明日をひらく都市(とし) YOKOHAMA 8 広報(こうほう)よこはま2025 平和(へいわ)な世界のために ヨコハマからできること くわしいことは2~3ページへ 2面 平和(へいわ)な世界のために ヨコハマから できること 横浜(よこはま)と戦争(せんそう) ~戦争(せんそう)のあと80年をむかえて~ 横浜大空襲(よこはまだいくうしゅう)とアメリカ軍(ぐん)による港(みなと)や街(まち)の利用(りよう) 今(いま)から80年(ねん)前(まえ)の1945年5月29日、横浜(よこはま)に大きな空襲(くうしゅう)がありました。 空襲(くうしゅう)は午前中(ごぜんちゅう)に始(はじ)まり、軍(ぐん)の施設(しせつ)だけでなく、 家(いえ)やお店(みせ)、学校などが次々(つぎつぎ)と焼(や)かれました。 わずか1時間(じかん)で3,650人が亡(な)くなり、1万人以上(いじょう)がけがをしました。 家(いえ)をなくした人は31万人以上(いじょう)だといわれています。 戦争(せんそう)が終(お)わると、横浜(よこはま)の港(みなと)や街(まち)は連合国軍(れんごうこくぐん)に使(つか)われるようになりました。 横浜(よこはま)は連合国軍(れんごうこくぐん)に使(つか)われたため、すぐに街(まち)を直(なお)すことができず、 人々は立(た)て直(なお)すのに長(なが)い時間(じかん)がかかりました。私たちは、この歴史(れきし)を忘(わす)れずに、 平和(へいわ)の大切(たいせつ)さを考えて、これからの横浜(よこはま)を作っていかなければなりません。 [写真キャプション]空襲(くうしゅう)の後の横浜(よこはま)の様子(ようす) 焼夷弾(しょういだん)の火(ひ)の海(うみ)の中(なか)を走(はし)った ※焼夷弾(しょういだん)(火(ひ)を出(だ)して街(まち)を燃(も)やす爆弾(ばくだん)) [写真キャプション] 横浜大空襲(よこはまだいくうしゅう)の経験(けいけん)を話(はな)す 瀬谷区(せやく)在住(ざいじゅう)の 藤原  律子(ふじはら りつこ)さん(94才(さい))  1945年5月29日は学校に行く日(ひ)でした。学校に着(つ)くとすぐ空襲警報(くうしゅうけいほう)が鳴(な)りました。 電車(でんしゃ)が止(と)まり、家(いえ)に帰(かえ)れなくなり、私は浅間町(せんげんちょう)の叔母(おば)の家(いえ)に行(い)きました。 すぐに避難(ひなん)するようにすすめられ、近(ちか)くの防空壕(ぼうくうごう)へ飛(と)びこみました。 防空壕(ぼうくうごう)の扉(とびら)を閉(し)めると同時(どうじ)に、B-29の編隊(へんたい)が空いっぱいに広がっているのが見えました。 すぐに飛行機(ひこうき)の大きな音、焼夷弾(しょういだん)の落(お)ちる大雨(おおあめ)のような音が聞こえ、しばらくして扉(とびら)を開(あ)けると、 あたり一面(いちめん)が火(ひ)の海(うみ)でした。  火(ひ)から逃(に)げる時(とき)、前(まえ)を走(はし)っていた男(おとこ)の子の右足(みぎあし)に焼夷弾(しょういだん)があたり、 目(め)の前(まえ)で膝(ひざ)から下(した)が失(うしな)われるのを見ました。 私は避難(ひなん)することで精一杯(せいいっぱい)だったため、少年(しょうねん)を助(たす)けられませんでした。 その時(とき)のことが今でも強(つよ)い痛(いた)みとなって心(こころ)に残(のこ)り、しばらくのあいだ、 戦争(せんそう)の体験(たいけん)を誰(だれ)にも話(はな)せませんでした。  しかし、戦争(せんそう)を知っている世代(せだい)も少(すく)なくなり、私の体験(たいけん)したことを話(はな)すことで、 子どもたちが平和(へいわ)について考えるきっかけをつくりたいと思いました。今でも世界では戦争(せんそう)が続(つづ)いています。 戦争(せんそう)によって得(え)られるものは何(なに)もありません。  だからこそ、次(つぎ)の世代(せだい)へ平和(へいわ)を受(う)け継(つ)いでいきたいと強(つよ)く願(ねが)っています。 横浜(よこはま)から世界へ、技術(ぎじゅつ)と心(こころ)でつなぐ国際協力(こくさいきょうりょく) 水道技術(すいどうぎじゅつ)で世界とつながり、ともに未来(みらい)をつくる  横浜市(よこはまし)は50年以上(いじょう)にわたり、アジアやアフリカなどの 開発途上国(かいはつとじょうこく)(生活や仕事(しごと)の環境(かんきょう)がよくなっている途中(とちゅう)の国(くに))で、 その国(くに)の専門(せんもん)の人への研修(けんしゅう)、水道施設(すいどうしせつ)を良(よ)くすることなど、 安全(あんぜん)な水(みず)を届(とど)けるためのやり方(かた)を支援(しえん)しています。  ベトナムのフエ市(し)では水道水(すいどうすい)を直接(ちょくせつ)飲(の)めるようになりました。 アフリカのマラウイ共和国(きょうわこく)では水(みず)が漏(も)れることがへりました。生活(せいかつ)が良(よ)くなることを助(たす)けています。 [写真キャプション]マラウイ共和国(きょうわこく)の活動(かつどう)の様子(ようす) 市民(しみん)とともに進(すす)めるウクライナ支援(しえん)  横浜市(よこはまし)では、ほかの都市(とし)より先(さき)に、民間(みんかん)の会社(かいしゃ)や 国際協力機構(こくさいきょうりょくきこう)(JICA)と協力(きょうりょく)して、ロシアの侵攻(しんこう)から4か月後に 持(も)ち運(はこ)びできる水(みず)をきれいにする機械(きかい)の設置(せっち)を支援(しえん)しました。 およそ10万人分の飲(の)む水(みず)を用意(ようい)するのに役(やく)に立(た)ちました。 また、民間(みんかん)の会社(かいしゃ)や市民(しみん)のみなさんの協力(きょうりょく)で、およそ2,400万円を寄付(きふ)しました。  さらに、国連開発計画(こくれんかいはつけいかく)(UNDP)と協力(きょうりょく)し、 爆撃(ばくげき)の被害(ひがい)を受(う)けたオデーサ市(し)の保育園(ほいくえん)の復旧支援(ふっきゅうしえん)も進(すす)めています。 2025年の夏には部分的(ぶぶんてき)に始(はじ)める予定(よてい)です。 保育園(ほいくえん)の庭(にわ)に子どもが遊(あそ)ぶ道具(どうぐ)を置(お)くなど、クラウドファンディング(みんなからインターネットでお金を集(あつ)める)をする予定(よてい)です。 [写真キャプション]被害(ひがい)を受(う)けたオデーサ市(し)の保育園(ほいくえん) 3面 世界へ届(とど)け! 4万人の子どもの声(こえ)  横浜市(よこはまし)では、未来(みらい)を担(にな)う子どもたちが「国際的(こくさいてき)な視野(しや)」と 「平和(へいわ)への意識(いしき)」をそだてられるように、1986年から「よこはま子ども国際平和(こくさいへいわ)プログラム」を行っています。  プログラムの中心(ちゅうしん)は「よこはま子ども国際平和(こくさいへいわ)スピーチコンテスト」。 市内(しない)の小・中学校や特別支援(とくべつしえん)学校からおよそ4万人の子どもたちが参加(さんか)しています。 「国際平和(こくさいへいわ)のために自分にできること」をテーマに、自分の思いを言葉(ことば)にして発信(はっしん)します。 2024年に参加(さんか)した子どもたちの声(こえ) 世界平和(へいわ)のためには、お互(たが)いの『違(ちが)い』を尊重(そんちょう)することが大切(たいせつ)。 言葉(ことば)や文化(ぶんか)、考え方(かた)が違(ちが)う人々の“懸(か)け橋(はし)”になりたい。 [写真キャプション] 潮田(うしおだ)中学校3年(当時(とうじ)) 林 睿騰(りん るいてん)さん 平和(へいわ)は戦争(せんそう)がないことだけではない。差別(さべつ)をなくし、すべての人が幸(しあわ)せに暮(く)らせる世界をつくりたい。 [写真キャプション] 市場(いちば)小学校 6年(当時(とうじ)) 志村 優妃(しむら ゆうひ)さん [写真キャプション]スピーチコンテスト参加者(さんかしゃ)のグループワークの様子(ようす) イベント開催(かいさい) 芝生(しばふ)の上のブックカフェとサマーナイトシネマ 市役所(しやくしょ)アトリウムが平和(へいわ)を考える場所(ばしょ)へ。 【日時(にちじ)】8月11日(月よう・祝日(しゅくじつ)) 【会場(かいじょう)】市役所(しやくしょ)アトリウム 主催(しゅさい):横浜市(よこはまし) 昼の部(ぶ)(14時~17時) 芝生(しばふ)の上で親子(おやこ)でくつろぎながら、平和(へいわ)に関係(かんけい)した絵本(えほん)の読み聞かせなどを行います。 夜の部(ぶ)(17時30分~20時30分) 『シチリアを征服(せいふく)したクマ王国(おうこく)の物語(ものがたり)』という映画(えいが)を流(なが)します(上映開始(じょうえいかいし)19時~)。 あらすじ…クマが人間たちに立(た)ち向(む)かう冒険(ぼうけん)で、違(ちが)う文化(ぶんか)との共存(きょうぞん)の難(むずか)しさと大切(たいせつ)さを伝(つた)える物語(ものがたり) [画像キャプション] ○C2019 PRIMA LINEA PRODUCTIONS - PATH FILMS - FRANCE 3 CINEMA - INDIGO FILM 昔(むかし)のアメリカ軍(ぐん)の施設(しせつ)を市民(しみん)の未来(みらい)を育(そだ)てる場所(ばしょ)に  横浜市(よこはまし)では、太平洋戦争(たいへいようせんそう)が終(お)わったあと、 日本軍(にほんぐん)の建物(たてもの)の多(おお)くがアメリカ軍(ぐん)に使(つか)われるようになり、 通信施設(つうしんしせつ)や燃料貯蔵施設(ねんりょうちょぞうしせつ)、アメリカ軍(ぐん)の人の家(いえ)などとして使われてきました。 これらの施設(しせつ)は、長(なが)いあいだ、街(まち)の発展(はってん)に影響(えいきょう)をあたえてきました。最近(さいきん)、 アメリカ軍(ぐん)から日本(にほん)に返(かえ)され、市民(しみん)のために使(つか)うことが進(すす)められています。 [写真キャプション] ▲市内(しない)最大級(さいだいきゅう)の新しい桜(さくら)の名所(めいしょ)づくりを推進(すいしん)(上瀬谷地区(かみせやちく))  金沢区(かなざわく)の小柴貯油施設(こしばちょゆしせつ)は2005年に返(かえ)され、「小柴自然公園(こしばしぜんこうえん)」として整備中(せいびちゅう)です。 市民(しみん)の意見(いけん)を取(と)り入(い)れた公園(こうえん)づくりを行い、2023年にはインクルーシブ遊具広場(ゆうぐひろば)など、 みんなが楽しむことができる場所(ばしょ)が出来(でき)ました。  また、2015年に返(かえ)された旧上瀬谷通信施設(きゅうかみせやつうしんしせつ)は、その一部(いちぶ)が「GREEN×EXPO 2027」の行われる場所(ばしょ)として、 「新しいグリーン社会(しゃかい)」を発信(はっしん)する場(ば)となります。 その後も、自然環境(しぜんかんきょう)や生きもののくらしのしくみを生(い)かした公園(こうえん)を作(つく)り、 広域防災拠点(こういきぼうさいきょてん)として交通(こうつう)を便利(べんり)にして、横浜市(よこはまし)西部(せいぶ)が元気になる新しいまちづくりを進(すす)めます。 [写真キャプション]みんなが遊(あそ)べる広場(ひろば)(小柴自然公園(こしばしぜんこうえん)) きくところ 国際局(こくさいきょく)政策総務課(せいさくそうむか) TEL: 045-671-4700 FAX: 045-664-7145 4面 地球(ちきゅう)に良(よ)いと、私もちょっと良(よ)い気分(きぶん)♪ 「YOKOHAMA GO GREEN」を合言葉(あいことば)に、未来(みらい)と地球(ちきゅう)にやさしい選択(せんたく)を! [画像キャプション]横浜市(よこはまし)脱炭素(だつたんそ)応援(おうえん)キャラクター「バクバク」 横浜市(よこはまし)脱炭素(だつたんそ)ポータルサイト 横浜(よこはま)のシェアサイクルが便利(べんり)に! 全国初(ぜんこくはつ)! 共同(きょうどう)ポート化(か)スタート! 快適(かいてき)で地球(ちきゅう)にやさしい移動(いどう)を  市内(しない)に900か所以上(しょいじょう)あるポートで、電動(でんどう)アシスト自転車(じてんしゃ)を簡単(かんたん)に借(か)りられる「シェアサイクル」。 行き先(さき)の近(ちか)くのポートに返(かえ)すことができるので、買(か)い物(もの)やお出(で)かけなど、移動(いどう)にとても便利(べんり)です。  6月より、7区(く)※で「baybike」と「HELLO CYCLING」のどちらも利用(りよう)できる共同(きょうどう)ポートがスタートし、使いやすくなりました。 共同(きょうどう)ポートは、いま市内(しない)に100か所以上(しょいじょう)あり、2025年度中(ねんどちゅう)には、18区(く)へと広(ひろ)がる予定(よてい)です。 ※磯子区(いそごく)、神奈川区(かながわく)、鶴見区(つるみく)、中区(なかく)、西区(にしく)、保土ケ谷区(ほどがやく)、南区(みなみく) [写真キャプション]共同(きょうどう)ポート(イメージ) 事業者(じぎょうしゃ) ※利用(りよう)する料金(りょうきん)は変(か)わることがあります。 株式会社(かぶしきがいしゃ)ドコモ・バイクシェア(baybike) 【1回利用(かいりよう)】利用開始(りようかいし)30分:165円 【月額会員(げつがくかいいん)】3,300円/月 (1回利用(かいりよう)・月額会員(げつがくかいいん)ともに延長(えんちょう)30分ごと:165円) 【1日パス】1,650円/1日分(にちぶん)(当日(とうじつ)23:59まで利用(りよう)できます) OpenStreet株式会社(かぶしきがいしゃ)(HELLO CYCLING) 【1回利用(かいりよう)】利用開始(りようかいし)30分:160円 延長(えんちょう)15分ごと:160円 上限(じょうげん):2,500円/12時間 利用(りよう)する方法(ほうほう) STEP1 アプリをダウンロード・会員登録(かいいんとうろく) 利用(りよう)には会員登録(かいいんとうろく)が必要(ひつよう)です。 STEP2 ポートで借(か)りる(鍵(かぎ)を開(あ)ける・利用(りよう)) スマホで鍵(かぎ)を開(あ)けて、利用(りよう)できます。アプリで予約(よやく)もできます。 STEP3 ポートへ返(かえ)す 好(す)きなポートに返(かえ)します。鍵(かぎ)を閉(し)めて、返却(へんきゃく)ボタンを押(お)すだけです。 エコな暮(く)らしでポイントがもらえます 7月31日(木よう)スタート 横浜(よこはま)グリーンエネルギーパートナーシップ事業(じぎょう)(YGrEP(ワイグレップ)) 家(いえ)などに太陽光(たいようこう)パネルや環境(かんきょう)にやさしいエネルギー設備(せつび)などを取(と)り付(つ)けた人に、 キャッシュレスポイントをもどします。(1ポイント1円相当(そうとう)がもらえます) へったCO2は、市内(しない)のイベントなどで出(で)るCO2と差(さ)し引(ひ)きすることで、環境(かんきょう)への負担(ふたん)を軽(かる)くします。 もうしこみ期間(きかん) 7月31日(木よう)~12月22日(月よう) ※予算(よさん)がいっぱいになったときは終わります。 参加(さんか)する方法(ほうほう) ①オンライン(または郵送(ゆうそう))でもうしこみ ②対象(たいしょう)の設備(せつび)を市内(しない)の家(いえ)に取(と)り付(つ)ける ③取(と)り付(つ)け終了(しゅうりょう)のもうしこみ ④キャッシュレスポイント(または商品券(しょうひんけん))をもらう ⑤モニタリングデータの提供(ていきょう)(年(ねん)1回(かい)ぐらい) ①のもうしこみ前(まえ)に取(と)り付(つ)けた設備(せつび)はポイントになりません。 対象(たいしょう)の設備(せつび)と還元額(かんげんがく)  A・Bについては、Aと、Bのうちのどちらか一(ひと)つ以上(いじょう)の設備(せつび)が、 合(あ)わせて設置(せっち)された状態(じょうたい)になることが条件(じょうけん)です。くわしいことはウェブページで見てください。 設備(せつび) 還元額(かんげんがく) A 太陽光発電設備(たいようこうはつでんせつび) 15,000円分(ぶん)/kW(上限(じょうげん)4kW) B おひさまエコキュート 20,000円分(ぶん)/戸(と) B 電気自動車(でんきじどうしゃ) 100,000円分(ぶん)/戸(と) B 蓄電池(ちくでんち)      150,000円分(ぶん)/戸(と) C 燃料電池(ねんりょうでんち)(エネファーム) 30,000円分(ぶん)/戸(と) V2H※充放電設備(じゅうほうでんせつび)     100,000円分(ぶん)/戸(と) ※電気自動車(でんきじどうしゃ)に蓄(たくわ)えられた電力(でんりょく)を家庭用(かていよう)に有効活用(ゆうこうかつよう)する設備(せつび) きくところ 横浜(よこはま)グリーンエネルギーパートナーシップ事業事務局(じぎょうじむきょく)(7月31日(木よう)からつながります)  TEL: 050-5846-3614 FAX: 0570-069-664 他にも、毎日できる行動(こうどう)が! マイバッグを使う 電気(でんき)をこまめに消(け)す 正(ただ)しく分別(ぶんべつ)してリサイクルする きくところ 脱炭素(だつたんそ)ポータルサイトについて 脱炭素(だつたんそ)・GREEN×EXPO推進局(すいしんきょく)脱炭素(だつたんそ)ライフスタイル推進課(すいしんか) TEL: 045-671-2661 FAX: 045-550-4838 5面 みなさんの協力(きょうりょく)が必要(ひつよう)です 再配達(さいはいたつ)をへらして、物(もの)を届(とど)けるしくみと環境(かんきょう)を守(まも)ろう!  全国的(ぜんこくてき)にトラックドライバーが不足(ふそく)し、2030年度(ねんど)には輸送(ゆそう)できる力(ちから)がおよそ34%足(た)りなくなるといわれています。 再配達(さいはいたつ)がふえると、ドライバーが足(た)りなくなり、CO2排出(はいしゅつ)による環境(かんきょう)への負担(ふたん)が大きくなる原因(げんいん)になります。 ドライバーの負担(ふたん)を軽(かる)くするために、受(う)け取(と)る日や時間を決(き)めたり、宅配(たくはい)ボックスの利用(りよう)で、 再配達(さいはいたつ)をへらしましょう。みなさんの行動(こうどう)が、これからの物(もの)を届(とど)けるしくみと環境(かんきょう)を守(まも)ります。 例(たと)えば… 自分(じぶん)が1回(かい)で受(う)け取(と)れる日時(にちじ)・場所(ばしょ)を決(き)めよう 宅配(たくはい)ボックス・置(お)き配(はい)を利用(りよう)しよう きくところ 経済局(けいざいきょく)消費経済課(しょうひけいざいか) TEL: 045-671-2584 FAX: 045-664-9533 よこはま彩(さい)発見 vol.32 海、港(みなと)、緑(みどり)、歴史(れきし)、地域(ちいき)、人々など、さまざまな魅力(みりょく)を持つ横浜(よこはま)。 このまちの彩(いろど)りを「よこはま彩発見(さいはっけん)」として届(とど)けていきます。 今回(こんかい)は、横浜都市発展記念館(よこはまとしはってんきねんかん)(中区(なかく))からです。 ウェブ版(ばん)では抽選(ちゅうせん)で読者(どくしゃ)プレゼントがあります 戦争(せんそう)の後80年 戦争(せんそう)の記憶(きおく)―戦中(せんちゅう)・戦後(せんご)を生きた横浜(よこはま)の人びと― 横浜都市発展記念館(よこはまとしはってんきねんかん) 主任調査研究員(しゅにんちょうさけんきゅういん) 西村 健(にしむら たける)  今年(ことし)は戦後(せんご)80年の年(とし)です。昭和期(しょうわき)の戦争(せんそう)は国家総力戦(こっかそうりょくせん)で行われました。 そのため国内(こくない)のすべての物(もの)や人的資源(じんてきしげん)は戦争(せんそう)のために総動員(そうどういん)されました。 横浜市民(よこはましみん)の生活にも大きな影響(えいきょう)がありました。 たくさんの市民(しみん)が兵士(へいし)として戦場(せんじょう)に行ったほか、 第二次世界大戦(だいにじせかいたいせん)末期(まっき)には横浜(よこはま)への大きな空襲(くうしゅう)により、たくさんの市民(しみん)が亡(な)くなったり、 けがをする悲(かな)しみがありました。 また、戦後(せんご)の横浜(よこはま)はたくさんの土地(とち)や建物(たてもの)が占領軍(せんりょうぐん)のものとなり、 たくさんの占領軍(せんりょうぐん)兵士(へいし)がいる基地(きち)の町となりました。  この状況(じょうきょう)のもとで、戦争(せんそう)で親(おや)をなくした子どもや、占領期(せんりょうき)に生まれたいろいろな事情(じじょう)を持つ子どもなど、 罪(つみ)のない子どもたちが、戦争(せんそう)の後も戦争(せんそう)の影響(えいきょう)で、大変な人生(じんせい)を送(おく)りました。  横浜都市発展記念館(よこはまとしはってんきねんかん)では、横浜市民(よこはましみん)の戦争中(せんそうちゅう)・戦争後(せんそうご)に 戦争被害(せんそうひがい)に関(かん)する調査研究(ちょうさけんきゅう)を続(つづ)けてきました。 この特別展(とくべつてん)では、空襲(くうしゅう)による被害(ひがい)や戦争(せんそう)が市民(しみん)の生活に影響(えいきょう)をあたえた資料(しりょう)や証言記録(しょうげんきろく)を紹介(しょうかい)します。 ほかにも戦争(せんそう)の後の占領期(せんりょうき)にも続(つづ)いた戦争被害(せんそうひがい)についても、 子どもたちが受(う)けた影響(えいきょう)について紹介(しょうかい)します。 戦争(せんそう)のあと80年になり、戦争(せんそう)を体験(たいけん)した世代(せだい)が少(すく)なくなりました。 その記憶(きおく)を次(つぎ)の世代(せだい)につなぐためにも、戦争(せんそう)が一般(いっぱん)の市民(しみん)にもたらす悲(かな)しみについて、 考えるきっかけとなれば良(よ)いと思います。 特別展(とくべつてん)「戦後(せんご)80年 戦争(せんそう)の記憶(きおく)―戦中(せんちゅう)・戦後(せんご)を生きた横浜(よこはま)の人びと―」は、 9月28日(日よう)まで開催(かいさい)しています。 [写真キャプション] GIベビー」を保護(ほご)した聖母愛児園(せいぼあいじえん)(中区(なかく)山手町(やまてちょう))の子どもたち 昭和(しょうわ)20年代(ねんだい) 横浜都市発展記念館蔵(よこはまとしはってんきねんかんぞう)ファチマの聖母少年(せいぼしょうねん)の町卒園生(そつえんせい)寄贈(きぞう) 横浜都市発展記念館(よこはまとしはってんきねんかん) 入場料(にゅうじょうりょう)がいります 【交通(こうつう)】 みなとみらい線(せん)「日本大通(にほんおおどお)り」駅でおりて、歩いてすぐ。 【お休み】 毎週月よう(祝日(しゅくじつ)、休日(きゅうじつ)のときはつぎの平日(へいじつ))、年末年始 きくところ 横浜都市発展記念館(よこはまとしはってんきねんかん) TEL: 045-663-2424 FAX: 045-663-2453 国際会議(こくさいかいぎ)TICAD9がいよいよ開催(かいさい) アフリカを感じてみよう!  8月20日(水よう)~22日(金よう)、第(だい)9回(かい)アフリカ開発会議(かいはつかいぎ)(TICAD9)が行われます。  7、8月を「アフリカ月間(げっかん)」として、食べもの・学びなどのアフリカに関(かん)するいろいろなイベントを市内(しない)で行っています。 内容(ないよう)や期間(きかん)など、くわしいことはウェブページを見てください。 食べる 期間限定(きかんげんてい)アフリカメニューが登場(とうじょう)! ●よこはま動物園(どうぶつえん)ズーラシア サバンナテラス ●象(ぞう)の鼻(はな)テラス内(ない) 象(ぞう)の鼻(はな)カフェ ●JICA横浜(よこはま)3階(かい) ポートテラス [写真キャプション] ▲南(みなみ)アフリカの家庭料理(かていりょうり)「マフェ」 (よこはま動物園(どうぶつえん)ズーラシア提供(ていきょう)) 知る・学ぶ アフリカの今を知る ●国際協力(こくさいきょうりょく)に関(かん)するパネル展(てん)(JICA横浜(よこはま)1階(かい)) ●アフリカの子どもたちの環境(かんきょう)に関(かん)する絵日記(えにっき)の展示(てんじ)(JICA横浜(よこはま)2階(かい)) 買い物する 横浜南部市場(よこはまなんぶしじょう)で出会(であ)えるアフリカ ●絵(え)や色(いろ)が美しいアフリカプリントの製品(せいひん) ●南(みなみ)アフリカ原産(げんさん)のミネラル豊富(ほうふ)なスパイス ●ナミビア沖(おき)で獲(と)れたまるずわいがにの特売(とくばい) [写真キャプション]アフリカプリントの製品(せいひん) TICAD9が行われているあいだ、みなとみらい地区(ちく)へのお出(で)かけは、公共交通機関(こうきょうこうつうきかん)を利用(りよう)してください。 「アフリカに一番(いちばん)近(ちか)い都市(とし)・横浜(よこはま)」 横浜市(よこはまし)は、アフリカとの協力(きょうりょく)を進(すす)めています。 【子どもたちとアフリカをつなぐ】  子どもたちが、各国(かっこく)の大使館(たいしかん)やアフリカの生徒(せいと)と言葉(ことば)や文化(ぶんか)の違(ちが)いをこえて交流(こうりゅう)する機会(きかい)をつくっています。 [写真キャプション]ケニア大使館(たいしかん)による特別授業(とくべつじゅぎょう)の様子(ようす) 【国際的(こくさいてき)な技術協力(ぎじゅつきょうりょく)】   廃棄物(はいきぶつ)の分野(ぶんや)では、アフリカの国(くに)から研修員(けんしゅういん)を受(う)け入(い)れ、 ごみを集(あつ)める仕組(しく)みやごみ分別(ぶんべつ)のとりくみを伝(つた)えています。 [写真キャプション]アフリカでの研修(けんしゅう)の様子(ようす) きくところ 国際局(こくさいきょく)グローバルネットワーク推進課(すいしんか) TEL: 045-671-2068 FAX: 045-664-7145 6面 スポーツの力を横浜(よこはま)の力に 横浜市(よこはまし)を中心(ちゅうしん)に活躍(かつやく)する7競技(きょうぎ)13のトップスポーツチームと、 スポーツを通(つう)じたまちづくりにとりくんでいます。 スポーツを楽しみながら、地域(ちいき)を元気に、笑顔(えがお)にする活動(かつどう)をしていきます。 トップアスリートが届(とど)ける 特別授業(とくべつじゅぎょう)  選手(せんしゅ)やスタッフが、夢(ゆめ)や目標(もくひょう)に向(む)かってがんばることの大切さや、スポーツの楽しさを伝(つた)え、 子どもたちの未来(みらい)を育(そだ)てます。 [写真キャプション]横浜(よこはま)DeNAベイスターズの学校訪問授業(ほうもんじゅぎょう)○C YDB スポーツがつなぐ 笑顔(えがお)の輪(わ)  福祉施設(ふくししせつ)への訪問(ほうもん)やスポーツ教室で、体を動かすよろこびや楽しさをみんなで感じて、笑顔(えがお)あふれる時間を過(す)ごしています。 [写真キャプション]横浜(よこはま)FCの障害者(しょうがいしゃ)向(む)けスポーツ教室の様子 市民招待(しみんしょうたい) 女子(じょし)ラグビー ワールドカップ2025 パブリックビューイング開催(かいさい) 8、9月にイングランドで行われる「女子(じょし)ラグビーワールドカップ2025」のパブリックビューイングを開催(かいさい)します。 当日(とうじつ)はゲストによる見どころの説明(せつめい)もあり、ラグビー初心者(しょしんしゃ)も楽しめます。 大きな画面(がめん)で世界のトップレベルの戦(たたか)いをいっしょに応援(おうえん)しませんか。  みなさんの熱(あつ)い応援(おうえん)を力に変(か)えて、必(かなら)ずベスト8へ進出(しんしゅつ)します! おそい時間ですが、ぜひ私たちといっしょに戦(たたか)ってください!  応援(おうえん)よろしくおねがいします。 横浜市(よこはまし)出身(しゅっしん) YOKOHAMA TKM所属(しょぞく)山本 実(やまもと みのり) 選手(せんしゅ) 日本代表(にほんだいひょう)VSアイルランド代表(だいひょう) 【日時(にちじ)】8月24日(日よう)20時から(予定(よてい)) 【会場(かいじょう)】市役所(しやくしょ)アトリウム 【もうしこみ期限(きげん)】8月15日(金よう) 日本代表(にほんだいひょう)VSスペイン代表(だいひょう) 【日時(にちじ)】9月7日(日よう)20時から(予定(よてい)) 【会場(かいじょう)】戸塚公会堂 講堂(とつかこうかいどう こうどう) 【もうしこみ期限(きげん)】8月22日(金よう) 【もうしこめる人】横浜市(よこはまし)に住んでいる人・市内(しない)に職場(しょくば)や学校がある人 200名 ※もうしこみが多い場合(ばあい)は抽選(ちゅうせん)となります 大会概要(たいかいがいよう)・もうしこみはこちら 横浜(よこはま)F・マリノス ホームゲームに500組(くみ)1,000名を招待(しょうたい)  スタジアムのまわりには子どもが楽しめるアトラクションもあります。  迫力(はくりょく)ある試合(しあい)を観戦(かんせん)して、楽しい時間を過(す)ごしませんか。 横浜(よこはま)F・マリノスVSアビスパ福岡(ふくおか) 【日時(にちじ)】9月20日(土よう)※キックオフ未定(みてい) 【会場(かいじょう)】日産(にっさん)スタジアム 【もうしこみ期限(きげん)】9月2日(火よう) 【もうしこめる人】横浜市(よこはまし)に住んでいる人 500組(くみ)1,000名 ※もうしこみが多い場合(ばあい)は抽選(ちゅうせん)となります もうしこみはこちら きくところ 横浜(よこはま)F・マリノス トリコロールメンバーズ事務局(じむきょく) TEL: 045-285-0677 メール:info@yokohama.marinos.co.jp きくところ にぎわいスポーツ文化局(ぶんかきょく)スポーツ振興課(しんこうか) TEL: 045-671-4566 FAX: 045-664-0669