横浜市全域で、水道局職員をかたって金銭などを請求する悪質な事業者とのトラブルが頻発しています。
水道局の職員を装って浄水器を販売するなどの悪質な訪問販売や、「点検に来ました」などと言って訪問し、高額な作業代金を請求するなどの悪質商法が相次いでいます。
水道局はお客さまからの依頼がない水質検査や配管などの調査、家の中の水道管の修理や調査、浄水器などの訪問販売・レンタル・あっせん、修理代金の請求、メールでの断水のお知らせや水道料金の請求は行いません。
また、水道局ではお客さまのマイナンバーをお聞きすることはありません。ご注意ください。
- トイレの詰まりや水漏れ修理を格安で行うと、チラシや電話帳などの広告に掲載されている業者に実際に来てもらうと、「便器やタンクを交換しないと直らない」と高額な工事を勧められ、契約してしまった。
- 水道局と名乗る男性が自宅にあがりこみ、蛇口の水をコップに入れ、そこに薬品を入れたらピンク色(※1)になった。
「この水は良くないから、浄水器を付けたほうが良い。浄水器の値段は40~50万するが、リースだと月1,900円となる。(※2)」と言われた。
- ※1.水道水がピンク色になったのは、消毒用の塩素と薬品が反応したためです。水質の異常ではありません。
※2.水道局職員は、浄水器などの訪問販売・レンタル・あっせんはしません。 - 商品やサービスの契約トラブルでお困りの場合は、横浜市消費生活総合センター(電話:045-845-6666、FAX:045-845-7720)へ。
- 水道局職員を装った不審人物が「今月は現金で集金することになった。」と自宅に来た。
- ※水道局職員は、お客さまのご依頼がない限り訪問はしません。また、お伺いする場合は、あらかじめ文書でご連絡しています。
(委託事業者による未納料金の徴収、水道局員が行う計画的な漏水調査を除く)
- 「古い水道管を検査する。」と水道局職員を騙る若い男性が訪ねてきた。
- ※水道局職員は、ご依頼のない水質調査や配管などの調査は行いません。(事前周知の場合を除く)
- 水道局職員を名乗り、「図面と水道の位置を確認し忘れたので、家の中に入らせてほしい。」と言って訪ねてきた。
- 「築40年以上の家で水道管が鉛管か塩化ビニル管かを調べる。」と言って、家の中に勝手に上がってきた。その後、床を切って調べるなどと言われた。
- ※水道局職員は、家の中の水道管の調査は行いません。
- 水道局職員を名乗り、「1年に一括の口座振替ができなかったため、銀行のATMカードをスキミングさせてほしい。」と言ってきた。水道局職員は、こんなことはしません。
- ご依頼のない水質調査や配管などの調査
- 家の中の水道管の修理や調査
- 浄水器などの訪問販売・レンタル・あっせん
- 修理代金の請求
- ※メーターの取り替えは、事前に水道局から文書でご連絡しています。
水道に関することで、お客さまのところに訪問があった場合は、身分証の提示を求めましょう。
「おかしいな?」と思ったら、お客さまサービスセンターへご連絡ください。
- 「大規模断水を行います。」や「水道料金が未納のため、給水を停止します。」といった、不審なメールが送られてきた。
- ※水道局では、メールで断水のお知らせや水道料金の請求などは行っていません。メールに貼られたリンク先は、出会い系サイトなどの可能性があります。
リンクされたURLは絶対にクリックせず、メールは削除してください。
また、こうした不審メールの情報は、神奈川県警本部にも情報提供してあります。 - これらの事例以外にも、電話で「水道保安部」や「水道安全協会」など、あたかも水道局と関連しているかのように名乗り、お客さま宅を訪問しようとする事例が報告されています。
なお、横浜市水道局の手続きで、お客さまの『マイナンバー』をお聞きすることはありません。
水道に関するお問合せは、水道局お客さまサービスセンターへ