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長期曝露型NOxサンプラー法(旧)

最終更新日 2019年3月12日

1 長期曝露型NOxサンプラー法とは...

「長期曝露型NOxサンプラー法」とは、大気汚染の常時監視で用いられている自動測定機ではなく、小型で簡便な測定器(サンプラー)を用いて、大気中の二酸化窒素(NO2)及び窒素酸化物(NOx = NO + NO2)の濃度を同時測定する「簡易測定法」の一種です。
この「NOxサンプラー」は、横浜市環境科学研究所が、大気汚染の個人曝露調査などを目的に開発した同じ測定原理の短期曝露型NOxサンプラーをベースにして、1か月の長期測定が可能なようにサンプラーの構造等に改良を加えて、開発したものです。
NOxサンプラーには次の特徴があります。
(1) 安価。
(2) 電気(電池)が不要。
(3) 小型・軽量のため場所をとらず、設置が容易。

2 測定原理

分子拡散の原理を用いた分子拡散方式のパッシブ・サンプラーです。
この「長期曝露型NOxサンプラー法」のもととなった「短期曝露用拡散型サンプラー」については、横浜市環境科学研究所のページ(外部サイト)に解説があります。

3 測定方法等

NO2用の捕集剤としては、トリ・エタノール・アミン(TEA)を用い、NOx用にはTEAと有機酸化剤(2-フェニル-4,4,5,5-テトラメチルイミダゾリン-3-オキサイド-1-オキシル)を用いています。
測定器は、下の写真(図1)に示すように、写真の35mmフイルムが入っているプラスチックケースほどの大きさの円筒形の遮光容器に入っており(図4、図5)、風及び日射の影響が少ない捕集構造となっています。
測定に際しては、NO2用及びNOx用を2個1組として、風雨を避けるため金属シェルターに格納し(図2)、1か月間大気に曝露します(図3、図6)。
このサンプラーを1か月ごとに交換・回収して、分析し、NO2及びNOx濃度の月平均値を求めます。
また、一酸化窒素(NO)の濃度は、NOx濃度とNO2濃度の差として求まります。

4 横浜市内の測定

横浜市では、市内28か所に自動測定機を設置して大気汚染を常時監視していますが、市内におけるNO2の濃度分布をよりきめ細かく把握するため、市内を2km四方のメッシュに区分し、ほぼメッシュ中央の112地点にこのNOxサンプラーを設置して、NO2及びNOxの月平均濃度を測定しています。

図1 黒色の遮光容器に入ったNOxサンプラーの写真
図1 遮光容器に入ったNOxサンプラー
(下の500円硬貨の大きさと比べています)


図2 シェルターに2個1組で格納されたNOxサンプラーの写真
図2 シェルターに格納されたNOxサンプラー(2個1組で測定します)


図3 実際の測定地点の設置例の写真
図3 測定地点の設置例


図4 NOxサンプラーを構成する部品の写真
図4 NOxサンプラーの部品


図5 NOxサンプラーの構造図
図5 NOxサンプラーの構造


部品
固定用ねじ蓋
2a,2bパッキン
金網つきキャップ
捕集容器
捕集エレメント
遮光容器

図6 NOxサンプラーが入ったシェルターを支柱に固定して、地面に設置する
図6 NOxサンプラーの設置方法

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電話:045-671-3507

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