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はまふぅど人28号

最終更新日 2019年3月19日

角田緑里さん(右):横浜ベジフルレディ代表
渡辺多恵子さん(左):横浜ベジフルレディ副代表

横浜ベジフルレディの2人の写真

横浜市内の農家のお嫁さんや娘さんたちが中心となって結成した「横浜ベジフルレディ」。野菜や果物、花などを持ち寄り、直売会をメインに活動しているグループで、女性ならではのアイデア満載の商品構成が人気です。代表の角田さんと副代表の渡辺さんに、結成の経緯や今後の展開についてお話を伺いました。

グループ結成のきっかけはJA横浜主催の女性農業者講座

横浜ベジフルレディのメンバーは、JA横浜が農業に従事する女性を対象に行っている農業者講座に参加し、1年間ともに学んだ女性たち。平成22年度の農業講座には、20代から60代までの幅広い年齢層の女性25名が参加し、土壌や農薬の基礎などの座学から生産地の視察、加工品作りなど、実践的な内容を学びました。

1年間の講座修了後も定期的に集まって交流を続けるなか、角田さんがグループを結成して活動を始めようと提案。他の人たちも賛同し、横浜ベジフルレディが誕生しました。
「OG会と称して年2回程度の食事会を行っていたのですが、その食事会を通して、講座に参加していた時よりも皆さんと親密になることができました。講座修了後、それぞれが試行錯誤しながら野菜や果物を栽培していましたが、農業を始めて間もない人が多く、まだ販売はしていないという人もいたんです。1人では販売できなくても、みんなで持ち寄れば、販売できるんじゃないかなと思ったのが、グループで活動をしようと考えたきっかけです」(角田さん)。

最初に角田さんのアイデアを聞いた渡辺さんは「ぜひ、やりたい!」と即答。まずは1回目の直売会開催を目指して、体制作りをスタートさせることになりました。メンバーは固定せず、女性農業講座の同期の中から、その時々で参加できる人たちが販売できるものを持ち寄って集まる、というのがベジフルレディのコンセプト。全員が女性で、畑仕事に加えて介護や子育てなどをしている人もいることから、無理をせず、ゆるやかにつながる臨機応変なネットワークで進めることを選択しました。

「平成22年度の女性農業者講座の参加者は、農業を始めたばかりという初心者が多かったのですが、直売会という機会を作ることで、より積極的に農業に取り組めるんじゃないかという思いがありました」(渡辺さん)。
さっそく2人はメンバー全員へアンケート調査を実施。いつ頃どんな農産物を販売できるのかを聞いてその結果を集計し、農産物が集まりやすい時期に最初の直売会を行うことにしました。

続いて、直売会ができる場所探し。「なるべく資金がかからない場所を探したい」とJA横浜に問い合わせたところ、地域ふれあい課の中村課長(本誌26号に登場)が親身に対応してくれて、場所を紹介してもらうことができました。そうして昨年6月、横浜ベジフルレディ初の活動として、中区にあるハッピーローソン山下公園店前で新鮮野菜の直売会を開催するに至ったのです。

消費者目線に立って女性ならではの工夫を凝らした販売

初の直売会に参加したメンバーは7人。事前に打合せをして、出荷する品目や価格、数量などを決め、小分けして袋詰めした商品にベジフルレディのロゴを入れた生産者の名前が分かるカードを入れました。神奈川新聞に直売会の告知記事が掲載されたこともあり、近隣の方々や新聞を見た人たちが買いに来てくれ、持参した農産物はほぼ完売となる売れ行き。盛況のうちに幕を閉じました。

直売の様子
ジャムにするとおいしい、ルバーブも販売


そして約半年後の12月に、中区の食育イベントの中で、第2回目の直売会を同じ場所で実施。この時の参加者は9名で、ミニカリフラワーやミニ白菜、4種のサツマイモなどの冬野菜からキウイや柿などの果物、フレッシュディルをはじめとしたハーブ類、ハボタンなど、約50種の農産物が並びました。

直売の様子
「お揃いの物を身につけた方がお店の人だとわかりやすい」との意見が出たことから、ベジフルレディのロゴを入れた真っ赤なエプロンを作成


横浜べジフルレディならではの商品特色は、少量を袋詰めしたセット野菜。少人数のファミリーやお年寄りが買いやすいように工夫し、ごぼうと人参を入れた「きんぴらセット」や、柚子と唐辛子を入れた「柚子コショウセット」などを並べました。また、珍しい市内産の小麦粉や白米なども少量パックで陳列。スーパーではなかなか買うことのできない希少価値の高い農産物が買えるのも、直売会ならではの大きなメリットです。

直売会を開催した山下公園周辺はスーパーがなく、訪れた人からは「毎週、直売してほしい」という要望もあったそう。
「朝に野菜を買っていただいた方が『おいしかったから、また買いに来ちゃった』と午後にも自転車を飛ばしてきてくれたり、あまり馴染みのない野菜は食べ方を聞かれたり、お客さんとのコミュニケーションがとても楽しかったです」(角田さん)。

直売の様子
セット野菜はおいしく作れるレシピ付き、新米ママも大助かりです


メンバー各自の得意分野を活かしたイベント活動を展開したい

「今後も無理せず、できる範囲で直売会を行っていきたい」と話す2人。年2回の定期直売会を軸に、声をかけていただいた直売会には積極的に参加したいと思っているそうです。また、直売会にとどまらず、食育イベントや勉強会にも意欲を見せています。

直売の様子
栽培したローズマリーと、この日のために準備した稲わらで、クリスマスリースやお正月飾り作りの無料体験コーナーも設置しました


「ハーブに造詣の深いメンバーや、お月見などの昔ながらの季節行事を欠かさず行っているメンバーの特技や知識を活かした体験イベントができたらおもしろいですね」(渡辺さん)。
「生産者としてはまだまだ未熟なので、視察など、自分たちが勉強できる機会も作っていくつもりです」(角田さん)。

横浜べジフルレディの今後の活動については、開催時期や場所などが決まり次第、フェイスブックに掲載されるそうなので、こまめにチェックしてみてください。

フェイスブックアドレス:https://www.facebook.com/y.vegefrulady(外部サイト)

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環境創造局農政部農業振興課

電話:045-671-2637

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ファクス:045-664-4425

メールアドレス:ks-nogyoshinko@city.yokohama.jp

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