このページの先頭です

はまふぅど人39号

最終更新日 2018年8月27日

子どもたちに料理を通して伝えたい

ホテルモントレ横浜
総料理長 吉田敏彦さん

ホテルモントレ横浜 総料理長 吉田敏彦さん

ホテルモントレ横浜で総料理長を務め、横浜マイスターでもある吉田敏彦さんに、
ホテルでの横浜野菜を使った地産地消の取組、市内の小学校等での食育の取組について聞きました。

新鮮な地元野菜を朝食に

朝食のブッフェやレストランの料理に、地元の農畜産物を取り入れているホテルモントレ横浜。地元産野菜の魅力を「新鮮なことが一番。できるなら全て地元の野菜を使いたいくらい」と吉田さんは語ります。朝食に出す野菜のマリネには、旬の横浜野菜を使用。12月頃にはダイコンやニンジン、コマツナなどの野菜が使われています。
吉田さんは、“地元の青果店を大事にしたい”という思いから、これらの野菜を青果店から仕入れると決めています。「直接産地とやり取りした方が安かったとしても、青果店を利用したい。たとえば肉屋さんや魚屋さんなど、商店街のお店が減っていくと、地域のお祭りなどの行事ができなくなり、子どもたちが寂しいですよね。子どもたちのためにも、地元のお店を守っていかないと」。

料理の楽しさと食の大切さ

食文化を通じた横浜のPRなどに取り組んでいる横浜ガストロノミ協議会に所属する吉田さんは、食育の取組にも積極的です。昨年11月に横浜市が開催した“はま菜ちゃん料理コンクール”の本選では、審査員長を務めました。当日は、1,362件の応募から一次審査を通った6組の小学生が実際に調理。「みんな堂々としていて、アシスタントの大人への指示も的確で、驚きました」。授賞式では審査員全員のサインが入ったコック帽をプレゼント。「ノートをレシピでぎっしり埋めていた子もいて、子どもたちの料理への情熱が伝わってきました。うれしいですね」。
また、市内の小学校で行われる食育出前授業にも参加しています。はまぽーくのカツレツを吉田さんが作り、その付け合わせのニンジングラッセを子どもたちが作ります。「私たちは肉や魚、野菜から命を“いただいて”います。これからも身近な地元の食材を調理することで、“いただきます”と“ごちそうさま”という言葉の大切さを伝えていきたいです」。
子どもたちの未来を思う優しいまなざしの吉田さん。今日も、ホテルやイベント、小学校など、さまざまなシーンで活躍しています。

ホテルモントレ横浜
場所:中区山下町6-1
横浜野菜が食べられる朝食ブッフェ:7:00~9:30(LO9:00)
宿泊等に関する問合せ:045-330-7111(代表)
レストラン「エスカーレ」:045-661-8023(10:00~21:00)
レストラン「隨縁亭(ずいえんてい)」:045-661-8022(10:00~21:00)
http://www.hotelmonterey.co.jp/yokohama/(外部サイト)

このページへのお問合せ

環境創造局農政部農業振興課

電話:045-671-2637

電話:045-671-2637

ファクス:045-664-4425

メールアドレス:ks-nogyoshinko@city.yokohama.jp

前のページに戻る

ページID:768-146-286

先頭に戻る