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はまふぅど人41号

最終更新日 2018年8月27日

横浜野菜で本当の野菜の
美味しさを伝えたい

濱の八百屋 代表 三橋壮さん

濱の八百屋 三橋壮さん

新鮮で品質の高い地場野菜「横浜野菜」が、より多く飲食店や食卓に届くように、
独自のルートで販売する三橋さん。
生産者と消費者を結ぶ食のコミュニケーションで「横浜野菜」のファンを広げています。

美味しさが伝われば売れる

スーパーで野菜を担当していたころから、もう20年。三橋さんは野菜流通のベテランです。「地産地消が浸透していなかった10数年前、地元の生産者さんの野菜が美味しくて、スーパーで販売すると、お客様の反応がよかったんです」。7年間にわたって、スーパーの店先で生産者から直接仕入れた野菜を販売しました。新鮮で美味しい横浜野菜には、スーパーの店頭やイベントで手応えを感じていました。
そして5年前、スーパーがコンビニへ業態を転換することを機に、三橋さんは独立。実家を改装して「濱の八百屋」を開店しました。
自ら生産者を回って新鮮な野菜を集め、飲食店や一般家庭へ配達し、店頭でも横浜野菜を販売。4軒で始まった仕入れ先も、生産者間の口コミで広がり、今では20軒を超え、扱う野菜の品種・品目も増えました。飲食店も50店以上から注文があります。

個々のブランド化が横浜野菜の力に

週3日の店頭販売の他に、週末は横浜F・マリノスの試合会場やショッピングセンター、マンションのなどでマルシェ(移動販売)も行っています。「そこでお買い上げいただいた方が、店まで足を運んでくださったり、ファックスで注文してくださったりします」
「濱の八百屋」には野菜や生産者の情報を網羅したホームページがありますが、注文の窓口となっているだけで、いわゆるネット販売はしていません。「生産者さんやお客さまと実際に会って、扱う野菜の情報や美味しさを伝えたいんです。値段だけで比べたら、スーパーにはかないませんが、生産者さんが丹誠込めて作った野菜は品質も味もしっかりしています。収穫状況や味を自分で確かめて伝えたり、メニューや調理法にあった品種をご提案すれば、野菜の価値は上がります」。消費者の反応や自身の感想をフィードバックすることも生産者に喜ばれています。
「既に例もありますが、生産者さんは『○○さんの◎◎大根』など、独自のブランドを持った野菜を作りたいと考えています。そんな野菜が生まれるように生産者と消費者をつなぐのが、私たちの役割です」と熱く語る三橋さん。
人と人を「横浜野菜」でつなぐ。三橋さんの挑戦は続きます。

濱の八百屋
場所:神奈川区神奈川1-5-48
営業日・時間 :月・水・金13:00~20:00
(配達受付:月~土10:00~20:00/1000円以上から)
問合せ: 電話080-7024-4991 FAX045-325-5517
http://hamanoyaoya.com/(外部サイト)

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環境創造局農政部農業振興課

電話:045-671-2637

電話:045-671-2637

ファクス:045-664-4425

メールアドレス:ks-nogyoshinko@city.yokohama.jp

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