明日をひらく都市(とし) YOKOHAMA 9 広報(こうほう)よこはま2025 1面 横浜(よこはま)を味わおう 横浜(よこはま)の豊(ゆた)かな農(のう)の風景(ふうけい) くわしいことは2~3ページへ 横浜市長(よこはましちょう) 山中竹春(やまなか たけはる) 市長就任(しちょうしゅうにん)のあいさつ 横浜市長(よこはましちょう)の山中竹春(やまなか たけはる)です。 このたび、2期目(きめ)の市の取組(とりくみ)を運営(うんえい)することになりました。  2021年8月から、市民(しみん)のみなさまの声を聞きながら、職員(しょくいん)や議会(ぎかい)と一緒(いっしょ)に取り組くんだ結果(けっか)、 子どもの医療費(いりょうひ)ゼロ、出産費用(しゅっさんひよう)ゼロ(基礎的費用(きそてきひよう))、2013年以来(いらい)、 12年ぶりの待機児童(たいきじどう)ゼロ、夏休みの学童保育(がくどうほいく)の昼ごはんの提供(ていきょう)を行いました。 2026年の4月から中学校の全員給食(ぜんいんきゅうしょく)も始まります。  安心な暮(く)らしのため、公園でたばこが吸(す)えないようにしたり、70歳(さい)以上のがんの精密検査(せいみつけんさ)の無料化(むりょうか)なども始まっています。 住民票(じゅうみんひょう)の写しなどの市の手続(てつづ)きがスマホでできるなどデジタル化も進めています。 地域(ちいき)での防犯(ぼうはん)カメラや防犯灯(ぼうはんとう)〈犯罪(はんざい)を防(ふせ)ぐための電灯(でんとう)〉の設置(せっち)も進(すす)みました。 経済観光(けいざいかんこう)の分野では観光(かんこう)の消費額(しょうひがく)が過去最高(かこさいこう)になりました。  2024年、横浜市(よこはまし)の人口転入超過(じんこうてんにゅうちょうか)はこれまでの20年でいちばん多くなりました。 選(えら)ばれる都市(とし)として良(よ)い流れになっています。 これからも、もっと「人にやさしいまち」をめざし、みんなが安心して暮(く)らせる環境(かんきょう)をつくります。 将来世代(しょうらいせだい)も豊(ゆた)かに暮(く)らせるように環境(かんきょう)への負担(ふたん)をへらすなど、 これからにつながる社会(しゃかい)づくりにも力を入れていきます。  2027年には、環境(かんきょう)と共生(きょうせい)する社会に向けた解決策(かいけつさく)を世界に発信(はっしん)する国際博覧会(こくさいはくらんかい)「GREEN×EXPO」を 横浜市(よこはまし)がホストシティとなって国と一緒(いっしょ)に、開催(かいさい)します。 気候変動(きこうへんどう)が問題となり、私たちの生活にも影響(えいきょう)がある中、横浜(よこはま)からしあわせに暮(く)らし続(つづ)けることができる都市(とし)のモデルを 世界に提案(ていあん)していきます。  これからも、市民(しみん)のみなさまが住みやすく、魅力(みりょく)にあふれ、世界に誇(ほこ)れる横浜(よこはま)になるよう取り組んでいきます。 2-3面 農(のう)が近い暮(く)らしを市民(しみん)のみなさまに 横浜農場(よこはまのうじょう) 近くの公園で野菜(やさい)を育てる 農園付公園(のうえんつきこうえん) 市内11か所 公園の中に自分で好(す)きな野菜(やさい)を育てて収穫(しゅうかく)ができる農園(のうえん)があります。 これから、中区(なかく)の本牧山頂公園(ほんもくさんちょうこうえん)も新(あたら)しく加(くわ)わる予定です。 農地(のうち)の少ない都心部(としんぶ)でも、たくさんの人が農体験(のうたいけん)ができる場所(ばしょ)を広(ひろ)げています。 [写真キャプション]深谷町(ふかやちょう)ふれあい公園 旬(しゅん)の農産物(のうさんぶつ)を自分で収穫(しゅうかく) 収穫体験農園(しゅうかくたいけんのうえん) 市内85か所  みかんやいちごなどの季節(きせつ)の果物(くだもの)や、野菜(やさい)の収穫体験(しゅうかくたいけん)が楽しめる農園(のうえん)がたくさん! 予約制(よやくせい)のところが多いため、混(こ)まずに親子で安心して楽しめます。 [写真キャプション]果物(くだもの)のもぎとり体験(たいけん) プロの農家(のうか)から学ぶ 恵(めぐ)みの里(さと) 市内5か所  プロの農家(のうか)の教(おし)えで、体験水田(たいけんすいでん)などの農業(のうぎょう)教室や、旬(しゅん)の野菜(やさい)の収穫体験(しゅうかくたいけん)、 農産加工(のうさんかこう)教室などが楽しめます。 [写真キャプション]都岡地区(つおかちく)恵(めぐ)みの里 ※地産地消(ちさんちしょう)を暮(く)らしの中に ※地産地消(ちさんちしょう)その土地でとれたものをその土地で消費(しょうひ)すること 青空市(あおぞらいち)・直売所(ちょくばいじょ)・地産地消(ちさんちしょう)サポート店  新鮮(しんせん)な横浜市内産(よこはましないさん)の農産物(のうさんぶつ)を朝市(あさいち)・マルシェで買ったり、地産地消(ちさんちしょう)サポートのお店で食べることができます。 [写真キャプション]横浜野菜直売所(よこはまやさいちょくばいじょ)(市役所直売(しやくしょちょくばい)) 里山風景(さとやまふうけい)が広がる ふるさと村 市内2か所  田んぼのあぜ道や雑木林(ぞうきばやし)など、昔の田園風景(でんえんふうけい)があるエリアです。 農体験(のうたいけん)、加工(かこう)教室、自然観察会(しぜんかんさつかい)などを行っています。 [写真キャプション]寺家(じけ)ふるさと村 横浜発(よこはまはつ)! 新(あら)たな農体験(のうたいけん)プログラム始動(しどう)! イベントなど、くわしいことはウェブページをみてください みなとみらいで!?さつまいも? 10月中旬(ちゅうじゅん)から みなとみらいで 気軽(きがる)に楽(たの)しむ農体験(のうたいけん)イベント  10月中旬(ちゅうじゅん)にみなとみらいで行われる「BAY WALK MARKET 2025」で、農体験(のうたいけん)と謎解(なぞと)きゲームをくみあわせて楽しむイベントを行います。 そのあとも、みなとみらいエリアで、かんたんに参加(さんか)できるさつまいもの収穫体験(しゅうかくたいけん)を行う予定です。 11月上旬(じょうじゅん)から 畑(はたけ)で 横浜(よこはま)の農(のう)を楽(たの)しむ!農体験(のうたいけん)バスツアー  11月上旬(じょうじゅん)に、横浜(よこはま)の自然(しぜん)とふれあうバスツアーを行います! 1日のほか半日(はんにち)コースもあり、親子で参加(さんか)できます。 さつまいもやみかんを収穫(しゅうかく)する体験(たいけん)、生産(せいさん)している人との交流(こうりゅう)などを楽しんで、秋の思い出づくりをしてみませんか。 8月から おうちで 親子で一緒(いっしょ)に小松菜(こまつな)を育てよう!  中区(なかく)、西区(にしく)、南区(みなみく)の3歳児(さいじ)健診(けんしん)をうける親子に、オリジナルの小松菜(こまつな)を育てるキットをプレゼントしています。 育てる楽しさを親子でシェアしよう! 小松菜(こまつな)オリジナル栽培(さいばい)キット、(キットのなかみ)説明書(せつめいしょ)つき!、おえかきOK!、たね Instagramもチェック! 農(のう)の魅力(みりょく)や地産地消(ちさんちしょう)のイベントなどを発信中(はっしんちゅう)! 画像 横浜市18区マップ 農園付公園(のうえんつきこうえん) 市内11か所 大棚杉(おおたなすぎ)の森(もり)ふれあい公園(こうえん) 師岡町(もろおかちょう)梅(うめ)の丘(おか)公園(こうえん) 東寺尾一丁目(ひがしてらおいっちょうめ)ふれあい公園(こうえん) 菅田町赤坂(すげたちょうあかさか)公園(こうえん) 仏向原(ぶっこうはら)ふれあい公園(こうえん) 今井(いまい)の丘(おか)公園(こうえん) 南本宿第三公園(みなみほんじゅくだいさんこうえん) 阿久和富士見小金台公園(あくわふじみこがねだいこうえん) 岡津町(おかつちょう)ふれあい公園(こうえん) 泉(いずみ)が丘(おか)公園(こうえん) 深谷町(ふかやちょう)ふれあい公園(こうえん) 本牧山頂公園(ほんもくさんちょうこうえん)(これから開園(かいえん)予定) 収穫体験農園(しゅうかくたいけんのうえん)市内85か所 恵(めぐ)みの里 市内5か所 北八朔(きたはっさく)恵(めぐ)みの里 新治(にいはる)恵(めぐ)みの里 都岡地区(つおかちく)恵(めぐ)みの里 柴(しば)シーサイド恵(めぐ)みの里 田奈(たな)恵(めぐ)みの里 青空市(あおぞらいち)・直売所(ちょくばいじょ)(一部(いちぶ)) みなとみらい農家朝市(のうかあさいち) 横浜北仲(よこはまきたなか)マルシェ 横浜野菜直売所(よこはまやさいちょくばいじょ) ふるさと村 市内2か所 寺家(じけ)ふるさと村 舞岡(まいおか)ふるさと村 きくところ みどり環境局農業振興課(かんきょうきょく のうぎょうしんこうか) TEL:045-671-2637 FAX:045-664-4425 4面 GREEN×EXPO 2027開催地(かいさいち) 上瀬谷(かみせや) 自然(しぜん)を守る 次世代(じせだい)へつなぐ 2027年、瀬谷区(せやく)と旭区(あさひく)にまたがるとてもひろい上瀬谷(かみせや)の地(ち)で、「GREEN×EXPO 2027」を行います。 「環境(かんきょう)との共生(きょうせい)」をテーマに、新しい循環型社会(じゅんかんがたしゃかい)のあり方を世界へ発信(はっしん)するため、 会場の公園整備(こうえんせいび)を豊(ゆた)かな自然環境(しぜんかんきょう)や生態系(せいたいけい)〈生きもののくらしのしくみ〉を大切にしながら行っています。 1,600本以上の樹木(じゅもく)の※移植(いしょく) ※移植(いしょく) 植物(しょくぶつ)を別(べつ)の場所に移(うつ)して植(う)え替(か)えること  自然(しぜん)は、そのままにすると荒(あ)れていきます。管理(かんり)と手入(てい)れにより、自然(しぜん)を長く守り育てる環境(かんきょう)をつくることが大切です。  上瀬谷(かみせや)の地を長く見守ってきた樹木(じゅもく)を残(のこ)すために、地区内(ちくない)の1,600本以上の樹木(じゅもく)を生育(せいいく)のもっとよい場所(ばしょ)へ移(うつ)し、 樹木(じゅもく)にやさしい環境(かんきょう)をつくっていきます。 [写真キャプション]となりあう枝(えだ)がかさなって、樹木(じゅもく)が育(そだ)ちにくい状況(じょうきょう) [写真キャプション]移植(いしょく)する樹木(じゅもく)をていねいに掘(ほ)り、根鉢(ねばち)(根と土の塊(かたまり))を大切に包(つつ)み移植(いしょく)するところに運びます。 [写真キャプション]移植(いしょく)の後 新たな桜(さくら)の名所(めいしょ)づくり  成長(せいちょう)しやすい場所(ばしょ)への移植(いしょく)や、たおれる危険(きけん)がある桜(さくら)の植(う)え替(か)えにくわえて、 新しいさまざまな品種(ひんしゅ)を植(う)えることで、市民(しみん)の財産(ざいさん)になる桜(さくら)の名所(めいしょ)をつくります。 公園の中におよそ30品種(ひんしゅ)・400本の桜(さくら)の木を植(う)えています。春にはいろいろな桜(さくら)が咲(さ)き美しい景色(けしき)が広がります。  また、近くの小学校の児童(じどう)や地域(ちいき)のみなさんといっしょに「※接(つ)ぎ木(き)」を行い新しく育てた桜(さくら)は、 小学校や公園など市内(しない)の公共施設(こうきょうしせつ)に植(う)えられ、地域(ちいき)の風景(ふうけい)となっていきます。 ※接(つ)ぎ木(き)木の一部(いちぶ)をほかの木につけて1つの木にする方法(ほうほう) [写真キャプション]公園に植(う)えた桜 [写真キャプション]子どもたちと木を植(う)える様子(ようす) きくところ 脱炭素(だつたんそ)・GREEN×EXPO推進局上瀬谷公園整備課(すいしんきょく かみせやこうえんせいびか) TEL:045-900-0595 FAX:045-550-3947 5面 日本に住むすべての人と家庭(かてい)が対象(たいしょう)です 国勢調査(こくせいちょうさ)への回答(かいとう)をおねがいします! [ロゴ]国勢調査2025  2025年10月1日を基準(きじゅん)の日として、国勢調査(こくせいちょうさ)を行います。 9月20日から、顔の写真がついた「国勢調査員証(こくせいちょうさいんしょう)」をもった人が家にきて調査(ちょうさ)する書類(しょるい)をくばります。 回答(かいとう)は10月8日(水よう)までに、インターネットか紙(かみ)の調査票(ちょうさひょう)でしてください。 回答(かいとう)はかんたん便利(べんり)なスマホから 1 アクセスする  調査書類(ちょうさしょるい)が届(とど)いたら、スマホから二次元(にじげん)コードをよみとってかんたんログイン! 2 回答(かいとう)する  画面(がめん)の案内(あんない)にそって回答(かいとう)します。 (かかる時間はひとり暮(く)らしの人の場合(ばあい)で5~10分ぐらい) 国勢調査(こくせいちょうさ)をよそおった詐欺(さぎ)や不審(ふしん)な調査(ちょうさ)に注意(ちゅうい)!  国勢調査(こくせいちょうさ)では、お金の請求(せいきゅう)や調査票(ちょうさひょう)以外(いがい)の個人情報(こじんじょうほう)をきくことはありません。 国勢調査(こくせいちょうさ)とは? ●法律(ほうりつ)にもとづいて5年に1回行われる、日本でいちばん大切な統計調査(とうけいちょうさ)です。 ●回答(かいとう)することが法律(ほうりつ)で決められています。 ●回答(かいとう)データの秘密(ひみつ)は守ります。 ●調査結果(ちょうさけっか)は、子育(こそだ)て支援(しえん)や防災対策(ぼうさいたいさく)、地域(ちいき)の活性化(かっせいか)など、 私たちの暮(く)らしのさまざまな分野(ぶんや)で役立(やくだ)てられます。 国勢調査(こくせいちょうさ)コンタクトセンター ナビダイヤル TEL:0570-02-5901 IP電話(でんわ)などからの場合(ばあい) TEL:03-6628-2258 【設置期間(せっちきかん)】9月16日(火よう)~11月7日(金よう) 【受付時間(うけつけじかん)】毎日9時~21時 きくところ 政策経営局統計情報課(せいさくけいえいきょく とうけいじょうほうか)  TEL:045-671-4207 FAX:045-663-0130 地球(ちきゅう)にやさしいお店の輪(わ)を広げよう! 「行こう! 脱炭素取組宣言(だつたんそとりくみせんげん)のお店へ」キャンペーン開催(かいさい)! 開催期間(かいさいきかん)▲9月1日(月よう)~30日(火よう) 「脱炭素取組宣言(だつたんそとりくみせんげん)」をしているお店に行ってSNSに投稿(とうこう)すると、抽選(ちゅうせん)で賞品(しょうひん)が当たります! 賞品(しょうひん)の例(れい) [画像キャプション]近沢(ちかざわ)レース店のミニハンカチ2枚(まい)セット [画像キャプション]横浜(よこはま)DeNAベイスターズキャップ 参加(さんか)する方法(ほうほう) 1 キャンペーン公式(こうしき)サイトで対象(たいしょう)のお店を確認(かくにん)し、  お店に貼(は)ってある脱炭素取組宣言(だつたんそとりくみせんげん)ロゴステッカーを写真(しゃしん)でとる。 2 横浜市(よこはまし)Xアカウント「YOKOHAMA GO GREEN(@yokohama_kankyo)」をフォローする。 3 キャンペーン投稿(とうこう)に、1でとった写真(しゃしん)と「#(訪問(ほうもん)したお店の名前)」 「#横浜市(よこはまし)脱炭素取組宣言(だつたんそとりくみせんげん)」をつけて引用(いんよう)ポストする。 きくところ 経済局総務課(けいざいきょく そうむか) TEL:045-671-2580 FAX:045-661-0692 6面 よこはま彩(さい)発見 vol.33 海、港(みなと)、緑(みどり)、歴史(れきし)、地域(ちいき)、人々など、さまざまな魅力(みりょく)を持つ横浜(よこはま)。 このまちの彩(いろど)りを「よこはま彩発見(さいはっけん)」として届(とど)けていきます。 今回(こんかい)は、横浜美術館(よこはまびじゅつかん)(西区(にしく))からです。 ウェブ版(ばん)では抽選(ちゅうせん)で読者(どくしゃ)プレゼントがあります。 「作り方」を知り、自分の「考え方」を整理する 横浜美術館(よこはまびじゅつかん)リニューアルオープン記念展(きねんてん) 佐藤雅彦展(さとう まさひこてん) 新しい×(作り方+分かり方) 横浜美術館(よこはまびじゅつかん) 主席学芸員(しゅせきがくげいいん) 松永 真太郎(まつなが しんたろう) 「ポリンキー」(湖池屋(こいけや)や「バザールでござーる」(NEC)のCMをおぼえていますか?40代以上の人はなつかしく感じるかもしれません。 これらのユニークなCMをつくったのが、佐藤雅彦(さとう まさひこ)です。「ピタゴラスイッチ」(NHK)でその名前を知っている人も多いでしょう。 これら佐藤作品(さとうさくひん)の展覧会(てんらんかい)を、横浜美術館(よこはまびじゅつかん)でやっています。  会場のいろいろな作品が、一人の表現者(ひょうげんしゃ)によって生み出されたことにおどろかされます。 佐藤作品(さとうさくひん)の多様(たよう)さを知ることは、展覧会鑑賞(てんらんかいかんしょう)の第一歩(だいいっぽ)にすぎません。  佐藤(さとう)の創作(そうさく)の特徴(とくちょう)は、ものごとの「作り方」の開発(かいはつ)、つまり「作り方を作る」ことに重(おも)きを置(お)いている点です。 展覧会(てんらんかい)では、文章(ぶんしょう)や映像(えいぞう)をとおしてその「作り方」を紹介(しょうかい)しています。 作品を楽しみつつ、その方法論(ほうほうろん)をとおして佐藤独自(さとうどくじ)の考え方にふれることが、この展覧会(てんらんかい)です。  一つ一つの作品の背景(はいけい)には、理路整然(りろせいぜん)とした「作り方」、整理整頓(せいりせいとん)された「考え方」があり、それが見る人の知的好奇心(ちてきこうきしん)をくすぐります。 気づけば、自分の考え方も整(ととの)えてみたくなる、そんな気持ちがわいてきます。 会場では、時間をかけて作品をみる大人たちが目立(めだ)ちます。子どもたちの感受性(かんじゅせい)もかるくみてはいけません。 「作り方」の説明(せつめい)がわからなくても、この展覧会(てんらんかい)が伝えたい「考えることの大切さ」を、きっと感じとってくれるはずです。 [画像キャプション]ピタゴラ装置(そうち)(NHK「ピタゴラスイッチ」より)画像提供(がぞうていきょう)横浜美術館(よこはまびじゅつかん) 「横浜美術館(よこはまびじゅつかん)リニューアルオープン記念展(きねんてん) 佐藤雅彦展(さとう まさひこてん) 新しい×(作り方+分かり方)」は、11月3日(月よう・祝日)まで開催(かいさい)しています。  日時(にちじ)の指定券(していけん)が必要(ひつよう)です。 横浜美術館(よこはまびじゅつかん)  有料(ゆうりょう) お休み 毎週木よう、年末年始 きくところ TEL:045-221-0300 FAX:045-221-0317 身近な人の命を守るために 今できること    ウェブサイト「TSUMUGI(つむぎ)」では、悩(なや)みをもっていて、心が苦しくなっている人のことを知り、 寄(よ)り添(そ)い支(ささ)える方法(ほうほう)が学べます。大切な人の命を守るため、まずは今できることを知ってみませんか。 TSUMUGI あなたの「気づき」が命をつなぐ 命をつなぐための情報(じょうほう)をとどけています きくところ 健康福祉局(けんこうふくしきょく)こころの健康相談(けんこうそうだん)センター TEL:045-662-3558 FAX:045-662-3525 知ってほしい「認知症(にんちしょう)」のこと  認知症(にんちしょう)の人とのお話をとおして見えた、診断(しんだん)を受(う)けてからの心の変化(へんか)や、 まわりに伝(つた)えたい思いを知り、みんなが自分らしく暮(く)らせる社会について考えてみませんか。 認知症(にんちしょう)の人との対談動画(たいだんどうが)を配信中(はいしんちゅう) [写真キャプション]聞き手はプロレスラー 蝶野 正洋氏(ちょうの まさひろ し) きくところ 健康福祉局高齢在宅支援課(けんこうふくしきょく こうれいざいたくしえんか) TEL:045-671-4129 FAX:045-550-3612 案内(あんない)はがきが届(とど)かない人も確認(かくにん)を! 申請(しんせい)はオンラインが便利(べんり)です 定額減税補足給付金(ていがくげんぜい ほそくきゅうふきん)(不足額給付(ふそくがくきゅうふ))の申請(しんせい)は10月31日まで  あてはまる人へ案内(あんない)はがきを7月に送りました。 2025年6月2日以降(いこう)に住民税額(じゅうみんぜいがく)の変更(へんこう)があった人や2024年に横浜市(よこはまし)へ転入(てんにゅう)した人などは、 あてはまる人でも案内(あんない)が届(とど)かないことがあります。  くわしいことはウェブページをみてください。またはコールセンター、区役所(くやくしょ)の申請(しんせい)サポート窓口(まどぐち)にきいてください。 きくところ 横浜市定額減税補足給付金(よこはまし ていがくげんぜい ほそくきゅうふきん)(不足額給付(ふそくがくきゅうふ)) コールセンター〈9時~19時(土日よう祝日・休日はお休み)〉  TEL:0120-045-320 FAX:0120-303-464 7面 今、来るかもしれない災害(さいがい)に備(そな)える 命と暮(く)らしを守る 災害(さいがい)に強い横浜(よこはま)へ  横浜市(よこはまし)では、能登半島地震(のとはんとうじしん)などの地震災害(じしんさいがい)から学び改定(かいてい)した「地震防災戦略(じしんぼうさいせんりゃく)」をふまえて、 地震火災(じしんかさい)の対策(たいさく)や避難所(ひなんじょ)の環境(かんきょう)をよくするなど、対策(たいさく)を進めています。 家での災害発生前(さいがいはっせいまえ)の備(そな)え 地震火災(じしんかさい)の原因(げんいん)の6割(わり)以上は「電気」 阪神(はんしん)・淡路大震災(あわじだいしんさい) 電気 61% その他 東日本大震災(ひがしにほんだいしんさい) 電気 65% その他 出典(しゅってん):「大規模地震時(だいきぼじしんじ)の電気火災(でんきかさい)の発生抑制(はっせいよくせい)に関(かん)する検討会(けんとうかい)」報告書(ほうこくしょ)より、出火原因(しゅっかげんいん)が確認(かくにん)されたもの 地震(じしん)で電気を自動(じどう)OFF! 「感震(かんしん)ブレーカー」の設置(せっち)を! ●今年度から、家に設置(せっち)する代金の50%(上限(じょうげん)2,000円)の補助(ほじょ)がもらえます。 ●また、延焼火災(えんしょうかさい)の危険(きけん)が高い木造(もくぞう)の家があつまる地域(ちいき)では、全額(ぜんがく)(100%)の補助(ほじょ)がもらえます。 設置(せっち)した後の声 どの感震(かんしん)ブレーカーが家にあうのか、コールセンターで相談(そうだん)できて、とても安心できました。迷(まよ)っていたけど、すぐに解決(かいけつ)できて助かりました! きくところ 感震(かんしん)ブレーカーについて コールセンター TEL:0120-993-918 避難所(ひなんじょ)の環境(かんきょう)を良(よ)くする 市民(しみん)アンケートからの声 避難所(ひなんじょ)のトイレやエアコンなどの避難所(ひなんじょ)の環境(かんきょう)が心配(しんぱい)… エアコンや洋式(ようしき)トイレの整備(せいび) ●季節(きせつ)による暑さ・寒さにかかわらず、地域防災拠点(ちいきぼうさいきょてん)で快適(かいてき)に過(す)ごせるよう、 市立学校すべての体育館(たいいくかん)にエアコンを取(と)り付(つ)けていきます。 ●避難所(ひなんじょ)となる小・中学校のトイレだけでなく、帰宅困難者(きたくこんなんしゃ)〈家に帰れない人〉もつかう公園のトイレも、すべて洋式(ようしき)トイレにしていきます。 〇学校(がっこう)エアコン設置(せっち)100%を目指(めざ)します 〇学校・公園のトイレ洋式化(ようしきか)100%を目指(めざ)します きくところ 総務局地域防災課(そうむきょく ちいきぼうさいか) TEL:045-671-2011 FAX:045-641-1677