明日をひらく都市(とし) YOKOHAMA 3 広報(こうほう)よこはま2024 緑(みどり)でいっぱい 横浜(よこはま)のくらし 春はすぐそこ、横浜市(よこはまし)のとりくみや 緑(みどり)を感じるスポットを紹介(しょうかい)します。 市長(しちょう)だより  横浜(よこはま)は、大都市(だいとし)なのに、花と緑(みどり)が多い街並(まちな)み、いろいろの生(い)き物(もの)がくらすゆたかな森(もり)、そして水田(すいでん)や畑(はたけ)が広がる美しい里山(さとやま)など、身近(みぢか)な場所(ばしょ)にたくさんの自然(しぜん)があります。  横浜市(よこはまし)が「横浜(よこはま)みどりアップ計画(けいかく)」をすすめてきたことで2009年からの14年間(ねんかん)で、横浜(よこはま)スタジアムのおよそ300個分(こぶん)にあたる1,050ヘクタールもの森(もり)や林(はやし)、市内(しない)の水田(すいでん)の面積(めんせき)のおよそ90%を手入(てい)れしてまもることができました。27か所(しょ)だった「市民(しみん)の森(もり)」を新しく16か所(しょ)ふやして、43か所(しょ)にしました。このように市民(しみん)のみなさんといっしょに、ゆたかな緑(みどり)をまもり育(そだ)ててきました。  こうした市民(しみん)の森(もり)や、身近(みぢか)な公園(こうえん)の花と緑(みどり)をまもっているのは、公園愛護会(こうえんあいごかい)、水辺愛護会(みずべあいごかい)、ハマロード・サポーター、森(もり)づくりボランティアのみなさんです。たくさんの人たちがそれぞれの地域(ちいき)で活動(かつどう)をして緑(みどり)をまもっています。それが横浜(よこはま)の環境(かんきょう)をまもり、地域(ちいき)の絆(きずな)を強くすることにもつながっています。  いよいよ3年後(ねんご)に横浜(よこはま)・上瀬谷(かみせや)で「GREEN×EXPO 2027」が開かれます。このような環境(かんきょう)をまもる活動(かつどう)をしている人たちをはじめとして、市民(しみん)のみなさんといっしょにつくっていく、新しいかたちの国際博覧会(こくさいはくらんかい)です。「この博覧会(はくらんかい)で環境(かんきょう)をまもる“横浜市民(よこはましみん)の力”を世界に発信(はっしん)していきたい!」と考えています。「GREEN×EXPO 2027」で勢(いきお)いをつけながら、市民(しみん)のみなさんといっしょに横浜(よこはま)の美しい緑(みどり)を将来(しょうらい)に引(ひ)きついでいけるよう、これからも努力(どりょく)していきます。 横浜市長(よこはましちょう) 山中竹春(やまなか たけはる) 横浜(よこはま)の身近(みぢか)な緑(みどり)  横浜(よこはま)の緑(みどり)が多い美しい街並(まちな)み・公園(こうえん)・自然(しぜん)ゆたかな里山(さとやま)などは、市民(しみん)のみなさんに親(した)しまれ、地域(ちいき)のボランティアなどたくさんの人にささえられています。100年後(ねんご)も、横浜(よこはま)が緑(みどり)でいっぱいの街(まち)であるために、今ある緑(みどり)を大切に育(そだ)てて、未来(みらい)に引(ひ)きついでいきます。 子育(こそだ)て世帯(せたい)アンケート調査(ちょうさ)(2022年度(ねんど)) Q.住んでいる地域(ちいき)の魅力(みりょく)だと思うものを教えてください 【10項目(こうもく)から】 1位(い) 62.6% 身近(みぢか)に公園(こうえん)や緑(みどり)、農地(のうち)があり、自然(しぜん)にふれる場所(ばしょ)がある Q.住んでいるところのまわりの環境(かんきょう)にとって、どんなことが重要(じゅうよう)だと考えますか 【8項目(こうもく)から】 2位(い) 75.7% 身近(みぢか)に公園(こうえん)や緑(みどり)があり、自然(しぜん)にふれる場所(ばしょ)がある 市民(しみん)の森(もり) みどり税(ぜい)の使(つか)いみち 市民(しみん)の森(もり)の整備(せいび)や維持管理(いじかんり)  1971年からスタートした横浜市(よこはまし)だけの緑地(りょくち)を手入(てい)れしてまもる制度(せいど)です。土地(とち)の持ち主(ぬし)に協力(きょうりょく)してもらい、市民(しみん)のみなさんが散歩(さんぽ)したり生(い)き物(もの)を観察(かんさつ)して楽しめるようにしています。「横浜(よこはま)みどりアップ計画(けいかく)」を始めてから新しく16か所(しょ)ふえて、現在(げんざい)は43か所(しょ)になりました。 市民(しみん)の森(もり)・ふれあいの樹林(じゅりん)ガイドマップはウェブページを見てください。 マップは市役所(しやくしょ)3階(かい)市民情報(しみんじょうほう)センターでももらえます。 「広報(こうほう)よこはまPlus」では、横浜自然観察(よこはましぜんかんさつ)の森(もり)について紹介(しょうかい)しています。  明るく木(こ)もれ日(び)が入る森(もり)や林(はやし)にするためには、手入(てい)れが必要(ひつよう)です。時間をかけて、よい森(もり)を育(そだ)てています。 市民(しみん)の森(もり)をささえる森(もり)づくりボランティア  市民(しみん)の森(もり)や公園(こうえん)など木々(きぎ)があるところでは、およそ80ある愛護会(あいごかい)、森(もり)づくり活動団体(かつどうだんたい)、ボランティアのみなさんが草刈(くさか)り・間伐活動(かんばつかつどう)をして、さまざまな生(い)き物(もの)のすみかになる良好(りょうこう)な森(もり)の環境(かんきょう)をまもっています。 みどり税(ぜい)の使(つか)いみち 団体活動(だんたいかつどう)のための技術支援(ぎじゅつしえん)や研修(けんしゅう)など <市民の森一覧> ・2009年~2022年(みどりアップ計画(けいかく)をすすめた期間(きかん))に開園(かいえん)した市民(しみん)の森(もり) 旭区(あさひく) :今宿(いまじゅく)市民(しみん)の森(もり)、柏町(かしわちょう)市民(しみん)の森(もり)、上川井(かみかわい)市民(しみん)の森(もり)、市沢(いちざわ)市民(しみん)の森(もり) 泉区(いずみく):中田(なかた)宮(みや)の台(だい)市民(しみん)の森(もり)、新橋(しんばし)市民(しみん)の森(もり)、古橋(ふるはし)市民(しみん)の森(もり) 栄区(さかえく):鍛冶ケ谷(かじがや)市民(しみん)の森(もり) 金沢区(かなざわく):金沢(かなざわ)市民(しみん)の森(もり)、朝比奈北(あさひなきた)市民(しみん)の森(もり) 都筑区(つづきく):川和(かわわ)市民(しみん)の森(もり)、池辺(いこのべ)市民(しみん)の森(もり) 戸塚区(とつかく):深谷(ふかや)市民(しみん)の森(もり)、名瀬(なせ)・上矢部(かみやべ)市民(しみん)の森(もり) 保土ケ谷区(ほどがやく):今井(いまい)・境木(さかいぎ)市民(しみん)の森(もり) 緑区(みどりく):長津田宿(ながつたしゅく)市民(しみん)の森(もり) ・2008年までに開園(かいえん)した市民(しみん)の森(もり) 青葉区(あおばく):寺家(じけ)ふるさとの森(もり) 旭区(あさひく):矢指(やさし)市民(しみん)の森(もり)、追分(おいわけ)市民(しみん)の森(もり)、南本宿(みなみほんじゅく)市民(しみん)の森(もり) 磯子区(いそごく):峯(みね)市民(しみん)の森(もり)、氷取沢(ひとりざわ)市民(しみん)の森(もり) 神奈川区(かながわく):豊顕寺(ぶげんじ)市民(しみん)の森(もり) 金沢区(かなざわく):釜利谷(かまりや)市民(しみん)の森(もり)、称名寺(しょうみょうじ)市民(しみん)の森(もり)、関ケ谷(せきがや)市民(しみん)の森(もり) 港南区(こうなんく):下永谷(しもながや)市民(しみん)の森(もり) 港北区(こうほくく):小机城址(こづくえじょうし)市民(しみん)の森(もり)、熊野神社(くまのじんじゃ)市民(しみん)の森(もり)、綱島(つなしま)市民(しみん)の森(もり) 栄区(さかえく):飯島(いいじま)市民(しみん)の森(もり)、上郷(かみごう)市民(しみん)の森(もり)、瀬上(せがみ)市民(しみん)の森(もり)、荒井沢(あらいさわ)市民(しみん)の森(もり)、 瀬谷区(せやく):瀬谷(せや)市民(しみん)の森(もり) 鶴見区(つるみく):獅子ケ谷(ししがや)市民(しみん)の森(もり)、駒岡中郷(こまおかなかごう)市民(しみん)の森(もり) 戸塚区(とつかく):まさかりが淵(ふち)市民(しみん)の森(もり)、ウイトリッヒの森(もり)、舞岡(まいおか)ふるさとの森(もり) 緑区(みどりく):三保(みほ)市民(しみん)の森(もり)、新治(にいはる)市民(しみん)の森(もり)、鴨居原(かもいはら)市民(しみん)の森(もり) 公園(こうえん) 身近(みぢか)な公園(こうえん)の数(かず)は横浜(よこはま)が全国(ぜんこく)1位(い)!  地域(ちいき)のみなさんが行く身近(みぢか)な公園(こうえん)は市内(しない)に2,580か所(しょ)あり、全国(ぜんこく)で1位(い)です。地域(ちいき)ボランティアの公園愛護会(こうえんあいごかい)のみなさんによるおそうじ、花や草木(くさき)の手入(てい)れなどで、美しい環境(かんきょう)がたもたれています。 公園愛護会(こうえんあいごかい)  全国(ぜんこく)で最初に1961年にスタートし、現在(げんざい)は2,523団体(だんたい)になりました(2023年3月末(まつ))。  花と緑(みどり)がいっぱいのきれいな公園(こうえん)をつくる活動(かつどう)をしています。 町の中の緑(みどり)  町の中では美しい街路樹(がいろじゅ)を、山下公園(やましたこうえん)など海のそばでは、海とマッチした美しい緑(みどり)や花を楽しめます。 みどり税(ぜい)の使いみち 街路樹(がいろじゅ)による美しい景観(けいかん)づくり 都心部(としんぶ)などの緑(みどり)や花 緑(みどり)はなぜ大切?  緑(みどり)には、生物(せいぶつ)が生きていく環境(かんきょう)をつくること、地球温暖化(ちきゅうおんだんか)やヒートアイランド現象(げんしょう)をおだやかにすること、浸水被害(しんすいひがい)をかるくする防災(ぼうさい)・減災(げんさい)など、さまざまな働(はたら)きがあります。  横浜市(よこはまし)では、2009年度(ねんど)から「横浜(よこはま)みどり税(ぜい)」を財源(ざいげん)の一部(いちぶ)にして、市民(しみん)・企業(きぎょう)のみなさんに協力(きょうりょく)してもらいながら、緑(みどり)をまもり・つくり・育(そだ)てる「横浜(よこはま)みどりアップ計画(けいかく)」を進(すす)めています。4月からは、新しく「横浜(よこはま)みどりアップ計画(けいかく)[2024-2028]」がスタートします。 くわしいことはウェブページを見てください。 三大都市(さんだいとし)と横浜市(よこはまし)の樹木(じゅもく)エリアの割合(わりあい) ・大阪市(おおさかし):4% ・東京都(とうきょうと)(23区(く)):7% ・名古屋市(なごやし):8% ・横浜市(よこはまし):18% 緑(みどり)をまもるとりくみにより、ほかの大都市(だいとし)とくらべて、横浜(よこはま)には多くの樹木(じゅもく)があります。 出典:Googleの温室効果(おんしつこうか)ガス排出量推計(はいしゅつりょうすいけい)ツール 「Environmental Insights Explorer(EIE)」 (https://insights.sustainability.google/) 横浜(よこはま)みどり税(ぜい)  市民(しみん)のみなさんに年間(ねんかん)900円を出してもらい、市内(しない)の木がある土地(とち)を買いとり、管理(かんり)し、緑(みどり)をつくり出すために使っています。 ※法人(ほうじん)の場合(ばあい)は、年間均等割額(ねんかんきんとうわりがく)の9%にあたる金額(きんがく)を出してもらっています。 横浜(よこはま)みどり税(ぜい)の使いみち ・森(もり)を育(そだ)てる:550円(61.1%) ・町のなかの緑(みどり)や花を育(そだ)てる:290円(32.2%) ・農(のう)に親(したしむ:60円(6.7%) 【きくところ】横浜(よこはま)みどりアップ計画(けいかく)の各事業(かくじぎょう)について 環境創造局(かんきょうそうぞうきょく)みどりアップ推進課(すいしんか) TEL:045-671-2712 FAX:045-224-6627  横浜(よこはま)みどり税(ぜい)について 区役所(くやくしょ)税務課(ぜいむか)または財政局(ざいむきょく)税務課(ぜいむか) TEL:045-671-2253 FAX:045-641-2775  公園愛護会(こうえんあいごかい)について 環境創造局(かんきょうそうぞうきょく)公園緑地維持課(こうえんりょくちいじか) TEL:045-671-2650 FAX:045-664-2588 特例臨時接種(とくれいりんじせっしゅ)による新型(しんがた)コロナワクチンの無料接種(むりょうせっしゅ)は3月31日(日よう)で終わります 市予約(しよやく)システムの予約受付(よやくうけつけ)は3月29日(金よう)18:00まで(ウェブ予約(よやく)/LINE予約(よやく)) ワクチン接種(せっしゅ)は、効果(こうか)と副反応(ふくはんのう)を理解(りかい)して、うけるかどうかを決めてください。 若(わか)い人も接種(せっしゅ)できます ワクチンの効果(こうか)と副反応(ふくはんのう)についてはウェブページを見てください。 2024年度(ねんど) ワクチン接種(せっしゅ)について  重症(じゅうしょう)にならないようにする目的(もくてき)で、接種(せっしゅ)(定期予防接種(ていきよぼうせっしゅ))を秋から冬の時期(じき)に行う予定(よてい)です。くわしいことが決(き)まったら、市(し)ウェブページなどでお知らせします。 くわしいことはウェブページを見てください。 ■定期予防接種(ていきよぼうせっしゅ)について(予定(よてい)) 【対象(たいしょう)になる人】65歳(さい)以上、60~64歳(さい)で一定(いってい)の障害(しょうがい)がある人 【費用(ひよう)】有料(ゆうりょう)(一部(いちぶ)または全額(ぜんがく)を助成(じょせい)します) ※対象(たいしょう)ではない人も、接種(せっしゅ)をうけたい人はうけることができます(全額(ぜんがく)を自分でしはらうことになります) 予約(よやく) ワクチン接種(せっしゅ)予約(よやく)センター 3月29日(金よう)まで TEL:0120-045-112 FAX:045-550-4226 9:00~17:00 月~土よう〈祝(しゅく)・休日(きゅうじつ)はお休み〉 【きくところ】ワクチン接種(接種)コールセンター 3月30日(土よう)まで TEL:0120-045-070 FAX:050-3588-7191 9:00~17:00 月~土よう〈祝(しゅく)・休日(きゅうじつ)はお休み〉 よこはま彩(さい)発見 vol.15 海、港(みなと)、緑(みどり)、歴史(れきし)、地域(ちいき)、人々など、さまざまな魅力(みりょく)を持つ横浜(よこはま)。このまちの彩(いろど)りを「よこはま彩発見(さいはっけん)」として届(とど)けていきます。 今月は作家(さっか)の山崎洋子(やまざき ようこ)さんが横浜中華街(よこはまちゅうかがい)(中区(なかく))について書いてくれました。 中華街(ちゅうかがい)・華(はな)やぎの秘密(ひみつ) 作家(さっか) 山崎 洋子(やまざき ようこ)  遠くからたずねてきた友だちに「あなたが一番(いちばん)自慢(じまん)したい『横浜(よこはま)』に案内(あんない)して」と言われて、すぐに中華街(ちゅうかがい)に決(き)めました。横浜(よこはま)をよく知っているみたいな顔(かお)をして、そんなあたり前の観光地(かんこうち)へ行くの? と言われそうですが、いやいや、私が案内(あんない)したいのは、おいしい料理(りょうり)とアジアン雑貨(ざっか)だけではありません。この町のなりたちを知り、より味(あじ)わいが深(ふか)いひと時を楽しんでほしいのです。  幕末(ばくまつ)(=江戸時代(えどじだい)の終わり)、日本は長い鎖国(さこく)(=外国とまったく付(つ)き合わないこと)をやめて開国(かいこく)しました。そぼくな横浜村(よこはまむら)がその玄関口(げんかんぐち)にえらばれて、外国の人、物、文化(ぶんか)がなだれのように上陸(じょうりく)して、ものすごい速(はや)さで国際都市(こくさいとし)に変わっていきました。とはいえコミュニケーションの問題(もんだい)がありました。言葉(ことば)の壁(かべ)は大きかったのです。  そこで大活躍(だいかつやく)したのが、初(はじ)めは欧米人(おうべいじん)(=アメリカやヨーロッパの人たち)の使用人(しようにん)として日本に来た中国人たちでした。日本とは「漢字(かんじ)」という共通(きょうつう)の言語(げんご)があります。それに中国人には「華僑(かきょう)」という生(い)きかたがあります。生(う)まれは中国だが、外国へわたり、その国で生きる人たちのことを華僑(かきょう)といいます。彼(かれ)らは東洋(とうよう)と西洋(せいよう)の両方(りょうほう)をよく知っています。活躍(かつやく)する場面(ばめん)は通訳(つうやく)だけではありませんでした。海外貿易(かいがいぼうえき)のルールから西洋(せいよう)の新しい産業技術(さんぎょうぎじゅつ)まで、日本人に教えてくれたのです。欧米(おうべい)の国々、日本、どちらにもなくてはならない存在(そんざい)になり、その人数(にんずう)もふえていきました。  華僑(かきょう)は根(ね)を下(お)ろした国に自分たちが住む町を作ります。それがチャイナタウンです。私たちの横浜中華街(よこはまちゅうかがい)は、世界でもっとも華(はな)やかなチャイナタウンとして知られています。でも歴史(れきし)をふり返れば、決(けっ)して平和(へいわ)でおだやかなあゆみではありませんでした。日清戦争(にっしんせんそう)(1894~1895)、日中戦争(にっちゅうせんそう)(1937~1945)のときには、敵国(てきこく)の真(ま)っただ中で生きるしかありませんでした。それでもこの街(まち)の灯(ひ)は消(き)えませんでした。それどころかさらに輝(かがや)きをましています。なにがあっても、私たちはこの街(まち)を愛しているのです。  じつは意外(いがい)と知られていない歴史(れきし)の一場面(いちばめん)があります。1872年、日本と中国の間どころか国際社会(こくさいしゃかい)に大きな影響(えいきょう)をあたえる大事件(だいじけん)が横浜(よこはま)で起こりました。驚(おどろ)かずにはいられないその話は、右上の二次元(にじげん)コードからどうぞ。 ウェブ版(ばん)では、抽選(ちゅうせん)で読者(どくしゃ)プレゼントがあります もっとくわしい話(はなし)はウェブページを見てください。 山崎 洋子(やまざき ようこ) 1947年、京都府(きょうとふ)で生まれ、いまは横浜市(よこはまし)に住む。第(だい)32回(かい)江戸川乱歩賞受賞(えどがわらんぽしょう じゅしょう)。『横浜開港絵巻(よこはまかいこうえまき) 赤い崖(がけ)の女』『横濱(よこはま)唐人(とうじん)お吉(きち)異聞(いぶん)』『天使(てんし)はブルースを歌う』など横浜(よこはま)を舞台(ぶたい)にした作品(さくひん)が多い。 【きくところ】政策局(せいさくきょく)広報課(こうほうか) TEL:045-671-2331 FAX:045-661-2351 花と緑(みどり)でいっぱいの春の横浜(よこはま)へ ガーデンネックレス横浜(よこはま)2024 3月23日(土よう)~6月9日(日よう) くわしいことはウェブページを見てください。  港(みなと)の景色(けしき)とともに桜(さくら)・チューリップ・バラを楽しめる山下公園(やましたこうえん)・港(みなと)の見える丘公園(おかこうえん)や、横浜産(よこはまさん)の花で色とりどりの大花壇(だいかだん)がある里山(さとやま)ガーデンなど、市内(しない)の見どころにぜひ出かけてください。 3月の見どころを紹介(しょうかい)! ・桜(さくら)が楽しめるスポット  みなとみらいなどの横浜(よこはま)の風景(ふうけい)とともに美しい桜(さくら)が楽しめます。  【会場(かいじょう)】みなとみらい21地区(ちく)さくら通(どお)り、汽車道(きしゃみち)、大岡川(おおおかがわ)、カップヌードルミュージアムパーク、山下公園(やましたこうえん)、港(みなと)の見える丘公園(おかこうえん)、元町公園(もとまちこうえん)など  【期間(きかん)】3月の終わり~4月の終わりごろ ・里山(さとやま)ガーデンフェスタ  100品種(ひんしゅ)以上の色とりどりの花が春の大花壇(だいかだん)をかざります。よこはま動物園(どうぶつえん)ズーラシアなどその近くの施設(しせつ)の割引(わりびき)サービスが利用(りよう)できるスタンプラリーも行う予定(よてい)です。  【会場(かいじょう)】よこはま動物園(どうぶつえん)ズーラシアのとなり(旭区(あさひく)上白根町(かみしらねちょう)1425-4)  【期間(きかん)】3月23日(土よう)~5月6日(月よう・休日(きゅうじつ)) 里山(さとやま)ガーデンフェスタについてはウェブページを見てください。 【きくところ】ハローダイヤル TEL:050-5548-8686(毎日9:00~20:00 6月10日まで) FAX:045-224-6627  日本で初めて作品を展示(てんじ)するアーティスト多数(たすう) 第(だい)8回(かい)横浜(よこはま)トリエンナーレ 開幕(かいまく)!  2001年から横浜(よこはま)を舞台(ぶたい)に、3年に一度(いちど)開かれる現代(げんだい)アートの国際展(こくさいてん)がいよいよ開幕(かいまく)です。これまで世界のアーティストをたくさん紹介(しょうかい)してきました。今年は駅や商業施設(しょうぎょうしせつ)にもアートが出現(しゅつげん)し、より気軽(きがる)にアートを楽しむことができます。  日本で初めて紹介(しょうかい)されるアーティストの作品(さくひん)など、ここでしか見られない最先端(さいせんたん)のアートにふれて、心が動く瞬間(しゅんかん)を感じてみませんか。 【期間(きかん)】3月15日(金よう)~6月9日(日よう) 【時間】10:00~18:00(6月6日~9日は20:00まで) 【お休み】木よう(4月4日、5月2日、6月6日はオープン) 【テーマ】『野草(やそう):いま、ここで生きてる』 【会場(かいじょう)】横浜美術館(よこはまびじゅつかん)、旧第一銀行横浜支店(きゅうだいいちぎんこう よこはましてん)、BankART KAIKO(バンカート カイコ)、クイーンズスクエア横浜(よこはま)、元町(もとまち)・中華街(ちゅうかがい)駅連絡通路(れんらくつうろ) オンラインチケットが便利(べんり)です! 市民(しみん)のみなさんは特別価格(とくべつかかく)で買えます。 もっとお得(とく)な前売割(まえうりわり)は3月14日(木よう)まで くわしいことはウェブページを見てください。 【きくところ】ハローダイヤル TEL:050-5541-8600(毎日9:00~20:00 6月9日まで) FAX:045-681-7606 令和6年(2024年)能登半島地震(のとはんとうじしん)の被害(ひがい)があった地域(ちいき)を支援(しえん)しています  横浜市(よこはまし)では、地震(じしん)のすぐ後(あと)から、「横浜市被災地支援(よこはまし ひさいちしえん)チーム」を立ち上げて、支援(しえん)を開始(かいし)しました。 おもな支援(しえん)について ・航空消防隊(こうくうしょうぼうたい)や陸上部隊(りくじょうぶたい)をはけん ・上下水道施設(じょうげすいどうしせつ)の応急(おうきゅう)・復旧(ふっきゅう)を支援(しえん) ・応急危険度判定士(おうきゅうきけんどはんていし)や保健師(ほけんし)をふくむ職員(しょくいん)をはけん ・水・ビスケット・毛布(もうふ)などの救援物資(きゅうえんぶっし)を提供(ていきょう) など  これからも、被害(ひがい)にあった地域(ちいき)のみなさんが少しでも早くふつうの生活(せいかつ)をとりもどして、復旧(ふっきゅう)・復興(ふっこう)がすすむように支援(しえん)していきます。 最新(さいしん)のとりくみのようすはウェブページを見てください。 【きくところ】総務局(そうむきょく)危機管理課(ききかんりか) TEL:045-671-2171 FAX:045-641-1677 自分の家のそなえを確認(かくにん)しよう!  能登半島地震(のとはんとうじしん)では、長いあいだの断水(だんすい)で生活用水(せいかつようすい)が不足(ふそく)し、電気やガスも使えないため、きびしい寒(さむ)さが深刻(しんこく)な状況(じょうきょう)になっています。東日本大震災(ひがしにほんだいしんさい)から13年目の3月、季節(きせつ)のことも考えて、備蓄品(びちくひん)を見直(みなお)しましょう。 注意 災害(さいがい)のときに必要(ひつよう)なもの、準備(じゅんび)できていますか? 備蓄(びちく)する量(りょう)のめやすは少なくとも3日分(ぶん)(できれば1週間分(ぶん)) ・水:1人3日分(ぶん)、9リットルがめやすです。家族全員(ぜんいん)の分(ぶん)を準備(じゅんび)しましょう。 ・食料(しょくりょう):アレルギーのある人、赤ちゃんや小さい子どもがいる人などは、必要(ひつよう)なものを考えて備蓄(びちく)しましょう。 ・トイレパック:1人1日5回(かい)×3日分(ぶん)の15個(こ)がめやすです。 そのほかの備蓄品(びちくひん)リストはウェブページを見てください。 災害(さいがい)が起(お)きたときには  地域(ちいき)での助(たす)け合(あ)いがとても大切です。ふだんから関係(かんけい)づくりをしましょう。物資(ぶっし)や情報(じょうほう)の中心(ちゅうしん)になる地域防災拠点(ちいきぼうさいきょてん)の訓練(くんれん)に参加(さんか)しましょう。 自分の家が安全(あんぜん)なら在宅避難(ざいたくひなん)(=そのまま自分の家で生活すること) ・食べものなどをたくわえて、家具(かぐ)がたおれないように、またものが落(お)ちてこないようにしましょう。 在宅避難(さいたくひなん)についてはウェブページを見てください。 自分の家で生活(せいかつ)ができないなら地域防災拠点(ちいきぼうさいきょてん)へ ・避難(ひなん)する時は、できるだけ自分の家でたくわえていたものを持っていきましょう。 地域防災拠点(ちいきぼうさいきょてん)についてはウェブページを見てください。 避難所(ひなんじょ)へのルート案内(あんない)もできる防災(ぼうさい)アプリ 466横浜市避難(よこはまし ひなん)ナビはウェブページを見てください。 【きくところ】総務局(そうむきょく)地域防災課(ちいきぼうさいか)避難等支援担当(ひなんとうしえんたんとう) TEL:045-671-2011 FAX:045-641-1677