大雨にそなえましょう 防災情報(ぼうさいじょうほう)を正しく理解(りかい)しましょう。ハザードマップなどをじょうずに使って、うまく避難(ひなん)できるようにしてください。 くわしいことは次(つぎ)のページで 大雨にそなえて  木々(きぎ)のみどりがだんだん濃(こ)くなってきました。雨のなかで、あざやかなアジサイの花がさいています。そんなつゆの季節(きせつ)の美しさを楽しみにしている人も多いでしょう。  でも、つゆの季節には注意しなくてはならないことがあります。雨が長くつづくので、川の水の量がふえて、はんらんすることがあります。がけ崩(くず)れがおきることもあります。去年は西日本で大変(たいへん)な大雨がふりました。最近では、日本のあちこちで、大規模(だいきぼ)な被害(ひがい)がでています。  災害(さいがい)がおきたときに、被害(ひがい)をうけた人たちを早くしっかり救助(きゅうじょ)することができるように、横浜市(よこはまし)は、今年4月に「救助実施市(きゅうじょじっしし)」になりました。市民(しみん)のくらしを守(まも)れるように、横浜市(よこはまし)はしっかりとりくんでいます。このような国や県(けん)や市(し)のとりくみを公助(こうじょ)といいます。ひとりひとりが自分を守(まも)ることを自助(じじょ)、地域(ちいき)のみんなが助(たす)けあうことを共助(きょうじょ)といいます。災害(さいがい)の被害(ひがい)をかるくするためには、公助(こうじょ)、自助(じじょ)、共助(きょうじょ)がすべて大きな力になります。  災害(さいがい)は、いつおきるかわかりません。区役所(くやくしょ)では土砂災害(どしゃさいがい)や浸水(しんすい)のハザードマップをくばっています。ハザードマップを使って、自分の家のまわりの危険(きけん)な場所(ばしょ)や、避難所(ひなんじょ)への行きかたについて、家族(かぞく)や地域(ちいき)の人たちといっしょに確認(かくにん)してください。近くにお年より、障害(しょうがい)がある人、小さな子どもがいたら、ふだんから話をして、助(たす)けあえるような関係(かんけい)をつくっておきましょう。  これからも、災害(さいがい)に強い、安全(あんぜん)で安心なまちづくりをするために、いっしょにとりくんでいきましょう。 横浜市長(よこはま しちょう) 林 文子(はやし ふみこ)   大雨にそなえましょう 防災情報(ぼうさいじょうほう)を正しく理解(りかい)して、じょうずに避難(ひなん)できるようにしましょう 警戒(けいかい)レベルと情報(じょうほう)  防災情報(ぼうさいじょうほう)の意味がすぐわかるように、横浜市(よこはまし)は今年の6月から、5段階(だんかい)の警戒(けいかい)レベルを使うことになりました。 警戒(けいかい)レベルごとの防災情報(ぼうさいじょうほう) レベル5…災害(さいがい)がおきている レベル4…避難(ひなん)の指示(しじ)(今すぐ)、避難(ひなん)の勧告(かんこく) レベル3…避難(ひなん)の準備(じゅんび)、高齢者(こうれいしゃ)などは避難(ひなん)を始める レベル2…気象注意報(きしょう ちゅういほう)が出ている レベル1…気象警報(きしょう けいほう)が出るかもしれません メール配信(はいしん) がけ崩(くず)れの危険(きけん)などが大きいときに、市民(しみん)にEメールを配信(はいしん)します。Eメールは日本語だけです。 自分がいる場所(ばしょ)が即時避難勧告対象区域(そくじひなんかんこく たいしょうくいき)(=すぐに避難(ひなん)したほうがいい区域(くいき))になっているか、今すぐ確認(かくにん)しておきましょう。 1 大雨警報発表(けいほう はっぴょう)のときに、がけが崩(くず)れそうになると…。 キャプション がけ崩(くず)れの危険(きけん)! 2 神奈川県(かながわけん)と気象庁(きしょうちょう)が共同(きょうどう)で、土砂災害警戒情報(どしゃさいがい けいかいじょうほう)を出します。 キャプション 土砂災害警戒情報(どしゃさいがい けいかいじょうほう)の発表(はっぴょう) 3 神奈川県(かながわけん)から緊急速報(きんきゅうそくほう)メールが配信(はいしん)されます。 4 横浜市(よこはまし)からも、避難勧告(ひなんかんこく)を緊急速報(きんきゅうそくほう)メール※1で配信(はいしん)します。 5 避難勧告(ひなんかんこく)が出る区域(くいき)※2は、その次(つぎ)のメールで知らせます。その区域(くいき)に住んでいる人は、しっかり避難行動(ひなんこうどう)をとりましょう。 ※1 緊急地震速報(きんきゅうじしんそくほう)など、いのちに関(かか)わる緊急(きんきゅう)の情報(じょうほう)を、決まったエリア内のスマートフォン・携帯(けいたい)電話に、事業者(じぎょうしゃ)がいっせいに配信(はいしん)するメールです。前もって登録(とうろく)する必要(ひつよう)はありません。 ※2 即時避難勧告対象区域(そくじひなんかんこくたいしょうくいき)(避難勧告(ひなんかんこく)が出される予定(よてい)の区域(くいき))について、くわしいことはホームページを見てください。 横浜市 即時避難勧告対象区域  検索(けんさく) 避難行動(ひなんこうどう) 気象情報(きしょうじょうほう)や避難情報(ひなんじょうほう)を見たら、危険(きけん)が来る前に、状況(じょうきょう)を見て、次(つぎ)のような避難(ひなん)の行動(こうどう)をしてください。 また、ハザードマップなどを使って、前もって自分の家の近くの危険(きけん)な場所(ばしょ)をよく調(しら)べておきましょう。 水平避難(すいへいひなん)(よこ方向(ほうこう)へ避難(ひなん)する)  安全(あんぜん)な場所(ばしょ)へ避難(ひなん)してください。指定緊急避難場所(していきんきゅうひなんばしょ)、近くの高い場所(ばしょ)、土砂災害警戒区域(どしゃさいがいけいかいくいき)の外の親せきの家など。 垂直避難(すいちょくひなん)(=たて方向(ほうこう)に避難(ひなん)する)  しっかりした建物の2階以上、または近くの高い建物へ避難(ひなん)してください。 屋内退避(おくないたいひ)(建物の中で、安全(あんぜん)なところへ行く)  しゃ面の反対側の2階以上など、建物の中でも安全(あんぜん)な場所(ばしょ)に移動(いどう)してください。 横浜市(よこはまし)防災情報(ぼうさいじょうほう)Eメール  この二次元(にじげん)コードを読みとってください。またはentry-yokohama@bousai-mail.jpまで空(から)メールを送ると、登録案内(とうろくあんない)メールがとどきます。 きくところ メール配信(はいしん)について:総務局緊急対策課(そうむきょく きんきゅうたいさくか) TEL:045-671-2064 FAX:045-641-1677 避難(ひなん)について:総務局地域防災課(そうむきょく ちいきぼうさいか) TEL:045-671-3456 FAX:045-641-1677 熱中症(ねっちゅうしょう)を予防(よぼう)しましょう!  2018年の夏はいつもよりきびしい暑さがつづきました。横浜市(よこはまし)では5月から9月のあいだに、1,711人が熱中症(ねっちゅうしょう)で病院に運ばれました。2017年とくらべて2.3倍の人数(にんずう)です。  つゆの後に急に気温(きおん)が上がると、たくさんの人が熱中症(ねっちゅうしょう)のような症状(しょうじょう)で病院に運ばれます。暑(あつ)くなる前から、ちょうどよい運動をして汗(あせ)をかいておくと、暑(あつ)さに強い体になって、熱中症(ねっちゅうしょう)をふせぐことができます。 こんな日は熱中症(ねっちゅうしょう)に注意! ●気温(きおん)が高い ●風が弱い ●湿度(しつど)が高い ●急に暑(あつ)くなった 熱中症(ねっちゅうしょう)を予防(よぼう)するには… ●すずしい服(ふく)を着て、日がさや帽子(ぼうし)を使う ●少しずつひんぱんに水分(すいぶん)・塩分(えんぶん)をとる ●毎日の健康管理(けんこうかんり) ●部屋(へや)の温度(おんど)を調節(ちょうせつ)する 高齢者(こうれいしゃ)は注意 ●のどがかわかなくても、水分(すいぶん)をとりましょう。 ●暑(あつ)さを感じにくくなっているので、部屋(へや)の温度(おんど)をひんぱんにチェックして、エアコンなどをじょうずに使いましょう。 小さい子どもは特に注意 ●赤ちゃんや小さい子どもは、体温(たいおん)がうまく調節(ちょうせつ)できません。大人が注意してあげましょう。 ●はれた日は、地面(じめん)の近くほど気温(きおん)が高くなります。小さい子どもは大人よりも暑(あつ)い環境(かんきょう)にいます。 熱中症(ねっちゅうしょう)になったときは ●すずしい場所(ばしょ)へつれていく ●服(ふく)をぬがせて、体を冷(ひ)やす ●水分(すいぶん)・塩分(えんぶん)をあたえる 意識(いしき)がないとき、よんでも返事をしないときは、すぐに救急車(きゅうきゅうしゃ)をよんでください! 救急車(きゅうきゅうしゃ)をよぶかどうか、まよったら ▼横浜市救急相談(よこはまし きゅうきゅうそうだん)センター 〈毎日24時間いつでも〉 #7119 または045-232-7119 ▼横浜市救急受診(よこはまし きゅうきゅうじゅしん)ガイド 急に病気になったとき、けがをしたときに、すぐ病院に行ったほうがいいかどうか教えてくれます。 ※区(く)の消防署(しょうぼうしょ)で、パンフレットがもらえます。 横浜市救急受診ガイド 検索(けんさく) きくところ 消防局救急課(しょうぼうきょく きゅうきゅうか) TEL:045-334-6494 FAX:045-334-6785、または 健康福祉局保健事業課(けんこうふくしきょく ほけんじぎょうか) TEL:045-671-2451 FAX:045-663-4469   2019年度(ねんど)の市民税(しみんぜい)・県民税(けんみんぜい)(住民税(じゅうみんぜい))についてのお知らせ  2019年度(ねんど)の個人市民税(こじん しみんぜい)・県民税(けんみんぜい)(2018年の所得(しょとく)にたいしてかかる個人住民税(こじん じゅうみんぜい))から、次(つぎ)のようなことが変更(へんこう)されました。 ●配偶者特別控除(はいぐうしゃ とくべつこうじょ)について  控除(こうじょ)の対象(たいしょう)になる配偶者(はいぐうしゃ(夫や妻))の合計所得金額(ごうけいしょとくきんがく)の上限(じょうげん)が「76万円未満(みまん)」から「123万円以下」に引き上げられました。 ●配偶者控除(はいぐうしゃこうじょ)・配偶者特別控除(はいぐうしゃ とくべつこうじょ)をうける納税者(のうぜいしゃ)の所得制限(しょとくせいげん)について  納税者(のうぜいしゃ)本人(ほんにん)に所得制限(しょとくせいげん)が決められました。納税者(のうぜいしゃ)の合計所得金額(ごうけいしょとくきんがく)が900万円をこえると、控除(こうじょ)の金額(きんがく)が段階的(だんかいてき)にへり、1,000万円をこえると控除(こうじょ)がうけられなくなりました。 配偶者(はいぐうしゃ)の給与収入(きゅうよしゅうにゅう)(合計所得金額(ごうけいしょとくきんがく)) (単位(たんい):万円) ~103 (~38) ~155 (~90) ~160 (~95) ~166.8未満(みまん) (~100) ~175.2未満(みまん) (~105) ~183.2未満(みまん) (~110) ~190.4未満(みまん)(~115) ~197.2未満(みまん) (~120) ~201.6未満(みまん) (~123) 201.6~ (123~) 控除(こうじょ)の種類(しゅるい) 配偶者控除(はいぐうしゃこうじょ) 配偶者特別控除(はいぐうしゃとくべつこうじょ) 納税者(のうぜいしゃ)本人(ほんにん)の給与収入(きゅうよしゅうにゅう)(合計所得金額(ごうけいしょとくきんがく)) ~1,120 (~900) ~1,170 (~950) ~1,220 (~1,000) 1,220~ (1,000~) ※控除(こうじょ)の対象(たいしょう)になる配偶者(はいぐうしゃ)が老人控除対象配偶者(ろうじんこうじょたいしょう はいぐうしゃ)のときの控除額(こうじょがく)  納税者(のうぜいしゃ)本人(ほんにん)の合計所得金額(ごうけいしょとくきんがく)が1,000万円をこえていて、同じ生計(せいけい)の配偶者(はいぐうしゃ)が配偶者控除(はいぐうしゃこうじょ)の対象(たいしょう)にならないときは、納税者(のうぜいしゃ)または配偶者(はいぐうしゃ)がべつに住民税(じゅうみんぜい)の申告(しんこく)をする必要(ひつよう)があります。  自分の課税(かぜい)について確認(かくにん)したい人は、2019年1月1日に住んでいた区(く)の区役所(くやくしょ)の税務課(ぜいむか)にきいてください。 ●市民税(しみんぜい)均等割(きんとうわり)には、横浜(よこはま)みどり税(ぜい)900円が足されています(2023年度(ねんど)まで延長(えんちょう)になりました)。横浜(よこはま)のみどりのために、協力(きょうりょく)をおねがいします。 2019年度(ねんど)の第一期分(だいいっきぶん)普通徴収(ふつうちょうしゅう)は、7月1日までにしはらってください。 控除額(こうじょがく)は 赤い四角(しかく)のらんで確認(かくにん)できます。 ●自分で納税(のうぜい)する人(普通徴収(ふつうちょうしゅう)) ●公的年金(こうてきねんきん)から特別徴収(とくべつちょうしゅう)される人 (納税通知書(のうぜいつうちしょ)の3ページめ) ●給与(きゅうよ)から特別徴収(とくべつちょうしゅう)される人 きくところ 財政局税務課(ざいむきょく ぜいむか) TEL:045-671-2253 FAX:045-641-2775