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二酸化鉛法

最終更新日 2019年3月12日

「二酸化鉛法」とは、大気中の 硫黄酸化物を測定するために用いられていた簡易測定器の一種です。
二酸化鉛法による硫黄酸化物の測定は、歴史が長く、自動測定機による 二酸化硫黄の測定が開始される前から行われていました。
横浜市では、1959年(昭和34年)に測定を開始し、1991年度で測定を終了しました。

二酸化鉛法の測定器は、図1及び図2に示すように、右側の分析用の検体部分と、左側の金属製シェルターとで構成されています。
検体部分は、長さ15cmの素焼きの円筒に、硫黄酸化物と反応する二酸化鉛を均一に塗布した100cm2の布を巻きつけてできています。
この検体部分を、風雨を避けるための金属製のシェルター内につり下げて格納し、1か月間大気中に曝露します。
検体部分を1か月ごとに、交換・回収して、大気中の硫黄酸化物が硫酸鉛になった量を測定します。
二酸化鉛法による硫黄酸化物の測定は、電気を使用せず、小型で簡便なため、1950年代から用いられてきましたが、1か月に1個の測定値しか得らないため、自動測定機の普及とともに次第に使用されなくなっていきました。

横浜市では、1959年の測定開始以来円筒型のシェルター(図3の左側)を使用して来ましたが、このシェルターの入手が次第に困難となったため、アメリカの国設大気汚染監視網で用いられていたNASN(National air Surveilence Network)型のシェルター(図3の右側)に順次切り替え、1983年度からは全地点がNASN型となりました。
図4には、NASN型の二酸化鉛法の測定器、 長期曝露型NOxサンプラー降下ばいじんのデポジットケージの3種類の簡易測定器が並んでいます。

図1 円筒型シェルターの二酸化鉛法の構造
図1 円筒型シェルター(左)とシェルター内部につり下げる検体部分(右)

図2 円筒型シェルター(左)と検体部分(右)
図2 円筒型シェルター(左)から検体部分(右)を取り出したところ

図3 円筒型シェルター(左)とNASN型シェルター(右)の外観の画像
図3 円筒型シェルター(左)とNASN型シェルター(右)の外観

図4 NASN型PbO2サンプラー、長期曝露型NOxサンプラー、ダストジャー(降下ばいじん)の画像
図4 NASN型PbO2サンプラー、長期曝露型NOxサンプラー、ダストジャー(降下ばいじん)

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