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平成28年度の記事

最終更新日 2019年3月7日

ニューカレドニアで開催された第12回カグー円卓会議に参加しました

野生のカグーの写真
野生のカグー

合意書の調印式の写真
合意書の調印式

横浜市では、1989年に横浜市の市政100周年を記念して、ニューカレドニア南部州政府からニューカレドニアの国鳥「カグー」を贈られたことをきっかけに、ニューカレドニア南部州政府とカグーの保全を目的とした学術交流や動物交換を続けてきました。その一環として、去る11月1日から5日までの5日間、今回で12回目となるカグー円卓会議への参加と、ニューカレドニア南部州政府と横浜市との新たな合意書締結のため、ニューカレドニアを訪れました。会議ではニューカレドニアでのカグーの研究者からカグーの最新の研究結果や保護状況などを聞いたり、関係者との情報交換を行いました。また、カグーの生息地を訪問して野生でのカグーの生態を実際に見る機会を得るなど、大変有意義なニューカレドニア訪問となりました。


年に一度の特別公開を実施しました

実験室見学の写真

鳥舎見学の様子の写真

10月15、16日の二日間、ズーラシアへ来園された方を対象に「特別公開」として繁殖センターを見学していただきました。好評のため二日間で総勢108名にもおよぶ方に来所いただきました。
繁殖センターは普段は非公開であるため、見学者の皆様は楽しみにされていた方も多かったようでバクやカンムリシロムク、カグーといった希少動物をご覧になっていました。その他にセンターで行っている実験についても関心を持っていただけたようで、職員の説明に耳を傾けてくださっている熱心な様子を見て、私たちも嬉しく思いました。最後に実施したアンケートでも様々なお言葉をいただき、今後のセンターでの活動にも熱が入る思いです。
繁殖センターでは月に一回程度、施設見学も行っています。ご興味をお持ちの方は公開・見学の項目を参照いただき、お問い合わせください。


3羽目のカグーの雛が順調に育っています

1羽目の雛の写真
1羽目の雛(84日齢)

3羽目の雛の写真
3羽目の雛(29日齢)

6月19日、カグーの飼育部屋で親が抱いていない卵が地面に落ちているのをみつけました。その卵を孵卵器に入れたところ、約1か月後の7月18日に無事に卵が孵(かえ)りました。孵化してからは、飼育員の手で餌を与えられ、すくすく育っています。奇しくも今年生まれのカグーは3羽とも飼育員の手で育てることとなりました。残念ながら1羽は死んでしまったのですが、現在2羽が育っています。このまま順調に成長し、ひとり立ちしてくれるのを楽しみにしています。


夏の科学スクールを開催

精子の回収実験の写真
精子の回収実験

今年も例年通り、夏休みに合わせて科学スクールを開催しました。今年で16回目となる科学スクールは、7月22日~24日の3日間で実施し、総勢34名の方が参加されました。当イベントを通じ、DNAを抽出する実験や動物舎を見学するなど様々な体験をしていただきました。また最終日の高校生以上のクラスでは、精巣からの精子の回収にも挑戦していただきました。初めての実験となる参加者も多いなか、上手くDNAを抽出できたことに声を上げる方もいらっしゃり、またマレーバクなどの希少動物を間近にして興奮されている様子も見られました。参加者の皆さまに野生生物の保全の科学的な側面に興味を持っていただき、夏の良い思い出にもなったのではないかと思います。


今年もミゾゴイとカグーの繁殖に成功しました

カグーのヒナの写真
カグーのヒナ

ミゾゴイのヒナの写真
ミゾゴイのヒナ

横浜市繁殖センターでは、昨年国内初となるミゾゴイの繁殖に成功しましたが、今年も2年連続となるミゾゴイの繁殖に成功しました。今年は昨年よりも約1か月早い5月14日に2羽の雛が孵化し、残念ながら1羽は死亡してしまいましたが、もう1羽はすくすくと順調に成長し、6月25日に無事巣立ちました。
昨年に続き国内で2例目となる結果を得たことで、抱卵日数や育雛期間など、今後の保全に役立つ繁殖に関するデータを蓄積することが出来ました。


カグーは5月24日に1羽目が、次いで6月22日に2羽目が孵化しました。いずれも親が卵を上手に抱かなかったため孵卵器に入れて孵化させ、その後も飼育員が親代わりになって餌を与え育てています。2羽目は残念ながら8月2日に死亡してしまいましたが、1羽目の個体は順調に成長し、親とほぼ同じ大きさにまでなりました。
今回の2種の繁殖の成功を励みに、繁殖センターではさらなる生物多様性の保全の取り組みを進めていきます。

あわせて記者発表資料(PDF:879KB)もご覧ください。

鳥類保護連盟会長賞を受賞しました

記念の楯の写真

5月10日から16日の1週間は国民の愛鳥思想を高めることを目的とした愛鳥週間です。日本鳥類保護連盟などが主催している愛鳥週間「全国野鳥保護のつどい」の70回目が15日に小田原市で開催され、横浜市繁殖センターに鳥類保護連盟会長賞が授与されました。日本初となるミゾゴイの飼育下での繁殖成功やカンムリシロムク野生復帰事業のほか、科学スクールなど実施している環境教育が評価されての受賞でした。今後も繁殖センターではこれらの事業を続け、鳥類をはじめ希少動物の保全に取り組んでいきます。


オオミカドバトの雛を人工育雛しています

育雛中のオオミカドバトの写真

2月24日、オオミカドバトの飼育部屋に行くと、巣から落ちた卵を地面で見つけました。急いでその卵を孵卵器に入れ、経過を見守ったところ、3月25日に無事に雛が孵化し、現在人工育雛を行っています。
1日に4回、小鳥用フードや豆乳、果物などをミキサーにかけたものをさし餌し、体重は孵化時の23グラムだったものが1か月で約10倍の230グラム程度にまで増え、順調に育っています。オオミカドバトの雛を人工育雛でここまで大きくできたのは実に5年振りです。また、この雛の両親から子どもが育つのは初めてのことで今後さらに繁殖が進むことを期待しています。


20羽のカンムリシロムクをインドネシアへ送致しました

輸送箱に入った輸送前のカンムリシロムクの写真

輸送箱へと移されるカンムリシロムクの写真

カンムリシロムクはインドネシアのバリ島にのみ生息する固有種です。その美しさから飼い鳥としての乱獲や、生息地の環境破壊が原因となって野生下での生息数が大幅に減少し、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでは「絶滅危惧1A類(近絶滅種)」に指定されています。横浜市繁殖センターでは、カンムリシロムクの飼育繁殖に取り組み、野生復帰の支援を目的として2004年から10年間で合計125羽をインドネシアに送致してきました。インドネシアでは、送致したカンムリシロムクで繁殖に取り組み、繁殖した個体を野生に放鳥しています。
3月30日、新たに20羽のカンムリシロムクを横浜からインドネシアへ送致しました。21日前から検疫室という隔離された部屋で飼育し、その間に病気にかかっていないかどうかの検査などを行いました。21日間の検疫期間を無事に終え、当日は職員が早朝のまだ薄暗い中、カンムリシロムクを1羽ずつ輸送箱へ入れ、車に乗せていきました。午前の内に20羽は成田空港からインドネシアに旅立ち、その日の夕方に無事到着したとインドネシアから連絡があり、職員一同ほっと胸をなで下しました。今後この20羽がインドネシアでの野生復帰の一助になることを願っています。

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このページへのお問合せ

横浜市環境創造局公園緑地部 動物園課繁殖センター

電話:045-955-1911

電話:045-955-1911

ファクス:045-955-1060

メールアドレス:ks-hansyoku@city.yokohama.jp

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