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はまふぅど人42号

最終更新日 2018年8月27日

美味しい横浜野菜を発信する
地域のコミュニティに

都筑ファーム直売所
代表 加藤 之弘さん(左)
店長 加藤 恵子さん(中)
野菜ソムリエ 山本あゆみさん(右)

都筑ファーム直売所

横浜市内では各地に横浜野菜を扱う直売所を見かけますが、この都筑ファーム直売所はちょっと違います。穫れたて野菜の販売だけでなく、野菜ソムリエが常駐して試食メニューを用意。旬の野菜のおいしさと食べ方を発信しています。

付加価値をつけた野菜の直売

「野菜づくりは子育てと同じで、土づくりから手をかければかけるほど、違います。愛情をかけて作った野菜を味わって欲しいです」と語る「都筑ファーム直売所」代表の加藤之弘さん。同じ思いをもつ十数名の生産者が協力し合い、直売所には新鮮な野菜や花、ハチミツなどが並んでいます。
直売所が生まれたのは、石川好男さんが、自ら経営する(株)石川建輸の空きスペースの活用を考えたことから始まりました。「自分が生まれ育った、この地域に関心がありました。加藤さんが息子さんと一緒に一生懸命農業をやっている姿を見て、何かできないかと思い、加藤さんに相談しました」。
それから約1年後、今年4月29日に「都筑ファーム直売所」がオープンしました。
「直売所といってもただ売るのではなく、新鮮な野菜の味や食べ方をお客さまに知ってもらい、野菜に付加価値をつけられるようにしたい」と考えた加藤さん。野菜ソムリエの資格を持つ奥さま、恵子さんのネットワークで、7人の野菜ソムリエと協力。旬の野菜を使った試食メニューを野菜ソムリエが考案・調理し、店頭でお客さまに美味しい食べ方を紹介する仕組みを作りました。

野菜でつなぐ地域のコミュニティ

「『試食したメニューを作ったわよ』『子どもが、野菜が美味しいって』などお客さまとお話できるのが楽しいです!」と野菜ソムリエの一人、山本あゆみさん。「『1週間に1回はここで買わないと』というお客さまやまとめ買いされるお客さまもいらっしゃいます。毎回、試食を楽しみに花を買いに来られるお年寄りの方も」と微笑む恵子さん。
夏野菜では、糖度が20度以上の生で食べられるトウモロコシや枝豆が大人気。カボチャやトウガラシも好評でした。これからは、キャベツ、ブロッコリー、白菜などの秋野菜が並ぶ予定です。「冬のホウレンソウは生で食べられます。クルミやナッツ類を散らすと、抗酸化作用がプラスしますよ」と山本さん。
秋に向けて、地域の子供会や幼稚園のサツマイモの収穫体験も実施予定。「野菜ソムリエがいることを生かし、営業時間外もいろいろな層に向けた料理教室、簡単な野菜の作り方講習会などを開催して、食や農業、食育のコミュニティにしていきたいと思います」。代表の加藤さんは直売所の将来に思いを巡らせます。

都筑ファーム直売所
場所 横浜市港北区新羽町2295-1
営業日・時間 月・金・土 9:30~12:30
問合せ 045-877-3639
※9月中旬まで夏季休業中。
営業状況のお知らせはFacebookで「都筑ファーム直売所」を検索。

このページへのお問合せ

環境創造局農政部農業振興課

電話:045-671-2637

電話:045-671-2637

ファクス:045-664-4425

メールアドレス:ks-nogyoshinko@city.yokohama.jp

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