまでPRを行い、当日は会場周辺で色々なイベントを催すと思いますが、期待することや所感をお聞かせください。
市長:
私はラグビーが大好きで、ワラビーズとオールブラックスというワールドカップの決勝戦のような試合で、80年以上の歴史があるブレディスローカップが日産スタジアムで開催されることは記念すべきことで、ラグビーファンは感激しています。約7万席のとても大きなスタジアムで、(ラグビーワールドカップの)決勝戦(の会場)にも選ばれていますので、是非多くの方に来ていただきたいと思います。シティドレッシングもきちんと行います。前回のテストマッチ(昨年11月開催の日本代表対オーストラリア代表)は4万3千人がお越しになりました。(ブレディスローカップの)チケットは今のところそれを上回る売れ行きということですが、さらに公益財団法人日本ラグビーフットボール協会と調整し、学生を中心に観戦企画を作りました。一組4名まで応募ができ、抽選で500名の方にチケットをお送りします。
記者:
市会決算特別委員会で、ラグビーワールドカップや2020年の東京オリンピックに横浜の子どもたちを招待できたらというような地域の方の意見がありましたが、それについてどのようにお考えですか。
市長:
ラグビーワールドカップの決勝と準決勝2試合、日本戦などその他の試合で、できれば(横浜の子どもたちを)招待したいので、検討していきたいと思います。オリンピックも子どもたちに観てもらいたいと考えています。
記者:
前向きに検討していくということですか。
市長:
組織委員会との話し合いも必要ですが、できれば(行いたい)と思っています。
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