明日をひらく都市(とし) YOKOHAMA 6 広報(こうほう)よこはま2025 デジタルで創(つく)る暮(く)らしやすいヨコハマ 市長(しちょう)だより  横浜市(よこはまし)は、2022年9月に「横浜(よこはま)DX戦略(せんりゃく)」を発表(はっぴょう)しました。 市民(しみん)のみなさんに便利(べんり)さを感(かん)じてもらえるよう、デジタル化をすすめてきました。 はじめは、スマートフォンやパソコンでもうしこみできる役所(やくしょ)の手続(てつづ)きは全体(ぜんたい)の半分(はんぶん)くらいでした。 いまは90%の手続(てつづ)きがオンラインでできるようになりました。 これからは、便利(べんり)なオンライン手続(てつづ)きをもっとたくさんの人に使ってもらえるよう、市(し)からの情報(じょうほう)の発信(はっしん)をすすめていきます。  全国(ぜんこく)で初(はじ)めての子育(こそだ)て応援(おうえん)アプリ「パマトコ」も進化(しんか)しています。 新しい機能(きのう)が増えて、「子どもが離乳食(りにゅうしょく)を食(た)べてくれない」 「口周(くちまわ)りの湿疹(しっしん)が心配(しんぱい)」といった悩(なや)みごとを、無料(むりょう)で相談(そうだん)できるようになりました。 妊娠中(にんしんちゅう)の相談(そうだん)もできます。 授乳室(じゅにゅうしつ)やおむつ交換台(こうかんだい)の場所(ばしょ)など外(そと)に出るときに役(やく)に立(た)つ情報(じょうほう)や、 親子(おやこ)で楽(たの)しむことができるイベントも検索(けんさく)できます。  これからは、保護者(ほごしゃ)のみなさんからの声(こえ)が多(おお)かった、家庭(かてい)から学校(がっこう)へ書類(しょるい)をだしたり、 放課後(ほうかご)預(あず)かりを利用(りよう)するかどうかの連絡(れんらく)、小学生の夏休み預(あず)かり中(ちゅう)の昼(ひる)ごはんの注文(ちゅうもん)も、 パマトコでできるようにすすめています。  小学生・中学生の教育(きょういく)では、市全体(しぜんたい)でおよそ260,000人の児童(じどう)・生徒(せいと)の学習(がくしゅう)データをいかして、 ひとりひとりが自分に合った方法(ほうほう)で学ぶことを目指(めざ)します。海外(かいがい)の生徒(せいと)とのオンライン交流(こうりゅう)などを通して、 多様性(たようせい)と国際性(こくさいせい)を育(そだ)てるようすすめていきます。  生成(せいせい)AIをはじめ、新しい技術(ぎじゅつ)はすばらしい進化(しんか)をしています。横浜市(よこはまし)はこれからも、技術(ぎじゅつ)の力(ちから)で、 行政(ぎょうせい)サービスをもっと使いやすく、市民(しみん)のみなさんによりそったものにしていきます。 横浜市長(よこはましちょう) 山中竹春(やまなか たけはる) くわしくは2・3ページへ 2-3面 デジタルで創(つく)る 暮(く)らしやすいヨコハマ 暮(く)らしの手続(てつづ)き、デジタルでもっと便利(べんり)に 役所(やくしょ)に行って手続(てつづ)きをするのが大変(たいへん)、時間(じかん)がない、そう思(おも)ったことはありませんか? 横浜市(よこはまし)では、市民(しみん)のみなさんがスマートフォンひとつで、いつでも・どこでも手続(てつづ)きができるようととのえてきました。 最近(さいきん)は、市役所(しやくしょ)で行(おこな)う手続(てつづ)きのおよそ90%がオンラインで、できるようになりました。 ? [QRキャプション] くわしいことはこちら 横浜市(よこはまし)のオンライン化(か)の状況(じょうきょう) (2023年度(ねんど)件数(けんすう)をもとにしたグラフ) オンライン化(か) 図書予約(としょよやく) 施設予約(しせつよやく) 住民票(じゅうみんひょう)の写(うつ)し等(など) 印鑑登録証明書(いんかんとうろくしょうめいしょ) 粗大(そだい)ごみ受付(うけつけ) 戸籍証明書(こせきしょうめいしょ) そのほか 非(ひ)オンライン化(か) そのほか こんな手続(てつづ)きもオンラインで対応(たいおう) ●市民病院(しみんびょういん)の初診予約(しょしんよやく) ●要介護(ようかいご)の認定申請(にんていしんせい) ●転出届(てんしゅつとどけ) 図書(としょ)の予約(よやく)もうしこみ 図書館(としょかん)の本(ほん)の予約(よやく)のほか、およそ17,000点(てん)の電子書籍(でんししょせき)が利用(りよう)できます。 市民利用施設(しみんりようしせつ)の利用予約(りようよやく)もうしこみ スポーツ・文化施設(ぶんかしせつ)の予約(よやく)も支払(しはら)いもオンラインでできます。 住民票(じゅうみんひょう)の写(うつ)しなどいろいろな証明書(しょうめいしょ)を手に入(い)れる いろいろな証明書(しょうめいしょ)の申請(しんせい)も支払(しはら)いもオンラインでできます。 電子書籍(でんししょせき)貸出冊数(かしだしさっすう) (月平均(つきへいきん)) 2021年度 4,931 2024年度 21,065 コンビニ交付(こうふ)サービス 住民票(じゅうみんひょう)や印鑑証明書(いんかんしょうめいしょ)は、マイナンバーカードを使(つか)ってコンビニで取(と)れます。 窓口(まどぐち)よりも50円(えん)安(やす)く、区役所(くやくしょ)が閉(し)まっていてもつかえます。 子育(こそだ)てにスマホでゆとり時間(じかん)を!  2024年にスタートした横浜市(よこはまし)子育(こそだ)て応援(おうえん)アプリ「パマトコ」は、 区役所(くやくしょ)での手続(てつづ)きがスマートフォンでできるようになりました。 子どもを育(そだ)てるために役(やく)にたつ情報(じょうほう)が届(とど)くため、たくさんの人が使っています。 [画像キャプション] スマートフォンのパマトコ画面 パマトコ利用(りよう)状況(じょうきょう) 【登録(とうろく)している人の数(かず)】 78,250人 (2025年3月31日の時点(じてん)) 2024年度(ねんど)に妊娠(にんしん)・出産(しゅっさん)したおよそ38,000人のうち、95%が登録(とうろく) 出産(しゅっさん)・妊婦健診(にんぷけんしん)費用(ひよう)の助成申請(じょせいしんせい)のおよそ50,000件(けん)のうち 99%がパマトコからもうしこみ 利用(りよう)したひとの声(こえ) Before ●平日(へいじつ)区役所(くやくしょ)に行って、混(こ)んでいる中(なか)で手続(てつづ)きするのは大変(たいへん) ●書類(しょるい)をたくさん郵便(ゆうびん)で送るのは大変(たいへん)! ●どんなイベントや手続(てつづ)きがあるのか調(しら)べないとわからない… After パマトコをつかうと ●区役所(くやくしょ)に行かなくても申請(しんせい)できるのは子どもを育(そだ)てている親にとってありがたいこと ●オンライン申請(しんせい)できるのはとても便利(べんり)! ●「パマトコ」があると、自分で調(しら)べる時間(時間)がかからないので助(たす)かる 今(いま)できることはこちら! ●オンライン申請(しんせい) ●親子(おやこ)で楽(たの)しめるイベントの検索(けんさく) ●妊娠(にんしん)しているひと・子どもの健康相談(けんこうそうだん) ●外(そと)に出(で)る時(とき)に役立(やくだ)つ情報(じょうほう)の検索(けんさく) これからもっと使いやすく! 2025年度(ねんど)のうちに行います ●小学校や放課後(ほうかご)のあずかりの連絡(れんらく) ●夏休み中のあずかりのときの昼食(ちゅうしょく)の注文(ちゅうもん) [QRキャプション] くわしいことはこちら 教育(きょういく)DXで新(あたら)しい学びの形(かたち)を!(DX=デジタル化(か)) 家庭(かてい)と学校の連絡(れんらく)をもっとスマートに  朝、学校に休む連絡(れんらく)をすることや、学校からの紙(かみ)でのお知(し)らせをスマートフォンで見(み)ることができます。 市全体(しぜんたい)の505校でとりいれ、およそ40万人以上(いじょう)の保護者(ほごしゃ)が使っています。  世界(せかい)13言語(げんご)への自動翻訳機能(じどうほんやくきのう)もあります。 家庭(かてい)と学校 お休(やす)みの連絡(れんらく) 紙(かみ)のお知(し)らせのデジタル配信(はいしん) アンケート 健康連絡(けんこうれんらく)ノート 自動翻訳機能(じどうほんやくきのう) ビッグデータがささえる、一人(ひとり)ひとりにあわせた助(たす)け  一人(ひとり)一台(いちだい)のタブレット端末(たんまつ)により、小学生・中学生およそ260,000人分のビッグデータを集(あつ)めて調(しら)べます。 学力(がくりょく)調査(ちょうさ)の結果(けっか)や、心(こころ)と体(からだ)の変化(へんか)にあわせたていねいな学びと学校生活(がっこうせいかつ)を助(たす)けます。 [写真キャプション] タブレット端末(たんまつ)を子どもが使(つか)う様子(ようす)▼ メタバースによる、場所(ばしょ)にとらわれない学びと交流(こうりゅう)! 市(し)のグローバルモデル校(こう)(みなとみらい本町(ほんちょう)小学校、西金沢学園(にしかなざわがくえん)、東(ひがし)高校)では、 インターネット上(じょう)の仮想空間(かそうくうかん)(メタバース)を活用(かつよう)して 海外(かいがい)の学生(がくせい)と交流(こうりゅう)しました。 これからは、市(し)全体(ぜんたい)の学校で、オンラインやバーチャル空間(くうかん)をとりいれた学びをひろげて、 より高(たか)い英語力(えいごりょく)や多様性(たようせい)を育(そだ)てます。  小児(しょうに)がんで、登校(とうこう)や外(そと)に出ることがむずかしい子どもたちの交流(こうりゅう)の場(ば)としてもメタバースを活用(かつよう)しています。 [画像キャプション] ▼メタバース上(じょう)での交流空間(こうりゅうくうかん) ▼西金沢学園(にしかなざわがくえん)でのベトナムとの交流授業(こうりゅうじゅぎょう)の様子(ようす) コラム 生成(せいせい)AIに聞(き)いてみた! 25年後(ねんご)(2050年)の行政(ぎょうせい)サービスってどうなる? 最近(さいきん)のAI(人工知能(じんこうちのう))の進化(しんか)はすばらしく、私たちの暮(く)らしに、 効率(こうりつ)化(か)と新(あたら)しい変化(へんか)をもたらしています。 未来(みらい)の生活(せいかつ)はどうなるのか? 生成(せいせい)AIにききました。 質問(しつもん)  役所(やくしょ)の手続(てつづ)きは、とてもはやくデジタル化(か)が進(すす)んでいます。 25年後(ねんご)の2050年にどんな便利(べんり)な未来(みらい)が待(ま)っているか、予想(よそう)してください。 パーソナルAIコンシェルジュ  住(す)んでるひとみんなにAIがつながり、必要(ひつよう)な助(たす)けや手続(てつづ)きを“連絡(れんらく)”ではなく“提案(ていあん)”してくれます。 例(れい) 学校に入(はい)る前(まえ)の子どもがいたら、保育園(ほいくえん)の空(あ)いている情報(じょうほう)やもうしこみ期限(きげん)の前(まえ)に連絡(れんらく) 例(れい)=例(たと)えた話(はなし)  すべての手続(てつづ)きのAI自動(じどう)化(か) & ノンストップ手続(てつづ)き  引越(ひっこ)しや出産(しゅっさん)など、住(す)んでいるひとの生活状況(せいかつじょうきょう)を学習(がくしゅう)したAIが、 必要(ひつよう)な手続(てつづ)きを自動(じどう)でおこないます。 例(れい) 引越(ひっこ)し終了(しゅうりょう)→ 新(あたら)しい住所(じゅうしょ)への転入(てんにゅう)や児童手当(じどうてあて)などをまとめて手続(てつづ)き ホログラム役所(やくしょ)・バーチャル窓口(まどぐち)  スマートグラスや部屋(へや)の壁面(へきめん)にホログラムで職員(しょくいん)が出(で)てきます。窓口(まどぐち)にいるように相談(そうだん)できるように。 ユニバーサルアクセス対応(たいおう)  おとしよりの人や障害(しょうがい)のある人も、表情(ひょうじょう)・音声(おんせい)・視線(しせん)だけで手続(てつづ)きが終了(しゅうりょう)。 行政(ぎょうせい)サービスに“アクセスすることができない人”がいない社会(しゃかい)へ。 生成(せいせい)AIなどの新しい技術(ぎじゅつ)は、これからもたくさんの活躍(かつやく)が期待(きたい)されています。 横浜市(よこはまし)は、市民(しみん)のみなさんの安心(あんしん)と暮(く)らしやすさを一番(いちばん)に考えて、 技術(ぎじゅつ)の力(ちから)で、行政(ぎょうせい)サービスをもっと便利(べんり)に、もっと使いやすくしていきます。 きくところ デジタル統括本部(とうかつほんぶ)デジタル・デザイン室(しつ) TEL:045-671-3321 FAX:045-550-3610 4面 移動(いどう)しやすさを高(たか)めるまちづくり 出かけたくなるまちへ。 移動(いどう)しやすい環境(かんきょう)と地域交通(ちいきこうつう)をよくしていきます。 横浜市(よこはまし)は、地域(ちいき)の移動(いどう)をもっと便利(べんり)にするためのサポートを始(はじ)めました [QRキャプション] くわしいことはこちら 市(し)からの助(たす)け 地域(ちいき)のみなさんの意見(いけん) おでかけしやすい地域(ちいき)の交通手段(こうつうしゅだん)がほしい! 導入(どうにゅう)検討(けんとう)スタート! サポート内容(ないよう) ●地域(ちいき)に住(す)んでいる人へアンケートを行(おこな)う ●運行(うんこう)シミュレーションと計画(けいかく)を作る ●運行(うんこう)会社(がいしゃ)の募集(ぼしゅう) 実証運行(じっしょううんこう)スタート! サポート内容(ないよう) ●運行(うんこう)にかかるお金(かね)を補助(ほじょ)(3年間(ねんかん)まで) ●運行(うんこう)状況(じょうきょう)をモニタリングする ●利用(りよう)をすすめる・知らせる 本格(ほんかく)運行(うんこう)へ サポート内容(ないよう) ●運行(うんこう)にかかるお金(かね)の一部(いちぶ) 補助(ほじょ) 地域(ちいき)公共(こうきょう)交通(こうつう)のとりくみ地区(ちく)(2025年5月1日現在(げんざい)) [QRキャプション] くわしいことはこちら 10月開始(かいし) 敬老(けいろう)パスで地域(ちいき)公共(こうきょう)交通(こうつう)が利用(りよう)できるようになります  10月1日から、一部(いちぶ)の地域(ちいき)で運行中(うんこうちゅう)のワゴン型(がた)バスなどが、 敬老(けいろう)パスを使って、およそ半分(はんぶん)のお金(かね)で利用(りよう)できます。  75歳以上(さいいじょう)で運転免許(うんてんめんきょ)を返(かえ)した人は、10月から敬老(けいろう)パスが3年間(ねんかん)無料(むりょう)になります。 [QRキャプション] くわしいことはこちら [写真キャプション] ▼Eバス(泉区(いずみく)) ▼こすずめ号(ごう)(戸塚区(とつかく)) ▼四季(しき)めぐり号(ごう)(旭区(あさひく)) きくところ 横浜市(よこはまし)敬老(けいろう)パス問合(といあわ)せダイヤル TEL:0120-206-160 きくところ 地域(ちいき)公共(こうきょう)交通(こうつう)について 都市整備局(としせいびきょく)地域交通推進課(ちいきこうつう すいしんか) TEL:045-671-3800 FAX:045-663-3415 敬老(けいろう)パスについて 健康福祉局(けんこうふくしきょく)高齢健康福祉課(こうれいけんこう ふくしか) TEL:045-671-2406 FAX:045-550-3613 5面 ヨコハマの海を感(かん)じよう! 海洋都市(かいようとし)横浜(よこはま) うみ博(はく)2025 開催(かいさい)  「うみ博(はく)」は体験(たいけん)型(がた)のイベントで、海のよいところを伝えます。展示(てんじ)ブースでは、 「いきものの観察(かんさつ)」や「シミュレーター体験(たいけん)」ができます。 ワークショップでは、ものづくりが体験(たいけん)できます。いつもは見ることができない船(ふね)の見学(けんがく)や、楽しいコンテンツがいっぱいです。 人気(にんき)のフェリー乗船(じょうせん)体験(たいけん)もあります。 【日時(にちじ)】7月12日(土よう)・13日(日よう)10時~17時 【会場(かいじょう)】大(おお)さん橋(ばし)ホール、大(おお)さん橋(ばし)ふ頭(とう)周辺(しゅうへん)、象(ぞう)の鼻(はな)パーク [QRキャプション] くわしいことはこちら きくところ うみ博(はく)運営事務局(うんえいじむきょく) TEL:050-1752-5450 (月よう~金よう10時~17時〈土・日よう・祝日(しゅくじつ)は休み〉 Eメール umi-haku@actindi.net よこはま彩(さい)発見 vol.30 海、港(みなと)、緑(みどり)、歴史(れきし)、地域(ちいき)、人々、さまざまな魅力(みりょく)を持つ都市(とし)横浜(よこはま)。 このまちの彩(いろど)りを「よこはま彩(さい)発見(はっけん)」として届(とど)けていきます。 今月は、横浜開港記念日(よこはまかいこうきねんび)についてのお話。 [QRキャプション] もっとくわしい話(はなし)はこちら 横浜開港記念日(よこはまかいこうきねんび)についてのお話  昔(むかし)、アメリカから、ペリー提督(ていとく)が率(ひき)いる「黒船(くろふね)」が日本にやってきました。 そのあと、日本とアメリカが和親条約(わしんじょうやく)をむすんで、1859年に横浜(よこはま)の港(みなと)を開(ひら)きました。 それから、外国(がいこく)との貿易(ぼうえき)が始(はじ)まりました。もともとは別(べつ)のところに港(みなと)を作る予定(よてい)でしたが、 横浜(よこはま)のほうが海が深(ふか)くて、船(ふね)がくるのに良(よ)い場所(ばしょ)だったので、横浜(よこはま)が選(えら)ばれました。  次(つぎ)の年(とし)の1860年には、開港(かいこう)1周年(しゅうねん)を祝(いわ)って、横浜洲干弁天社(よこはましゅうかんべんてんしゃ)の祭(まつ)りが、 盛大(せいだい)に開(ひら)かれました(そのころ、この弁天(べんてん)社(しゃ)は、現在(げんざい)の中区(なかく)弁天通(べんてんどお)りのちかくにありました。) そのあとも、毎年(まいとし)、お祭(まつり)が行われるようになりました。これが、開港記念日(かいこうきねんび)のはじまりです。  今も、横浜(よこはま)では、開港記念日(かいこうきねんび)にいろいろなイベントをおこなっています。 「横浜開港祭(よこはまかいこうさい)」は市民(しみん)のお祭(まつ)りで、1981年に始(はじ)まりました。 毎年(まいとし)、港(みなと)に「ありがとう」の気持(きも)ちをこめて、6月2日は市民(しみん)のみなさんが、 横浜(よこはま)の開港記念日(かいこうきねんび)をお祝(いわ)いしています。  港(みなと)を開(ひら)いて50年たった1909年には、横浜(よこはま)の市全体(しぜんたい)で、大きなお祝(いわ)いの式典(しきてん)を行いました。 この式典(しきてん)では、横浜(よこはま)の市(し)の歌(うた)が、はじめて発表(はっぴょう)されました。 「ハママーク」という名前(なまえ)で親(した)しまれている、横浜市(よこはまし)の徽章(きしょう)(シンボルマーク)も決(き)められました。 横浜市(よこはまし)開港記念会館(かいこうきねんかいかん)は、キングの塔(とう)(県庁(けんちょう)本庁舎(ほんちょうしゃ))、 クイーンの塔(とう)(横浜税関(よこはまぜいかん))とともにジャックの塔(とう)と呼(よ)ばれ、この3つの塔(とう)を横浜(よこはま)三塔(さんとう)といいます。 この三塔(さんとう)から構成(こうせい)される横浜市(よこはまし)開港記念会館(かいこうきねんかいかん)は、開港(かいこう)50周年(しゅうねん)を祝(いわ)って、 市民(しみん)のみなさんの寄付金(きふきん)で建(た)てられました。1917年に開館(かいかん)しました。 横浜(よこはま)の代表的(だいひょうてき)な建物(たてもの)で1989年には国(くに)の重要文化財(じゅうようぶんかざい)に指定(してい)されています。  横浜(よこはま)は、西洋(せいよう)の文化(ぶんか)の入(い)り口(ぐち)と言われています。ガス灯(とう)、鉄道(てつどう)、 郵便制度(ゆうびんせいど)のほか、アイスクリーム、パン、ビール工場(こうじょう)など、横浜(よこはま)から始(はじ)まったものがたくさんあります。 開港記念日(かいこうきねんび)をきっかけに、165年間(ねんかん)の港(みなと)の歴史(れきし)と昔(むかし)の人たちの努力(どりょく)を思(おも)いながら、 これからの横浜(よこはま)の発展(はってん)を願(ねが)って、横浜(よこはま)の歴史(れきし)や文化(ぶんか)を知(し)ってみませんか。 [写真キャプション] ▲横浜市(よこはまし)開港記念会館(かいこうきねんかいかん) きくところ 政策経営局(せいさくけいえいきょく)広報(こうほう)・プロモーション戦略課(せんりゃくか) TEL:045-671-2332 FAX:045-661-2351 風(かぜ)や水の災害(さいがい)が増えていますので、注意(ちゅうい)してください? 安全(あんぜん)を守(まも)る行動(こうどう)を確認(かくにん)しましょう  最近(さいきん)は、急(きゅう)にたくさんの強(つよ)い雨が降(ふ)り、川や水路(すいろ)から水があふれることが増(ふ)えています。 これは、気候変動(きこうへんどう)の影響(えいきょう)で、全国(ぜんこく)のいろいろな場所(ばしょ)で、たくさんの被害(ひがい)が起(お)きています。 災害(さいがい)への準備(じゅんび)をし、自分(じぶん)や家族(かぞく)を守(まも)る行動(こうどう)を確認(かくにん)しましょう。 浸水(しんすい)ハザードマップを確認(かくにん)しましょう  家(いえ)や働(はたら)く場所(ばしょ)のまわりの川の氾(はん)らん(あふれること)などの危険性(きけんせい)を確認(かくにん)しましょう。 浸水(しんすい)ハザードマップでは、水があふれる災害(さいがい)である洪水(こうずい)・ 内水(ないすい)・高潮(たかしお)の危険性(きけんせい)を確認(かくにん)することができます。 浸水(しんすい)ハザードマップ= 水につかる危険(きけん)がある場所 [QRキャプション] くわしいことはこちら 避難行動(ひなんこうどう)計画(けいかく)を作りましょう  避難(ひなん)(逃(に)げること)方法(ほうほう)、逃(に)げる時に持(も)ち出(だ)すものを確認(かくにん)しておき、 自分の逃(に)げる行動計画(こうどうけいかく)(マイ・タイムライン)を作(つく)ってください。 川の様子(ようす)は絶対(ぜったい)見(み)に行かないで! 大雨(おおあめ)による川の水が増えることの様子(ようす)はウェブで確認(かくにん)! [QRキャプション] くわしいことはこちら 大雨(おおあめ)の時(とき)を考(かんが)えた川づくり  横浜市(よこはまし)では、最近(さいきん)の急(きゅう)な激(はげ)しい雨などの準備(じゅんび)をした川づくりをすすめています。 日(ひ)ごろから航空写真(こうくうしゃしん)やAI技術(ぎじゅつ)を使って、川にたまった土(つち)や砂(すな)を見つけたり、 取(と)り除(のぞ)いたりすることで、川が安全(あんぜん)な状態(じょうたい)であるように管理(かんり)をしています。 [写真キャプション] ▲川にたまった土(つち)や砂(すな)を取(と)り除(のぞ)いている様子(ようす) きくところ 浸水(しんすい)ハザードマップ、マイ・タイムラインについて 総務局(そうむきょく)地域防災課(ちいきぼうさいか) TEL:045-671-3456 FAX:045-641-1677 横浜市(よこはまし)水防災情報(みずぼうさいじょうほう)、河川(かせん)づくりについて 下水道河川局(かせんきょく)河川流域(かせんりゅういき)管理課(かんりか) TEL:045-671-2857 FAX;045-664-5873 6面 YOKOHAMA GO GREEN 環境(かんきょう)にやさしい行動(こうどう)をはじめよう! 横浜(よこはま)の魅力的(みりょくてき)なSTYLEを発信(はっしん)! 地球(ちきゅう)1個分(こぶん)で暮(く)らそう STYLE100 CITY OF YOKOHAMA  横浜市(よこはまし)では、たくさんの人が、地球(ちきゅう)にやさしい未来(みらい)をめざして、行動(こうどう)しています。 「地球(ちきゅう)一個分(いっこぶん)で暮(く)らそう STYLE100」というプロジェクトでは、そんな活動(かつどう)を紹介(しょうかい)して、 新しい暮(く)らしをいっしょに考(かんが)えます。  STYLEを知って、自分(じぶん)のまわりでやってみたり、参加(さんか)したり、誰(だれ)かに話(はな)したり。そんな輪(わ)を広(ひろ)げていきませんか? 地球(ちきゅう)1個分(こぶん)の暮(く)らしとは?  地球(ちきゅう)1個分(こぶん)の資源(しげん)では足(た)りないと言われる、私たちの暮(く)らし。 これからもかけがえのない地球(ちきゅう)1個分(こぶん)で、幸(しあわ)せに過(す)ごせる暮(く)らしかたをめざします。 動物(どうぶつ)たちからの循環(じゅんかん)を学ぼう 地球(ちきゅう)1個分(こぶん)で暮(く)らそうSTYLE100 #014 ゾウが竹(たけ)を食べて里山(さとやま)を再生(さいせい)!?  金沢動物園(かなざわどうぶつえん)では、周(まわ)りに広(ひろ)がるとてもひろい緑地(りょくち)をいかして、 森を荒(あ)れさせてしまう竹林(ちくりん)の竹(たけ)を切(き)ります。その竹(たけ)をゾウのおやつに。 そしてゾウのうんちは園内(えんない)で肥料(ひりょう)にします。動物園(どうぶつえん)の花壇(かだん)へつかうなど、 資源(しげん)やいのちを循環(じゅんかん)させるとりくみをしています。  また、子どもたちと外来種(がいらいしゅ)のザリガニを捕(つか)まえて、一緒(いっしょ)にいのちのことを学ぶとりくみもやっています。 そのほかにも、地球(ちきゅう)にやさしい新(あたら)しいSTYLEを続々(ぞくぞく)と発信(はっしん)しています。 瀬谷区(せやく)で! 花から地域に循環を生み出そう! 地球1個分で暮らそうSTYLE100 #005 GREEN×EXPO 2027が行なわれる場所(ばしょ)を花で盛(も)り上(あ)げる高校生(こうこうせい)の計画(けいかく)。 みなとみらいで! クラフトビールでフードループを生み出そう 地球1個分で暮らそうSTYLE100 #008 日本有数(にほんゆうすう)の醸造所(じょうぞうしょ)エリアで、捨(す)てられるモルト粕(かす)を循環利用(じゅんかんりよう)。 青葉区(あおばく)で! 未来に“里山”をつなごう 地球1個分で暮らそうSTYLE100 #010 寺家(じけ)ふるさと村(むら)の保全(ほぜん)プロジェクトの「その先(さき)」へ。 みなとみらいで! ペットボトルを循環させよう 地球1個分で暮らそうSTYLE100 #011 正(ただ)しい分別(ぶんべつ)で、ペットボトルをペットボトルへリサイクル。 中華街(ちゅうかがい)で! ダーパオでお持ち帰りしよう 地球1個分で暮らそうSTYLE100 #015 食(た)べ残(のこ)しを持って帰(かえ)る文化(ぶんか)「ダーパオ」でフードロスを少(すく)なくします。 金沢区(かなざわく)で! 地域に自然のあそび場をつくろう 地球1個分で暮らそうSTYLE100 #016 小学校にある天然(てんねん)の自然(しぜん)のあそび場(ば)で、学びながら森をまもります。 InstagramでみんなのSTYLEを次(つぎ)から次(つぎ)へ公開中(こうかいちゅう)! [QRキャプション] くわしいことはこちら きくところ 脱炭素(だつたんそ)・GREEN×EXPO推進局(すいしんきょく) GREEN×EXPO推進課(すいしんか) TEL:045-671-4627 FAX:045-212-1223